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中臣鎌足の重厚感

9/20(月)
今日は敬老の日。だからというわけではないけれど、母を連れて東京宝塚劇場まで、月組観劇に出かけました。母と私の快気祝い。一緒に観劇できる日が、こんなに早くに訪れるとは思ってもみませんでした。ほんとうに幸せな気持ちです...と思ったのは初めのうちだけ。やっぱりお年寄りを連れての観劇は、神経を使います...

早めに劇場に到着したので、まずは、劇場横のキャトルレーヴでお買い物。公演ポスター柄とフィナーレ柄のポストカードは、観劇した公演は必ず購入して、ポストカードフォルダに綴じています。それと、月船さららがとってもかわいかったから、ショーで時計の横でポーズをとっている写真のポストカード。それから、舞台写真が表紙になったノート。お正月の花組『天使の季節』から作られるようになったグッズだけれど、これも毎公演欠かさず購入するグッズになりました。私の場合、お勉強ノートとしてちゃんと使ってるし...予備校お友達からはあまり評判よくないけど...それと、公演ライブCD『タカラヅカ絢爛Ⅱ』。これも、観劇した公演のものは、ほとんど全部購入しています。
そして。先週も悩んだのだけれど、結局購入してしまいました。春野寿美礼写真集。そうしたら、キャンペーン中ということで、表が春野寿美礼の写真、裏がTCAスペシャルで轟悠と各組トップ5人が並んだ写真の、テレホンカードぐらいの大きさの厚紙のようなカードをもらいました。これって、何に使うのでしょうか....? 普通のプリントのほうがうれしいな。少なくとも私は。

その間、母には「劇場2階のロビーで座って待っててね」と言っておいたのですが、ロビーに行ってみると母がいません。「2階のロビー」と言ったときに「客席が2階だから2階で待ってればいいのね」(母)「2階席は4階だから、そうじゃなくて、劇場の2階だから」(私)というやりとりがあったので、間違えて4階に上がってしまった?と思って、探し回ってしまいました。したら、2階のロビーの隅っこのほうに腰掛けていました。今日はとっても込んでいたので、人陰に入ってしまって気づかなかったのでした。あぁ、心配した...

今日のチケットは e+ で購入したので気づかなかったのですが、セゾンカード会員貸切公演だったのですね。貸切公演のロビーは、通常の公演とは異なる不思議な活気があります。幕間の抽選会の景品を紹介してたり、当選番号を知らせるボードがあったりとか。今日は、アメックスカードの入会申し込みカウンターもあって、先着何名様だかに、彩輝直と映美くららのサイン色紙のプレゼントをしてました。女性数人が、カウンターで申し込み用紙に記入していました。

私は先週に続いて2度目の観劇。今日の中臣鎌足は貴城けいです。席は、2階の中段上手よりのS席。私はS席よりもむしろ、このあたりの席のほうが落ち着く気がします。
かしちゃん(貴城けい)の鎌足は、美しく、かつ重厚感がありました。学寮の頃から、何か人とは違う器の大きさを感じさせます。まさに、家柄はなくとも、その能力でのし上がっていく、その器量を予感させます。そして、剥き出しの闘志とでもいうのでしょうか。歌垣の夜、鞍作に横から瑪瑙をさらわれて、キッと睨む、その激しさ。
長じて朝廷で頭角を現し始めてからの、重さ。底知れぬ、得体の知れぬ、恐ろしさ。感情を押し殺した平板な台詞回し。人をはすかいに見下ろすまなざし(実物のかしちゃんは、首をかしげてかわいらしく上目遣いをするのにね)。蘇我家のあやめの宴に現れて、奥で一人酒を飲む様は、なにかそこだけ冷たい空気が漂うようで、客席で見ている私たち(なんて。一般化しちゃう)まで、何かゾクゾクっと身の毛のよだつような気配が感じられます。何か、腹の底にじわじわと沈み込むようなような、この感覚をなんと表現したらいいのだろう...そして、しっかり地に足のついた、というか重心の低い立ち居振る舞い。まさに「和ものの雪組」育ちの面目躍如といった風情です。
対して蘇我鞍作入鹿・彩輝直は、さっぱりとさわやかなエリートお坊ちゃま。成り上がりものの鎌足に対して、才能に恵まれ家柄もよく、思うとおりにさくさく、てきぱきと政をこなしていく風情。さえちゃん(彩輝直)はきれいだし、烏帽子姿も似合うので、それはそれで素敵なのだけれど...鎌足に対峙するには迫力に欠ける。どうにも印象が弱い。蘇我入鹿もぐいぐいと力強く国を動かす存在であってほしいのだけれど...対立のきっかけは、瑪瑙を取られた鎌足の嫉妬、かもしれないけれど。結局は、両雄並び立たず、そういうことであってほしいのだけれど...
でも、皇極帝の寝所を後にする、鞍作・さえちゃんの美しいこと...上衣を羽織って乱れ髪で、思わず目がクギヅケになってしまう。この場面は、さえちゃんのこの姿を見せるために入れられたのではないだろうか...? そう思ってしまうほど、妖しくはっとする美しさでした。ん...さえちゃんの光源氏も見たいぞ....
軽皇子・瀬奈じゅんは、まさに皇子。帝の弟君、いわば貴公子っていうのが、まさにぴったりのイメージ。夫人に石川麻呂が横恋慕して、うわさになっているのかいないのか、皇子は気づいているのかいないのか。よくわからないけれども、二人に接する鷹揚な態度が、いかにも皇子らしくていいです。また、帝の代理で伊勢に向かう件について鞍作に問われ、戸惑いながら答えるくだりも、よかったです。
その蘇我石川麻呂は、前回鎌足だった、大空祐飛。小心者ってイメージが、うまく作り上げていると思いました。軽皇子の夫人に近づこうとするところなどは、小心者らしいリアリティにあふれていて、いい感じです。
3人役替わりとなると、ついつい、他の配役のときと比較してしまうのですが、今日の配役はいいな。と思いました。

クライマックスの「大化の改新」は日本史上初で、なおかつ最大のクーデターといわれている有名な事件だから、さすがの母も今日の筋書きはよくわかったのでは?と思ったのだけれど、「なんか、今まで教わった話とずいぶん違うみたい...」と、戸惑いながら話す母。お母さん、これはお芝居なのだから、脚色があるんだから。この話を信じすぎたらだめよ、と思わず注意してしまいました。

