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お見送りの涙雨...

5/22(日)
今日は月組東京公演千秋楽。さえちゃん(彩輝直)の退団の日。昨日『エリザベート』を観たけれど、1度しか観れなかったので、せめてサヨナラパレードだけでも...昨年、リカさん(紫吹淳)の退団パレードに行ったので、もう勝手はわかっているので...と思ったのだけれど、塾の復習が全然追いつかないので、断念。一日家にこもってお勉強をしていました。

とはいうものの。今日のスカイステージは朝からずっと彩輝直特集。名場面集のような番組では、下級生の頃の『PUCK』のヘレン...だったっけ?いつかキレイになるって信じてる女の子を演じたときの姿とか、懐かしい映像がいろいろと。
ワタシ的にいちばんはまったのは、ノルさん(稔幸)主演の『聖夜物語』...たしかそんなようなタイトルだったと思ったけど...の、いたずらな天使。トト。真っ白いスーツで、白っていうかシルバーっていうか、そんな色の鬘で、いたずらっぽい笑顔がとっても可愛らしかった。お化粧も、色目が薄いのにとってもきれいで...やっぱり素顔がキレイな人は、とくに顔に色を置かなくてもいいんだ...って感心しました。
もう何度も書いてきたような気がするけれど、さえちゃんて、人間ではないもの、妖精とか天使とか小悪魔とか、そんなような役柄が似合っていたと思います。それに、まっすぐ素直で純粋な役よりも、少し悪の入った役とか、屈折した役とかのほうが、いい個性が発揮されていたような気がします。すごく「悪」ではなくて、どこかかわいげのあるキレイな「悪」って感じ。なにか確信犯的なところもあって。だから、最後の公演が『エリザベート』のトート閣下だったのは、ほんとうによかったなって思います。ワタシにとってもいい思い出が心に残ったな...って思います。

さえちゃんが月組のトップさんになったのは、ワタシ的にはすごく驚いた「事件」だったし、全国ツアー『ジャワの踊り子』のときには、いろいろな評判を耳にしたけれど、今度の東京公演では堂々として立派で華やかで。舞台の上ですごく大きな存在になっていました。夏河ゆら組長の言葉じゃないけれど「やっぱり真ん中に立つべき人だったんだな...」って思いました。

夕方から雨が降り出しました。日比谷でも降り始めているのでしょうか?さえちゃんを見送る涙雨かしら...?

美しく大きな思い出

5/21(土)
ずっと。前からずっと思っていました。さえちゃん(彩輝直)にトートを演じてほしいな...ていうか、さえちゃんはトートをすべき人だと。それは、星組『エリザベート』新人公演の映像で、お人形のように綺麗なトートを見て以来のことです。一昨年さえちゃんが『エリザベート』を唯一まだ上演していない月組トップに内定したと聞いたときに、さえちゃんはトートを演るために月組に行くのだと思いました。それは、私のなかで確信に近い気持ちでした。
だから、本当に月組でさえちゃんの主演で『エリザベート』を上演すると聞いたときには、驚きよりも「やっぱりね」っていう納得の気持ち、当然っていう気持ちでした。

そんなわけで、今回の『エリザベート』にはとても大きな期待を持っていました。さえちゃんの美しさ、妖しさ、その中に潜む「ワル」っぽさ、黒さ。けどその「黒さ」は「暗さ」とは違って華やかな、明るい「黒」。黒の中に潜む、愛らしさ。笑いかけながらあっという間に「悪いこと」をさらっとし遂げてしまう、そんなイメージ。ちょっといたずらで「悪さ」を仕掛けちゃった、みたいな感じ。幼い子供が無邪気に残酷ないたずらをしている、そんなイメージのさえちゃんだからこそ、「黄泉の帝王」はきっとピッタリだと思っていたのです。問題は...歌だ......

けど、期待の大きさは、そのまま期待はずれだったらどうしよう...という不安にもつながって、とくに初日が開けて間もなくは、あまりよくない評価ももれ聞こえていたので、観劇するのがこわくて今日まで観ないできてしまったのでした...思うようにチケットが取れなかったせいもあるのだけれどね。

ともかく、最後の最後。楽日の前日の今日、ようやく観劇を果たしたのでした。新たに作ったインターネット専用の三井住友VISA『バーチャルカード』と引き換えにもらった貸切公演S席チケット。最近はきりやん(霧矢大夢)がお気に入りの母を連れて、東京宝塚劇場に足を運びました。

貸切公演なので、開演前には組長の挨拶があります。夏河ゆら組長が「本日は三井住友VISA貸切公演においでくださりありがとうございます、云々」とご挨拶の後「三井住友VISAカードといえば、忘れてはいけません。あの歌」といって
「みついすみともびざか~~~~ど♪」
と朗々と歌い上げたのには、場内拍手大喝采。組長挨拶でこんなに大きく客席が沸いたのは、私は初めての経験だと思います。さすがは月組、ゆら組長!

その興奮がさめやらぬうちに、いよいよ月組『エリザベート』の幕が...私の胸の鼓動も最高潮です。幕開けに、こんなに胸が高鳴るのは、初めての宝塚、花組『エリザベート』以来のことではないでしょうか...?

その高まる思い、はやる気持ちをはぐらかすかのような、ゆったりしたルキーニ:霧矢大夢のセリフの一言一言。ジリジリするような、落ち着かないような気持ちを感じながらも。キリヤン、うまいなぁ...

霊魂たちの歌。ちずさん(美々杏里)とゆら組長による「エリザベートのために、したことよ~」のフレーズが胸を射抜くように響きます。「歌の力」...そんなことを思いました。

そして、舞台後方から現れた黄泉の帝王、トート閣下。さえちゃん...
...美しい...黒い闇の中に、白く浮かび上がる光。その中央に客席中の視線を一身に集めて、光り輝くさえちゃんがいました。もう、目が離せない...

肖像画の中からあらわれたシシィ:あさこちゃん(瀬奈じゅん)も、愛らしかった。アニメの女の子みたい。「萌え」って表現をよく聞いたけど、それもちょっと納得。

セリフや演出は、花組版からビミョウに変わっていて、その場面場面の背景や状況がわかりやすくなった気がしました。月組さんも、ひとつひとつの場面を丁寧に演じ、歌っている感じ。セリフや歌詞も聞き取りやすく、それもあって、お芝居がわかりやすかったのかな?と思います。ただ、ひとつひとつの場面を丁寧に仕上げている印象が、全体のまとまりというか、流れのよさを少し妨げているかな、という感もないではなかったですが...

『最後のダンス』の場面は、正直に言って......ワタシにとってさえちゃんは好きなスターさんの一人で、ずっと応援してきました。トップさんになったというニュースは、喜びのうちに受け止めたわたしです。ですが、正直に言って...歌は苦手、ダンスもけして上手とはいえないさえちゃんに、何をさせるのだろう???と、思っていたのだけれど、ここは歌わせていたので。「踊るトート」ではなく「歌うトート」だったので、ちょっとビックリしたのだけれど、音域に合わせた歌いやすいアレンジだったせいもあるのだろうけれど、すごく格好良く仕上がっていたので、感激しました。無難に仕上げているのではなく、気合、気迫、意気込み、そんなものが感じられて、よかった...涙が出そうになりました。

皇帝ルドルフと和解したエリザベートが鏡の扉から登場する場面、銀橋の中央に膝を立てて座っているはずのトートを見ようと双眼鏡を取り上げると...あれ?見えない。なぜ?...なんと斜め前の人が、そしてその前の人が、人垣のように連なっていて、座っているさえちゃんが見えないのです...涙。ようやく立ち上がったトートが見えたけれども、ここは痛恨!です。生涯の不覚だわ...あんまりだわ...

革命家エルマーの月船さららも、熱いキャラと革命家というのが合っていて、よかったです。最初に登場したときに、手にしたハンガリー国旗をしばし見つめ、おもむろに目を上げてふりむく、そのしぐさが、すごく良かった。
ミルクのシーンも。ここは大幅に演出・振り付けが変わったと聞いていたので、舞台全体をよく見ようと思っていたのに、トートの隣に立つさららん(月船さらら)に目を奪われて、舞台を見渡すことをすっかり失念してしまいました...ここも、不覚!

