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あの感動を再び

4/24(日)
今週の『タカラヅカニュース総集編』のアンコールコーナーでは『たからじぇんぬエトセトラ』というコーナーのとうこちゃん(安蘭けい)が出演したときのものをやっていました。とうこちゃんが見てみたい舞台映像は『霧ふかきエルベのほとり』。とうこちゃんは「この作品をやってほしい」というお手紙をもらうのだそうです。なので、見てみたいとのこと。昨年のTCAスペシャルではわたるさん(湖月わたる)主演で星組が演じていた作品です。わたるさんの演じた主人公はおおらかな感じだったけれど、とうこちゃんが演じたら、もっとキザになるんじゃないかしら。とうこちゃんはこの作品のこと「石原裕次郎とかみたいなイメージが...」って言っていました。
もう一度みたい舞台映像は『凍てついた明日』の最後のシーン。去っていくボニーとクライドに「死にに行かなくたっていいじゃないか」と叫ぶシーンから、その後の歌のシーンまで。これは少し前の『こだわりアラカルト~忘れられない歌声』の中でも出てきていたけれど、とうこちゃんも好きなシーンのようです。私もこのシーンは大好き。同じ歌を、たーたん(香寿たつき)のサヨナラショーでも歌っていたけれど。このときのとうこちゃんの歌は、哀しみが胸にこみ上げる、ほんとうに「忘れられない歌声」です。
画像と画像のあいだのトークのときのとうこちゃんは、だいたいカメラ目線でシッカリ話すのだけれど、伏目がちに考えながら話しているときもあって、その様子は以前、アートスフィアのロビーで見かけたときのとうこちゃんと同じ。なんとなく上の空で話しているような印象もあるけれど、何かインスピレーションが降りてくるのを待っているような雰囲気もあって、それも魅力的な表情です。

夜は待ちに待っていた『王家に捧ぐ歌』中日劇場版の放映がありました。ビデオ録画のセットは忘れてしまったのだけれど、時間通りにテレビの前にスタンバイ。もう、始まる前からわくわくです...テレビの画像を見ながら、劇場で見たときの感覚がこみ上げてきて、白いお衣装のラダメスとアイーダが現れて舞台中央で抱きしめあう場面から、もう、涙でハナがツンとしてきてしまいました。
映像は、私が劇場で見ていたときとは全然違う角度から撮られていたり、アップの映像があったりするし、そのとき私が見ていたのとは別のところがアップで映っていたりするので、そうはいいつつも新鮮な印象がありました。
舞台を観たときには、人数が減っているぶん舞台が空いている印象があったり、やっぱりコーラスはボリュームが足りないかな...と思ったりした部分もあったけれど、映像で観るとさほど気にならないかも。平和を享受するエジプトの広場にラダメスが現れたときに、エジプトの市民(国民?)がラダメスの周囲に集まってくるのだけれど、そのとき、舞台上のエジプト人が全部集中してしまって、舞台上手下手に大きな空間ができてしまったため、舞台上の人数の少なさがますます際立ってしまった、という場面があったのだけれど、そこはさすがにテレビの強み。ラダメスがアップになっていたので、そんなことはぜ~んぜんわかりませんでした...ていうことは、これまでビデオで見ていいなって思っていた作品の中にも、そういう、目に見えない欠点があったりしたのかしら...? そういうのは知らないほうが幸せかも。
コーラスも、人数は減っているものの厚みがあるので、思ったほどボリュームが減ったという印象はうけませんでした。けど、この辺りは、録音にもよるからな...なんて、理屈っぽく考えてしまうのは、ナマの舞台と比較してしまうから。わざわざ欠点を探すこともないのだけれど。
ボリュームアップっていうか、パワーアップしているのは、やっぱり女官ウメ(陽月華)。映像で見ても、やっぱりおもしろい。いいなぁ...
ラダメスが地下牢に押し込められるところ、地下牢の中の独白から始まるシーンからラストにかけては、やっぱり感動しました。アイーダはあんなに騒がないで、もう少しおとなしく登場してもいいんじゃないかな?って気もしないではないけど、まぁ、あの状況ならああいう姿がリアルなのでしょう。
フィナーレはやっぱり文句なく楽しい。あの底抜けに明るいフィナーレがあるから、重いラストをカラッと忘れて、明るい気持ちで帰途につけるのかな。

それにしてもあの舞台の感動を、いままたテレビで味わうことができるなんて、なんて幸せなことなのでしょう...

願わなければ叶わない

4/23(土)
スカイステージ『タカラヅカニュース総集編』で宝塚音楽学校の入学式の模様を放映していました。真新しい制服に身を包んだ93期50名の新入生さんたち。背筋をまっすぐ伸ばして、まっすぐ前を向いて、たいへんな緊張を感じます。小林公平校長言葉によれば約1,000名の受験者の中から20倍の競争率を勝ち抜いて合格したのだとか。まさに「選ばれた人たち」です。
英真なおき星組組長が祝辞を述べていたけれど、その中でも「選ばれたものだからこそ、大きな試練が待っている」という話をしていました。1,000人の中から選ばれた50人。その50人の中からほんとうにスターになるのはほんの数名。やっぱり、たーたん(香寿たつき)が言っていたように、トップスターになれるのはほんの「ひとつまみ」の人たちなんだなっていうのが、あらためて実感されます。
けど、その「ひとつまみ」の人々でなくても、舞台の上にそれぞれの居場所を見つけて、それぞれに輝いてほしいな。そして、私たちにその輝きが余すことなく降り注ぐように。一般人の私たちには想像できないほどの頑張りが必要な世界だと思うけれど、頑張ってほしいと思います。
それにしても英真組長は、穏やかに語りかける語り口も含めてとってもお話が上手。前にも何かの祝辞を述べているところを『タカラヅカニュース』で見たけれども。こんな上司が身近にいてくれたら、うれしいのにな。何でも相談しちゃうのにな。

その、英真組長の言葉の中にあった言葉。

あなたがたの歩む道は、あなたがた自身がつくっていかなければなりません

願わなければ叶うはずがありません

どちらも簡単だけれど、いい言葉だなって思いました。「歩む道は...」は『ガラスの風景』っぽくて「願わなければ...」は『1914/愛』っぽい雰囲気の言葉だけれど。けど、この言葉は私も忘れないように胸に留めておきたいと思いました。

宝塚ならなんでもいい...わけではない!

4/22(金)
会社の帰りにお友達のチエちゃんと待ち合わせ。お夕食にパスタを食べた後、二人でカラオケにいきました。私たちのお気に入りだったカラオケ屋さんが閉店してしまったので、横浜駅前で呼び込みをしていた人について、初めてのお店へ...と思ったら、前に来たことのあるお店でした。ま。いっか。

「宝塚歌劇団」の曲は、90年代の作品の主題歌を中心に、40曲ぐらいありました。『愛の宝石』とか『マグノリアの花』とか、宝塚の名曲といわれている曲も、何曲かありました。けど、チエちゃんの歌える曲は今日もなかったけれど、チエちゃんも今日は宝塚の曲には目もくれなかったみたい。
私は『華麗なる千拍子'99』の主題歌の『歌の翼にのせて~幸福を売る人』と『愛の宝石』を。『愛の宝石』が、あまりにアレンジが演歌っぽかったのと、歌ってみたら思っていた以上に難しかくて下手で、チエちゃんにすごい不評だったので、今日はここで宝塚ナンバーは打ち止め。『夜明けの序曲』とか『ミッド・サマー・イブ』とか、歌いたかったのもほかにあったのだけれど、あきらめました。けど「残り5分」のときに、最後に『すみれの花咲く頃』を歌わせてもらいました。これなら「すみれのは~な~」のところからはチエちゃんも歌えるので、ま、無難かも...

その後場所を変えて、昨日ローソンで受け取った花組B席チケットをチエちゃんに1枚渡しました。チエちゃんはいつも「A席かB席なら誘ってね~」というので。
「私やっぱり最初に見たのが春野寿美礼だったから、いちばん好きなのは春野寿美礼なのよね♪」
というチエちゃんに
「私も今回はきっと、春野さんが出てきたら崩れ落ちると思うの」
と言ったら
「え~、みぃちゃんって春野寿美礼好きだったのぉ~?」
と言う。
「うん。だって、さもなきゃいくら県民ホールでも『ジャワの踊り子』なんて2日連続でみないよぉ...」

え~っ、みぃちゃんて全部観に行ってるから、宝塚ならなんでもいいのかと思ってたぁ~!

...たしかに「宝塚なら何でもいい」のはある意味、事実かもしれないけれど...けど必ずしも全部見ているわけではないんだけど...それに、私にもとりあえず好きなスターさんはいるんです。なかなか一人に限定できないのが悩みなんだけれどね...

親子の実感

4/21(木)
お昼休みに会社の隣のローソンに、こないだインターネットで確保した花組JCB貸切公演のチケットを受け取りにいきました。初めて使う Loppi 端末。私のお仕事は、システム関係なので、いわゆる「コンピューターの操作」には慣れているはずなのだけれど、初めての端末を操作するときは、やっぱり緊張します。
受け取るときに予約番号が必要、と聞いていたので、それは会社を出る前にお知らせメールをプリンタで印刷して...と思ったら、印刷だけして、プリンタの排紙トレーに忘れてしまっていました。けど、確か手帳にメモしたはず...と思って手帳を繰ったのだけれど、やっぱり端末を操作しながらだとあせってしまって、なかなか見つからない...ので、いったんLoppi端末を離れて手帳を見直してから、再度トライ。他にも、会員番号とかも入れなくてはいけなくて、それも手帳にメモしてあったから助かったけれど。
ようやく予約番号と会員番号を入れて、レジでチケットを印刷してもらって受け取りました。コンビニで受け取るのは便利だけれど、便利になるためにはLoppi端末に慣れなくては...
会社に戻ってみると、プリンターのところに「○○○○○(私の名)様 宝塚歌劇花組東京公演『マラケシュ 紅の墓標/エンター・ザ・レビュー』当選...」と印刷されたプリンタ用紙がプリンタ横に放置されていました。ちょっと恥ずかしい...

帰宅すると、三井住友VISAカードのチケットの入った封筒が届いていました。
エリザベートの楽日前日の、VISA貸切公演のチケットが当たったのです。しかも、1階前方のいい席。やった♪ 作ってよかったバーチャルカード、です。三井住友VISAカードさんは、私のことを裏切らなかったのですね.....シアワセ。
けど、私はバイキング付きの平日チケットで観に行くつもりだったので、たーさまに「VISAが当たったら、そのチケットは譲りますね」と約束してたのだけれど、やっぱりこちらの席で見た~い!というので、たーさまに「ごめんなさい」メール。ほんとにごめんなさい...けど、たーさまも「さえちゃん(彩輝直)の最後だもの。みぃさんが行かなくちゃ!」と言ってくださるはず♪ 次の轟さん(轟悠)特出の星組チケットは頑張るので、勘弁してください...

夕食後、母と一緒に少し前に放映された『こだわりアラカルト―総スパン』を見ました。総スパンのお衣装の名場面集。ここには、昨年お正月の花組公演の、各組トップ特出の場面があるので、リカちゃん(紫吹淳)ファンの母にとってはお気に入りのビデオのひとつなのです。
特出のシーンの前に『アプローズ・タカラヅカ』の最初の場面の春野さん(春野寿美礼)の、方に赤と黒の模様の渦状の模様の入った総スパンのお衣装で銀橋の中央に立つシーンが出てきます。私はこのシーン、このお衣装も好きです。大劇場ではじめてこのショーを見たときに、ショーの始まりでスポットに浮かび上がった春野さんのこのお衣装の姿がとてもキレイで、華やかで、目がクギヅケになってしまったのでした。
特出のある『すみれの花咲く頃』の歌の場面の、春野さんとふうちゃん(ふづき美世)のピンクのお衣装もやさしげでステキですが、リカちゃんの深い青のお衣装が、とってもリカちゃんに似合っていてステキです。リカちゃんと同じ青い色のくららちゃん(映美くらら)のドレスも上品でいいです。そして、リカちゃんを迎えた春野さんのとても楽しそうでうれしそうな笑顔も印象的です。大劇場で見たときも、春野さんとリカちゃんの笑顔がやっぱり印象的でした。「あのときはよかったね...」と。母と二人で思い出に浸ってうっとりしてしまいました...こんなとき、同じ血の流れる親子だなぁ...と、しみじみ思います。

ビデオ三昧...ちょっと本末顛倒

4/20(水)
足の付け根にできものができてしまって、歩くと激痛が走るので、今日は会社を休んで、だるまのようにじっとして、一日中家でビデオを見ていました。

まずは『マラケシュ 紅の墓標/エンター・ザ・レビュー』のスカステ『What's up Takarazuka』と『ステージインフォメーション』を録画したのを2~3回繰り返して。何度見てもいいなぁ...と思って。大劇場を思い出してぼぉ~っとしてしまいます。このビデオを見ている間は、私、ほんとうに何も考えていない...ある意味、頭が休められているのかもしれないけれど、こんな状態が続いたら、頭が悪くなってしまうのではないかしら...?
『エンター・ザ・レビュー』の最初のシーンはほんとうに大好き。笑顔で歌い踊る春野さん(春野寿美礼)はもちろんのこと。やっぱり黒燕尾の群舞は宝塚の醍醐味だと思うのです。

続いて花組版『エリザベート』。これは、昨年の元旦にスカイステージで一度だけ放映されたのを録画したものです。おそらくセルビデオと同じ内容の舞台映像の後ろに、みどりちゃん(大鳥れい)のサヨナラショーの映像がついています。
私は、最初にナマで観た舞台が、花組版『エリザベート』だったのです。当時はまだ宝塚のチケットの入手方法がよくわかっていなくって、たまたま会社の売店に伊藤園の懸賞のポスターが貼ってあるのを見て、応募することに決めたのです。あの年の夏は、ほんとうによく"お~いお茶”をのんだけれど、それ以降、今に至っても私はほんとうによく”お~いお茶”を飲む人になってしまいました。それまでは爽健美茶とかだったのに...(苦笑)。幕間の抽選会の商品の中に”お~いお茶”1年分というのがあって、それを紹介する伊藤園の司会の方が「この1年間、皆様にはたくさん飲んでいただいたと思うのですが...」といっていて、場内大爆笑でした。皆、同じ穴の狢なのね...(笑)。
その懸賞で当てて、さらに当日の座席抽選でもいい席を当てて。初めて観たトップスターさんが春野さんだったのですね...そのときの興奮がよみがえってくるぐらい、ビデオ映像のトートも妖しく美しい...エリザベートに拒絶されて落ち込むときでさえ、自分の世界に酔いしれているような、自己陶酔ぶりも好きです。みどりちゃんのエリザベートは、ちょっと「りぼん」とか別マとかの少女漫画のヒロイン風でもあり、現実味があるので、ますますトートが別の世界に生きる(黄泉の帝王って生きているのか...?)者のように見えます。
みどりちゃんのサヨナラショーは、涙をこらえて熱唱するみどりちゃんに、思わずもらい泣きしそうです。ラストに、舞台中央に向かって歩いてくるみどりちゃんを、満面の笑顔で両腕を広げて迎える春野さんが...おおらかで明るくあたたかい春野さんの笑顔が...すごくステキです。春野さんは、こういう場面がとってもよく似合う。もっともっともっと懐の大きなトップさんになってほしいなぁ...春野さんとみどりちゃんは下級生の頃から主演コンビとなるまで、いろいろなところでともに頑張ってきたのだと思うから、舞台中央で手を取り合う二人の胸にはいろんないろんな想いがこみ上げていたことでしょう、きっと。
このビデオもまた、何も考えないで、ぼ~っと観て...見とれて...しまいました。正味3時間...ゼッタイ頭が悪くなってる......