『タカラヅカ絢爛Ⅱ』は、ほんとに楽しくてきれいでかっこいいショー。今回もあ~っという間に終わってしまいました。
エレグア・月船さららはほんとうにかわいい。すごく楽しくて、かわいい。時計の横でポーズをつけるところも、銀橋でラサロ・瀬奈じゅんに前後しながら歩くところも。片思い?のマリアに失恋して、しょんぼりするところも。途中で母が私のことを突つくので「何?」と聞いたら、月船さららを指差してにこにこしてました。母も気に入ったらしい。どうも。
パーティーに行くラサロが銀橋から客席に声をかける場面、今日は「一緒にいきませんか、女子高生」と言っていたけれど、終演後1階席の出口で、祝日なのにセーラー服の2人連れに遭遇。この子たちに声をかけたのかしら?
瀬奈じゅんは、ショーの中で、ほんとにきれい。群舞の中でダンスが際立って華やかです。ただ、ソロになったときに、舞台の空間を埋めきれない弱さを感じる気がするのは、ちょっと惜しいかな。青年館で主演したときはあまり感じられなかったのだけれども...これからますます、本公演の舞台を支配しなければならない時間が増えると思うので、がんばってほしいなって思います。
フェロ・貴城けいは、ほんとに楽しそう。考えてみると、かしちゃんはもう半年以上もフェロであり続けているのですね...そう思ってみると縄跳びも上達したような気が...
「からだを鍛えよう」のシーンの今日の嘉月絵理は「冬のソナタを観てるのに」。最後、妖精たちが滑り台を上って逃げるときに、逃げ遅れてつかまったフェロは、嘉月絵理を見て「ヨン様には程遠いね」。
ポノポ・彩輝直とラサロとフェロ3人が、スーツと帽子でキメて出てくるシーンで、かしちゃんが、もてあそんでいた帽子を落としました。珍しい...って思い返してみると、前回は、ロケットの子の一人が転んでたし、今日のお芝居では、蘇我親子の警備の者たちのダンスのシーンで、一人の子が手にしてた棒を落としたし。なんか、今回の公演はアクシデントに遭遇する機会が多い....でも、落とした帽子を拾う様も素敵。この場面は、三人三様でホントに素敵です。
それにつけても、ポノポとマリア・映美くららのほんとに美しいこと。さえちゃんは、ライブCDのジャケットにもなっている、黒と白の水玉のシャツに白い帽子がすごく素敵。くららちゃんのドレス姿も素敵。
フィナーレも、とっても楽しいし。私、ほんとにこのショーは好きだ!

でも。こうして母と再び観劇できる日が訪れたことが、何よりほんとにうれしい。お芝居を観ながら、ショーを観ながら、隣に母がいることの喜びを感じて、つい涙ぐんでしまうので、今日もハンカチが手放せませんでした。でも母親には「鼻炎だから...」って言っていました。照れくさいし...

『花供養』で泣けなかった...

9/19(日)
日生劇場まで、専科・雪組合同公演『花供養』を観に行きました。お友達のたーさまはじめ、轟悠ご贔屓のお姉さま方3人に混じっての観劇です。
『花供養』は、春日野八千代先生が主演、榛名由梨も出演した初演の映像を、スカイステージで放映されたのを見たことがあります。とても風情があって美しくて、感激しました。その印象が強烈なので、轟さんの『花供養』は、観に行こうかどうしようか、散々迷ったのですが、観なければ観ないで後悔するに違いないと思って、たーさまのチケットを1枚分けてもらっていくことにしたのでした。といっても、このチケットは、もともと私がたーさまに頼まれてチケぴのプレオーダーで確保したものなんですが。
2階2列のセンター、S席。私としてはすごく上等な席です。

緞帳が上がると、近衛家の屋敷の縁先。歌舞伎のような、きれいな舞台です。そこに登場する白川女は、なんと未来優希!何も予備知識がなかったので、すごく驚いたけれど、立て板に水の長科白はさすが。お芝居の背景を説明しつつ、観客をお芝居の世界に引き込むという意味で大事な役割だと思うのだけれど、京の町の情景が目に見えるような語り(おしゃべり?)で、よかった。でも、未来優希のこの役は、ちょっと役不足の感も否めません。

轟さんの後水尾天皇は健闘。春日野先生の演じた役を、持ち味がまったく異なる、しかもまだ若い轟さんが果たしてできるのだろうか?と、失礼ながら危惧していたんですが、轟さんなりにきちんと役をこなして、轟さんならではの魅力的な後水尾天皇天皇像を作り上げていました。けして長いとはいえないお稽古期間でここまで持ってくるのはさすがです。轟さんの実力を、あらためて見直してしまいました。
お与津が出家したところだったか、御所に連れ戻されようとするところだったか。悲しみに身を震わすくだりで、歌舞伎風に体を左右に揺らす所作が、まさに春日野先生のもので、残念ながら身の丈に合わない印象がありました。これからの轟さんは、このような所作が自然に身に従うように精進してください、というべきか、轟さんならではの個性で押し切ってください、というべきか... 悩ましいところです。

近衛信尋・音月桂も、がんばっていました。が、どうしても薄い。軽い。やっぱり若さでしょうか。場数でしょうか。月夜の縁で後水尾天皇とお与津の姿を眺めやりつつ一人酒を飲むくだりとか、信尋が秘めた思いを吐露する場面など、見せ場がいくつもあるのだけれど、あまりにまっすぐすぎて、情感に乏しい...とはいうものの、榛名由梨が演じた大役に押しつぶされないでまっすぐ演じているという点では好感が持てました。
お与津御寮人・白羽ゆりも、やっぱり若い。赤いお衣装姿があまりにかわいらしくて、すでに2人(3人?)の皇子をもつ円熟味、落ち着きといったものがなかなか感じられず、物足りなかったです。二幕、出家を決意してからの演技は、なんともいえない哀しみと達観があって、すごくよかった。感情がのっているのがわかりました。でも、ただ立ったり座ったりしているところはお人形さんのよう。これもやっぱり、若さとか場数のなさによるものでしょう。すごくがんばっていることは見て取れましたが。

春日局・汝鳥伶には、ちょっと絶句。さすがの貫禄ではあるし、いかにもの敵役っぷりとは思いますが...フクザツ。そもそも、ここに春日局が登場すること自体が唐突。もともと神代錦のために入れた役と聞いています。であれば、今回、わざわざ汝鳥伶に経験のない女役をさせてまで入れる必要があったのか?という疑問が残ります。別の設定にしてもよかったのでは?汝鳥伶がよくないというわけではないですが、少しもったいない気がしました。

女房を演じる邦なつきと城火呂絵は、いずれもベテランらしく、所作が自然に身についていて、安定感がありました。品もあって、さすがです。

姉さま方からは「泣けるよ...」と言われていたんですが、実際、第二幕では客席のいたるところですすり泣きの声がしましたが...泣けませんでした。それはなぜかというと、科白が理屈っぽいのです。漢語が多くて耳障り。いい場面なのに、漢語のカドが耳にゴンゴン当たって、気分を殺ぐって感じ。かと思えば、いきなり雅語が出てきたり。あれだけ漢語を使っていながら、なぜ「客人」は「まろうど」なのか...? 謎だ... 初演のときも、同じ脚本だったのかな?ビデオで観たときはあまり意識しなかったのは、やはり、科白にこめる情感が違ったからなのかな?
でも、今日泣けなかったのは、轟さんのせいでも、オトヅキやとなみちゃん(白羽ゆり)のせいではない。吟味し尽くされないで板にのってしまった科白のせいだ!せっかく、しみじみしんみりといいお話なはずなのだから、泣かせてくれよぉ...と、悔いが残りました。