病院への慰問の場面は、ウィンデッシュ嬢に花束を渡すのからチュールをかけてあげるような感じに演出が変わって、なんだか情感が増したような気がします。けど、「あなたのほうが自由」の歌詞の最後が歌い上げるように変わってしまったのは、ワタシ的にはちょっと不満。これまでのように、すっと自然に次の「私だけに」のモチーフに流れ込んでもらったほうが、気持ちが途切れなくていいのにな...なんて思いました。けど、ここで、舞台後方に向かって歩いていくエリザベートの切なさは...やはり胸が締め付けられるような思いがしました。

2幕の見せ場の一つは、皇帝フランツに裏切られてしまったエリザベートに「死ねばいい」とほくそ笑むトート。ここはまさに、さえちゃんの魅力最大限、といった感じです。さえちゃんならではの無邪気で残酷な微笑。そこから、エリザベートに拒絶されて、悲嘆にくれる様子。こぼれ落ちる情感に、身も心も浸りきる気持ちがしました。
それから、皇太子ルドルフに先立たれ、涙にくれるエリザベートに忍び寄るトート。すがりつくエリザベートに「死は逃げ場ではない」と突き放す、その姿にも、気迫を感じました。よかった。

2幕は、ひとつひとつの場面はそれぞれに印象的だったのだけれど、なんだかやっぱりあ~っという間に終盤になだれ込んでしまったような気がしました。なぜかしら...?

全編を通して、ルキーニのきりやんが意外とスタイルが良くて格好よく、場面場面でクレバーな印象があったことと、フランツ・ヨーゼフの立場と年齢にしたがって変化する初風緑の歌と演技が、印象的でした。

それに、やはり宝塚の至宝。歌姫、ちずさん。皇太后ゾフィーは、ただ意地悪で強いだけではなくて、ハプスブルグ家や皇帝に対する深い思いのある、難しい立場だと思うのです。それを、単なる強さだけではなくて、場面場面のこもごもを加味して表現されていたような気がします...ていうか、やっぱり、最後の公演の大役ということもあってか、ちずさんにもなにか特別なオーラが感じられました。まさに「歌の力」です。エトワールで大きな拍手を浴びていたのも、納得です。私も、心からの拍手を送りました。

さらに付け加えれば、少年ルドルフ:彩那音が、ちょっとワタシ的にはかわいくてツボにハマってしまいました...これこそ「萌え」って感じ?...すごくかわいいのは事実なんだけれども、歌が不安定なのも事実。けど、東宝版でもここは子役がやるんだから、これでいいんだ、これでいいんだ、と自分に言い聞かせながらこの場面をみていました...(苦笑)

それにしても、さえちゃんはキレイでした。つくづくフォトジェニックな人だなぁ... それに「この世のものでない」ものが、本当に似合う人だ... それに、何より気迫が感じられました。サヨナラ公演であることもさることながら、この役に対する強い思いがあったのだろう...と思いました。「苦手な歌を歌いこなし」てこられたのは、歌いやすいようにアレンジが多少入ったせいもあるのだと思うけれど、やはり、その強い思いがあったからこそのものだと思いました。そして、その強い思いが、月組全体を引っ張ってきたのだろうな、と思いました。ほんとうに、いいトートだったし、いいトップさんだったな...って思いました。

それにしてもよくここまで頑張ったものだ...どれだけ努力をしたのだろう...退団発表で語ったとおり「ありったけの力をこめて」取り組んできたのであろうことが 十分に伺えました。

さえちゃんとのサヨナラは寂しいけれど、最後の作品がこの『エリザベート』でよかったと思います。ただ一度きりの観劇でしたが、そのぶん、私の心の中に、大きく美しい思い出として、深く刻み込まれた気がします。

観劇後、日比谷の街を歩きながら「彩輝直よかったね。惜しいね」と母が初めてさえちゃんのことをほめてくれたのも、印象的でした...(苦笑)

こんなところでタカラヅカ

5/20(金)
朝。通勤途上。ビックカメラの前を通り過ぎたとき、花總まりの声を聞いた気がしました。気のせいかな...?とも思ったのだけれど、気になるので、引き返して開店準備中の店内をのぞいてみると、やっぱり。ハナちゃん(花總まり)とたかこさん(和央ようか)が、壁いっぱいに並んだテレビと、ホームシアターの大きなディスプレイに映っていました。『白昼の稲妻』のラスト近く。ギャランティーヌ邸でのお芝居の後に、ヴィヴィアンヌとアルベールが二人、舞台に残ってのデュエットのシーン。スカイステージの映像だと思うのだけれど...毎朝毎晩通っている場所だけれど、ここで宝塚の映像を見たのは初めて。どの店員さんの趣味かしら...と、おもわず店内を見回してしまいました。

今日は会社の帰りに塾に寄り、12時15分前ぐらいに帰宅。母がゆでておいてくれた、我が家では今年初物の枝豆を食べながら、ビールを飲みながら、『宝塚こだわりアラカルト~総スパン』を録画したビデオを見ました。総スパン...さすがに華やかです。サザンクロスレビューⅡでとうこちゃん(安蘭けい)が歌ってたーたん(香寿たつき)が踊るシーンはいいなぁ...やっぱり。ふたりとも、黒塗りのお化粧はいまいちのような気もしないではないけど、歌と踊りはステキ。花組の『ザッツ・レビュー』のキンキラの真矢みきちゃんの横のほさっちゃん(千ほさち)の白くてピンクのお花のついているドレスがとってもかわいい。すごいかわいい。となみちゃん(白羽ゆり)あたりにもう一度着てもらえないかしら?

母は今日は月に一度の病院の診察の日。昨夏倒れて入院して以来、月に1度ぐらい、診察に通わなければいけなくなってしまいました。けど、病院は疲れるらしくって、私が帰宅したときに一瞬目をさましたきり、茶の間で居眠り...どころか爆睡していたのだけれど、花組『アプローズ・タカラヅカ』のリカさん(紫吹淳)特出シーンで、リカさんの歌声がしたかとおもったら、突然パッチリ目を覚ましたのにはびっくり。リカさんのシーンが終わったら「きれいだねぇ...」と言ってまた眠りに落ちていったのにも、またびっくり...そんな母の姿を見るたび、親子の絆っていうか、血のつながりを感じてしまいます....

トークにうっかりはまってしまい..

5/19(木)
夕食後、自分の部屋に引き上げて、明日の塾の予習をしていました。

途中で息抜きのつもりでスカイステージをつけたら、かしちゃん(貴城けい)とハマコちゃん(未来優希)と、天勢いずるちゃんの、『VO5トークショー』を放映していました。

ハマコちゃんって、明るくて、お話も楽しくて、ニコニコしながら話す様もかわいらしくて。『睡れる月』での失敗談とか、スカイステージの映像を見ながらのトークとかも、ほんとうに楽しそうに話しているので、ほんのちょっとの息抜きのつもりだったのに、30分以上もテレビを見てしまいました...失敗。
ハマコちゃんはスカイステージが大好きで、少し前のスターさんの映像を見ると、翌日楽屋でものまねをしてみせているっていう話もしていました。ほんとうにクラスの人気者って感じ。かわいいな...

天勢いずるちゃんは、年明けぐらいから娘役さんに転向したのだけれど、すっかり女の子らしくなって、白いお洋服姿も小さいクリップで留めた髪型もすごくかわいい。次の本公演が娘役としての大劇場デビューって言っていたので、すごい楽しみです。

スーツにトキメキ

5/18(水)
夕食を食べながら、母と『宝塚こだわりアラカルト~スーツ』を見ました。

私は、現実の男性もそうだけれども、やっぱりスーツ姿にときめいてしまうタイプだと思います。もちろん、タキシードや黒燕尾、白燕尾も、格好良くてステキだと思うけど、やっぱりシャキっとスーツ。宝塚の男性のスーツ姿は、ある意味理想のスーツ姿だと思うんですよね...紳士服のアオキとか青山とかも、宝塚のスターさんがCMすればいいのに...って思います。

ワタシ的に、最近ときめいたスーツ姿は、雪組『青い鳥を探して』のクライマックス。轟さん(轟悠)のグレー地に細~いストライプの入ったスーツ。それに同じく『青い鳥を探して』のかしちゃんの淡いグレーのスーツ。それから星組『1914/愛』のかしちゃん(貴城けい)のシルバーグレーのスーツ。たーたん(香寿たつき)の退団公演の『ガラスの風景』のお衣装のジャケット姿はどれも皆ステキだったけれど、あれは、スーツではなかったかも...とうこちゃん(安蘭けい)は、グレーのサラリーマンっぽいスーツの、サラリーマンと比べれば格好いいけど宝塚的にはいまいち、のスーツ姿?あれは刑事さんだから致し方ないのかしら...? それと『La Espelanza』のきりやん(霧矢大夢)のスーツ姿も、格好よかったな...