と、いいつつも。花組を観たら雪組もみたくなってしまったので、続いて雪組『エリザベート』を。正真正銘、宝塚の初演。すごく熱がこもっていて、丹念に作り上げられているのがわかります。演出もビミョウに花組版と異なっていました。
一路さん(一路真輝)のトートは厳格な黄泉の帝王。少しの手違いも許さないような厳しさと緊張感が感じられます。トートにとってエリザベートは、その許されない手違いの連続なのね...トートとエリザベート:花總 まりとフランツ・ヨーゼフ:高嶺ふぶきの三角関係にも、緊迫感があります。私は高嶺ふぶきのフランツ・ヨーゼフが、歴代のフランツの中では一番好きです。エリザベートとためらいがちに向かい合う、そんな雰囲気がとてもいいな、と思います。
少年・ルドルフも、とうこちゃん(安蘭けい)が、とってもきれいな声で、とってもかわいらしい。重臣の足を踏んで舞台袖に逃げ去るところもとてもかわいい。とても、新人公演でトート閣下を演じているとは思えないかわいらしさです。
青年ルドルフはたーたん(香寿たつき)。たーたんのルドルフは、歌もダンスも上手だし、ルドルフの不安定な心もよく表現されているのだけれど、いまいちオヤジくさい...考えてみれば、ルドルフがマイヤーリンクで果てたときには既に30歳を超えていたわけだから、それを思えば多少オヤジくさくてもおかしくないんだけど、なんとなくルドルフは繊細な青年ってイメージがあるから、どうにもビミョウな気分になります。
シシィの父親、マックス候はこの公演で退団した古代みず希が演じています。私は、シシィのパパは、お洒落でユーモアがわかる自由人であるだけでなくて、誰もを受け入れる鷹揚な人ってイメージがあって、そのイメージは古代さんがいちばんぴったりだなって思います。
そして、シシィ/エリザベートは、やっぱりなんといっても、花總さんですね。娘時代の可憐さ、お転婆さから、苦悩の時代、そして晩年まで、どの年齢を観ても、不自然さを感じさせないほどの演じ分けには、ほんとうにすごいなって思います。
ところどころに不完全な部分が残るものの、総合点でいえば、やっぱり初演の雪組の『エリザベート』は、もっとも完成度が高いのではないかしら。それってやっぱり、初演時と再演時とでは、気合の入り方が違うせいかしら...観る側の期待も含めて...

夜は、ネットで知り合った方から譲ってもらった『銀ちゃんの恋』を観ました。この作品は、以前、私が病気で入院したときに知り合いにビデオを貸してもらって見て、いいなぁって思ったのでした。kohちゃん(汐風幸)...というか松嶋屋さんの好きな母に、ぜひとも見せてあげたいと思ったのだけれど、なかなか入手できなくて、ちょっと悲しく思っていたのです。こうして見ることができて、ほんとにうれしい。
kohちゃん(汐風幸)がとっても好演。芝居巧者というのは、こういうものをいうのかな。ヤスという役に入り込んで熱い演技を繰り広げています。kohちゃんのヤスは、大部屋俳優さんのビミョウな情感を豊かに表現していて、それに科白の間合いもすごくよくて、まさに「唸らされて」しまいます。
この作品は、主役の銀ちゃんの久世さん(久世星佳)と小夏の風花さん(風花舞)とkohちゃんの、3人のテンポのいい科白のやりとりが小気味よくて、人物を生き生きと描きだしていて、とても楽しくてジ~ンときてしまうお芝居です。久世さんには人気に影の差しはじめた大スターの寂しさと哀しみを感じさせられるし、風花さんからは、同じく人気に影が差した女優のビミョウな心の動きがよく伝わってきます。何より妊婦さんの姿が...もうビックリ。ほんとうにお腹が大きくて重そうな動きが、ほんとにリアル...タカラヅカのスターさんに、ギトギトの時代遅れの映画スターとか、ヒゲ面の風采の上がらない大部屋俳優とか、妊婦さんの格好をさせていいのだろうか...?という疑問は感じないではないけれど、演技の上手さと芝居のパワーに押されて、そういうことはどうでも良くなってきてしまいます。
それに、樹里さん(樹里咲穂)やタニちゃん(大和悠河)なども出ていて、それにもびっくり。最後のテロップにゆうひさん(大空祐飛)の名前も出てたけど、本編では気づきませんでした。しまった....次に見るときにはよく気をつけることにしましょう。
母は「やっぱり汐風幸は上手だねぇ...」と満足の様子。思いがけないご好意で、またひとつ親孝行ができました...ん...なんて親孝行なんでしょう、私ったら(笑)。
タカラヅカがご縁で知り合った方は、本当に良い方が多くて、ほんとうにありがたく思っています。これというのも、タカラヅカの力、かしら...?

今日はじっくり休養をするつもりだったけれど、夜になったらぐったり疲れ果ててしまいました...私ったら、何やってたんでしょ......ちょっと本末顛倒かしら...(苦笑)

美しい剣士に惚れ惚れ...

4/19(火)
昨夜録画した『'96TCAスペシャル メロディーズ・アンド・メモリーズ』を、母と一緒に観ました。まだ4組の頃のTCA。真矢みきと麻路さきと一路真輝と久世星佳がトップの時代です。

第一幕は和ものののショーと寸劇。真矢みきは、ほんとうに日舞の名手。舞う姿が、もう、他の人たちと全然違って、見ごたえがあります。
寸劇『星影の人』。沖田総司は真矢みき、玉勇は白城あやかかな?真矢みきは、なんていうのかな。爽快な、まさに美剣士...そんな言葉、あったかな?...って雰囲気があって、惚れ惚れ。こんな寸劇なのだけれどね。芝居も殺陣も、厚みがあって重みがあって、見ごたえがありました。母は「真矢みきは和もののほうがキレイなんじゃない?」と。私もそう思います。

たーたん(香寿たつき)は一路さん(一路真輝)とハナちゃん(花總まり)主演の『心中恋の大和路』で、自慢ののど(?)を聞かせています。うぅん...うまいなぁ...と思わずうならされてしまいます。

8年前なので、たーたんもリカちゃん(紫吹淳)も、みんなまだ若くて、なんだか可愛らしいです。とうこちゃん(安蘭けい)も、雪組コーナーで轟さん(轟悠)とたかこさん(和央ようか)と一緒に銀橋で歌っていました。出演している中では最下級生ぐらいなのかしら?なんとなくほっそりした印象で、きれいでかわいい。けど、周りの人たちとくらべると歌も踊りも全然遜色なくて、むしろ貫禄を感じます。やっぱりとうこちゃんは違うなって、思いました。

今月は毎晩夜中にTMPとTCAを放映しています。スターさんがたくさん出てきて見ごたえがあるし、「あそこにあのスターさんが出てる」とか、「あのスターさんがまだあんなに若い」とかっていうのが面白くて、ついじっくり観てしまうので、夜は気をつけないと。ちょっと遅くなってついうっかり観始めてしまうと、結局3時近くまで見てしまうことになって、たいへんなことになってしまいます...

ヤバイかも....

4/18(月)
朝、メールをチェックしたら、e+プレオーダーからの当選通知が届いていました。
花組のチケットはなかなかとれないと思っていたので、保険のため、e+は平日昼のA席を申し込んでいたのだけれど、それが当選していたのでした。けど、すでに4公演ぶんチケットを確保しているので、これで5公演め。今回はなんて運がいいのでしょう。うれしい悲鳴!です。けど、平日昼は2度もいけないので、どちらかは譲る人を捜さないといけません...たいへん...それに、そんなに通い詰めてしまったら、お勉強しているヒマがない...うれしい悲鳴を超えて、ヤバイかも。ちょっと。

スカイステージでは、大劇場公演の予告のような『What's up Takarazuka』と、公演ダイジェスト『ステージインフォメーション』という、それぞれ15分ずつの番組を、公演中繰り返し放映しています。今の花組公演の『What's up Takarazuka』2種類と『ステージインフォメーション』2種類の全部で4本、合計1時間分を、epステーションのディスクとビデオに録りためて、ヒマなときは何度も何度も繰り返し見ています。今日も、夕食の後に手帳とノートの整理をしながら、それぞれ2回ずつ繰り返して見てしまいました。

こないだまで『王家に捧ぐ歌』を思い返してため息をついていた私が、今は『マラケシュ』を見てときめいている...我ながら、なんて浮気者なのでしょう...ていうか、こんなに陶酔しきっている私って、やばいかも...かなり...

「ピンク」といえばやっぱり...

4/17(日)
母を車に乗せて、日帰り温泉「東京湯河原温泉万葉の湯」へ。カーCDは今日も『'04宝塚歌劇全主題歌集』。

『La Espelanza』の主題歌は。やっぱり私、好きだなぁ...春野さん(春野寿美礼)のゆったりとした歌声。けど、やっぱり少し甘く切ない余韻をひく、その感じが好き。なのはもちろんなのだけれど、前奏や間奏の軽い雰囲気も好き。歌詞をじっくり聞いてしまうと、東京宝塚劇場で観劇した頃のこと...心に重いものを抱えていたときだったので、この歌を聞いたときに思わず涙が出てしまったのだけれど...が思い起こされて、タイムスリップしてしまって、心にずしっと響いてしまうのだけれど、軽く聞き流すぶんにはいい感じ。
『ロマンチカ宝塚'04』のとうこちゃん(安蘭けい)の歌声は、もう、宝塚という範疇を踏み超えてしまっているのではないかと思う。男役とか女役とか、そういうくくりではなくて、安蘭けいという独自の世界を作り上げている気がする。
『TAKARAZUKA DREAM KINGDOM』の『夢の城』のかしちゃん(貴城けい)は、ファルセットでふんわりやわらかく、いかにも夢の世界っぽい歌声。かしちゃんでもこういう歌い方をすることがあるんだ...と、新たな発見。

「万葉の湯」でお夕飯を食べて、帰宅してから、スカイステージの録画をセット。昨年の花組全国ツアー『ジャワの踊り子』は、なんだかイマイチだったので、別に録画することもないかな...と思っていたのだけれど、フィナーレのロケットとか、男役さんたちのガムラン風の力強い群舞はよかったなぁ、と思って、とりあえず録画することに決めたのでした。ちょうどフィナーレの始まる頃に部屋に戻って、録画中の映像を観てみたら、群舞のときの春野さんの掛け声がすごい荒々しくて、ちょっとびっくり。横浜でもこうだったっけ...? 群舞の最後に「シズオカ」と言っていたので、これは静岡での収録らしい。場所によって、結構違っていたりしたのかしら?って思ったりしました。

そのままなんとなくスカイステージを見続けていたら『こだわりアラカルト』が始まりました。今日からタイトルが変わって「ピンク」ってテーマになります。
最初はやっぱり「ベルサイユのばら」の小公子・小公女から。ここは、星組『ベルサイユのばら2001』のプロローグ、朝澄けいちゃんでした。ふ~ん、と思って別のことをしていたら、とうこちゃん(安蘭けい)の声がした気がしたのであわてて振り向いたら、やっぱりとうこちゃんの場面。このときはフェルゼンだったのよね。ピンクの貴公子風お衣装がやさしげでとてもキレイ。とうこちゃんって、やっぱりピンクが似合うんだなぁ...
と思って、また別のことをしていたら、今度は春野さんの声がした気がしたので、振り向いたら、こんどは花組全国ツアー『cocktail』の一場面。濃いピンクのタキシードを着てサザンのナンバーを歌っていました。春野さんも、ピンクが似合うなぁ...と、またも認識。
他にも『華麗なる千拍子'99』の轟さんとか『国境のない地図』のまりこさん(麻路さき)とか『レ・コラージュ』のコムちゃん(朝海ひかる)とまーちゃん(舞風りら)、『On the 5th』のブンちゃん(絵麻緒ゆう)とまひるちゃん(紺野まひる)のデュエットとか。納得のシーンが続いています。
『アプローズ・タカラヅカ』の、客席降りのあった場面の春野さんのピンクの総スパンもありました。ここ、最初に大劇場で見たときは、春野さんがほんとにきれいで、ステキで、もうびっくりするやら、感激するやら、だったなぁ...って、思い出したりしました。
番組表で「ピンク」って見たときは、何なんでしょ?って思ったのだけれど、期待以上の中身が詰まっている感じ。来月の半ばまで、何度も見てしまうことでしょう。きっと、私。

うれしい悲鳴...