そんなわけで泣けなかったんですが、幸いにというか、鼻炎でハンカチが手放せない状態だったので、お姉さま方には「やっぱり泣けたでしょ」と一様にご満悦のご様子でした。ほっ。

とはいうものの、このお話は大好き。科白を大幅に書き換えてもらって、役にふさわしい顔ぶれで、もう一度観てみたいと思いました。もちろん、主演は轟さんで。

さららな一日

9/18(土)
午前中はテレビもつけずにまじめにお勉強。その後、少し前に録画した『松坂屋トークショー・月船さらら』を見ながらお昼ごはんを食べました。
最近、スカイステージで月船さららのトークを見ることが多いけれど、今年の元旦の生放送以来、月船さららのトークには一目置いているのです。何より楽しい。すごくハッキリした個性を持っていて、それを表現しようという意欲に満ち溢れているのがわかる。自己表現欲求が強いっていうのかな。でも、自分をムリに押し出そうという、ギスギスした緊張感みたいなものもなくて、ほわっとした感じ、何より明るさがいいなって思います。
で。この『松坂屋トークショー』でも、公演の話をしたり、ファンからの質問に答えたり、とても楽しく話をしていました。
昨秋の『なみだ橋えがお橋』のときは、喉を痛めていたのだそうです。すごい擦れ声で、かわいそうなくらい。代役公演のプレッシャーかな?張り切りすぎかな?と思ってみていたのですが...よくがんばったね、っていってあげたい。
自分でも、自分のことを「変わっている」といっていて、「寝室の壁を赤くしちゃったり、洗面所を黄色くしたり」とかって。想像するだに落ち着かないけど、でも、たしかにフランスっぽいといえば、フランスっぽい。フランス映画が好きっていってたけど、それもわかる気がします。

夕方『タカラヅカニュース』をみてたら、リクエストコーナーでまたまた月船さららが登場。月組のスカイフェアリーズさんたちとのお話も楽しかったです。途中、スカイフェアリーズの二人がインタビューでなくて、褒め称えてしまって、ちょっと決まり悪そうな感じもかわいかったです。
「できるだけ舞台の上では普通の感覚になろうと思うの」っていうさららん(月船さらら)。「観てくださるお客様は普通の感覚を持っているのだから、同じ感覚にならないと伝わらない」って。でも、小さくまとまらないで、今の個性を大事にしてほしいな。
『宝塚グラフ』の連載記事は、編集さんがテープには録音してくれるけれども、インタビューも記事に起こすのも自分でしているのだそうです。すごいなぁ。音楽学校の授業では作文が大好きだったっていうけれど、でも、見開き2ページのインタビュー記事を受け持つのは、たいへんなことだと思うのです。私も仕事柄、お客様にインタビューして、見開き2~4ページの記事を書くときがあるけれども、やっぱり苦労します。それを毎月、公演やお稽古の合間にこなすのだから、ほんとに、人が好きで、書くことがすきでないとできないな。

個性的なさららんに、あらためて魅力を感じた1日でした。さららん、がんばれ!

トップスターの身に纏うもの

9/17(金)
会社への行きがけに、最寄り駅の構内の本屋に寄ったので、ついでに『週刊女性』を立ち読み。朝っぱらから、ワタシったら...というのは、表紙に「追っかけの女たち.../宝塚/...」の文字を見かけたので、興味をひかれて。
ざ~っと読んだので、あまり詳細には読んでないのですが、おそらく関西在住のゴトウサン?って女性が紹介されていました。
中学の頃に初期ベルばらを見て以来のファン。大劇場に通いつめて、昔のスターさんは、楽屋口や花の道で呼び止めるとサインに応じてくれたとのこと。安奈淳さん、榛名由梨さん...スターさんのサインがたくさん記された公演プログラムが宝物です...というお話。
ワタシぐらいの年頃の方かしら?昔のファンとスターさんとの、ほのぼのとした交流が伝わってきます。
けど、今は違う気がする。お手紙書いて渡したり、ガードに入ったり、お茶会行ったりとかって、今のファンの子達の話も載せればいいのに。でも、ここは思い出話でいいのかな?

夜は、母と一緒に、真琴つばさ主演月組『ゼンダ城の虜』を観ました。
前に霧矢大夢主演の新人公演のビデオを観たのですが、そのときは、楽しい冒険物語で、きりやん(霧矢大夢)もキレイで格好良くて、上手いし、新人公演には見えないなぁ...と思って見ていたんですが。
でも、やっぱり、本公演は違う。当たり前といえば当たり前だし、比べようもないのだと思うけれど。楽しい物語に加えて、真琴つばさの演じる主人公には、正義や愛や夢や、いろんなものがいっぱい詰まっていて、しかもそれらが、ふんわりと穏やかなオーラとなって周辺に漂っている感じがしました。たーたん(香寿たつき)も、悪役を楽しんでいる感じでいい感じだし。余裕の含み笑いっていうか。汐美真帆の、小心者が強がってるっていう役作りもいい。
当たり前なんだけど、ぜんぜん雰囲気が違って、新人公演はおとぎ話みたいなんだけど、本公演は大人のファンタジーって感じがしました。
やっぱり、トップさんの身に纏うもの、貫禄とか落ち着きとか、そういうものってあるのだなぁ、と、あらためて感じ入りました。

努力の賜物

9/16(木)
留守録しておいた、スカイステージ『スターロングインタビュー・映美くらら』を、母と一緒にみました。

宝塚入団の動機や、初舞台の頃、そして入団の頃からの舞台を振り返っての話。
中学の修学旅行で初めて宝塚の舞台を見て、それで宝塚を志望するようになったという話は、何度もインタビューで話しているのを聞いたし、大劇場の挨拶でも話していたけれど、でも、それからがんばって、夢を実現したことはすごいな。えらいなって思います。
初めの頃から目立つ役がついて、とっても可愛かった。『花吹雪恋吹雪』で茶々姫をやっていたのは、気づきませんでした。とうこちゃん(安蘭けい)としっかり絡むのにね。不覚です。
ワタシ的には、やっぱりベルばらのオスカル。ドアから現れる姿の可愛いこと、凛々しいこと、キレイなこと。アンドレ:陽月華との殺陣も、凛々しくて可愛い。すごく心に残っています。ドアを出るところは思い切って出なさい、というようなことを言われたのだそうですが、ほんとに、思い切りがよくて、印象的でした。

月組で娘役トップに決まったときに、まだ男役さんと組んで踊ったこともなく、歌いながら大階段を下りたこともなく、すべてが初めてのことばかりだったということでした。でも、時がくれば舞台の幕は開くから、プレッシャーはたいへんなものだったのではないでしょうか。淡々と語ってはいるけれど。
「すべて紫吹さんに教えてもらいました」と話していました。リカちゃん(紫吹淳)も「かなりスパルタだったので...」と退団の時に語っていたけれど、でも、最初のショーは『ジャズ・マニア』だったっけ?その頃からぐんぐん上達して、ワタシが生で見始めたのは『シニョール・ドン・ファン』からだけれど、それでも観るたびに舞台姿がきれいになっていました。
こないだの『タカラヅカ絢爛Ⅱ』では、ほんとに堂々としてきれいでした。きっとたいへんな努力を重ねたに違いない...そう思うと、もう禁句にしなければと思うけれど、やっぱり「惜しい...」と思ってしまいます。

女の子なリカちゃんにびっくり!