そんなわけで、基本的にスーツ姿が大好きな私。今回の「スーツ」の特集は、もう、うれしくて自分でも顔がニヤけているのがわかります。けど、例えば『青い鳥を探して』は、私のお気に入りのグレーのスーツではなくて冒頭のダンスシーンだったりするし、たーたんのスーツ姿は『ガラスの風景』の中ではなくて『バビロン』の中のピンクのスーツだったりするし、ビミョウに私の好みとずれてたりするんだけど...でも、幸せ。
そういえば宙組『BOXMAN』にも、スーツ姿、たくさん出ていたんですね...この番組で紹介されているのは、たかこさん(和央ようか)とハナちゃん(花總まり)がカフェで別れるシーンだったけれど...このシーン、ハナちゃんのブルーのスーツがステキだったっけ...

ふと考えてみると、私って、フツーのビジネススーツの格好いいのが好きなのかしら...? それってちょっと現実的過ぎないかなぁ...私...

今月はグラフも2冊買いかな...

5/17(火)
会社から帰宅すると定期購読している『宝塚グラフ』が届いていました。グラフが届くたびにまたひと月がたってしまったと、フクザツな思いにとらわれるのですが、今日のように仕事に追われた日には、なおさらです。

夕飯を食べながらも、待ちきれず、思わずページを開くと、今月の舞台は4月の花組公演。フィナーレの、大階段に春野さんを先頭に男役3名、娘役3名が並んだ写真がとてもきれいでした。
そして「ZOOM!」はとうこちゃん(安蘭けい)のインタビュー。エンディー(高央りお)が語るとうこちゃんの素顔がいかにもで楽しい。シールはとうこちゃんとわたるさん(湖月わたる)。ジュリぴょん(樹里咲穂)が地元を紹介する記事も乗ってるし。今月も2冊買いか...

寝る支度をしようと思って自分の部屋に上がってテレビをつけたら、スカイステージで『こだわりアラカルト』が始まるところでした。『こだわりアラカルト』は今夜からテーマが変わって「スーツ」。
雪組『青い鳥を探して』のプロローグや、星組『バビロン』のたーたん(香寿たつき)のピンクのスーツ、星組『1914/愛』のアポリネールのかしちゃん(貴城けい)のブルーグレイのスーツ、花組『アプローズ・タカラヅカ』の春野さん(春野寿美礼)の堕天使のガンベルトをつけた殺し屋の姿、などなど。「あぁ、あのシーンね...」と納得、納得のシーンの連続で目が離せなくて、眠れない...今日はほんとに疲れているのに...(苦笑)

夢はいくつでもかなっていい

5/16(月)
昨年花組を卒業されたちはるさん(矢吹翔)のブログを、たまたま発見。国際ヘアメイクアーチストを目指してお勉強?されているとのこと。きりやん(霧矢大夢)のパーソナルブックにも、メイクで登場されていたけれど、新しい夢に向けて、頑張っていらっしゃる姿を感じることって、ステキなことだと思います。

私は長い間、一生の間に叶える夢は一つだと思ってきました。「夢が叶う」という感覚を、まだあまり体験したことがないので、そのように感じるのかもしれないのですが。
けど、宝塚を卒業した方々が「宝塚の舞台に立つ」という夢をかなえた後も、また、次の夢に向かって走り始めるのを見たときに、夢はいくつでも追っていいのだ、夢はいくつでもかなえることができるのだ、ということを知りました。それは、すごく元気づけられる、勇気づけられることだと思います。

で。そのちはるさんが、5/1に、花組を初観劇されたとのお話が載っていましたが、その中で、「宝塚歌劇にいたことに誇りを持てる」と書かれていました。自分の生きてきた足取りを、誇りを持って振り返れることって、ほんとうに素晴らしいことだなっておもいました

花組エリザを思い出しながら...

5/15(日)
『エリザベート Special DVD Box』2枚目のチェックは、花組版にしてみました。私が初めて宝塚の舞台をナマで観た、その公演です。DVDは、私が観劇した日の4日前ぐらいに収録したもののようです。
春野さん(春野寿美礼)のトートは、やっぱりキレイ。歌も、ダンスも、どちらもステキだし。初めて観た舞台だから、すごく感激したのかな...?と思ったけれど、やっぱりそうでもない。

春野さんのトートは、すごくナルシズムが漂っていて、若々しくて少年っぽい。すごく存在感があるようにも見えるけれども、存在感が希薄なようにも見える...存在感が希薄っていうよりも、舞台全体にわたって、トートの求心力が弱いような気がする...星組の映像を見た後だから、そう思うのかしら...? と思って、3年前に書いたものを読み返してみたら、やっぱり当時も同じような感想を、ちょっとは感じていたみたい。
東京公演になったら、春野さんのトップスタートしての存在感がより大きく感じられるようになって、宝塚大劇場のときほど、トートの存在感の薄さは感じなかったようです。

宝塚歌劇 花組東京公演
三井住友VISAミュージカル
『エリザベート』-愛と死の輪舞-
東京宝塚劇場 2003年1月30日(木) 13:30開演

大劇場に続き、東京宝塚劇場。二度目の花組エリザ。行ってきました。2階席の前のほうで、舞台が奥の方までよく見えました... が、大階段の上の方は、よく見えませんでした(泣)
平日の午後は、予想どおり、オバサマでい~っぱい、でした。オバサマ方は皆、宝塚ファンなんでしょうか?皆、がんばってチケットを購入しているんでしょうか?... 私のナナメ後方でおせんべいを食べ続けていたオバサマはきっと宝塚ファンではないに違いない。
大劇場のときよりも、皆、歌が格段にうまくなっていました。皇帝フランツの樹里咲穂は、大劇場では低音が苦しそうだったのですが、今回はそうでもありませんでした。終盤はとくに、より深い情感があらわれていました。ルキーニの瀬奈じゅんも、アドリブがはいったりして、のびのび演じてるって感じでした。けど、やっぱり台詞回しが早口なんですね。エリザベートも堂に入った感じだし、春野すみれのトートは、大劇場では、なんとなくエリザベートの大鳥れいに気迫負けしてる感じというか、なんか希薄な印象がありましたが、今回は十分存在感を発揮してました。二幕。過度なダイエットで倒れるエリザベートの部屋を訪れるときの指先の動きなどすごく妖艶で、小さな小さな部分なのに、客席の目をすべて引き付けるような。ものすごい求心力が感じられました。
それにしても、キレイな人だなぁ... ほんとにキレイだなぁ... ひたすらひたすらため息です。「あいときぼ~のビザジャ~パングル~プ♪」なんて歌ってるときは、さほどではなかったんですが、舞台に映える人ですね。今回のトートはホントに美しいなぁ...

けど、大劇場で観たときに、ツルンとひっかりのない感じ、って思ったんですけど、今回もやっぱりそういう感じがしました。皇太后ゾフィーとエリザベートの対決?の場面とか、病院の場面とか、それなりに見せ場があって、迫力もあるし、感情がこもっていないわけじゃないとおもうんだけど、全体を通して振り返ったときに、なんか、さ~っと駆け足で終わっちゃった印象。不思議な感覚です。なぜかなぁ?場面展開にタメがないのかなぁ... なんか、めまぐるしかった。最初から最後まで、なにかざ~っと流れるように過ぎて、あっという間に終わってしまった気がします。

なぜかなぁって考えたときに、原因のひとつは瀬奈じゅん演じるルキーニが早口なせい?って気がしないでもない。曲が1つ増えたので、時間が押してしまったのかなぁ?ビデオで観た雪組エリザと較べると、花組のほうが歌はうまいけれど、芝居は雪組のほうが...というか、花組は、皆なぜあんなにセリフを叫んだり怒鳴ったりするんだろう...? もっとセリフ回しにタメがほしいかなぁ。なんか、ちょっと物足りない気がする。

ちょっともの足りないなぁって思うのは、もっと「せつなさ」がほしい。うまく説明できないけれど。何かが足りない...

それと皇太后ゾフィーの後ろ姿が、もろ「男役!」だったのは、ちょっと笑えました。

フィナーレは、そのまま余韻を残して終わって欲しいという声もありますが、やっぱり私、好きです。宝塚ならではの様式美というか。ちゃんと気持ちの切り替えもできます(笑)。

けど、やっぱりよかったでした。春野すみれのトート、また観たいなぁ... ムリだけど。

大きすぎる野望...