4/16(土)
JCBカードのポータルサイトMyJCBからリンクしているローソンチケットで、今日、花組東京公演JCB貸切の先行販売があったので、朝10時少し前、パソコンを立ち上げて、アクセスしてみました。
ところが、自分がIDと思っていた番号がどうも違うらしく、IDを記録していたファイルを探したり、ローソンチケットのログインのタイミングがよくわからなかったりして、ようやく取り扱いチケット一覧画面にたどり着いたときには、すでに10時10分を回っていました...しまった!
この画面では、1回の申し込みで6枚まで申し込めるらしいのだけれど、とりあえずS席をを2枚申し込んでみましたが、しばらく待った後「ご用意できませんでした」のメッセージが。そこでA席2枚を申し込んでみたけれど、やっぱり「ご用意できませんでした」ということ。そこでダメもとと思って、B席2枚を申し込んでみたら、今度はOK。正直な気持ちとしては、せめてA席で見たかったのだけれど、やっぱり1公演ぶんはチケットをキープしておいたほうがいいから、ひとまずはこれで安心しなければ、と思いました。
うまくすれば『ファントム』のときのようにわらしべチケット長者っていうか、チケット出世魚って言うか、徐々にいいチケットに手が届くようになるかもしれないので、気落ちせずに頑張りましょう!

と、思っていたら、午後、友の会からチケットが届きました。
A席2枚×4公演申し込んでいたのだけれど、3公演ぶん当たっていました。しかも、そのうち2公演は土日の日程。すごいビックリしてしまいました。
私は元来A席狙いなので、もうこれで十分と思うのだけれど、一緒に花組を観劇することにきめているお友達のカブちゃんはS席で観たいらしいので、この後の一般販売とかVISA貸切でも、頑張ってみようかなと思います。
それにしても、現段階で4公演ぶんのチケットをキープできている...けど、そんなに全部観にいく時間もお金もない...これこそまさにうれしい悲鳴といったところだわ...

夕方からは、昨日会社に忘れてきてしまったものを取りに、会社まで車で出かけました。カーCDには先週、キャトルレーヴで買った『'04宝塚歌劇全主題歌集』を入れて、初めてじっくり聞きこみました...運転しながらだけど。で、気づいたのだけれど。
『タカラヅカ・グローリー』と『飛翔のとき』は、ほんとに典型的な自画自賛ソングだけれど、じっくり聴けば聴くほどいい歌。いい曲。『宝塚わが心のふるさと』とか『タカラヅカ・フォーエバー』のように、長く歌い継がれていってくれるといいなぁ...って思いました。

...そこが好き♪

4/15(金)
宝塚歌劇花組出身の桜木星子さんがガイドをしているサイト『All About 宝塚歌劇』から毎週金曜日に送られてくるメルマガで、元月組の西條三恵さんが婚約されたという話題がありました。『スポーツ報知』に載っていたというので、サイトを見にいったら、その記事が載っていました。西條三恵さんて、歌もダンスも上手な人って印象があったけれども、経歴などはぜんぜん知らなかったのだけれど、お父さまも、お祖父さまも、芸能界の方だったんですね。宝塚には、そういう、親御さんが有名人って方も少なくないのに、そういう方たちが皆現役の生徒さんのうちは、ぜんぜんわからなくて関係なくて、自分の力で勝負!というように見受けられるところが気持ちいいなって思います。
お相手の方は日舞の方で、お父様は宝塚の日舞の振り付けもされている方とのこと。すごく近い世界にお嫁に行くんですね。西條さんは芸能界は引退して内助に徹するとのこと。こんなシッカリした奥様がいたら、だんな様は心強いのではないでしょうか。幸せになってくださいね...って思います。

夕方、仕事の合間に宝塚関連のブログをいろいろチェックしていたら「男役さんのキャラ分類」って話があって、すごく興味を惹かれました。男役さんを太陽と月に分けて、さらに、熱い人と冷たい人に分けているの。面白いな...って思いました。スターさんの分類が、私の感じる印象とビミョウに違うところがあるのも、人それぞれのもつイメージの違いが感じられて面白い。けど、わたるさんは私も文句なく「太陽」-「健康」な人だと思う。私と同じ誕生日の人は、皆、そうだから(笑)。さららん(月船さらら)が「月」-「苦悩」-「高温注意」なのも納得。そこが好きなんだなぁ...

帰宅後、夕食を食べながら『TCAスペシャル2001』のビデオを見ました。これはスカイステージの録画ではなくて、ちゃんと購入したセル・ビデオ。だから、曲目も出演者もちゃんとわかります。これは、たーたん(香寿たつき)が星組に、リカちゃん(紫吹淳)が月組のそれぞれトップに決まって、これからというときのもの。そのためか、この二人は新専科(死語?)の中でも別格の扱いを受けています...そういえばチャーリー(匠ひびき)も花組トップにきまっていたけど、たーたんとリカちゃんほど別格の扱いにはなっていないかも...たーたんとリカちゃんはどちらもステキだけれども、持ち味はぜんぜん違う。けど、なんとなく二人でいてまとまりがいいのは、どちらも実力があるせいもあると思うけれど、やっぱりそこが同期のよしみ、っていうものかしら?なんとなく仲の良い姉妹のように見える瞬間もあります。で。そんな二人の姿を見るのが好きなので、この年と、その次の年のTCAのビデオは好きなんです...TCAスペシャル2001では、月組の紫城るいの男役時代の姿も見られるのが、なんとなく、楽しいです。
ふと気づいたのだけれど、タモさん(愛華みれ)の着てるピンクのお衣装は、昨日見た『チャリコン』で、とうこちゃん(安蘭けい)が着ていたのと同じでは?でも、どちらが着ても、ふんわりとやさしい趣があって、ステキ。

今夜は珍しく家でパソコンを立ち上げました......普段は会社で仕事の合間とか終業後にネットをチェックしています。そのほうが速いのだもの......三井住友VISAのサイトを見に行って、春野さん(春野寿美礼)の情報ページを見に行きました。「今月のメッセージ」のページにはあさこちゃん(瀬奈じゅん)のエリザベートを見たときの感想が載っていました。こういうときって、離れてひとり立ちした弟を見守るっていう感じなのかしら?それとも、盟友の活躍を見て自分も奮起するって感じなのかしら?
けど『エリザベート』については「懐かしい」と。もう。春野さんの『エリザベート』からもう2年以上が経つので、やっぱり、演じたご本人も、そういう感慨を持つものなのですね...

希望の灯を絶やさないように...

4/14(木)
夜。スカイステージで1月に行われたチャリティーコンサートを放映していました。
日頃は華やかな舞台が、この日は落ち着いたステージ。このコンサートのテーマは「希望」のようです。そのテーマにそって、それぞれのスターさんの持ち歌の中から選ばれた歌を、一人一人、歌っています。
あぁ、この歌にはこんな歌詞だったのだな、こんな意味が込められていたのだな、と、お芝居やショーの中では気づかなかったことに、あらためて気づいたりしました。

彩乃かなみちゃんの歌った『千の風になって』はいい歌だけれども何の歌だろう?って、前にコンサートの中継を観たときにも思ったのだけれど、今月号の『歌劇』の質問コーナーに、何かの詩をもとに、新たに書き起こした歌であるということが載っていました。
よく聞くと悲しい歌詞だけれども、メロディーもきれいで、素朴ないい歌。これからもスタンダードとして歌い継がれていくといいな。

わたるさん(湖月わたる)とダンちゃん(壇れい)は『王家に捧ぐ歌』の中からそれぞれ、歌っていました。今から思うと、やっぱり『王家』にはいい歌が多かったな...「すごツヨ」みたいな歌もあったけれどもね...

あさこちゃん(瀬奈じゅん)の歌った歌もいい。「長い長い坂道のぼるのは あなた一人じゃない」って、あさこちゃんの、語りかけるような歌もいいです。心が弱っているときに聞いたら、きっと涙が止まらないと思う。

なんど聞いても『心の翼』はいい歌。とうこちゃんの歌は、今日もやっぱり心に沁みました。落ち着いた、やさしく歌いかけるような歌。想いを心の中に込めて、かみしめるように、まさに歌うような歌...歌っているのだから、当たり前といえば当たり前なのだけれど......この日のとうこちゃんは、淡いピンクのお衣装の雰囲気もあいまってか、すごく穏やかでやさしい空気をまとっているように感じました。

最初と最後の歌は『見上げてごらん夜の星を』。幼い頃から知っているこの歌は、なんていい歌なんだろう...てあらためて感じました。
穏やかな希望の灯を絶やさないように、そんな想いを感じるコンサートでした。静かにじんわりと心に広がる感動...そんな感じがしました。

スターは舞い降りてほしい...

4/13
会社の帰りに本屋に寄りました。別の雑誌を見ていたのだけれど、ふとDomaniの表紙が目に入りました。そこには「トップスターへの道 瀬奈じゅん」の文字が。あぁやっぱり、この特集はサクセスストーリーなんだな...

それにしても、なぜ私はこんなにこのことに対して抵抗感があるのだろう...って考えてみて、わかったのです。そのわけ。

私は、スターは舞い降りてほしいって思うんです。

およそどの世界でも、トップと言われるためには、普通に生きる私たちには想像もつかないほどの努力を続けているのだと思います。それは宝塚の世界も例外ではないと思う。トップに上り詰めるまでの道のりはけわしくて、強い意志とたいへんな努力が必要なはず。けどそれは白鳥のバタ足であってほしいんだな...夢の世界の宝塚のスターさんは、天から舞い降りて、涼しい顔して美しく輝いていてほしいんだな...私としては。
スターさんは別の世界の人であってほしくて、等身大の、私と同じように頑張る姿は見たくない...だって、そうでなければハードな現実をしばし忘れて幸せな気分に浸れないような気がするんです。

もちろん下級生の頃から見守ってきた人たちは、そうやって努力する姿をずっと見つめてきただろうから、それを認めてもらいたいって思うだろうなっていうのもわかる。それにこの雑誌の読者も、きっとその上昇指向に共感することが見込めるのだと思う。

けど、宝塚のスターさんはどれだけ夢を与えられるかの世界だと思うんだな...だから、トップを「つかみ取った」ような表現や文脈には抵抗を感じてしまいます......ほんとに瀬奈ちゃんが自分からそう言ったのかしら? 雑誌の編集でそういうコメントになっちゃったのかしら...?

同じ本屋さんでついでに週刊女性をチェックしてみたら、今週のグラビアは春野さん(春野寿美礼)だったので。しかも『エンター・ザ・レビュー』の中でも私が気に入ったダイア柄お衣装だったので。思わず2冊買いしそうになったところを、なんとか踏み留まりました(笑)。
春野さんはいま2冊の絵本にハマっているそうです。『君のいる場所』と『メモリーズ』。絵本のバックはオーク調の、これはフローリングの床なのかしら?春野さんはオーク調のフローリングの部屋にお住いなのかしら...?

伝統はこうして作りあげられていく...

4/12(火)
今日も体調が戻らないので、ていうか、ますます体調が悪いので、会社をお休み。自分の部屋で寝ていました。スカイステージをずっとつけていたのだけれど、うとうと寝たり起きたりだったので、何を見たのかよく覚えていません....

何度目かに目を覚ましたら『初舞台特集2005』という番組で、初舞台生口上の舞台稽古の様子をやっていました。美吉左久子さん...たしか、昨年の狸御殿に出演されていたと思うのだけれど...が、初舞台生の袴の着付けを一人一人チェックして、袴のひもの結び目を直したり、袴にさした扇を直したりしている様子が映りました。毎年、初舞台生の代表がインタビューに答えて「多くの先生方のお力で...」という話をしているけれど、そのひとこまを垣間見る気がしました。大先輩から教えを受けて、これからの舞台を担っていく若い人たち。伝統はこうして積み重ね、作り上げられていくのだな...それってすばらしいことだな...って思いました。

夜は雪組『ゴールデン・デイズ』を観ました。高嶺ふぶきのサヨナラ作品のショー。煌びやかで華やかで楽しいショー。とうこちゃん(安蘭けい)やけろちゃん(汐美真帆)も、何度か画面に現れて、かわいかったし。具合が悪いのを少しの間、忘れた気がしました。

夢の終わり

4/11(月)
昨日大劇場で購入した『エンター・ザ・レビュー』というお土産のお菓子は、会社で好評でした。「女の子が好きそうな味」ですって。一箱に24コも入っていて「質より量」のつもりで選んだのだけれど...よかった。

今日は朝から雨降りで肌寒く...どころではなく、メチャクチャ寒くて、冬に後戻りしたみたい。天気予報では昨日から天気が崩れるはずだったけれど、なんとか昨日はもちこたえてくれて。宝塚でも池田でも、お花見日和のいい天気ですごすことができてラッキーでした。今回の宝塚旅行は、行く先々でこんもり山盛り満開の桜に包まれて、とっても幸せにすごせました。

けど、土日に無理したわけではないと思うけれど、今日は体調が超悪だったので、会社を早退してしまいました。家に帰ってみると、昨日大劇場から出した絵葉書が届いていました。「宝塚レビュー臨時郵便局」という、ラインダンスの絵の消印がついて。いつも、宝塚に行くたびに自分に絵葉書を出しているけれど、この絵葉書が届くと「夢の終わり」って気分になります。はぁ...って感じ。また、次に宝塚に行ける日を楽しみに、お仕事と勉強に精を出しましょう...けど、今日はそんなわけで、家で休養です。

「小林一三」を学ぶ

4/10(日)
ホテルで荷物を受け取り、お土産をかばんに押し込んで、阪急宝塚線に乗って池田に向かいました。今回の旅行のもう一つの目的は「池田文庫」に行くことなのです。