9/15(水)
『宝塚グラフ』が届きました。
今月号は映美くららのサヨナラ特集。ピンナップやインタビューが載っています。すごくキレイでかわいい。こういうのを見るたびに、退団がほんとに惜しまれるのだけれど、でも、くららちゃんのこれからを応援してあげないとね。

で。ぱらぱらとページをめくっていたら、リカちゃん(紫吹淳)の写真が!しかも、女の子だ...女の子なのはもちろんなんだけど、なんていうのかな。ストレートのロングヘアで。でも、キレイ。かわいい。なんか感じが違うような、でも、やっぱりリカちゃんらしいような...フクザツ。それは、大阪なんばのスイスホテルでのディナーショーの広告なのでした。
スイスホテルは、何度か仕事で利用したことのあるところだけれど...そうなのか...

母のお気に入り

9/14(火)
今日も母がせがむので『TCAスペシャル2004』のDVDをかけました。
母はほんとに「歴史の時間」が大好きみたい。毎日観ては、そのたびに「楽しいねぇ」と言います。「舞台で観てたら、ほんとに楽しかったろうね」と。
「歴史の時間」のコーナーは、各組二番手特出部隊の6人が、宝塚歌劇の第1回公演から戦後までの歌を歌いながら振り返るのだけれど、2人ずつ真ん中で歌っていて、その後ろで残りの4人がいろんなことをしているのです。でも、カメラワークの関係で、ところどころしか見えなくて、それがすごい残念。客席で観てたら、そういうのが全部見えて楽しいのにね、確かに。

何かの本だか記事だかで、テレビをぼ~っと観てるのは、ボケを進行させるというのを読んだので、少し心配しているのだけれど、ほんとに楽しそうに見ている母に、そんな話をするのは気の毒かな...とも思って、悩ましいところです。

月日の経つのが早い...

9/13(月)
うっかりしていたら、花組東京公演が近づいていた...今回もまた、チケットがまったく手配できていません。友の会も、今回は土日を集中的に申し込んでしまったので、1枚も当たりませんでした。失敗。
なので、VISAカード貸切に賭けるのです。花組公演は三井住友VISAシアターなので、貸切公演は3回もあるので、1回ぐらいは当たるだろうと思って。で、カード明細と一緒に送られてきたチケットの案内を見てみると、あら?もう締め切った公演がある...ワタシったら....
でも。気を取り直して、締め切り前の公演の申し込みをしました。当たるといいけど...最近、どうしてもチケット手配の集中力に欠けます。いちおう受験生なので、試験日の調整やら、他に頭を使うことがいっぱいあるので、ついうっかりしてしまうのです...が。とっ散らかってることは確か。きちんと頭を整理しなければなりません。試験対策の面からも大事なことです...気を引き締めなければ。

そういえば、お正月の90周年記念のトップさん対談で春野寿美礼と朝海ひかるが「身の引き締まる」とか「気が引き締まる」とか言いながら「キュッ」と体を縮める動作をしていたのが、かわいかったなぁ...と思い出しました。あれからもう、9ヶ月。90周年の年も、3/4が過ぎてしまいました。月日の経つのが早い...

月船さららに大ヒット-月組観劇-

9/12(日)
宝塚観劇で知り合ったお友達のたーさまを通じてチケットを譲ってくださる方がいらしたので、急遽、月組観劇に行くことになりました。東京宝塚劇場夜の部15:30開演。たーさまは同じ時刻の日生劇場を観劇ということなので、劇場付近で待ち合わせということになりました。

思ったより早く着いたので、日比谷シャンテの地下の「壁の穴」でパスタを食べることにしました。したら、間が悪いことに、東京宝塚劇場の昼の部の終演にぶつかってしまって、大急ぎでシャンテ地下におりて、ギリギリのタイミングでほとんど待たずにすみましたが、待ってる人がいっぱいいるので、お食事後は、すぐに日生劇場入り口横のカフェに移動、カプチーノを飲みながらたーさまを待ちました。
たーさまは3時15分頃に到着。いつものように、5分ぐらいの間にばーっとしゃべって、チケットを受け取って、別れました。月組チケットと一緒に19日の日生劇場昼の部2枚を受け取りました。私がたーさまに頼まれてチケぴプレオーダーで確保したのだけれど、たーさまのところでダブってしまったので、私が引き取ることにしたのです。

東京宝塚劇場ロビーの雰囲気は、久しぶりにいつもの宝塚、の空気が流れていました。
考えてみると、今年は、リカさん(紫吹淳)のサヨナラに始まって、春日野(八千代)先生の特出、初舞台生、それに『ファントム』と、いつもと少し客層の違う中で観劇したことが多く(星組はいつもどおりだったけど、1回しか観劇できなかったので...)、神奈川県民ホールに行ったりもしたので、この雰囲気が妙に懐かしい気分でした。そうはいってもお披露目だしサヨナラだし、特出があったりもするから、もしかしたらちょっとまた、普段の月組公演とは雰囲気が違うのかもしれないですが。

『飛鳥夕映え』は、柴田先生の万葉もの。『あかねさす紫の花』も『あしびきの山の雫に』も気に入っている作品なので、今回も期待しています。
今日は、中臣鎌足を大空祐飛が演じる日でした。事前に入手していたのは、貴城けいと瀬奈じゅんがそれぞれ鎌足を演じる日のチケットだったので、これで三通りの役代わりをすべて見れるようになったわけで、とてもラッキーな気分です。