5/14(土)
実家から離れて所帯を持っている兄から電話がありました。兄のところには、昨秋女の子...私にとっては姪っ子...が生まれたのですが、やっぱり男親は女の子がかわいくてたまらないみたい。上の男の子のときよりも、親バカぶりを発揮しているような気がします。
目が大きくて愛らしい...と、兄が言う。私はまだ会ったことがない...姪っ子は、最近つかまり立ちができるようになって、兄がサラ・ブライトマンのDVDをかけていると、曲にあわせて身体を揺すっているらしい。

若い頃バンドを組んでいて、何回かステージに立った経験のある兄は、
「みぃちゃん、勉強してえらくなって、○○ちゃん(姪っ子のこと)をタカラヅカに入れてやってよ」
という。
「あのきれいなステージの隅っこでもいいから、立たせてやりたいよね...」
といいます...
「今からリズムがとれるんだから、絶対、踊りも上手いよ!」
...兄の期待には応えてあげたいけど、ちょっと野望がおおきすぎます!!

『タカラヅカニュース総集編』で、星組の初日映像を見ました。『長崎しぐれ坂』は、江戸時代ぐらいのお話みたい。男役さんはみんな「ちょんまげ」姿です。わたるさん(湖月わたる)は、十手を持った人の役らしい。で、轟さん(轟悠)ととうこちゃん(安蘭けい)は牢屋につながれている人たちみたい。ダンちゃん(壇れい)は芸者さん?轟さんとは幼馴染みたい。わたるさんは、太っ腹ないい人みたいで、轟さんもいつものように豪快な人柄みたい。とうこちゃんはなんだか暗い事情がありそうな感じ。歌声も切ないし...とうこちゃんの切ない歌声は、ほんとうに涙を誘う気がします...となみちゃん(白羽ゆり)とウメちゃん(陽月華)はチャイナ服を着ている...どんなお話なんだろう...???
『ソウル・オブ・シバ』は、ストーリー性がある、楽しそうなショー。わたるさんも、とうこちゃんも、すごく格好いい。二人が一緒にタップを踏むところ、他の人たちも加わって、皆でタップを踏むところとか、舞台で見たら、迫力あるのではないかな...楽しみ。わたるさんととうこちゃんとダンちゃんの3人が銀橋に出るシーンも、楽しみ。この3人のこういう場面は、これが初めてだもの...ちょっと切ないけど。
フィナーレは、組長のじゅんこさん(英真なおき)は女装...とはいわないのか、女役かな?...で、挨拶に立ったときに客席からも舞台からも笑いがこぼれていたみたい。「何がおかしいのでしょうか?」といっていましたが。けど、じゅんこさんの挨拶の間中、後ろで笑いを納めようとしているかのような轟さんの表情が、気になって仕方がなかったです。

花組に気をとられてうっかりしていたけれど、月曜日からは星組チケットの友の会優先受付が始まる...がんばるぞ!

笑顔の写真に和む

5/13(金)
予備校のテキストを入れているバインダーの最終ページに、週刊朝日の切抜きを入れました。春野さんの写真の載っているページ。

夜。予備校の帰り道。授業の復習をしながら、春野さんの笑顔の写真を見ると、なんだかほっとします。

帰宅したのは23時半頃でした。まだ、今日のうち。今日は花組東京公演の三井住友VISAカード貸切公演の申し込み締切日だったのです。もう、花組は十分すぎるくらいチケットが取れているのだけれど、三井住友VISA貸切は全然申し込んでいないので、1公演ぐらいは申し込んでおこうかな...と思って電話してみました。電話もすんなり繋がって、申し込み完了。貸切公演は、抽選会とかもあるから、抽選会では当たったことがないけれど、なんだかおトクな気がします。当たるといいな...

夢の向こうに駆け上がる後姿...

5/12(木)
スカイステージの『こだわりアラカルト』を180分テープに3本ずつ録画したものが、ずいぶんたまってきました。我が家のライブラリー。母は、それを毎晩とっかえひっかえ見ています。今日は夕飯を食べながら「タキシード」の回を見ました。この回では、昨年のお正月の大劇場公演『アプローズ・タカラヅカ』の中の、各組トップ特出の場面が出てくるので、リカさん(紫吹淳)が出てるので、母はお気に入りなのです。銀橋の上で向かい合って、春野さん(春野寿美礼)が相手をボクシングみたく、ポコポコっと殴るような仕草をして、最後に相手が春野さんの腕をとって春野さんの頭にポコって感じの振りがあるのだけれど...全然伝わらない文章だ...リカさんは最後に春野さんと握手をするの。春野さんはほんとうにうれしそうな満面の笑顔を見せて...いつもの春野さんの、大きな包み込むような笑顔ではなくて、下級生の顔に戻っちゃったみたいな、力が抜けちゃったような、泣き出しそうな笑顔。リカさんとの最後の共演だったせいもあるのかな...とても微笑ましくて、大好きな場面です。

夕食後、自分の部屋に戻ってテレビをつけると『タカラヅカニュース』で、花組公演の千秋楽の模様をやっていました。
樹里さん(樹里咲穂)のサヨナラショー。明るく楽しく実力派の樹里さんらしい、パワフルで楽しいショーだったようですね。舞台に花組の組子さんたちがいっぱい出てきたのも楽しい。もちろんダイジェスト映像だから、全体の雰囲気はハッキリつかめていないのかもしれないけれど、我が家の小さなテレビ画像から推測するに、なかなかひとつのショーとしても洗練されたものだったのではないでしょうか。
あすかちゃん(遠野あすか)ちゃんとのデュエットでは、まさにシンデレラの王子様。
『ファントム』の銀橋で親子の名乗りを上げる場面を、エリックに春野さんが扮して再現するところでは、ほんの一瞬の映像だったけれども、たった一度だけ観劇したときの、あの感動が思い起こされました。このショーをナマで見た方の話をネットで聞いたのだけれど、このとき、春野さんの瞳から涙が頬を伝って落ちていたのだそうです。そして、歌い終わった後、銀橋の中央で、二人で抱きしめあっていたのだそうです。とても感動的な場面だったそうです...
最後は、春野さん、ふうちゃん(ふづき美世)を中央に、全員が肩を組んでロケットのように歌って踊って...ダンスとかショーの用語は良く知らないので、うまく説明できないんですが...そして、大階段を駆け上がっていく樹里さん...その後姿は、まるで次の夢の世界に向けて駆け上がっていくかのようでした。
サヨナラショーの断片を観ただけでも、樹里さんが、いかに稀代のエンターテイナーであったかということがわかる。もっともっと、樹里さんが中央に立つ、洗練されたステージを見たかったと思いました。ほんとうに、惜しい...けれども、樹里さんの次の夢へ向けて大階段を駆け上がっていくその後姿を応援したい、そのような気持ちにもなりました。

「あ~楽しかった!」という言葉で始まる退団のご挨拶は、とても型破りで、これもまた樹里さんらしくて楽しいものでした。何から何まで周りを楽しく明るくさせてくれる樹里さん。ほんとうに根っからのエンターテイナーなんだな...

カーテンコールで春野さんが樹里さんに話すように促したとき、樹里さんはマイクをつけていなかったので
「マイクないの」
みたいなことを言ったらしく、春野さんが
「あ、つけてないんだ~」
といって大笑いした後、インカムのついた左頬を樹里さんの顔に寄せ、樹里さんが
「ありがとうございました~」
といい。緞帳が下りるまでの間に二人で何事か言葉を交わし、笑いあっていたのが、いかにもあのくらいの年頃の女の子の仲良しさんらしくて、可愛らしかったです。
この二人の、こんなサワヤカで明るいところが、ほんとにいいなぁ...と。こういう場面を見るたびに、なんだか気持ちがスッキリするような気がします。

こんなに何から何まで明るくて楽しくて、根っからのエンターテイナーの樹里さんの退団は、ほんとうに惜しまれてやみませんね...けど、こんなにスケールの大きな人だから、これかももっともっと大きく羽ばたいていくのだろうな。駆け上がってゆくその先に、どこまでもどこまでも大きな夢が広がっているのだろうな...