母は自己啓発系の本をよく読むのだけれど、実業家の人たちの話の中に阪急電鉄創始者・小林一三という名前がよく出てくるというのです。私も、少し前に読んだ本の中に

「出世の道は信用を得ることである。
 第一の条件は正直でなければならぬ」

という、小林一三の言葉があるのを見て、いい言葉だなって思った記憶があります。
私たちにとって、小林一三っていえば、宝塚歌劇団を作った人でしょう...?? 程度の認識だったので「どんな人なんだろう?」ってとても気になり始めたので、池田文庫に行けば何か資料があってわかるかもしれない...と思ったのでした。
昨日宝塚に向かう電車の中で、折りしも「小林一三伝」という特別展示を開催中であることを知りました。ラッキー。

池田文庫の桜
池田駅で道を聞いて、山に向かって歩くこと10分か15分。坂の上の見事な桜の咲いているところが、池田文庫でした。こぼれ落ちそうなほどのボリュームある桜の花々。花の道の桜の花は、ひとつひとつが若々しく生き生きとしていましたが、ここの桜は長い年月を重ねた枝ぶりのいい桜で「豊かな」という表現がぴったりです。満開を1日2日過ぎたようで、すでに花びらが舞い始めていましたが、その舞い落ちる桜もまた、豊かなボリュームをたたえています。

小林一三伝
池田文庫は1階が図書館、2階が展示室でした。2階の展示室に入るためには、入場料金が必要です。阪急はなカードを持っていると割引になるらしいのですが、私の持っているタカラヅカレビューカードはまだはなカードに切り替わっていないので、割引してもらえないみたいです。ちょこっと受付のお兄さんと押し問答をしてしまいました。
荷物をロッカーにあずけ、入館料を払って2階の展示室に行ってみると、写真パネルや資料を陳列したガラスケースが並んでいました。建物の概観は、近代的な建物でしたが、展示室の内部はレトロな雰囲気。
ここで、小林一三の生い立ちと、数多くの業績、文化における功績を知りました。
箕面有馬電気軌道から始まり阪急電鉄として発展させたほかにも、梅田にデパートメントストアを作ったり、梅田と新宿にコマ劇場を作ったり、映画の東宝を作ったり。そればかりか。驚いたのは、私は東京に生まれ育って、今は横浜に住んでいるので、東急電鉄は馴染み深いのだけれど、東急といえば五島慶太。その五島慶太を東急に推挙したのが小林一三だったとは!
あらゆる事業に情熱を傾け、閣僚として終戦前後の日本の復興にも着手した小林一三にとって、宝塚少女歌劇は、鉄道事業発展のための一つの方策だっただけではなく、自身の若い頃からの夢を実現することでもあったわけですね...道楽ともいうかもしれないけれど。小林一三による作品が舞台に懸かることも少なくなかったそうです。また、茶人としても、書画の面においても、秀でていたそうです。逸翁っていうのは、そんな辺りの名前みたい。
だいたい、明治から大正、昭和初期の政治家や実業家には、文化に造詣が深くて、文学や書画を心得た人が多いけれども、小林一三もそのような人だったのかな。けど、あれだけの事業を成し遂げていながら、劇場運営どころか、劇作も手がけちゃうって、すごい人なんだなぁ...
学んだことは、一流の人は、文化に造詣が深くて、それが人格を磨くことになって、また人脈を築く基礎にもなって、より一流の人脈ができて、ますます自分の手がける事業が発展するっていうか、自分の築く世界がますます大きくなっていくんだな...ってこと。だから、この学んだことを参考にして自分も頑張る...と思うには、偉大すぎる人でした...

池田文庫の1階は図書館です。小規模ながら、演劇・演芸や茶道、書道、芸術に関する資料が集められています。私にとっては、とても興味深い蔵書構成です。
中でもやっぱり最大の特徴は、宝塚歌劇に関する資料の充実ですね。公演プログラムや『宝塚おとめ』『歌劇』『宝塚グラフ』といった劇団発行の資料・雑誌のほか、元スターさんの著作や写真集、歌劇に関する評論集...私が愛読している『宝塚アカデミア』や『宝塚ゼミ』もありました...などなど、多彩な資料が揃っています。平成に入ってからの新しい資料は開架ですが、これらを書架から取り出して閲覧席で見たり読んだりするには、どの資料を読むのかを閲覧申込書に書いて、許可をもらわないといけません。資料のコピーも、申請書を書いて許可をもらう必要があるようです。まぁ、当然ですね。こういった出版物の資料は、著作権の問題があるので、自由にコピーするわけにはいきません。コピーが可能なのは「学術研究のため」の図書館ならではの特権なのですから。それよりも旧い資料は、おそらく閉架書庫、あるいは倉庫にあって、目録カードで調べて、閲覧可能なものは出してきてもらうのでしょうね。いまどきの図書館の時流からすれば、珍しいほどの規律の厳しい図書館ですが、扱っている資料に宝塚関係なだけに、注意を払わないと、資料が痛んだり紛失してしまうことも想像に難くないので、いたしかたないのでしょうね。このように厳しく管理してもらえるおかげできっと、これまでも、これから先も、宝塚に関する調べものが用意にできるのだと思います。受付のお兄さんはメンドクサイし、うっとうしいけど、そういう意味では、感謝しなくっちゃ、です。
私はやっぱり、少し時代をさかのぼった頃の公演プログラムが興味深かったです。けど、申請書を書くのはメンドクサイので、必要なものを探す振りをして書架の前にしゃがみこんで、製本されたプログラムのページを繰っていました。けど、資料は大切に扱っていましたから...(苦笑)

池田文庫の桜もひとつ
池田文庫の敷地内には、小林一三が生前お茶会を催したというお茶室が2棟。大切に残されていました。今もきっと、ここで、初釜とか、いろんな催しが開かれているのでしょうね。池田駅から上ってくるときに、すごくきれいに見えていたのは、このお茶室の周りの桜だったのですね...

宝塚とお花見の旅をお勉強で締めくくって。私と母の今回の宝塚紀行はとても充実したものになりました。けど、池田の坂道はキツかった...お土産の詰まったかばんは、池田駅のロッカーに預けていけばよかったと、すごく後悔しています。

ささやかなお花見...ささやかな幸せ

ホテルの窓から
5/10(日)
今回泊まっている宝塚ワシントンホテルには、温泉大浴場があります。そういえば、宝塚というのは、もともと「宝塚温泉」だったのですね。

なので、昨夜はホテルに戻った後早速温泉に入って、手足を伸ばしてのんびりくつろぎました。そして、部屋に戻った後、スカイステージでも...と思っていたのに、ベッドに横になって、栄屋で買った早稲田大学宝塚歌劇を愛する会の会誌『夢の花束』を読みかけたら、いつの間にか眠りに落ちてしまいました。まだ9時ごろだったのだけれど....

そんなわけで、今朝は早起き。6時半ぐらいには目が覚めてしまいました。
せっかくなので母と二人、もう一度温泉に入りに。夜は見えていなかったのだけれど、窓の下は桜が満開で、朝からとてもいい気持ちでした。

朝食はホテルのレストランで、母は朝粥のセット、私はアメリカン・ブレックファーストを注文しました。朝の日差しの明るいレストラン。窓の外にはやっぱり満開の桜。お食事もおいしいし。ほんとに気持ちのいい朝です。

桜並木朝食後はホテルの横の武庫川沿いの桜のトンネルをお散歩しました。kohちゃん(汐風幸)が退団のご挨拶で「春は桜....」と宝塚の街の美しさを語っていたけれど、その一端に触れることができたような気がします。母も同じことを言って喜んでいました...DNAのなせる業...?

お部屋でのんびりした後、ホテルに荷物を預けて大劇場に向かいました。昨日はお土産やさんにもキャトルレーヴにも寄らずに帰ったので、お土産を買いに行くのです。

まずは母にロビーのスカイステージのディスプレイの前で待っていてもらって、私はキャトルレーヴでお買い物。オサちゃん(春野寿美礼)の舞台写真を4種類とメモノート...ほんとは花組がほしかったのだけれど、月・宙・星しかなかったので、星組を...2冊。それに『La Espelanza』の舞台写真が表紙に使われているノートを1冊。このノートは昨年の公演だけの販売だったのかしら?大きさも手ごろなので、今年の公演のぶんも販売してほしいのにな...って思います。それと、きりやん(霧矢大夢)のPersonal Book。これは母のため。それから、『エンター・ザ・レビュー』のポスター柄のテレホンカード。これも母のため。それから、お友達のカブちゃんへのおみやげに、樹里ぴょん(樹里咲穂)のスチール写真を買いました。日比谷のキャトルでも帰るものだけどね。気は心、です。

母をロビーに迎えに行くと、母はロビーの隅の段になったところに腰掛けて、別のおばあちゃんと話をしていました。おばあちゃんは、ご家族と一緒に2時間ぐらいかかるところから観劇にいらしたそうです。「大劇場が改装されてチケットが高くなったので、なかなか家族全員で観にくることができなくなってしまった」とお話されていたとか。たしかに、A席5,500円でも、家族4人で観にきたらチケット代だけで22,000円。ほかにお食事をしたりグッズを買ったりしたら、たいへんな散財になります....とはいっても、そのぐらいの散財は毎公演してるかも...私ったら...

そして、母とともにレビューショップでお土産の買い物。今日は私の父の月命日なので、人形焼きをお仏壇にあげるために買って、それから母のお気に入りのゆりの花の佃煮と、昨日どこかのおばさんが「これはおいしい」といっていた塩昆布を、家とご近所のお土産に。兄の家族には、わたるさん(湖月わたる)の写真の印刷してある丸缶のクリームせんべいを。それから。私の会社に「エンター・ザ・レビュー」という、ウエハースにクリームをはさんだようなお菓子を。ベタなネーミングのお菓子なので、ちょっと恥ずかしいかな?とも思ったのだけれど、最近は、カミングアウトしたわけではないけど、私が宝塚が好きなことが周囲に知られてきているので、まぁいいかと。それより何より、コストパフォーマンスがいいので...会社へのお土産は質より量です。

それから、ロビーの中の郵便局で大劇場と花の道の絵葉書を買って、武庫川に面したテラスで兄と私に当てて、手紙をかきました...記念になるので、大劇場に来るたびに、自分にあてて手紙をかいているのです...ちょうどテラスに出るのと同時に、売店のおばさんが店じまいしてしまったので、お茶を飲めなくて残念だったけれど、お天気がよくて桜もきれいで、とても気持ちよいひとときでした。ハガキは、ロビー内の郵便ポストに入れると、ラインダンスの絵の、特別な消印を押してもらえるのです。

お土産を手に、花の道を宝塚駅方面に戻りかけると、すみれの花のクッキーやシュークリームを売っているお店がありました。一口サイズの小さいシュークリームがかわいかったので、5個入りを1包み買ってみました。母は、スミレの花の形のクッキーを買いました。これも、父の仏壇のお土産なのですって。

花の道でお花見
シュークリームに保冷剤を入れてもらったのだけれど、花の道の桜がきれいなので、ロッテリアでコーヒーをテイクアウトして、ベンチに座ってシュークリームを食べてしまいました。クリーミーでやさしい味のシュークリームでした。ベンチに降りかかる桜の花もきれいだったし。母と二人でのんびりささやかなお花見...ささやかな幸せをかみ締める気分でした。

レビューと桜...幸せな一日

4/9(土)
大劇場の桜
母と二人、レビューの興奮がさめやらぬまま大劇場を出て、周辺の桜を眺めたり、栄屋でブロマイドや昔の公演プログラムを見たりしているうちにおなかがすいてきたので、花の道セルカの2階の鉄板焼きやさん「舞」に寄りました。ここには、昨年のお正月、花組公演を観にきたときに立ち寄ったのですが、それ以来母はここのお好み焼きが気に入ってしまったらしく、今回も、大劇場に行くと決めたときから「お夕飯はお好み焼きでいいからね」とずっと言っていたのでした。母にとって、宝塚を訪れるもうひとつの楽しみはここのお好み焼きらしいのです。
このお店は、生徒さんの写真入りの公演御礼やポスター、カレンダーなどが壁にたくさん貼ってあります。
通された席は窓に向いたカウンター席で、私の前にはわたるさん(湖月わたる)のパーソナルカレンダーが貼ってありました。母が「湖月わたるの前でよかったじゃない」って言うけれど、どちらかというと私は、その向こうに貼ってあるとうこちゃん(安蘭けい)のカレンダーの前のほうがよかったかも...なんて。わたるさん、ごめんなさい。
窓の下には、花の道の満開の桜が街灯に照らされてとてもきれいでした。

レビューも、満開の桜も、そしてお好み焼きも、思いっ切り堪能した今日。なんて幸せな一日だったのでしょう....

華やかなレビューに胸いっぱいの感激

4/9(土)
グランド・レビュー『エンター・ザ・レビュー』。
「ボンジュール」と歌いながら階段上に現れた春野さん(春野寿美礼)のすっきりとした黒燕尾姿に、明るい笑顔に、やさしく語りかけるような歌声に。幕間に解き放たれていたはずの心が、再びぐいっと鷲づかみにされてしまいました。黒燕尾に白手袋の男役さんたちの群舞はお洒落で華やか。これこそまさに宝塚歌劇、まさに花組。
センターで軽やかに歌い踊る春野さんは、レビューが楽しくてたまらない、といった雰囲気。タカラジェンヌは妖精に例えられるけれど、それもなるほどとうなずけます。いま、春野さんはまさにフェアリー。舞台の上の妖精です。

パリにちなんだ歌を歌いながら、ふうちゃん(ふづき美世)が、ゆみこさん(彩吹真央)が、蘭寿さん(蘭寿とむ)が、次々と階段を下りてきて、ますます華やかでお洒落な舞台が繰り広げられます。樹里さん(樹里咲穂)ととしこちゃん(鈴懸美由岐)のムードあるダンスの後、最後に壇上に現れたのは、赤いドレスを着た春野さん!『パリパナム』を歌いながら、少しはにかむようなやさしい笑顔を見せる春野さんは、かわいい!甘えるような、媚びるようなしぐさに、客席から笑いがこぼれます...母は赤いドレスの春野さんをいたく気に入ったようでしたけど。ん...ワタシ的にはどうかな...ここはすっきり白燕尾で現れてほしかったかもって気がしました。ドレス姿の春野さんもかわいいけれど、やっぱり男役の春野さんのほうが見たいし。

舞台が一転して、登場したのはピエロ姿の樹里さん。銀橋から客席に向かって「こ~んに~ちは~」と呼びかけると客席からも「こ~んに~ちは~」とお返事が。今度は樹里さんが「こ~にゃにゃ~ちゃわ~」。しっかり私も「こ~にゃにゃ~ちゃわ~」とお返事。それを聞いて「や~おもしろいおもしろい」とうける樹里さん。舞台と客席と、嫌味のない楽しいやり取りは、樹里さんならでは、かな。なんだか、すごく、気持ちが通じ合ってるような気がします。ここの場面は、樹里さんが歌っている歌も楽しい。樹里さんと一緒に登場する、桜乃彩音ちゃんと花野じゅりあちゃんも、子猫みたいでかわいいし。喜劇っぽい余計な演出がなくても、こんなにウキウキ楽しくなるものなのね...