『飛鳥夕映え』は、大化の改新という日本史上の大クーデターは蘇我鞍作入鹿と中臣鎌足の、若かりし日の恋の鞘当に端を発するっていう、とってもタカラヅカ的な歴史解釈のお話。ゆうひさんの鎌足は、鞍作との家筋の違いや、女性を横取りされた恨み、そんなもろもろが暗く深く潜みこんでいく様を感じさせてよかった。ゆうひさんは屈折した心理を描き出すのが上手いと思う。いかにも不穏...その日に向けて、鞍作を周辺からひそかにジワジワと追い詰めていく、そんな感じ。イメージでいうと、イソップ物語のキツネ?そんな感じ。
対して鞍作は...残念ながらちょっと印象が弱い。妙にサワヤカすぎるキライがあります。日本史上の役どころとしては宮廷を牛耳る大人物で、舒明帝をも思うままにしてしまうのだから、すごく力を感じさせるか、色気を感じさせてくれなければ、納得がいかないのだけれど...色気と知性で宮廷を牛耳る鞍作が、唯一心を許し気を休めることのできる相手が、幼馴染の瑪瑙であった...という展開が、納得できるのだけれど。私は、さえちゃん(彩輝直)の魅力は、妖しさと黒さ、だと思っているんです。もちろん、サワヤカな好青年っていうのも悪くないけれど、少し「悪」が入ったところに、彩輝直ならではの魅力があるのではないかと思うんです。蘇我入鹿が日本史上で悪者にされているのは、多分に国策的なものもあるのかもしれないのですが、でもその蘇我入鹿をさえちゃんが演じるところに、なんていうか、期待を感じていたのですが...物足りなかったです。幕開け冒頭、舞台大セリ上で大の字になって横たわる姿には、何か期待させるものがあったのですが...舒明帝:夏河ゆらとの情事のエピソードも、舒明帝が寂しさ故に若い鞍作を誘ったというよりも、鞍作の色気の前にひれ伏してしまったか、あるいは、鞍作のほうから仕掛けたっていう展開のほうがいいなぁ...あびこ:紫城るいに迫られるシーンも、もっとやり手っぽく返してほしいぞ...って。トップさんお披露目では難しいのかなぁ。やっぱりトップさんは清く正しく潔白でないといけないのかなぁ...

蘇我入鹿暗殺の報に接した瑪瑙:映美くららが、銀橋上に泣き崩れ、やがて起き上がり鞍作の面影をもとめてさ迷い出る様、熱演に胸が詰まりました。くららちゃんは、いつのまにこんなに情感を表現するのが上手になったのだろう...いろんな思いがシンクロして、涙がこぼれました。客席は波をうつような静けさ(この比喩は正しいかな?)。きっと、観客のほとんどは、私と同じ思いだったと思う。

けど、そうはいっても、なにより鞍作:さえちゃんは美しい!この一言に尽きます。和ものの化粧とお衣装の、なんて似合うこと。映えること。だからこそなおのこと、その美貌で宮廷の中を泳いでくれてもいいのに。

『タカラヅカ絢爛Ⅱ』は、星組の続編。ほとんど同じだけれど、ところどころ演出や振り付けが違う。まったく違うシーンも挟まっています。全体の印象としては、星組は、とにかく明るくて楽しくて元気で。初めて観たせいもあるかもしれないけれど、なんかわからないけど底抜けに楽しい、そんな印象だったのだけれど、月組バージョンはキレイで格好いい。もちろん、星組が「キレイで格好よく」なかったわけじゃないので、しいて比べれば、なのだけれど。
なによりポノポ:彩輝直とマリア:映美くららが美しい。どちらも甲乙つけ難い...つける必要はないけど。
かしちゃん(貴城けい)は星組バージョンと同じ。「からだをきたえよう」のシーンはとってもかわいくて楽しいし、白い王子様お衣装で銀橋を歌って歩くシーンはとっても素敵。
瀬奈じゅんは、ショーではやっぱり上手で映える。華があります。群舞の中心にあさこちゃん(瀬奈じゅん)の入ったときの華やかさは、何とも比べようがありません。
かしちゃんとさえちゃんとあさこちゃん3人が、帽子をかぶって登場して、椅子を使ってダンスをするシーンは三人三様で、タメイキが出るほど素敵。3人の魅力満載という感じです。
ゆうひさんも、舞台でとても大きく見えて、魅力的。

フィナーレで大階段に登場する映美くららはとってもキレイ。美しい。そして、凛々しい。けど、かわいらしい。どんな形容がふさわしいのかわからないけれど、やっぱりタメイキが出ます。

けど。今回のショーで私にとっていちばん魅力的だったのは、さららん(月船さらら)。時計を進める妖精の役で、最初から最後まで通しで出てくるのだけれど、とってもかわいらしくて楽しくて、観ているこちらも楽しくなってしまうほど、魅力的でした。ワタシ的には大ヒットです。月船さららを観ていると、さららん、がんばれって声をかけたくなって、そしてそんな自分も、いつの間にか元気づけられている、そんな感じがします。

ともかく、皆の個性が引き出されていて、ほんとに楽しくて素敵なショーでした。あと2回観られると思うと、とってもうれしい...

帰宅後、タカラヅカニュース総集編を見ました。
安蘭けいのディナーショーの模様をやっていて、なんだか柔らかな穏やかな雰囲気が感じられてよかった。やっぱり、故郷でショーを開くっていうのは、特別な気持ちなのでしょうね。春先のディナーショーと同じく、アイーダとラダメスの二役で歌っているところもあったのだけれど、アイーダの声で歌っているところは、小首をかしげて、とっても愛らしかったです。おそらくアンコールで歌ったのだと思うのだけれど、琵琶湖の歌、加藤登紀子が歌った歌だと思うけれど、それもよかったです。全編放送が待ち遠しいなぁ...

TCAスペシャル2004が届きました♪

9/11(土)
今日は、待ちに待ったDVDが届く日です。
TCAスペシャル2004「タカラヅカ90-100年への道-」
サガワの再配達連絡電話で、今日の午前中を指定していたのです。いつもは朝ごはんを食べた後、パジャマでだらだらと遅くまで過ごすのだけれど、今日はシャキッと着替えをして、サガワのおじさんを待ちます。
ところが、こういう日に限って、届くのが遅い...10時を過ぎても、10時半になっても届かない...と思っていると、家の前にトラックの停まる音。喜び勇んで飛び出したのはいいのですが、財布も印鑑も持ってなくて「いくらでしたっけ?」とかってごまかして、家に取りに戻りました。

母が「お金ばっかり使って...」とグチグチというので「青年館ですごい面白かったから、お母さんにも見せてあげようと思って買ったのよ」と言い返したんだけど、どうも、納得しない様子。なので、私の部屋からコンパクトDVDプレイヤーを持ってきて、茶の間のテレビにつないで、早速鑑賞。
もう、プロローグのトップ5人+轟(悠)さんの登場から、早速母は見入ってしまって。「春野寿美礼は立派だねぇ」「安蘭けいはきれいだねぇ」(初めて、キレイという発言を聞いたかもしれない...喜)「霧矢大夢はいいねぇ」「月船さららは楽しそうだねぇ」...その他、その他。もう、ずいぶんと名前は覚えたようだけれど、まだ、学年の順番までは覚え切れないようで「霧矢大夢と安蘭けいはどっちが上なの?」とか、いろいろ聞かれたりして、ちょっとめんどくさかったりもします。
「5組そろってプラス1」の歌、専科の部分は、「せんか、せんか、せ~んか♪」と歌ってると思ってたら、「せんか、せんか、せんかせんか~♪」と歌っていました。轟さんも初風(緑)さんも樹里(咲穂)さんも、3人とも格好いいのに、青年館では、ここで爆笑がわき起こったんだよね...って、懐かしく思い返しました。
思ったとおり、母は、二番手特出プロジェクト6人組の『歴史の時間』がすごく気に入ったみたいでした。私も、この場面大好き。みんなかわいくて、楽しいので。
「やっぱりキリヤ(霧矢大夢。母はなぜか、こう呼ぶ)はうまいねぇ」と言う一方で、「安蘭けいはうまいねぇ。別格だねぇ」ともいう。最近、教育?の効果が上がってきたのか、安蘭けいのことを、母はとても褒め称えるのです。娘と仲良く暮らすための生活の知恵?まぁ。ともかく。安蘭けい・貴城けい・瀬奈じゅん・水夏希・霧矢大夢・大和悠河の6人、とってもよかった。けど、各組のショーやお芝居の場面で、本来の組に出てこないのは、やっぱりさびしいな....って思いました。