ナ~イス!たーたん♪

5/11(水)
今夜。フジテレビの『クイズヘキサゴン』は「元宝塚男役スター大会」。タモさん(愛華みれ)、マミさん(真琴つばさ)、たーたん(香寿たつき)、ズンコちゃん(姿月あさと)、チャーリー(匠ひびき)、kohちゃん(汐風幸)の6人が出演しました。
先週ぐらいにこの話を聞いたので、忘れずに手帳に記入して、今朝、家を出る前にGコード予約を入力しておいたのでした。前回「元宝塚男役スター大会」のときは、わかっていながらうっかり録画し忘れてしまって、見そびれてしまったので、今回は万全の構えです。

帰宅したら、ちょうど番組が終った頃で、母は8時前からテレビの前にスタンバイして、すでに全部見てしまっていました。「愛華みれが優勝したよ~...」って。お母さん、それを先に言ってしまっては...(泣)
「見たばっかりなのに、もう一度見てもいい?」って聞いたら、いいっていうので、お夕飯を食べながら早速ビデオを見てみました。
6人並んだ元男役さんたち。皆、下級生時代を花組で過ごした人たちなのね。だからきっと、楽しいに違いないって思います。マミさんは相変わらずのマミさんだけれど、他はすっかり女の子らしくて、母はびっくりしていました。タモさんは、ピンクのカットソーみたいなアンサンブルで、kohちゃんも薄い生地の花柄のスリップドレス見たいなのを着ていて、とってもかわいらしい。
最初のほうで、それぞれの現役の頃のVTRが流れるのだけれど、たーたんのVTRはサザンクロス・レビューinチャイナかな?黒塗りのお化粧のときのもので、ちょっとショック。それはそれでもちろんかわいいのだけれど、やっぱり、バビロンのときとか、普通のお化粧のときのほうがよかったな...

宝塚大劇場と東京宝塚劇場周辺のファン100名に聞いた「彼氏にするなら?」のトップは、やっぱりマミさん。新橋のサラリーマン100名に聞いた「お嫁さんにしたくないタイプ」のトップも、やっぱりマミさん。マミさん、今日もすごくマミさんらしくて、いちばんキャラが立ってたけど、予選で落ちてしまって残念です。
クイズの間のトークは、島田紳助相手に、普通のOLと上司の会話みたいな感じ。ちょっと素人っぽいけど、皆、可愛らしかったです。

最後に3人残ったkohちゃんとタモさんとたーたん。やっぱり最後まで残ると、テレビにいっぱい映れてトクかも♪最初は目立たなかったたーたんも、後半になると、天然ぶりが発揮されて、すごいかわいい。kohちゃんかな?チャーリーかな?「早くルールを覚えてください!」とかって言われちゃうし。
けどやっぱり最高だったのは、最後に3人残ってkohちゃんが出題で、セーブだったらたーたんが、ヘキサゴンだったらkohちゃんが失格になるところで、地図がシルエットで出てきたとき。タモさんは正しく「兵庫県」て書いたところを、たーたんは「三重」って。「わからないんだも~ん」って。それが、すごいたーたんらしくてかわいらしくって。「セーブ」って言ってたkohちゃんの唖然とした顔もかわいかったです。優等生のたーたんがよもや間違えるなんて...って感じなのでしょうか(笑)

結局最後は、母の言っていたとおり、タモさんがたーたんを蹴落として優勝したのだけれど、いやぁ。今日のヘキサゴンは楽しかったでした。久しぶりに、テレビを見て大笑いをした気がしました。また、次もやってほしいな。次は、こんど宝塚を卒業する、樹里さん(樹里咲穂)とさえちゃん(彩輝直)にも出てもらいたいな。

それと、ぜったい実現しそうにないけど「宝塚歌劇現役トップスター大会」とか、見てみたいかも。専科・轟さん(轟悠)と、花組・おさちゃん(春野寿美礼)、月組・あさこちゃん(瀬奈じゅん)、雪組・コムちゃん(朝海ひかる)、星組・わたるさん(湖月わたる)、宙組・たかちゃん(和央ようか)。したら、最後まで残るのは、おさちゃんかなぁ?わたるさんかなぁ?なんて。考えているだけでも、ちょっと楽しい...(笑)

週刊朝日を2冊買い♪

5/10(火)
予備校の帰り道。渋谷駅の売店でビジネス関係の雑誌を買うときに、ついでに『週刊朝日』を購入してしまいました。昨夜も1冊買ったばかりなのだけれど、今週号は2冊買い。

「華麗なるタカラヅカ」というグラビア記事に載っている、普段化粧の春野さん(春野寿美礼)の写真...『エンター・ザ・レビュー』の白い背負い羽根姿もさることながら、普段化粧の笑顔がさわやかで、すてきだな...って思って。
会社の帰りに3時間、予備校の講義をうけると、さすがに頭も心もクタクタなので、春野さんの笑顔に心がすご~く癒される気がします。今度から、予備校のテキストを入れているバインダーに、このグラビアの切抜きをはさんでおくことにしよう♪

電車の窓に映る自分の顔に赤面

5/9(月)
昨日、外出していた母が帰宅するなり、

「週刊朝日の中吊り広告に、彩輝直サヨナラとか瀬奈じゅんとかって書いてあったから売店をのぞいんだけど、週刊朝日は売ってなかった」

と言っていたので、会社の帰りに駅の売店を覗いたら、『週刊朝日』に「本日発売」の札がついて積み上げてありました。青い表紙には「宝塚歌劇カラー大特集」の文字が。早速1冊購入、電車の中で広げてみました。

巻頭のグラビアには宝塚の「た」の字もなく。巻末のグラビアも、ぜんぜん関係なさそうな内容。それなら、と真ん中のカラーページを開いてみたら、そこに、あさこちゃん(瀬奈じゅん)とみほこちゃん(彩乃かなみ)の笑顔のツーショット写真が。おぉ....次の見開きには、右ページがあさこちゃん、左ページがみほこちゃんで、それぞれ、トップ就任にあたってのインタビューが載っていました。

そして、次の見開きは...メインは各組トップの紹介なのだけれど、メインで扱われているのは花組トップの春野さん(春野寿美礼)。『エンター・ザ・レビュー』のフィナーレの羽をつけた白いお衣装の写真と、インタビューに答えているところの笑顔の普段化粧の写真。羽をつけた写真もステキだけれど、インタビューに答えている写真の笑顔が、とってもサワヤカでおおらかで、素敵。春野さんの、こうして大きな口をあけて、サワヤカに笑うところが、私はとっても好きです。インタビューでは「男役であること」「男役を追及すること」について。いろいろなところでお話していることだと思いますが、やはり「夢を作りつづけること」に心を配っていることが、よくわかるお話でした。
同じ見開きに小林理事長のインタビューも載っていたけれど。スターさんと一緒のページに収まるのには、苦しいぞ...理事長も、もっと身なりを考えてください(笑)

さらに次のページには、さえちゃん(彩輝直)の大劇場でのサヨナラパレードの様子が。大勢のファンに見送られて、オープンカーの上で笑顔を見せるさえちゃん。なんだか小学校の頃に廊下の壁に貼ってあった写真ニュースのような写真だけれども、宝塚のスターさんを象徴する場面のひとつではあるかな...と思いました。
けどなんだか、さえちゃんは、退団後のお仕事がすでに決まっているせいもあるのかもしれないけれど、これまでのスターさんのように「遠くに行ってしまう」「もう舞台の上のさえちゃんに会えない」みたいな。そんな気持ちにならないのですね。私は。きっといつまでも、女優さんになっても、さえちゃんはさえちゃんで、さえちゃんらしく輝いているのだろうなって思って。なんだかあんまり寂しくなくて、新たなさえちゃんの始まりって印象。すごく不思議な気持ちでいます。

さえちゃんの記事の次は、初舞台生さんたちの記事。袴とロケットのお衣装と、お稽古場の黒いレオタードしか見たことがないので、普段のお洋服の写真が、すごく新鮮な印象です。やっぱり、新人らしく、可愛らしい。

最後に、漫才の宮川花子さん親子の紹介。花子さんは、ノルさんのサヨナラではガードに立ってたって評判があるほど、宝塚ファンであることが有名なことですが。娘さんもたいへんなもの。ご本人はベルばらのお衣装で写真に写っているし、ファンクラブでもらえるおさちゃん(春野寿美礼)グッズも載っていて、ん...これはたいしたものだ...という感じ。
それにしても、記事の構成もシッカリしているし、タカラヅカというものを、いろんな側面から捉えているし、さすがは一般誌...と思って、感心しました。

けど、私はそんなことはどうでもいいの。ただただ、オサちゃんの写真とインタビューのページを繰り返し読んでいました。
ふと目を上げると、電車の窓に私の顔が...満面の「ニヤニヤ顔」に、思わず赤面してしまいました...

輝く妖精のような...