そして、サーカスの花・コロンビーヌに憧れるピエロの楽しくてちょっと哀しい恋のお話。ピエロ姿の春野さんは悪くないし、コロンビーヌのふうちゃんもかわいいけれど、こういうかわいらしい場面は、もっと若手さんたちに任せてもいいのになって気がちょっとしました。春野さんは、今更かわいらしく作らなくてもいいよって感じ。ワタシ的には。

猛獣使いの樹里さんのダンスは、すごく格好いい。メリハリある動きと、なんともいえない色気があって。ワイルドっていうのかなぁ...私はこの樹里さんの姿はなんと形容したらいいのか、よくわからないけれど...それにしても樹里さんって、ほんとに硬軟自在。すごいなぁ...

旅行かばんを持って現れた蘭寿さん、みわっちちゃん(愛音羽麗)、あっきー(未涼亜希)は、さわやかでかわいくて、格好いいお兄さんって感じ。

アフリカンの豹柄のお衣装の春野さんも、ヴィジュアル的にはすごく好きなんだけれど、春野さん、こんなに踊ってたいへんだなぁ...ってふと思ってしまいました。

ニューヨークシティのパートの最後は、春野さんと樹里さんが銀橋に足をかけて、スウィングの歌の掛け合い。この場面の大きいダイヤ柄の白いお衣装は、春野さんと樹里さんと色違いなのだけれど、どちらもすごい格好いい。
最初、樹里さんが花組に出るって聞いたとき、春野さんと樹里さんが組むのってどんな感じかしら?って思ったけれど、いいな、好きだなって、ここを見てて思いました。

ゆみこさんのジプシーの歌と踊りからスパニッシュへの展開は、これはお約束の格好よさ。春野さんも樹里さんも、格好よくて当たり前でしょ、って感じ。

そして。初舞台生ロケット。雛鳥の巣立ちをイメージした振り付けは、みんな生き生きとした笑顔で、とってもかわいらしくて、見ていて笑みがこぼれます。白い羽をたっぷり使ったお衣装もかわいい。それに、全員の振りがとてもきれいにそろっていて、堅いというのと違う緊張感が感じられます。プロの自覚とでもいったらいいのかしら。初舞台というのを差し引いても、すごく見ごたえのある、きれいなロケットだったと思います...91期生たち。将来にますます期待大です。

パレードのエトワールは樹里さん。初舞台生たちに囲まれて、笑顔で初舞台生たちを、客席を見渡しながら階段を下りる樹里さん。初舞台生たちもすごく幸せそうな笑顔。ふんわりと幸せなフィナーレ。初舞台生さんたちは、樹里さんと一緒に舞台に立つのも、最初で最後。けど、実力があって明るく楽しい樹里さんのようなスターさんと一緒に舞台に立てるのって、すごく幸せなことだと思います。

『エンター・ザ・レビュー』は、花組らしくお洒落で、華やかで、楽しくて。バラエティに富んでいて、タカラヅカの魅力満載って感じ。もう、感激で胸がいっぱいという感じのショーでした。
けど、春野さん、樹里さんは、ほとんど出ずっぱり、踊りっぱなし。ご苦労さまって感じでした。春野さん、心なしか細くなったようにみえるけれども、身体こわさないといいんだけど...って。ちょっと不吉?

今回の公演は、ていうか、今回の公演「も」。ワタシの視線はひたすら春野さんを追っていたので、他の生徒さんの印象は、ごめんなさい。あんまりありません。けど、その中でも、いいなっていうか、成長したなって感じたのは、桐生園加と華形ひかる。
そのかちゃん(桐生園加)は、すごく渋くなってキレイになった気がします。この花組でさえ、大人の男役さんが激減している昨今、一日も早く、酸いも甘いもかみ分けた、渋くてキレイな大人の男役さんとして活躍してほしいもの。期待してます。
花形ひかるちゃんは、舞台の上ですごく華が出てきたと思います。あれは誰?と思うと、ひかるちゃんだったりしました。じつは彼女は、私の生まれ育った地域の近所の出身らしいのですね。宝塚おとめによれば、私とは中学は一緒ではないけれど(そして、卒業年は当然、ン十年離れています)、近くの中学校の出身の人らしいのです。それを知ってから、なんとなく地元のスターさんってイメージがあって、ひそかに応援してます。もっともっとがんばって、いい役といい場面をたくさんもらってくださいね...って。そんな気持ちです。

後方の大きな空席に驚愕!

4/9(土)
幕間。案の定、女性用化粧室には長蛇の列が。その列の最後尾についた母を待つ間、タカラヅカ・プチミュージアムを見学することにしました。

スターの手形
400円ぐらいの入場料を払って、ミュージアム内に入ると、過去のトップスターさんの写真と手形が飾ってあります。過去の...といっても、真矢みきぐらいからかあなぁ...?? 入り口を入って右手側には、マミさん(真琴つばさ)やタモさん(愛華みれ)など。左手には、たーたん(香寿たつき)とリカさん(紫吹じゅん)の手形がありました。手形に自分の右手を重ねてみると、リカさんの手は、指がすらりと細くて長くて、大きな手。だけど、たーたんの手は、私と同じぐらいの大きさで、おどろいたことに、私とよく似た手相が刻まれていたのでした。なので、後から来た母に向かって「私も小さい頃にバレエを習わせてくれてたら、今頃トップスターだったかもしれないよぉ...」って言ってしまいました......ばかです、私(笑)

La Espelanzaの衣装
ほかには、今日見ている公演の舞台写真や集合写真、お稽古風景のビデオ、それに、前の花組公演の『La Espelanza』『Takarazuka 舞夢』のお衣装や小道具などが飾られていました。『La Espelanza』のお衣装の中には、私のお気に入り、春野さん(春野寿美礼)のモーニングがあって、ちょっと感激。春野さんが舞台上で着ているとあまり感じないけれど、衣装だけを見ると、そのシルエットはやっぱり女性のもの。肩も胸周りも、もちろんウエストも、やっぱり細くて繊細なラインを描いています。隣には水さんの着ていた革ジャケットがあったけれど。これも同じ。ん...こんな繊細なラインの洋服を着こなすなんて、やっぱりスターさんは違う!『Takarazuka 舞夢』のゼウス以下、神々の衣装も、絢爛豪華。春野さんのロングブーツのヒールの高さに、また、びっくり。こんな高いブーツを履いて、あんな高い階段を下りてくるなんて...しかも羽根を背負って...やっぱりスターさんってすごい!

パンドラ
目下キリヤン(霧矢大夢)がお気に入りの母は、パンドラの衣装にとっても興味を示していました。

他にも、海外公演のパンフレットとか、少し前の『歌劇』などを見ているうちに、『すみれの花咲く頃』のチャイムが聞こえてきたので、大急ぎで2階席の自分たちの席に戻りました。

今日の2階席は、前方は席が埋まっているけれど、後方には大きな空席が残っています。いつも満席の東京宝塚劇場を見慣れている私の目には、驚愕です。宝塚に空席があるなんて...しかも、今日は花組公演なのに...知り合いに、宝塚大劇場なら、前売りを買っておかなくても行けば観れるよ、ってよく言われるのだけれど、たしかに席を選びさえしなければ、いつでも観れるんだ...うらやましい...

と思って、ぼぉっと後方を見つめている私たちの耳に、再び春野さんの少し甘い声が響いてきたのでした...

切なさに耽溺

4/9(土)
初舞台生の口上が終わり、少し甘い春野さん(春野寿美礼)のアナウンスがあった後、ミュージカル『マラケシュ・紅の墓標』の幕が開きました。
始まりは幻想的な場面。まさに荻田浩一の世界の幕開けといったイメージで、期待に胸が高鳴ります。
舞台後方に現れた、白いターバンに深く青い衣を纏ったベトウィンの男:春野さん。「お前は~」と最初のフレーズを聞いた瞬間、その姿に、そのせつない歌声に、いきなり心を鷲掴みにされました。スカイステージで放映されている『ステージインフォメーション』を何度も見て、予習は十分なはずなのに、やはりナマで観て聴くのは違う...そして、そのままエキゾチックな?ダンスシーンに移っていきました。ここでは砂の男:樹里さん(樹里咲穂)と蛇:としこちゃん(鈴懸美由岐)のダンスが印象的。樹里さんと一緒に踊るその他の「砂の男」たち、さおりさん(高翔みず希)と、そのかちゃん(桐生園加)のダンスにも、目を奪われます。青白くほの暗い舞台。幻想的な砂漠の世界のなかで、行き先を見失った測量隊の隊員たち。まさに、荻田的世界...

砂漠の入り口の街マラケシュ。騒々しく雑多な雰囲気のマラケシュの広場には、いろいろな人がそれぞれの過去を抱えて集まる...重い過去を背負ってマラケシュに流れてきたリュドヴィーク。砂漠で行方不明となった測量隊長の夫を探しにやってきたロシア貴族の末裔オリガ。落ちぶれたスター、イヴェットとその付き人ソニア。二人が頼ってきたのは元・マフィアの有力者で、今はホテルのオーナー。皆、それぞれにフクザツな背景があるらしい...そして、それぞれの思いはパリにつながっている。パリは、それぞれが胸にしまいこんでいる過去であり、忘れたい過去であり、ささやかな夢であり...

春野さんの、言葉を放り投げるような話し方と切ない歌声には、なんともいえない空虚で哀しい余韻があって、それはリュドヴィークの目に映る世界の虚しさだろうかと思います。そして私は、そこにたまらなく惹きつけられて、胸が苦しくなってしまうのでます。
春野さんは本公演では2作ほど続いた明るい青年という設定も悪くないけれど、私は少し悪の入ったクールな役を演じる春野さんが好きです。それと、春野さんの苦悶の表情も好き。だから今回のように昔は純真で善良だった青年が過去を背負って悪に堕ち、けど、背負った過去に苦悩する今回のような設定は、うれしい。もっと苦悩を、もっと切ないまなざしを、額にもっと深いしわを...とますますサディスティックな思いがわきあがってきます。

リュドヴィークの、金茶のスーツを端整に着こなす姿も、とても素敵。春野さんらしい。

樹里さん演じるレオンは、胸の奥に屈折した情熱がたぎっているような男。けどどこか子供じみていて、危うい...あぁ、この役は樹里さんにぴったりだなぁ、と思いました。じんわりと何か熱のこもった歌もダンスも、確かな実力に裏打ちされて、とにかくキマっている。格好いい。やっぱり私は樹里さんのこういう姿をずっと見たかったんだ、と思いました。

リュドヴィークとレオンの銀橋でのやりとり。歌の掛け合いの緊張感が、また、いい。リュドヴィークとレオンの立場や考え方の違いがわかる、そして、全然違う二人なのにどこか引き付けあっている、というのがわかる。春野さんと樹里さんの個性が、それぞれの役によく反映されているためもあるし、やっぱり、互いに歌に定評のある人どうしだから、思い切り歌いあえる、というのもあると思う。
レオンに歌いかける前に、一瞬あきれたように視線を宙に泳がせ、短いため息をつく、リュドヴィークのしぐさも、とてもステキ。

オリガは一見意志の強い、けどほんとは誰かに頼らないと生きていけないフツーの女性。ある意味等身大の私たちに近い面がある。こういう女性がだめんずに引っかかるのよね。堅実な夫がいるのに、何か虚しいものを抱えているのね......眉月凰演じるバレリーナ(タメイキがでるほど美しい...)はともかく、リュドヴィークはだめんずか???......ともかく、旅先でリュドヴィークに同じ匂いを感じてしまったのね。自分の心の中に封印していた過去に、タイムスリップしてしまったのね...オリガは常に何かから逃げて、常に何かにすがろうとしているのかしら...?ってふっと思ったりもしました。

リュドヴィークも、そんなオリガに何かを感じてしまったのね。けど、それは愛か...???

元・レビューの花形スター、イヴェット:遠野あすか、付き人:シビさん(八代鴻)、厭世観たっぷりの二人はいずれもハマっている。イヴェットの、吐き捨てるようなもの言いや人をはすかいに見下ろす眼差しは、いかにも賞賛の視線を浴びることが当然と思って生きてきた女って感じ。イヤな女。それが堂に入っていて、これって素?って思ってしまうほど。欲をいえば、花形スター時代の姿に、もう少し華と毒気がほしいな。そのほうが、純真なリュドヴィークとの「純愛」が際立つと思う...けど、その頃はイヴェットもまだ純真だったのかしら?シビさんの退廃的な空気は「あの輝いていた時代のパリ」「輝きを喪ったいまの現実」っていうものを、その存在自体で表現しきっていると思って、やっぱりこの種の舞台には欠かせない人だと思います。

たぶん何年も前のパリで、レビューの花・イヴェットに憧れる、たぶん貧しく純真な青年の春野さんも、いつもながら、いい。ここで恋が哀しい結末に終わるのも、いつもながらせつなくて、いい。純真さと悪っぽさの二面性と、そこに共通に流れる哀しい余韻が春野さんの魅力。私にとっては。

そのパリで、ロシアの没落した貴族の夫人が売りに出した黄金のバラ。多くの人を魅了したバラを競り落としたのはマフィアの有力者。そのバラはリュドヴィークの手を通してイヴェットへと贈られる...その黄金のバラが引き起こした、重い過去、複雑に絡む人間関係。それがいまマラケシュの地でよみがえろうとしている...?? そのマラケシュでは独立運動を背景に、大芝居を打って荒稼ぎをして、パリへ行こうと企むレオンがいる...