全部見終わるのに2時間以上。青年館で観てたときはあっという間だったのに、結構見ごたえがありました。
母も「このビデオ(DVDなんだけど...)は、よかったね」ととても喜んでもらえたので、私もよかった。

午後からは、録りためたビデオのチェックをしながら、お勉強をしていました。
瀬奈じゅんの『二都物語』は、ちょうど1年前、青年館の初日を観に行ったものです。先月からスカイステージでバウ公演の録画を放映しています。瀬奈じゅんは、明るくて楽しいキャラかなって思っていたのだけれど、『二都物語』がよかったので、びっくりしました。こういう、陰のある、掘り下げる役が似合うんだ...って。しかも、暗く沈み込みすぎなくて、程よい華もあるし。今日また、あらためてビデオで見てみて、やっぱり瀬奈じゅんは、深く掘り下げる役がいいな。お芝居は。と、あらためて思い返していました...勉強はどうした?

で。そう思うと、あさこちゃん(瀬奈じゅん)のエリザベート配役はちょっとびっくりしたけど、あさこちゃんなりに掘り下げた、深いエリザベート像を描き出してくれるのでは?と、ちょっと期待を感じるようになってきました。子供時代のシシィは間違いなくチャーミングだろうし...だんだん楽しみになってきました。

『ミス・サイゴン』を観に帝劇に行く

9/10(金)
今日は金曜日。All About Japan 宝塚ファンからのメルマガが届く日です。今日の話題は、やっぱり、あさこちゃん(瀬奈じゅん)のエリザベート。

「ストレートに勝負してほしかった」

この一言を読んだとき、そうそう、そうなの、まさにそうなの、って思いました。
ガイドの桜木星子さんは、もとタカラジェンヌの視点もさることながら、ファンの気持ちをとてもよくわかってるって思うのです。私が心の奥では思っていても言葉にできなかった思いがメルマガに書かれていて、ほんとに感心するっていうか、すごいなぁ...って思うことが一度ならず、二度ならず、三度ならず。

今日は会社を早抜けして新幹線に乗り、帝劇まで『ミス・サイゴン』を観に行きました。
待ちに待った...というのはウソで、帝劇のチケットカウンターで、チケットを買った記憶はあるのだけれど、楽しみにもしていたけれど、つい忙しさにまぎれてしまって。9月の何日だったっけ?何時だったっけ?って感じですごしていました。手帳にも書き忘れてたし...ふとチケットを取り出してみたら、9月のこんなに早い時期で、しかも平日の17:15開演とは!というわけで、大慌て。会社の仕事や、お勉強の計画をやりくりして、駆けつけた次第です。

帝劇に向かう前に、小雨がぱらついていたけれど、日比谷シャンテ地下のキャトルレーヴによって、下敷きを買いました。5組それぞれのマークの、5種類の絵柄があって少し迷ったのだけれど、色と形で花組に決定。B5の普通の大きさの下敷きかと思っていたら、A4の大きなサイズの下敷きだったので、一瞬ひるんだけど、でも大は小をかねるでしょう、ということで...
日比谷シャンテから帝劇に向かうときに、東宝ツインタワービルの向かいの日比谷パークビル?が工事中で取り壊されていて、空がとっても大きくて広かったのが印象的でした。

『ミス・サイゴン』感動しました。結末がわかっているのに、涙があふれてきました。誰もがみんな、何かに裏切られて苦しんでいる...けど、混迷の中で、皆、生き続けている....笹本玲奈演じるキムは、強くて切なくて。幼い息子タムを見つめて「あなたの未来は私が決める」と歌う姿と声には、胸が詰まりました。エンジニア:市村正親は、枯れた感じ。狡猾に小賢しく立ち回ろうとする姿が、なんとも滑稽で、なんとも切ない。
ベトナムの現実の中で生きる人々を描くだけで、直截的なメッセージはないけれど、深く深く考えさせられる作品でした。宝塚でも、こういう深い作品が観たいな...

幕間に、2階の喫茶室を覘いたら、ビルの灯かりがお堀の水面に映ってきれいだったので、思わず入ってしまいました。今日は日比谷の風景に心動かされることの多い日です....アボガドとえびのサンドイッチもおいしかったです。
で。サンドイッチを食べながらパンフレットをながめていたら、キャストの中に愛田芽久ちゃんの写真がありました。退団後初めての舞台だそうです。ナイスバディのお姉さんたちの中に混じっていたのかしら?と思って、第二幕からカーテンコールにかけて、オペラグラスで姿を探したのですが、認識できませんでした....と思ったら、その日は出演していなかったのでした。

キムのナンバーは、とうこちゃん(安蘭けい)の歌声で聴いてみたいな~っていうか、とうこちゃんに演じてほしい外部ミュージカルのひとつは『ミス・サイゴン』だなって、かねがね思っています。ワタクシ的に、にすぎないんですが。

計画的なチケット購入のために

9/9(木)
今日は重陽の節句。平安時代、貴族の館では菊の宴が催される頃...なんて。
高校時代にもう少し宝塚になじんでいたら、古典の授業がもっと楽しめたかも...とはいうものの、その頃は歌舞伎に嵌っていたヘンな高校生でした。仮名手本忠臣蔵の通し狂言を3階の学生席から見下ろしていたのが懐かしい...旧東京宝塚劇場の3階席の思い出を語る方の気持ちも、こんな感じでしょうか...