5/8(日)
スカイステージで、昨年の月組東京公演千秋楽の『タカラヅカ絢爛Ⅱ』を放映していたのを見ました。昨年の秋は、役替わり公演に合わせて、3回も観に行ってしまったのよね...宝塚歌劇団にノセられてしまいましたわ、私...(苦笑)

けど、妖精ポノポはほんとに、さえちゃん(彩輝直)にぴったりだったと思う。白と黒の水玉のお衣装で、白い帽子をかぶって銀橋に現れたときは、ディズニーのティンカーベルが纏っているような、透明な輝く光に包まれているように見えました。さえちゃんて、ほんとうに、妖精とか、天使とか...悪魔とか、ヴァンパイアとか、黄泉の帝王とか...そういう「この世のものではない者」がとっても似合う。フェアリーというのとは違うけれども、なにか独特の雰囲気があると思います。
くららちゃん(映美くらら)がわりとシッカリと地に足のついた娘役さんだから、人間の女の子と妖精の男の子の一夜の恋っていう設定も、なんだか納得という気がします。

この映像は、ショーに続けて、映美くららちゃんのサヨナラショーが入っていました。
まだまだ若くて可愛らしい娘役さんなのだけれど...ドレス姿も。リカさん(紫吹淳)の相手に抜擢された頃からすると、とてもお洒落で女らしくなったものの、やっぱりまだまだどことなくあどけなさが残る感じ。もっとたくさんの可能性を秘めていたのだろうけれども...と思うと、ほんとうに惜しい気がしました。しかも、この日は90周年記念の大運動会の直前だったのですよね...せめてあと1公演。さえちゃんと一緒に走りぬいてもらいたかったなぁ...いろんな事情があったのだろうけれども。
サヨナラショーの中では、同期の男役さん、娘役さんと絡む場面もあれば、先輩の男役スターさんと組んで歌うところもあって、それぞれに深い思いを感じさせられました。それにしても、短い間だったけれども、たくさんのステキな歌があったのですね...

ワタシ的に印象深かったのは、舞台の中央でくららちゃんを受け止めるさららん(月船さらら)の姿。こんなに温かくフトコロの深い男役さんに成長したのだなぁ...と思うと、感慨深いものがありました。半分親心(笑)。もしかしたら、昨秋『タカラヅカニュース』を見たときにも、同じような感想を漏らしていたのかもしれないですが...ワタシ(苦笑)。
さららん、もっともっと大人になって大きくなって、大きな大きな男役さんになってほしいな...さららん、ガンバレ!

まりこトートに耽溺

5/7(金)
それにしても、どうして植田先生の作品には、男性が女性を殴る場面が少なくないのかしら...? 一昨年の星組全国ツアー『蝶・恋』でも、主人公のキリネが、稽古を盗み見したというので、兄弟子たち2人から殴る・蹴るの暴行を受けていたし...まぁ、この場合、キリネは男に扮していたから、よもや兄弟子たちも女性を殴っているとは思ってなかったろうし、観客にもまだキリネが女性だと知られていなかったけれども、それにしても......それに昨年の全国ツアーの『ジャワの踊り子』でも、ヒロインのアルヴィアが、アディナンの行く先を追手の一味の女性に教えたといって、弟のオースマンに平手打ちされていたし...けどこの場面は、菊田先生の原作ではオースマンの恋人がアディナンの頬をはたいていたらしい。女同士なら、まだわかる気がする。だって、このときのアルヴィアっておばかなんですもの......男性が女性を殴ることにどういう意味があるのだろう。それが男らしいとはとても思えないし。しかも、女性を殴る男性を演じているのは、同じ女性なわけだから。そのような場面を見るたびに、体中が硬直する感じ。すごくイヤな気分になります。そう感じるのは、私だけじゃないと思う...

とはいっても、いつまでもイヤなことを考えていてもしかたないので。気を取り直して、『エリザベートSpecial DVD Box』の中を見てみることにしました。

5組のエリザの中から、一番最初に見たのは星組DVD。雪・宙はビデオで見たことがあるし、花組はナマの舞台を観ました。月組はナマを見るまでお預けだから、見たことのない星組を。それに、昨日はまりこさん(麻路さき)の華やかさに感激したので、やっぱり、最初に見るのはまりこトートかしら?って思って...

...まりこトート、耽美でした...素敵。なにやら甘美な気配を感じるトートでした。白城あやかちゃんのシシィもステキ。少女時代は砂糖菓子のように愛くるしくて、けれど、次第に大人の女になっていく様に、目を見張りました。フランツ・ヨーゼフの呼びかけに応えて鏡の扉から出てくる場面は『エリザベート』の中の「エリザベート」の見せ場の一つだと思うのですが、その姿は神々しさの漂うように、思われました。ナマで見たら、すごくよかったろうけれども....そして、その場面。銀橋に膝を立ててすわる、トートの「こんなはずじゃない」という感じの「いまいましい」という感じの表情が、また、ステキです。この場面、銀橋から見つめるトートという演出は、まりこさんがアイデアを出したと聞きました。その後、宙、花、月と引き継がれてきた演出だけれど、トートとシシィの距離感を感じさせる、いい場面だと思います。

ルキーニ。リカさん(紫吹淳)は、ちょっと格好良すぎ。けど、イタリア人テロリストだったら、こ~んな感じでお洒落だったのかしら...? 銀杏でカメラを構える場面も、軽いノリで、ステキ。この日のターゲットは月組ご一行様だったのですね...マミさん(真琴つばさ)とか、いらしたのかしら...?

ビデオで観ているので、実際の舞台とは雰囲気が違うのかもしれないのですが、星組のエリザベートでは、舞台上につねに黄泉の帝王トートの気配を感じます。なにか影のようなものに突き動かされるように、破滅に向かう人々、そんな雰囲気を感じます。まりこさんの、星が零れ落ちるような瞳。その視線を感じながら、儚い? 切ない? 何かそんな気配の中で、物語が進んでいくような気がしました...耽美だなぁ...もう、まりこトートの世界に耽溺しきってしまいました。

とはいうものの、ビデオ自体が演出されていて、アップが多かったり、ときにストップモーションが入ったりするので、実際の舞台の感動とは少し違った印象なのだと思います。もう少し、カメラを引いてほしいなぁ...もっと広く舞台を見たいなぁ...と思う場面が、結構あったのも事実。

星組『エリザベート』。ぜひナマで観たかったと後悔する作品が、また一つ増えてしまいました...

オーラと熱気に今年もおなかいっぱい

5/6(金)
今年のGWは、会社はカレンダーどおり。なんだけど、今日は会社を休んで母を連れて新宿コマ劇場へ。鳳蘭座長の『桜祭り狸源氏』通称狸組を観に行ったのです。
狸組は昨年はじめて観たのだけれど、鳳蘭を初めとする宝塚OGたちの華やかさと貫禄に感激して、お芝居も楽しかっので...もう、すっかり年中行事と化しつつあります。
それに、今年は淡島千影が出演とのこと。齢を重ねても変わらぬ存在感と美しさ、を、母にも見てもらって、美しさはとうてい見習えないけれど、その気概だけでもあやかってもらえれば...とも思って。

早めに家を出たら、今日は平日だったので、予想外に早く劇場につきました。劇場もチケットに印字しているよりも早く開場していたので、劇場内に入って売店をひやかしたりなどして時間をつぶしました。公演プログラムを買った売店のおばちゃんに「母に淡島千影さん見せたいと思って...」と言ったら「淡島さん、きれいよ」ですって。ふふふ。楽しみ。

じつは今日は帰りに予備校に寄るつもりなのだけれど、予備校の準備に気をとられて、オペラグラスを忘れてしまったのでした。座席は前段なので、なくても困らないといえば困らないのだけれど...したら、売店でビクセンの小さな双眼鏡が2,000円で売っていたので、これはオトクかも...?と思って早速購入。倍率は6倍で、今私が持っている双眼鏡は10倍だけど、6倍あれば十分だと思います。

客席内は、ザワザワ雑多な印象。コマ劇場特有の丸い舞台に天井から緞帳が下がって、それを取り巻くように扇型に座席が並んでいます。私たちの席が前段のせいもあるけれど、舞台がとっても近い。お昼が半端になるので、いなりずしを買って母と二人で分けて食べたり、なんだかんだしているうちに、開演時間になりました。

いわゆる「ちょんぱ」で幕が開くと、コマ劇場独特の丸いセリが3段のひな壇状になっていて、スターさんが並んでいました。It's a Small World状態。私の目の前には榛名由梨。鳳蘭、安奈淳、汀夏子、平みち、峰さを理、麻路さき...若衆姿、娘姿のスターさんたちが、とっても華やかで、客席からも「わぁ」っと声が上がりました。
舞台が転じて、淡島千影がセリあがり、鳳蘭と日舞を舞います。淡島さんは楚々として、美しい。しかも恥らうような振りなどは、なんとも可憐。オペラグラスがなければ(...失礼!)とても私の母よりも年齢が上の方だとは思われません。

やがてお芝居は、お小姓・狸汁夢之介に扮する峰さんの舞から始まりました...美しい...話には聞いていましたが、初めて生で見た峰さんの凛々しさ清々しさに、そして、日舞の腕前に、ただただ見とれてしまいました...ふぅっ...