黄金のバラに魅せられた怪しいドイツ人・蘭寿とむも、ある意味ハマってると思う。地の底から這い上がってきたかのような暗い瞳と感情の抑揚の感じられない話し方。蘭寿さんはもう、ある種の境地を極めてしまったような気がします。この怪しさはある意味期待を裏切りません。

ハマっているといえば、レオンの取り巻きのさおりさん(高翔みず希)とそのかちゃん(桐生園加)もまた、いわゆる「ごろつき」にハマっている。世の中を、仲間さえも小馬鹿にしたような眼差し。肩をいからせ、言葉を吐き捨てて立ち去る姿。クールさに混じる子供じみた感覚とのいい加減。樹里さんを入れて3人、いい雰囲気だなって思います。

けど、渋い大人の男担当が、夏美よう組長だけと見受けられるのは、花組的にちょっと寂しい...さおりさんも、渋さよりかは男のかわいさ、が持ち味だろうし...そのかぁ!早く大人になって出てきてくれ!って感じ。ワタシ的には。

夏美マフィアの娘・桜乃彩音は箱入りのお嬢様っぷりがかわいくて、リュドヴィークへの憧れっぷり、甘えっぷりも清楚でグッド。けど、それをあしらう春野さんが...ワタシ的にはイマイチ。ちょっとお行儀よすぎ。春野さん、もちょっと大人になってくれぇ!って感じかな。けど、その折り目正しさ、「大人になりきれなさ」が春野さんの魅力のひとつでもあるのだけれど。

最後に測量隊長のゆみこさん(彩吹真央)が登場してオリガと再会した場面は、それまでの展開からはちょっと違和感を感じて、なぜ?という気がしたけれども。そこで、何か救われたような気分になったのも、事実。これは、ゆみこさんの持ち味によるものかもしれないけれど。

全体として、主要なスターさんが、皆、それぞれの個性や持ち味を生かした人物を演じていて、私にとってはすごく感情移入しやすくて、その世界に浸れた。なんともいえず、心地よいとまではいわないけれど、いい雰囲気の後味の残る舞台でした。

けど、それぞれの登場人物の背負う過去とそれにつながる今が複雑すぎて、私は結局、最後まで筋書きを理解できない終わってしまいました。黄金のバラ、砂漠で取れる石の花、そして、「蛇」のダンス...それが何かのシンボルになると思うのだけれど、よくわからない......としこちゃんはやっぱりダンスがうまいなって、そういうことはわかったけれど......
とはいえ、私にとっては、それぞれのスターさんが醸し出すある種の雰囲気に浸った舞台、って印象。なにより春野さんの醸し出す切なさに耽溺しました。それが後味がよかったからいいのだけれどね。お話を理解しようとするには、私には難しすぎました。

ちなみに同行の母は、最初から最期までワケわからなくて、9割方爆睡してたようでした...(苦笑)

こぼれ落ちそうな桜と初舞台生のコーラスに感激!

4/9(土)
待ちに待った今日がやってきました。第91期生の初舞台であり、専科の樹里咲穂の大劇場サヨナラでもある、花組公演を観に行くのです。

気持ちのいい朝。明るい日差しのもと、満開の桜並木に見送られて、母と二人家を出ました。けど。私はずっと前から着ていくことに決めていたお気にのスカートがきつくて入らなくて、ちょっとブルー......

ホテル前の桜
伊丹空港に向かう上空から見下ろした大阪市内は、至るところピンクの桜に包まれて、まさに霞か雲かの風情です。阪急宝塚線の車窓からも、晴れ渡った空の下、満開の桜、桜、桜。
今夜のお宿、宝塚ワシントンホテルは阪急宝塚駅のすぐ駅前なのだけれど、ホテルの前の2本の桜がまた、見事なこと! 片方は枝垂れでピンクの色が深くて、そのグラデーションも風情です。

ホテルのフロントに荷物を預けた後、早速大劇場に向かいました。

花の道
この週を選んだのは、うまくすれば、花の道で桜が見れるかも?と思ったから。
宝塚の町は、こんなに上手い具合にことが運んでいいのだろうか?と思うぐらい、ジャストタイミングの満開の桜に包まれていました。阪急宝塚駅から大劇場へと延びる「花の道」は、満開の桜と、零れ落ちそうなほどの雪柳の白い花、山吹にパンジーに、名前の知らない紫の花、赤い花、まさに「花の道」の名前のとおり、数々の花が咲き乱れておりました。
花々の向こうに大劇場の屋根が見えて...シアワセ。

くすのきのうどん定食
大劇場に着いて、まずはお食事を、と思って。いろいろなレストランを覗いたのだけれど、やはり母親には洋食はつらいかな....と思って、和食の「くすのき」でお食事することにしました。ここなら、窓越しに武庫川の流れもみえて、今日のような晴れた日には、明るくて気持ちいいし。
花組公演にちなんだセットとか、いろいろなメニューもあったのですが、なんとなく二人で「うどん定食」を食べました。関西の地元の方には普通のうどんかもしれないですが、関東にすむ私たちには、薄味でとてもおいしいと思いました。

お食事をしてもまだ少し開演まで間があったので、劇場ロビーの売店を覗いたり、初舞台生の写真を眺めたりしながら時間をやり過ごしました。キャトルレーヴも覗いてみたのだけれど、ちょうど前の公演が終ったところだったので、すごい人、人、人。なので、ほとんど何も見ないうち、早々に退散してしまいました。

第91期初舞台生
公演は初舞台生の口上から始まりました。
緑の袴に黒紋付の制服を着た91期生が、小林一三翁の筆により「清く 正しく うつくしく」と書かれた扇のセットの前に並ぶ様。その清々しく規律正しい様子には、見ているこちらも身の引き締まるような、身清められるような、そんな気持ちになります。

前に出て口上を述べるのは、娘役さん2人と男役さん1人。笹良えるさん、麗百愛さん、 貴千碧さんの3人。口上はすでに2回りめに入っていると思うのだけれど、やっぱり、すごく緊張しているらしく、声がひっくり返ってしまったり、泣きそうな声を出したり。そんな様子に思わず涙ぐんでしまったりしました......涙腺の弱る年頃かしら。私。

団歌の合唱は、コーラスが揃っていて、すごく上手。 まるで合唱コンクールの参加作品のよう。とくに低音部の響きの豊かさがいいと思って、それがコーラスに深みと落ち着きを与えていると思います。感動しました。

初舞台生を見るのは今回の公演1回きりですが、今年の初舞台生さんたちは、団結力とか根性とか、なんかそんな匂いを感じます。これからの活躍に大きな期待を感じます。

サクセス・ストーリー

4/8(金)
明日は母と宝塚大劇場に行くので、今日の午後は会社を少し早く退けて、美容院に行きました。せっかくの年に1度の大劇場観劇だから、やっぱり、キレイにして出かけたい...ってわけでもないのだけれど。
ほんとは、次に大劇場に行くまでにはダイエットして「細い肩」になって、ステージスタジオでスカーレット・オハラの白いドレスを着るつもりだったのだけれど、それは間に合わなかったので、せめてキレイにはなって出かけようかなと.....(苦笑)

行きつけの美容院では、お客さんの年齢とか服装に合わせて雑誌を2冊、鏡の前に用意しておいてくれるのだけれど、今日の私の席には『Domani』と『VERY』が用意されていました。

『Domani』を手にするときに「瀬奈じゅん」という文字を見かけたような気がして、まさか?と思って目次を見てみたら、やっぱり、瀬奈じゅんのインタビュー記事が載っていました。ちょっと意外な気もしたけれど、あさこちゃん(瀬奈じゅん)は『Domani』の主要読者層とほぼ同年代だと思うから、この雑誌にインタビュー記事が載っているのは、たしかに納得かもしれない。あさこちゃんもインタビューの中で「Domaniは普段も読んで参考にしています」みたいなことを話していたし。
インタビューの内容は、宝塚を目指した理由とか、音楽学校時代や入団後、そして公演中の『エリザベート』の話など。

中で目を引いた、というか、ちょっと意外だったのは「トップを目指すようになったきっかけ」。何年か前にディナーショーをするにあたって、演出家の先生から「どうなりたいのかわからない」と言われて、少し考えて「トップを目指します」と、自分から言いに行ったというエピソードが語られていたこと。
たぶん、宝塚のトップスターになった人たちの大部分は、トップを目指して頑張ってきた人たちのはずだし、大部分の人たちにとっては、目指さなきゃなれないようなものでもあると思う。だけど、それをハッキリ口にする人は少ないと思う。まして、トップスターになるときに「トップを目指していました」と自ら語る人は少ないと思う。宝塚を卒業するとき、あるいは退団後何年か経った後に口にする人はいるけれど。たいがいは「思いがけずこのような立場に...」のようなことを語っている気がする。そして、私はあさこちゃんは自ら「トップを目指してきました」と語るタイプではないと思っていたので、意外な気がしました。ほんとにあさこちゃんがそういったのかしら...? なんて疑惑の思いが浮かんだりもして。
それに「トップになりたい」というのは、演出家の先生に「どうなりたいかわからない」と聞かれたときの答えかしら?「渋い存在感のある男役に」とか「どちらかといえば中性的なさわやかな」みたいな、なりたいイメージを答えるならわかるけれども。そこもちょっと違和感。
でも『Domani』の読者層には、「トップを目指して頑張った結果、目標を達成しました!」というストーリーのほうがウケがいいのだろうな。
けど、ワタシ的には、宝塚の現役の生徒さんたちには、たとえトップスターさんであっても、やっぱりある程度の謙虚さっていうのかな、そんなものを期待してしまうのですね。トップさんのサクセス・ストーリーって。たしかに、トップスターになれるのはごく一握り...たーたん(香寿たつき)は「ひとつまみ」って言っていたけれど。そんなわずかな人たちだから、トップスターになるまでの道のりはサクセス・ストーリーには違いないのだけれど。けど、それをそのように語ることにはなんとなく違和感を感じてしまいます。

そんなわけで、なんとなく後味がよくなくて、なんとなく納得できないのです。
私の読み違いかなぁ....もいちど立ち読みでもして、読み返してみようかな...

星組新主演娘役にもベルばらにも期待

4/7(木)
会社で残業をしていると、モバイルタカラヅカから携帯にメールがありました。また星組に退団者?......私は星組の新着ニュースのメール配信を登録しているので、星組に退団者があるとメールが届くのです。最近、退団ニュースが多いので、モバイルタカラヅカからのメールが届くと、ドキッとしてしまうのです......急いでメールを開いてみると「白羽ゆり星組主演娘役に内定」。スターさんの退団でなくて、まずは安心しました。
で。いそいで宝塚歌劇の公式ホームページを見に行こうとおもったら、案の定、アクセスが集中しているのでしょう。なんどアクセスしてもタイムアウトするので、今日はホームページをチェックするのはあきらめました。

となみちゃん(白羽ゆり)は、星組へ異動が決まって以来、時期主演娘役といううわさが聞こえていたし、私も当然そうなるものだろうと思っていたので、この発表には、あぁやっぱり、という気持ちと、いよいよ、という気持ち。となみちゃんは星組は初めてだけれど、おっとりした雰囲気がわたるさん(湖月わたる)ていうか、星組のおおらかなイメージとうまくマッチするのではないかしら。芸達者なダンちゃん(壇れい)の後任は荷が重いかもしれないけれど、頑張って、ステキなトップ娘役さんとして花開いてほしいな。お披露目が楽しみです。

それより驚いたのは、お披露目がベルばら!今年(来年?)がマリーアントワネット生誕250周年にあたるので、『ベルサイユのばら』特別編を作って、星組と雪組で連続上演するのですって。星組がフェルゼン編、雪組がオスカルとアンドレ編。てことは、わたるさんがフェルゼンで、となみちゃんがマリーアントワネット。となみちゃんは、輪っかのドレスが似合うし、おっとりかわいらしいから、マリーアントワネットはいいかも。けど、わたるさんのフェルゼンというのは...まだちょっとイメージできない...私の中でフェルゼンといえばやっぱり鳳蘭。そして大浦みずき。なんか、わたるさんはちょっとヴィジュアル的にまだイメージできない...けど。不安定で寂しいマリーをやさしく支える包容力にあふれたフェルゼンていうことなら、わたるさんにはぴったりなのかも。期待してます。秋の全国ツアーは横浜に来るかしら?
けどしたら、とうこちゃん(安蘭けい)がオスカル?したら、アンドレはだれ?そもそもとうこちゃんは次の全国ツアーには参加するかしら?...すごい気になる...

雪組は、当然コムちゃん(朝海ひかる)がオスカルとして、アンドレはミズさん(水夏希)?かしちゃん(貴城けい)?ワタシ的には、かしちゃんはフェルゼンがぜひ見てみたいな。かしちゃんならまさに貴公子然としてマリーアントワネットの心をわしづかみにしちゃうフェルゼン。オスカルを守るアンドレはミズさんに任せて...なんて。こちらの配役ももすごい気になる....

タカラヅカ好きの人の中には『ベルばら』には食傷気味で、もう十分って人が多いみたいだけれど、じつは私はまだナマでベルばらを観たことがないので......『ベルばら』はある意味私の中でタカラヅカの原点なんだけど......この公演でいよいよ『ベルばら』デビューできるかと思うと楽しみなんです。
けど、ベルばらは、エリザベートと同じぐらい...もしかするとそれ以上にチケットが入手困難と聞くので、それも気がかりだ....