会社の帰りに10月始まりの手帳を購入しました。今使っている手帳は、フランスの会社のもので使いやすいのだけれど、少し版が大きくて重いのでちょっと閉口したのです。横浜駅の駅ビルの中にある雑貨屋さんに今月から並び始めた手帳の中に、今とほぼ同じような機能の手帳を見つけたので、購入することにしたのです。

私にとって大事な機能は?それは、年間スケジュール表です。見開きで1年間の予定が見切れるものが必要なのです。
なぜか?それは、チケットをダブって購入しないようにです。計画的なチケット購入のために、手帳選びは大切です。
友の会先行予約やVISA貸切、ペルソナ・リザーブシアターなど、いろんな手段を講じてチケットを手配するのだけれど、チケット申し込みはかなり前にあるので、どの日が申し込み中なのか、わからなくなってきてしまうのです。貸切公演はダブることはありえないのだけれど、友の会で申し込んだ日と同じ日をチケぴプレリザーブでもうしこんでしまったり、今年も、花組全国ツアー神奈川公演にかぶる日の星組東京公演のチケットを取ってしまったりして。
こんなミスをしないためにも、年間計画表は大切なのです。
あと、月間スケジュールもあればGood! ここには、申し込み日スケジュールを記入するのです。いま使っている手帳は、月間スケジュールページがなかったために、今回の月組のチケット申し込みをすっかり忘れてしまいました...なんて、手帳のせいにしたりして。
こんな要求を満たしてくれる手帳は、能率手帳!なんだけど、ちょっとそれも味気ないので、毎年かわいい手帳探しに腐心するのです。で、今年は早々と、しかも10月始まりの手帳を見つけたので、早速購入したわけです。

帰宅してみると、佐川急便からの不在票が入っていました。「宝塚」様よりの「代金引換」です。これは、待ちに待った『TCAスペシャル2004』のライブDVDです。とっても楽しかったので、日本青年館の会場で、予約してきたものです。あの頃は9月なんてすごい先と思ってたのに、その9月がやってきたのですね...でも、あれからいろいろあったので、7月13日はすごい昔のような気がします....けど、お届け予定は9/11だったのでは?早く届けてくれるのは、嬉しいことには違いないけど、うちの地区を担当しているサガワのオジサンは、無愛想でちょっとコワイ...明日も帰りが遅くて受け取れないし...困った....

雑誌をたくさん購入

9/8(水)
今日になっても、まだ、あさこちゃんショックが続いているみたい。仕事の合間を縫っては、いろんなサイトを見にいっては「うんうん、わかるわかる」「え~、そうだったの?」なんて、心の中で独り言をいっていました。

昨夜、遅い夕飯を食べながら新聞を眺めてたら、婦人公論の今週号CREAの今月号の広告に、それぞれ「宝塚歌劇」の特集を発見。婦人公論はもともと宝塚関連の記事が多かったけれど、ワタシ的には硬派の女性誌って思ってたCREAまで特集するとは。今年はメディアの露出が多い宝塚歌劇、です。しかも、CREAは別冊付録の形で特集になっているらしい。

今日は昨夜の疲れと月組エリザベート・ショックであまり仕事も手につかないので、5時半のチャイムとともに退社。そのまま新横浜駅前の本屋に直行して、婦人公論とCREAを購入しました。自宅近くの本屋には、婦人公論は置いているけれども、CREAは置いているかどうか不安だったので。会社の近所の本屋なら、確実だろうと思って。売り切れたり古くなって傷んでこないうちにと思って早めに買うことにしたのでした。

帰宅後。夕飯の後片付けもそこそこに、早速雑誌を開いてみました。

婦人公論は、姿月あさとと、瀬奈じゅん、水夏希、霧矢大夢、貴城けい、安蘭けいのインタビュー記事でした。ずんこさん(姿月あさと)以外はそれぞれ1ページで、自分の組の紹介と一緒。紹介のところは、こないだのTCAの写真を使ってました。ずんこさんの記事も、TCAがらみ。タニちゃん(大和悠河)が出てないのは、宙は水さんが出てるし、博多まで取材に行くのはたいへんだからかな?キリヤン(霧矢大夢)は、斜めからのスナップショットで、鋭い目元をしていました。「病気休養のときに、やっぱり舞台が好きだって思いました」って語っていました。とうこちゃん(安蘭けい)は、なんとな~くぼやっとした表情。前にプライベートのとうこちゃんを見かけたときと同じような表情をしていました。舞台上は鋭いとうこちゃんも、普段はこんな、ぼぉっとした印象なのでしょうか?「さわやかな二枚目の役が多い」って紹介されてて、そういえば、星組のとうこちゃんはそうかもしれない、とあらためて思いました。けど、ワタシ的にはあんまり「さわやかな二枚目」って印象がないかな。なんとなく「濃い」印象があります。

CREAは、宝塚辞典。「宝塚とは?」「みんな、宝塚を観ようよ」みたいな特集。轟悠の紹介とインタビューが見開きで、各組トップさんの紹介が1ページずつ、それに、水さんとキリヤンの対談が載っていました。あとは、チケットの買い方とか、大階段とは?とか、ラインダンスとは?とか。そんな感じ。結構面白かった。

じつは、自宅最寄の駅構内に本屋でも『週刊女性』を購入したのでした。『週刊女性』は、宝塚のスターさんの紹介の記事を隔週連載で載せているのです。朝、行きがけにチェックしたら、今週は水夏希でした。でも、会社の近くで『週刊女性』を手にしているところを誰かに見られるのは、すごい恥ずかしいので、これだけは、自宅の近所で買ったのでした。
『週刊女性』は他にあんまり興味のある記事がなくて、すぐ読み終わってしまってもったいないのだけれど、やっぱり、宝塚の生徒さんが取り上げられていると、つい、買ってしまいます。

母の次のお目当ては...

9/7(火)
今朝になっても、宝塚歌劇の公式ホームページが重い。もう、月組エリザベートの話題でもちきりって感じなんでしょうか。東京宝塚劇場のロビーでも、月組ファンやあさこちゃん(瀬奈じゅん)ファンの方々が、きっと大騒ぎなことと思います。
けど、くららちゃん(映美くらら)のサヨナラなのに、公演中に発表しなくてもいいのにな...話題が奪われちゃって、なんだかかわいそうだな...って気も、ちょっとします。

さて。こんな生活をしていても、いちおう社会人受験生です。
今日は会社の帰りに予備校の自習室に寄って、出願のために必要な小論文を2本まとめました。出願の動機と将来の抱負。2日前に出願を決意したので、まだ何も書いていなかったのでたいへんです。概ね書き上げたところで、講義を終えたチューターの先生をつかまえて添削をしてもらって、自習室が閉まるのでマクドナルドに移動して書き直し、清書。閉店と同時に書き上げて横浜中央郵便局に駆け込んで、受け付けてもらいました。今日の消印のぶんまで、願書を受け付けてもらえるのです。
予備校でもらうプリントや出願のための重要な書類は、なくなるといけないので、この前の花・月全国ツアー『ジャワの踊り子』のドキュメントフォルダに入れていて、あと、星組『1914/愛』の公演ノートを受験情報や出願書類のネタ帳に使っているのだけれど、今日、自習室で会った受験お友達に見咎められてしまいました。「こんなものに入れて...」とかって。だけど、それで本人がやる気が出るんだから、いいでしょ!...と、言い返せなくて、曖昧に笑ってごまかしてしまいました...我ながら情けない...