お芝居の筋は、きぬた城...だったと思う。今年も...の城主、狸千代:鳳蘭はいいお殿様なのだけれど、女性に目がなくて手が早いのが玉に瑕。自らを光源氏になぞらえて、お城の四方に4人の女君を囲っておられるというウワサが、母親である御台様:淡島千景の耳に届き、心配した御台様がお城の桜祭りの騒ぎに身を隠して様子を伺いに行く、というお話。御台様に先駆けて、お小姓の夢之介が、御殿女中?に扮して様子を探りに入ると、早速殿様のお目にかかって...というオマケもついています。峰さんのお女中姿が、また、キレイなこと。殿様付きのお小姓・狸吉郎はまりこさん(麻路さき)。こちらも、キレイで凛々しい。時折「こまりまちゅう」と、きぬた姫の口調になるのは、昨年・一昨年観劇したお客様にはうけるところですね。けど、初めて観る母にはわからないので、ちょこっと解説。東西南北四方の対に囲われているのは、南の対に朧月夜のお姫様、榛名由梨。東の対に新橋の芸者上がりの葵の上は安奈淳。西の対には尼姿の玉鬘、平みち。北の対には八百屋の娘の空蝉、汀夏子。狸吉郎を連れ、それぞれの女君を訪ねる殿様。宝塚の名場面集をそれぞれもじった演出がされていました。ワタシ的にやっぱりいちばんうけたのは、安奈淳の「今宵一夜、あなたの妻に...」の場面かな...それにしても、安奈淳の、婀娜っぽく粋な姿が、ハスキーな声とあいまって、ステキ。婀娜っぽいといえば、若葉ひろみの旅芸人の座長さんも。今年もやっぱりステキでした。
で。桜の宴の月夜の晩に、4人の女君が鉢合わせして、それをなんとかとりつくろうと走り回る殿様と家老とお小姓...そうこうするうちに、葵上と狸吉郎、朧月夜と家老...なんて感じで愛が芽生え、夢之介の許にも恋人の月影瞳が駆けつけて、三者三様に「愛あればこそ」を熱唱。葵上と狸吉郎...安奈さんとまりこさんの「愛あればこそ」もステキだけれど、峰さんとグンちゃん(月影瞳)の「愛あればこそ」がとってもステキ...このお芝居では、私、峰さんLOVE♪モード全開になってしまいました...
一方、旅芸人の一座の衣装係に化けてお城にしのびこんだ御台様...これまた、淡島千景と大路三千緒の二人のおばあちゃん姿が、可愛らしくて可愛らしくて..は、下っ端のお女中さんのなかの一人、ボタン:こだま愛が、どんなに周りが悪くいおうとも「殿様を信じております」といい続けるのを物陰から聞きます。
そして、殿様狸千代に見つかった御台様は、最後にお裁きをしますが...葵上と狸吉郎、朧月夜と家老はすでにラブラブだし、玉鬘尼も予言者?の弟子になることになったし、空蝉も「私は夢を見ていただけ」ってさっぱりしてるし。
そこに引きずりだされたのは、下っ端のお女中のボタン。ボタンにお仕置きをして「殿様は女好き」といわせようとする夢之介ですが、ボタンは「そんなことはありません」の一点張り。やがて、ボタンを嫁に、と狸千代に命ずる御台様。狸千代も心を改め...大団円というお話でした。
すごくいい加減なストーリーだけれども、こういう単純な展開のほうが、ウチの母のような年配の方や、宝塚に思い入れの少ない人には、肩が凝らなくていいのかも。名場面、名セリフが随所にちりばめてあるので、古くからのファンも、もとの場面と比べて笑ったり、昔を思い出したりと、何かと楽しめると思うし。なにより、感動というか、感心したのは、こんな平板なお芝居でも、自分のキャラで舞台をぐいぐいと引っ張っていく、鳳さんはじめ往年の...なんていったら失礼か...スターさんの迫力といったら...第1期ベルばら時代のスターさんたちだけれど、その頃からのファンの方が口々に「昔の宝塚はスターの魅力で見せていた」というのが、まさにそのとおりだったのかもしれないと、納得させられるほどの熱演でした。
何よりやっぱり、鳳さんのオーラのパワー。まさに座長芝居って感じで、堂々として、存在感があって、余裕もあって、やっぱり鳳さんは大スターだ!と思いました。

細かなところでいえば、源氏物語にからめていながら、女君の名前と東西南北の対応も、女君の素性や性格も、全部でたらめなのには、ちょっと引っかかったのだけれど、でも、その適当さが、ただ今源氏風に振舞う殿様のキャラに繋がっているのかなと、まぁ、いっかって気に、後からなってきました。
それと、たぶん今回も植田先生の脚本・演出だと思うのだけれど、やっぱり今回も「お仕置き」の場面が気になってしまいました。それまで、楽しくけらけら笑いながら見ていたのだけれど、終盤、ボタンが引きずりだされて竹刀で打たれる場面は、身体から血の気が引いて、気が遠くなる気分になりました。せっかく楽しいお芝居で、峰さんがステキで、すごく気分よく観劇していたのに、その峰さんに竹刀で打つのを命じるようなことをさせるなんて...ここで敢えてそこまで「お仕置き」しなくても、セリフだけでも十分なのに、若い女性を竹刀で打つなんて...母はあんまり気になっていなかったようだけど、私はこういう場面はキライです。なんだかすごくイヤ~な後味が残ってしまいました。ふぅっ...

幕間は、また、母と二人で売店をうろうろ。開演前に話をした売店のおばさんに「キレイだったでしょう?」と声をかけられて「もう。ステキでした!」と答えて、昔話に興じる母。

第二幕のショーは、楽屋の場面から始まりました。ガウンを羽織って、鏡に向かう鳳さん、安奈さん、まりこさん。そして、三者三様に、それぞれの年齢とか立場をちょこっともじった歌を歌って。そしてガウンを脱ぎ捨てて踊る...皆、とてもステキ。ただただ、タメイキが出てしまいます。
ショーの構成は、元トップのスターさんが、2曲ぐらいずつ持ち歌を歌うコーナーを、歌と踊りでつなぐ感じ。ちょっと歌って踊る歌謡ショーみたいな感じでした。
峰さんの『紫子』の歌...タイトルを忘れちゃったけど...はやっぱり感動しました。それに、安奈淳の『愛の宝石』。しっとりとして、涙が出そうになりました。
そして、最後は安奈さんのエトワールから始まる、燕尾の総踊り。皆、やっぱり今も燕尾姿がステキ。まりこさんなど、今でも、大劇場に立っていてもおかしくないぐらい、全然変わらずステキ。美しい。峰さんも、こんなことを言ったらいけないかな...若々しくてサワヤカで、ホントにステキ...今日は私は峰さんを見直した一日だった気がします...
1時間を超える長いショーだったけれど、あっという間に終った気がしました。楽しかった...

1幕、2幕を通して、客席と舞台のたいへんな熱気と一体感を感じました。この一体感は、東京宝塚劇場でも大劇場でも、久しく体験したことがないような気がします。コマ劇場の、舞台と客席の距離感を感じさせない、独特のつくりのせいもあるのかもしれないけれど、やっぱり、スターさんと観客の心理的な距離が近いのかしら。「古きよき宝塚」なんて、昔からのファンの方がよくお話されているけれど、なんとなくそれもわかるような気がしてしまいました。

それにしても、楽しかった..スターさんのオーラと、客席の熱気で、今年もやっぱりなんだかおなかいっぱいになってしまいました。

安奈さんの歌にとても感動したので、ロビーで配布していた安奈さんの歌う主題歌集のCDのチラシをもらって帰りました...本当はCDを買いたかったのだけれど、エリザベートスペシャルボックスに痛めつけられた懐がまだ癒えていないので...ていうか、まだ引き落とし前なので、つい手が出せなくて...けど、いつかきっと買うのだ!