目に星 歯に星 眉間にシワ

4/6(水)
昨夜。寝るのが少し遅くなって、スカイステージをつけてみたら、すごい昔の『TMP音楽祭』をやっていました。4組のトップは、高汐巴、大地真央、麻実れい、峰さおり。ん~、みんな濃いなぁ.....そういえば昔のスターさんは、みんな濃かったな。最近はわりと皆さっぱりしているかも。結構「濃い」と思っているとうこちゃん(安蘭けい)とかでも、昔のスターさんから比べると、ぜんぜん薄い...とはいわないか(笑) さっぱりしてる気がします。
いやぁ、それにしてもすごいものをみてしまった...という気分でした。

でも、なかでもやっぱりターコさん(麻実れい)は、独特のオーラを纏っているような気がしました。ひとめ見ただけで引き込まれそうになります。こういう映像をみるにつけ、当時ターコさんに夢中だったお姉さま方が、今でもターコさんを忘れられなくて、他のスターさんでは物足りない、というもの、わかる気がします。

今夜は、テレビ東京『レディス4』 を録画しておいたのを見ました。
昨日ネットで「タニ(大和悠河)が出る!」というウワサを聞いて、番組の公式ホームページを見に行ったら、「宝塚男役の美学 ゲスト:真琴つばさ 大和悠河」と書いてあったので、今朝、朝刊のテレビ欄を見てGコード予約をしてきたのでした。Gコード予約、便利だな....

番組は、ほとんどマミさん(真琴つばさ)のトークでした。すごく楽しい。回転の速いマミさんらしい、荒っぽさと上品さの微妙なバランスの上に成り立つ.....違う表現を捜そうと思うのだけれど、見つからない......楽しいトーク。真っ赤なコートにファーを纏った、退団の日の千秋楽の楽屋入りや最後の大階段、退団の挨拶はVTRで紹介されました。ご両親の反対を押し切って音楽学校に入学したこと、合格発表に大遅刻をして顰蹙をかったこと、などなど。いろんなエピソードを、楽しくカツゼツさわやかに語るマミさん。
マミさんのトークからは、今日もやっぱり、宝塚歌劇への愛、男役の誇り......というよりも、むしろ矜持といえるかもしれない、とも思う......そして、ファンの期待に応えたい、というエンターテイナー魂を感じます。素敵。

マミさんいわく。男役の美学とは『目に星 歯に星 眉間にシワ』......このフレーズを聞いた途端、爆笑してしまったけれど、そうそう、そうなのよ、まさにそのとおり、って思いました。さすがはマミさん。

タニちゃんが登場したのは「一部の地域の皆さんとはこれでお別れです」の後。「一部の地域の皆さん」はタニを見れないんだ....って、すごいかわいそう。
タニちゃんは、まだ東京公演が終ったばかりで、金髪。金茶のスーツにエナメルのシューズで、金ピカ、ピッカピカ。マミさんいわく「宝塚は光り輝いていないといけないんです」。けど、今日のタニちゃんのお衣装は、マミさんのプロデュースなんじゃないかしら...?
マミさんは、けど、タニちゃんのことを「この子は、天性の輝きを持っているんです」と語っていました。私もそのとおりだと思う。タニちゃんには、天性の明るさと輝きがあると思います。けど、それに安住しないで、ひと一倍の努力や精進を続ける(と、いう評判を聞く)ところ、そして着実にせいちょうしていくところが、私はタニちゃんが好きだなぁ...いいなぁ...と思う所以なのです。

マミさんが、そのように後輩をほめるところも、なんだか感動しました。きっとどういう側面でも、こういうシチュエーションだったら、先輩は後輩をほめるものなのだろうけれども、でも、なんだか感動しました。そこが、やっぱり、マミさんのマミさんたる所以かなぁ....???

花組チケットの責任は重大

4/5(火)
昨日から、次の花組東京公演チケットの友の会優先販売抽選方式の申し込みが始まっています。夜自宅から受付電話番号に電話をかけると、いつも電話がお話中で繋がらないことが多いので、会社から3時のお茶を兼ねて電話をかけているのだけれど、今日は仕事が忙しくて電話しているヒマがなかったので、仕方なく、夜11時頃電話をかけてみました。
けど、何回かかけてみたけれどやっぱりお話中だったので、ためしに携帯からかけてみたら、繋がりました。ラッキー。たまたまタイミングの問題だったのか、携帯だと繋がりやすいのか、よくわからないけれど。受付は木曜日の午後5時までなのだけれど、今日は私のラッキーデーだったから、なんとしても日付が変わる前に登録してしまいたかったのです。
友の会の抽選方式は、少し前から枚数が変更になって、1公演あたり1席種3枚×4公演までの受付になりました。私はこれまで火・木の夜公演A席狙いを基本にしてきたのだけれど、予備校に通い始めた今、平日夜はやっぱりキツい...土曜もテストがあったりするので、日曜のA席狙いに替えたのだけれど、これってやっぱり難しいかな...とも思って。掟破りの平日昼公演を1つ混ぜてしまいました。友の会優先の土日を1公演、日曜を1公演、平日昼を1公演。平日昼が当たったら、会社を休んで観にいくのです...(苦笑)
今度の花組公演は、こないだ一緒に宙組を観たお友達のカブちゃんが「じゅりぴょん(樹里咲穂)が見たい」っていってるし、チエちゃんも「やっぱり私、春野さん(春野寿美礼)がいちばんすきだわ~」なんて言ってるし。ウチの母も。大劇場で1回観ていてもチケットがあれば「また行きたい」って言い出すに決まっているし。チケット取りの責任は重大なのです.....

商品入荷のお知らせは受け取ったけれど...

4/4(月)
久世星佳さんと汐風幸の『銀ちゃんの恋』は名作だと思うんです。もう一度観たいと思うのだけれど、なかなかスカイステージで放映してもらえないし、ビデオももう廃盤になってしまっているので、少し前に宝塚アンで中古注文の登録をしてみました。

したら今日、商品入荷のお知らせがメールで届きました。意外と早いお知らせなので、ちょっとうれしかったのだけれど、価格を見たら、思っていたより値上がりしていたのでびっくり。たしかに、私と同じように、中古でもいいから手に入れたいって人はいっぱいいると思うから、値上げしてるのは致し方ないのかな。それが市場原理ってものかな。そのぶん、状態は悪くないのだろうし...とは思うものの、先日、エリザベートスペシャルBOXを注文してしまった私には、ちょっとイタい...購入するかしないかは、4日後までに回答しなければならないのだけど...悩ましいところです...

シメさんルドルフにうっとり♪

4/3(日)
今日はフジテレビの『ウチくる』とかって番組に大地真央が出演するって聞いたのだけれど、同じ時間帯に『NHKのど自慢』をやっていて、今日から司会が宮本アナウンサーに替わるというので、母がそっちを観たがっているので、チャンネルを母に譲ることにしました。
『のど自慢』が終わってすぐにチャンネルを変えたら、真央さんが出てて、それから真央が月組トップだった頃に担当されていたお衣装部さんの方が出ていらして、早変わりのときのエピソードをお話されたりしていました。真央さんがトップスターで宝塚を卒業されてから20年近く。なのに、今もこうして交流があることって、すばらしいことだなぁ...って思って。私も、見習わないといけないと思いました。

夜、自分の部屋に戻ってスカイステージをつけたら、『Check it Out!』っていう、わかぎえふがナレーションで、昔から何度も再演されている名作舞台を紹介する番組をしていて、先月は『うたかたの恋―前編』をやっていたのが、今月は『後編』になっていました。
星組で再演された『うたかたの恋』は、シメさん(紫苑ゆう)が宝塚大劇場公演を骨折のため休演したので、ビデオはまりこさん(麻路さき)バージョンで、シメさんの映像は残っていない、というのが定説でした。けど、『Check it Out!』では、シメさんルドルフの映像が出てきました。すらりと長身で、大人のルドルフ。若いけど老成していたルドルフは、マリーの純粋無垢なかわいらしさ、美しさに惹かれたのよね...そんなエピソードが納得できちゃうほど。ステキ。これはTCAで演じたときの映像らしいのだけれど、ちょっとトクした気分でした。

ムシのいいお願い

4/2(土)
都内にある我が家の墓に墓参り。その後、やはり都内の叔父の家に遊びに行きました。
私の愛車は、宝塚の主題歌とライブCDと、時折シャンソンがかかる程度。それ以外のジャンルのCDが搭載されることは、滅多にありません......(苦笑)
少し前までは『バビロン』をかけていることが多かったのだけれど、最近はもっぱら『ロマンチカ宝塚'04』。今日も。このショーはほんとうにとうこちゃん(安蘭けい)が歌いづめだなぁ....と思いながら、第三京浜をとばしていました。でも、とうこちゃんだけでなくて、どのシーンのどの歌もいいなぁ...と思って。あらためて『ロマンチカ宝塚'04』の世界にしみじみと浸ってしまいました。

我が家の墓のあるお寺には、井の頭公園の池の中島にある弁天様と兄弟(姉妹?)の弁天様があるのだけれど、弁天様は芸事の神様でもあるらしいので、「宝塚と受験勉強の両立ができますように...」とちょっとムシのいいお願い事をしてしまいました(笑)

さえちゃん、かわいそう....

4/1(金)
昨夜は会社の年度末の打ち上げで、すごくいっぱい飲んだので、ほとんど帰り道の記憶がありません...ワタシったら。けど、今朝起きてみたら、しっかり枕元に『週刊女性』の今週号がある...てことは、夜11時まで開店している、最寄り駅の本屋に寄って、しっかりゲットしていたということ...??
茶の間に下りて、さりげに母に聞いてみたら、やっぱり。昨夜帰宅したワタシは『週刊女性』を手にして、さかんに「さえちゃんが段治郎と熱愛だって!」としきりに話していたらしい...赤面。けど、自分ちでよかった...

昨夜は母に向かって一生懸命話していたらしいけれど、やっぱり、いまこの時期にこのような報道があるのは、正直言ってショック。私としては。
お付き合いしてる様子は微笑ましいと思えるし、なによりさえちゃんが宝塚を卒業して幸せになってほしいと思うから、そういう事実を受け入れることには抵抗感もないし、喜ばしいことだと思うのだけれど。けど、退団公演中は、いろいろなところに気を配らなければいけないし、大劇場公演と東京公演の間にも、写真集を撮ったり(たぶん)、いろんなお仕事があって忙しいと思うので、この時期はそっとしてあげてほしかったのにな...って思いました。

折りしも東京公演のお稽古が始まる頃だけれど、こんな記事が出たことで、さえちゃんが動揺することがなければいいけど...って。ちょこっと心配です......

さえちゃんに熱愛発覚?

3/31(木)
ネットで知り合った方から「さえちゃん(彩輝直)は寿退団だって!」というメールをもらって、教えてもらったアドレスを見にいったら、あら。ほんと。熱愛発覚ですって。
『週刊女性』は宝塚に関する記事が多いので、毎週コンビニでチェックしているのだけれど、今週に限って、年度末の忙しさにまぎれてチェックしそびれていたのでした。したら、こんな記事が...

「熱愛発覚!」といっても、お相手は歌舞伎役者さんということだから、しっかりした方...っていう言い方もヘンかもしれないけど...だから、ちょっと安心。けど、歌舞伎役者さんと結婚するとなると、何かとタイヘンなんじゃないかしら。退団後に舞台が2つ決まっているし。すぐにも結婚、ではなくて、少しのんびりしてもらってからのほうがいいんじゃないかしら?なんて、思ったりもして。こういうのを老婆心っていうかしら。
いずれにしても、幸せになってもらえたらうれしいなぁ...って思います。

ここにもチケット先行が...

3/30(水)
昨日、三井住友VISAのサイトに登録したのだけれど、ふと、そういえばJCBにも似たようなサービスがあったのを思い出しました。

で。サイトを調べにいったら、やっぱりありました。myJCB というサイト。ていうか、サービスかな?なので、メインのJCBで登録してみました。
早速サービスに入ってみると、チケットセンターへのリンクがあって、それはまた、myJCBとは別に登録が必要ということらしい。なので、こちらにも早速登録をしてみました。したら、これはなんと、ローソンチケットなのでした!
じつは、少し前にローソンチケットにも先行販売があるのを知って、会社の最寄のコンビニもローソンなことだし、ローソンカードを作ろうか...???と考えていた矢先だったので、ジャスト・タイミング♪
しかも、JCB貸切の会員先行販売までありました...次の星組公演は、もう申し込み締め切りが過ぎてたけど....けど、せっかくいろんなカードを持っているのだから、やっぱり有効活用しなければ!と思ったのでした。

当たるといいなぁ....

3/29(火)
エリザベート東京公演チケット優先販売につられて、三井住友VISAのバーチャルカードを作ってしまいました...私ったら。

カードは少し前に届いていたのだけれど、昨日その料金明細を受け取るメールアドレスを登録するためのVpassというシステムのパスワードが届いたので、早速ログインしてみました。
したら、このシステムは、単にアドレスを登録するだけでなくて、三井住友カードのいろんなサービスのポータルサイトだったのですね。サービスのメニューのなかには、宝塚歌劇貸切公演のエントリー番号の一覧があったり(申し込みはネットではできないらしい)、『宝塚ニュース』っていうページがあって、おさちゃん(春野寿美礼)のエッセイとかも連載されていました。いいサイトを見つけた♪と思って、ちょこっと幸せでした。

その宝塚ニュースの中で、マラケシュのおさちゃんのサイン入り写真が当たるプレゼントをしていたので、早速申し込んでみました。当たるといいなぁ......