帰宅後、先週のスカイステージのリクエストアワーで放映した月組『ノバ・ボサ・ノバ』の新人公演を観ながらビールを飲んで。くつろぎました。主演は霧矢大夢。本役の真琴つばさと比較しちゃうと拙いけれど、歌も踊りも伸び伸びとしてて、明るくて、いいなぁ...紫吹淳の演ってたところは鳴海じゅんが入ってて、やっぱり上手だなって思うんだけど、リカちゃん(紫吹淳)の役は、誰がやってもつらいな...て感じ。
茶の間で観てたので、途中で母親が起きだして「神父さんはやっぱり汐風幸がいいわよ」っていうので、「これは月組の新人公演だよ」って言うと、今度は「キリヤ(と、母はいつもこう呼ぶ。なぜか)、うまいわよね~」って言う。まだ出てきてないのに...って思わず苦笑。そうこうするうちに、母はまた寝てしまいました。母の次のお目当ては、やっぱりキリヤン(霧矢大夢)だな、と確信した瞬間でした。
キリヤンの舞台挨拶も楽しみだったのだけれど、そこまで行き着かないうちに、自分の力が尽きました。続きはまた明日、ということで...

月組エリザはあさこちゃんですって!

9/6(月)
今日は次の花組東京公演のペルソナカード・リザーブシアターの申し込み締切日。なので、また今回も、出勤前のあわただしい時間に、バタバタと電話をかけました。昨夜電話をかけたけれど、ずっと話中状態でつながらなかったので...さすがは花組。

夜は、三井住友VISAカード貸切公演の申し込みが、これも明日までなので、忘れないうちに電話をかけてみました。こちらはすんなりつながったけれど、いつものチケット申し込みと勝手が違って「入力が確認できません」と何度も言われてしまったので、普段の2倍ぐらい時間がかかってしまいました。

電話と悪戦苦闘している間に、携帯にメールが届きました。みると、たーさまから。今度の日曜のチケットの話かと思って、メールを開いてみると....ほんとにびっくりです。

来夏の月組エリザベートのヒロインは、瀬奈じゅん、ですって。

あわてて宝塚歌劇の公式ホームページを見にいったのだけれど、つながりません。みんな見にきてるのかなぁ。なので、携帯でモバイルタカラヅカにアクセス。したら、今日発表の新着情報に、たしかにそう、書いてある。そうきたか...

あのとうこちゃん(安蘭けい)だって、アイーダの発声にあんなに苦労してたのに、お世辞にもお歌が得意といえないあさこちゃん(瀬奈じゅん)が、あの難しい楽曲たちを...大丈夫だろうか...? もちろん、宝塚の生徒さんは皆努力家さんで、キッチリ仕上げてくるのはわかっているけれども、苦労だろうな....

とはいうものの。風共のスカーレットがきれいだったという話だし。彩輝直と並ぶところは美しいはず。美形でハスキーボイスのトートとシシィには、ビジュアル的には期待大です。

しかし、前作ルキーニで、今度はシシィとは。それにもちょっとびっくりです。ギャップが...
となると他の配役は、皇帝フランツ・ヨーゼフは大空祐飛。 ルキーニは霧矢大夢、皇太子ルドルフは月船さららといったところでしょうか...? (夏河)ゆら組長は、皇太后ゾフィーか、マダム・ヴォルフか?

けど。男役さんがエリザベート演っちゃったら、主演娘役の立場はどうなるのでしょ? そもそも、くらりん(映美くらら)の次の主演娘役って、誰なのでしょう?

※最近は1週間前の日記を書く生活でしたが、あまりに驚いたので、リアルタイムに日記を書いてみました。

昔と較べると...

8/27(金)
おととい『あしびきの山の雫に』をビデオで観ていたのだけれど、母が途中で居眠りをしてしまって、あまり観れなかった..というので、今夜もう一度観てみました。
榛名由梨は、やっぱりきれいで貫禄があって素敵。「昔と較べると最近のトップさんは小粒」なんて声をよく聞くけれども、榛名由梨とかもそうだけど、鳳蘭とか、昔の有名なトップさんは確かに存在感が違って偉大。それと比較されたら、ちょっと酷じゃないかなぁ...? って思います。
ワタシ的には「昔のトップさん」と「最近のトップさん」と「今のスターさん」は、別カテゴリだから、比較の対象にはなりえない気がします。

恥かいた数だけ...

8/26(木)
次の花組東京公演の友の会先行予約システムの抽選方式は、今日の17時が締め切り。毎日なんだかんだとあわただしかったので、電話を入れている余裕がなかったのだけれど、今回もまた申し込みそびれるといけないので、朝の出勤前のとってもあわただしい時間に電話をかけて、バタバタと申し込みをしました。
今度の花組には、キリやん(霧矢大夢)と水夏希が特出するので、人気が高いかな...? それとも、瀬奈じゅんが月組に特出してて出ないから、いつもよりかはとりやすいかな...? 母親は、どうも次はキリやんが目当てみたいだから、ぜったいに観にいきたがると思うから、がんばってチケットを入手しなくては。な~んていう私も。最近スカイステージで何度もTAKARAZUKA舞夢の主題歌を聞いて、春野寿美礼の、やっぱりなんともいえない歌声には惹かれてしまうので、ぜひ観にいきたいと思います。舞台をみたら、きっとまた、春野寿美礼の明るい笑顔や切ない歌声にうっとり惹きこまれてしまうはずだし。チケット、とれるといいな。

先月からスカイステージで、真琴つばさと初風緑と樹里咲穂がそれぞれメインの番組が始まっていて、週に何度も放映されているのだけれど、先月はあまり見ていませんでした。でも、真琴つばさの『ANOTHER STAGE』という、ゲストを迎えてのトーク番組に池端慎之介が出ているので。『ファントム』を観にいった日に留守録しておいたのを、夕飯の後、母と二人で観てみました。したら、面白かった。
池端慎之介が姐御っぽくて、やんちゃな弟?真琴つばさを受け止める感じ。二人のトークの内容も面白かった。月組で久世星佳がトップの頃に「ピーターさんが観に来てる」って話が楽屋に伝わって、伝わっていくうちに「チーターさんが観に来てる」って変わってしまっていて、銀橋に出たときに「あれ?チーターさんじゃなくてピーターさんじゃないの?」っていってた話とか。池端慎之介の若い頃の話とかも、よかったかな。

舞台の話。「恥かいた数だけ上手くなる」って池端慎之介の言葉。印象的でした。今の池端慎之介の立場だからこそ、含蓄のある言葉になるのですね。きっと。
それを受けて「失敗したぶんだけ夢が大きくなる」といったまみさん(真琴つばさ)の言葉。そう思ってがんばってきたからこそ、あの、まみさんの、まみさんだけの世界が生まれたのだなって思うと、やっぱり印象的でした。

番組の中で、トップさんの背負い羽の重さを実感する、というコーナーがあって、トップさんの羽は20Kgぐらいあるのだけれど、それと同じ重さのリュックを用意して、東宝劇場前や日比谷シャンテ前のゴジラ像の周りとかにいる、観客や通行人に背負ってもらうの。皆一様に「重~い!」といっているのだけれど、中には、トップさんが大階段を下りてくるときのように、両手を広げたり、回ってみたりする人もいて。大階段と同じサイズの小さい階段も用意していて、リュックを背負って階段を下りてみる人もいて。なんか、とっても楽しかったです。

まみさんのトーク番組、予想外に、想像以上に面白かった。何につけても食わず嫌いはいけないな....と思いました。

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