身の引き締まる思い

3/28(月)
週が明けて今日もタカラヅカニュースでは花組の初日の模様を放映していました。
今年も初舞台生が緑の袴で整列。口上と合唱を披露しています。一昨年はショーの中に口上が組み込まれていて、組長の科白のとおりまさに「若桜」といった風情でかわいらしかったのだけれど、紋付袴の盛装での口上も清々しくて、観ているこちらも身がひきしまる思いがして、よいです。テレビで観る限り、今年の初舞台生さんたちはコーラスがきれいに揃っている気がします。ロケットのラインダンスもきれい。今から2週間後の観劇が楽しみです♪
今年の初舞台生の中には、知り合いの娘さんのお友達もいるから、携帯を新調して、劇場ロビーから写メール(もしかして、死語...?)しなくては。

清々しさといえば、花組トップの春野さん(春野寿美礼)は、すごく清潔感があって、まさに清々しいイメージがあります。私には。
一点の曇りもない明るくさわやかな笑顔は、まさにスターと呼ばれるのにふさわしい輝きがあると思います...古典的な輝きともいえるかもしれないけどね。
けど、韓流ブームといい、時代は正統と清潔をもとめているのではないかな?って思います。少なくとも私くらいの女性の間では。毎日社食で一緒にお昼を食べているリエちゃんは、30代半ばのママなんだけど、韓流ドラマのスターさんが大好きなんだけど、やっぱり「清潔そうなところが好き」って言っています...ここで韓流スターさんの名前が浮かべば、もっと具体的に話せるのだけれど、私は韓流にはあまり関心がないので....

終演後の組長の挨拶では、あさこちゃん(瀬奈じゅん)の組替えにふれ、「舞台の上から送り出してやれなかったのがかえすがえすも残念です」という言葉ががありました。これは花組生全員の気持ちだろうし、多くの花組ファンの気持ちでもあろうかと思います。
このような言葉を嫌味なくさらりと言えるのは、夏美よう組長のお人柄であるのだろうけれども、組長としての長い経験のもたらすものであろうと思います。やっぱり組長さんってすごいなぁ...って。こういう気持ちを感服って言うのかなって思いました。

うれしいけれどちょっとフクザツ...

3/27(日)
母を車に乗せて日帰り温泉に行きました。
カーステレオ(これって、死語?)では『ロマンチカ宝塚'04』のライブCDをかけていました。自宅から日帰り温泉まで行く途中に東名高速の出口があるためか、距離ではとても近いのに、行こうとおもうといつも結構時間がかかります。今日も渋滞にはまって、ついじっくり『ロマンチカ宝塚'04』に聞き入ってしまいました。
とうこちゃん(安蘭けい)、ほんとうに歌が上手だなぁ...舞台で「オーラを感じる人」っているけれども、歌にもオーラがこもっているものなんだなぁ...と思いながら...

帰宅して、すぐに寝るつもりだったのに、なんだかんだで遅くなってしまいました。
スカイステージでは『Personal Book Labo 霧矢大夢』を放映しています。黒燕尾を着たキリヤン(霧矢大夢)と愛犬フィンチ――フィンチも燕尾を着ている!?――の撮影風景が、とっても微笑ましい...

続いて『宝塚歌劇 華麗なる世界』という番組。宝塚歌劇の歴史と今の簡単な紹介。この映像は、昨年横浜そごうで開催されてた『タカラヅカ展』で流れていたビデオ映像の、舞台映像を入れ替えたものかしら?って思ったりもしました。それとも、販促用ビデオ?宝塚に販促って必要かしら...?
タカラヅカ展で流れていたビデオでは、とうこちゃん(安蘭けい)はほとんど映っていなかったのだけれど、この番組では『楊貴妃伝』での玄宗皇帝と安禄山との殺陣のシーンとか『ロマンチカ宝塚'04』のフィナーレの群舞とか、それになんと、宙組の『白昼の稲妻』にまで。しかもアップで映っている! ワタシ的にはとってもうれしいけれど、水さんのファンの方たちは、ちょっとこの番組はフクザツなんじゃないかな...???

それにしても。『愛の国 夢の王国 宝塚』...っていうのは、私がいま勝手に作った標語でですが、「こんなに短い映像では宝塚の魅力はご説明し尽くせないんですが...」という担当営業さん(っていう人がいるかどうかはナゾですが...)の声が聞こえてきそうな番組でした。もちろん面白かったけどね。

ちょっと時空を超えます...

いまの日付と日記の内容が一月以上も離れてしまって、めまぐるしく変化する日々の状況についていけなくなったので....なんて、難しいことを言うのではなく、要するにリアルタイムなお話を書きたいなっておもって、一月ぐらい日付を飛ばしてしまうことにしました。

けど、飛ばした間(2/27-3/26)の日記を捨てるのも忍びない...だって、その間に3回も宙組『ホテル・ステラマリス』を観たし...なので、『すみれ三昧別館』を作りました。抜けている1ヶ月の日記はそっちに書いて、いまから一月ほど、時空を超えます♪

ぜひナマで見てみたかった作品

2/26(土)
2月後半のスカイステージは雪組週間だったみたいで、一路さん(一路真輝)がトップだった頃の作品を何本か放映していました。
中でも待ちに待っていたのは『JFK』。当然録画して、じっくり観てしまいました。

沈着冷静である面冷酷な政敵。最後までJFKを受け入れなかったFBI長官のたーたん(香寿たつき)。たーたんはこの頃から、すっきりとクールにスーツを着こなして、知的な美しさを輝かせ始めたのかしら.....反面、昨日の『雪之丞~』や一昨日の『サジタリウス』では、まだかわいらしさものぞかせていたのに、すっかりオヤジクサさも身につけてしまって...けど、そこがまた魅力なんだけどね(苦笑)

深い慈愛と内に秘めた情熱を深く豊かな歌声にこめたキング牧師、轟悠。温和で聡明な人柄を感じさせるロバート・ケネディ、高嶺ふぶき。寂しがりやでナイーブなマリリン・モンロー、星奈優里。何かにまっすぐに情熱や感情を傾ける、やっぱりナイーブなジャクリーヌ。そして、息子たちに夢を託す父、古代みず希。ジョン・フィッツジェラルド・ケネディ、一路真輝に絡む、さまざまな人々が、生き生きと描かれていて、ぐいぐい引き込まれていきます。
そのJFKは、明るくさわやかな好青年。一路さんの持つ雰囲気と、ケネディ大統領のイメージがオーバーラップして、すごく好感の持てる主人公となっています。
私たちぐらいの世代では、まだ、ケネディ大統領って英雄っていうか、身近な偉人で、どういうことを成し遂げたひとか、すごくよくわかっているせいもあるのか、物語はぐんぐんクライマックスに向かってなだれ込んでいく印象があります...途中、JFKが夢の中で弱気になるのかな?気がかりがあるのかな?そんな、描写っていうか演出がよくわからなかったり、キューバのカストロ将軍とか、ロシアの政治家とかが出てくる場面があまりに軽~く流しちゃったりとか、あったのだけれど、それもご愛嬌かな....で。一気にクライマックスに。
ラストはお芝居の冒頭の部分にもどり、電話を置いたたーたんの、無念の表情とも、単なる無表情ともとれる、すごくビミョウな演技と、轟さんの深い歌声が心に響いて、涙があふれてしまいました。

もうひとつ。キング牧師と共に闘う黒人青年のとうこちゃん(安蘭けい)の悔しさと憎しみをにじませた眼が印象的でした。一瞬だけど、ナマの舞台で見ていたらきっと、すごく惹きつけられたに違いない。

もう一度みたい作品。ではあるけれど、この配役だからこそ感動できたのかもしれない。それに、あまりに近い時代の、あまりに近い国の政治家の物語だから、再演するのにはすごく難しい作品なのかもしれない。

そういう意味で「ぜひナマで見たかった作品」の上位に上がる作品で、やっぱりその気持ちは、私の中で変わらない、ってことをあらためて認識させられたのでした。

高嶺さんの粋で気風のよさが魅力

2/25(金)
少し前に留守録しておいた『雪之丞変化』を、夕飯を食べながら観ました。

高嶺ふぶきが女役で、スリかなんか、盗人の姐さんなんだけど、すごい粋でキレイでステキ。気風がいいのもかっこいい。轟悠とのかけあいが、また、威勢がよくっていい。
何度も日記に書いているけれど、高嶺さんは、私にとって男役の原点なんですね。男役の色気とか、包容力とか、そういうものの魅力に気づかせてくれたのは高嶺さんなんです。けど、この作品の高嶺さんには、女性としてすごく憧れてしまいます。いいなぁ...素敵!ああいう、気風のいい、粋なお姉さんになりたいなぁ...お姐さんではなくて、いいです...(笑)
轟悠も、やっぱり盗賊なんだけど、いい。轟さんは、こういう威勢のいい役が昔っから似合うんだなぁ...と感心。高嶺さんのあとをちょろちょろついてくる、下級生時代のとうこちゃん(安蘭けい)も、かわいい。

主人公の雪之丞の一路真輝は、女形の役者さんで、冒頭女形の姿で出てくるのだけれど、それもすごく美しい。心を秘めた志をもつ役者さんっていう役どころも、なんだか一路さんに嵌まっている気がします。
お芝居は歌舞伎とはちょっと印象が違うけれど、一路さんとハナちゃん(花總まり)のラブストーリーは、なんともいえずいいなぁ。この作品は一路さんとハナちゃんが初めて主演コンビを組んだ作品らしいけれど、ハナちゃんにはそんな初々しさと緊張感が感じられて、それも、ラブストーリーに彩を添えているのかもしれません。ハナちゃんは、やっぱり昔も今も、一途さ、ひたむきさ、そんなものが似合う気がします。

あと、この頃の雪組作品でいいなって思うのは、古代みず希さん。この作品では雪之丞の育ての親で、親の仇討ちという秘めた志をただ一人知っている、一座の座長を演じていますが、落ち着きがあって、なんていうのかな。すっきりと清々しい印象があって、すごく好感を持って見ていました。
あと、たぶん下級生のケロちゃん(汐美真帆)も、若手役者か何かの役で出てたような気がします。そういうスターさんの下級生時代の姿を探すのも、こういう少し前の作品をビデオで見る楽しみなわけですね。
この作品は、尾上菊五郎が演出だか演技指導だかをしていたということ。そのためか、役者さんの所作なども、あまりムリをしている感じがなくて、よかったと思います。

確かに歌舞伎と比べてしまうと、なんとも、なんとも、で、演歌スターの歌謡ショーのおまけについてくるお芝居みたい、なんて批評も聞くけれども、宝塚はある意味、大衆演劇でもあるわけだから、そう思えば悪くないんじゃないかな?私はこの作品は好きだ、と思いました。

やっぱり癒しは華麗な舞台

2/24(木)
今日から予備校の夜のクラスが始まりました。会社の帰りに東横線に乗って渋谷まで行って、3時間の講義を受けて、帰宅すると12時を回っていました。

自分の部屋に戻って。やっぱり、こういう日には千拍子かな...と思って『華麗なる千拍子'99』をディスクに録画しておいたのを観て、のんびりしていたら、あ~っという間に時間が経っているのにびっくり。いけない、いけない。明日も仕事があるんだから.....けどワタシの場合、やっぱり癒しはタカラヅカの華麗な舞台だと思います...

バイキングはなくてもいいんだけど...

2/23(水)
阪急交通社から母宛てに封書が届きました。月組東京公演貸切の日帰りツアーに当選したのです。前に『歌劇』でツアーの案内を見て、私と母と1枚ずつハガキを書いて出したら、母宛てにだけ「落選通知」が届いて。それは土日開催のツアーだったのだけれど、その落選通知には平日昼の部の貸切公演観劇ツアーの優先申し込み用紙が添えられていました。平日昼の部は仕事を休まないといけないので、ちょっとつらいのだけれど、『エリザベート』のためならあらゆる手段を講じる覚悟...なので。とりあえず申し込んでみたのでした。

当選したチケットは、新橋第一ホテルでのランチ・バイキングつきツアー。座席はS席らしいけれど、席番はまだわかりません。母は「エリザベートはねぇ...ああいう気味の悪いのはねぇ...」といっていたけれど、いちおう聞いてみたら「行きたい」って。なんだかんだいっても、やっぱりチケットがあれば行きたいわけだ(笑)。母に言わせると「キリヤ(霧矢大夢のことを、母はいつも「キリヤン」ではなく「キリヤ」と呼ぶ...)が出るから」とのことだけど。

なので、料金を振り込むことにしました...バイキングはなくてもいいんだけどな...と内心では思いつつ...

よくわからないけど楽しいからOK

2/22(火)
タイマー録画しておいた雪組『サジタリウス』を見ました。
たーたん(香寿たつき)の歌で始まるショー。たーたんは、まだまだ若くてかわいらしいっていうか、お茶目な印象。けど、歌はやっぱり上手。たーたんは昔っから聴かせる歌を歌っていたんだなぁ...って。あらためて感心しました。
フィナーレのパレードのときに出てきた「星人 香寿たつき」っていう字幕には。「星人」って、ウルトラマンか何かに出てくるようなもの?って感じがして、ちょっと不思議な気がしてしまいました。

ショーはいろんな場面があって、華やかで楽しくて。星人たちが地球に遊びに来て、いろんなおいたをしたり、出会いもあったらりして。それでまた星に戻っていくような、そんなお話なのかしら?全体のストーリーっていうか、構成がいまいちよくわかりませんでした。けど、楽しいからOKです。

一路さん(一路真輝)と高嶺さん(高嶺ふぶき)と轟さん(轟悠)が、兄弟みたいに仲が良くて、イキもあっていて、楽しい雰囲気。けど、一路さんと高嶺さんがゴリラの着ぐるみを着て登場するのにはビックリ。トップさんと二番手さんが着ぐるみなんて...『猿の惑星』のイメージかしら....?二人とも、とっても楽しそうだから、いいのかしら....?

この公演は、花總さん(花總まり)の娘役トップ就任のお披露目公演だったらしいけれど、花總さんと一路さんの絡みはあんまりなくて、フィナーレを入れても2~3回ぐらい?ちょっと不思議な気がします。けど、トップさんと二番手さんと三番手さんの、あの息の合った雰囲気に混じるのは、並大抵のことではないかも。
赤いドレスで踊っている花總さんは、ステキでした。花總さんて、やっぱりダンスの人なのかしら...? 花總さんのああいう、身体全体で何かを表現するようなダンスって、また見てみたいな...と思いました。

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