思いを文字にすること

5/5(木)
今日は体調が悪く、一日中横になってぐったりとしながら『宝塚アカデミア22』を読んでいました。『宝塚アカデミア』は第8号ぐらいから毎号読んでいて、これは最新号の1つ前の号です。昨年秋の発行なのだけれど、これまで、なかなかじっくり読んでいる時間がなかったのでした。
この号では昨年前半の公演やイベントが取り上げられているのだけれど、どれも読むたびに「そうそう、そうなの、そうなの、私もそう思っていたのよ~」と思うことばかり。いちいち頷きながら読んでいたので、読み進むのが早いこと、早いこと...予備校の教科
書も、これくらいの勢いで読み進められればいいのだけれどね...

いつも驚いて感心してしまうのは、筆者たちの考察の深さ。それぞれの筆者が、それぞれの価値観...好みともいうのかもしれないけれど...に基づいて論評を繰り広げているのだけれど、それらが皆、豊かな経験や知識に裏づけされていて、しかも自分なりの視点をシッカリ持っていてぶれないところが、ほんとうにすごいなって思います。
昨春、雪組『スサノオ』を見たときに感じた、なんともいいようのない違和感が小竹哲さんや川崎賢子さんの文章にはしっかり考察されていて「なるほど」と思います。アマテラスとスサノオとのいさかいを「男と女とどちらが偉いか」といった意地の張り合いに帰結してしまっていること、いわゆる乱暴狼藉と国を守るための闘いを「暴力」という言葉でで一元化してしまったこと、八百万の神と大和の民とアオセトナが象徴する人々のこと、などなど。私が「違和感を感じた」事柄のひとつひとつが、きちんと論点として指摘されて、筋道立てて主張がなされているところに、ほんとうにほんとうにすごいなって思います。もちろん、そうでなければこのような、一般の書店でも購入できるようなきちんとした評論誌として成り立たないとは思うのだけど、それにしても。とくにこの作品については、私も同じように考えていたので、私が表現できなかった「違和感」がこのように文章の形で目の前に現れることに、ほんとうに感動を覚えてしまうのです。

川崎賢子さん、溝口祥夫さんの宙組バウ(東京特別)公演評でも、花総まりや寿つかさの好演に対して、お芝居のストーリーの中でのそれぞれの役割と影響も考慮したうえで、論評が加えられていて、やっぱりすごいなって思いました。私も同じように思ったけれど、そこまで理由立ててしっかりとは考えられないので...けど、和央ようかとか十輝いりすの好演は、気づいていませんでした...やっぱり、舞台の見方自体も深いんだな...すごい!

そして、上念省三さんの森央かずみさんに送る言葉。「ちょっといい普通の女」ってタイトルがついていたけれど。森央かずみさんへの思い、私も同じように感じていました。

思いを文字にして人に伝えることのすばらしさ...私も、自分の心の中のさまざまな思いを、このようにくっきりと形付けて、しっかりと、きちんと、表現して伝えることができるようになりたいなと『宝塚アカデミア』を読むたびに思います。

エリザベートスペシャルボックス『粗品』に感激!

5/4(水)
去年通っていた予備校の頃のお友達のエリコさんに会いました。
私は前の予備校に通っていた頃、予備校でもらうプリントを『ジャワの踊り子』のドキュメントフォルダーに入れていたのだけれど、それを見たエリコさんが「私も一度宝塚歌劇見てみたいな...」と言っていたのを思い出したので、次の花組公演の平日ぶんを「一緒に観劇する?」と聞いてみたら「行きたい」というので、チケットを渡すために会うことにしたのでした。
エリコさんは、昔、関西に住んでいた頃にベルばらがテレビ放映されたのを見たことがあって、その華やかさに憧れていたのだそうです。
「関西に住んでいたのなら、いつでも観にいけたんじゃないの?」
と聞くと、
「ぜひ一度見たいと思っていたのだけれど、なかなかきっかけがなかったのよ」
とのこと。たしかにタカラヅカは、最初の敷居は結構高いかも。周りに好きな人がいればともかく、そうでなければ、なかなか行きづらいかも...と思いました。自分も、なかなか劇場デビューにこぎつけられなかったから。けど、これがきっかけでもっともっと好きになってくれるといいな。

「私は、花組のトップさんがすごい好きなのね。だから、舞台を見たらいきなり崩れ落ちちゃうかもしれないけど...」
と言ったら
「ふぅん、そんなにステキな人なんだ...楽しみ♪」
って。ぜひとも楽しみにしていてくださいな。私もとっても楽しみです♪

夜遅く帰宅すると、宝塚アンからクロネコ便が届いていました。『エリザベートSpecial DVD Box』♪思ってたよりも早いお届け。感激です。
わきわくドキドキしながらクロネコ便の袋を開けると、中から星組公演『国境のない地図』公演プログラムと『ザ・タカラヅカ花組特集』の中古本が...「粗品」ですって。一瞬戸惑ったのだけれど、『国境のない地図』は昔のプログラムだから脚本が載っているし、花組本はみきちゃん(真矢みき)の時代のもので、まだ若いおさちゃん(春野寿美礼)の新人公演写真が載ってたり、座談会で語ってたり。そのうえ、公演スナップにはたーたん(香寿たつき)も混じっているし。今ではなかなか手に入れにくいものだもの。「ささやか」どころか、と~ってもおトクな気分がしました。宝塚アンさん、どうもありがとう。
スペシャルボックスはエリザベート皇后のサインが印刷してある段ボールに入っていました...もったいなくて、段ボールの外箱も捨てられない...6枚組のDVDは、白いベルベット風の布が貼ってある白い箱に入っていて、シリアル番号がついて
いました。汚れるともったいないので、取り扱いにはすごく注意が必要です。それぞれのDVDには、各組のトートの写真がプリントされていて、公演写真と各組配役の載ったブックレットもついていて、なんだかすごくわくわくします。何組の公演から見ようかなぁって感じです...けど、月組エリザのDVDは、今月、観劇するまではお預けです。やっぱりナマの舞台を先に見て感動を味わいたいものね...

ダイジェスト映像は物足りない...

5/3(火)
タカラヅカニュースでTCAスペシャルのダイジェストを見ました。今年は月組が東京公演中なので不在、花・雪・星・宙それに専科の轟さん(轟悠)と樹里さん(樹里咲穂)が出演していました。友の会から送られてきていた公演ガイドをよく読んでいなかったので「さえちゃん(彩輝直)の最後のTCA♪」って思っていたので、出てないってわかって、ちょっとがっかりしました。
ダイジェスト映像だから、あんまり様子がよくわからないけれど、昨年・一昨年のように組別で何か演しものをするのではなく、コンサート形式でいろいろな組の人たちが混ざって歌う形式だったのかしら?最初のほうにとうこちゃん(安蘭けい)とかしちゃん(貴城けい)と樹里さんの3人が一緒に歌っている場面が映っていて、ワタシ的には興味津々だったのだけれど、ほんの一瞬で終わってしまったので残念...ダイジェストだから仕方ないけど......トップさんと専科さんはもちろん持ち歌を一人で歌うコーナーがあって、ほかにとうこちゃんとかかしちゃんとか、二番手さんグループも、1人1曲ぶんずつ、歌っている映像がありました。タニちゃん(大和悠河)は白いマントをまとったようなお衣装でやっぱり王子様みたいだなぁ...と思ってみていたら、母が「大和悠河は金髪は似合わないんじゃないの?」とバッサリ。そぉかしら...? 私はそんなことないと思ったんだけど...ゆみこさん(彩吹真央)や星組のゆうちゃん(真飛聖)も1人で歌っている映像がありました。
わたるさん(湖月わたる)さんの歌は『1914/愛』の主題歌。持ち歌は『王家に捧ぐ歌』の中の歌かしら?と思っていたので、ちょっと意外。けど『1914/愛』の歌も、なんとなく温かみがあって、わたるさんらしいのかもしれない。
春野さん(春野寿美礼)は『Takarazuka舞夢』の中でYOSHIKIが作曲してた歌。やっぱりね...って感じ。サビのところとエンディングのところが放映されました。やっぱり、聞かせどころはサビの部分だけれど、エンディングもいいものね。ちょっとラッキー。
轟さんが『夜明けの序曲』を銀橋で歌っているとき、本舞台では樹里さんととうこちゃんとかしちゃんが踊っていたのは、なんだか贅沢な場面のような気がしました。轟さんのバックで、センターで映っている樹里さんはとっても格好よくて貫禄も十分。これが最後のTCAなんだなって思うと、とても寂しく思いました。
とはいってもダイジェスト映像はやっぱり物足りないな。早く全編を放映してくれないかしら...

さしあたっての大きな夢

5/2(月)
電話の手続きのことを教えてもらうためにNTTの窓口まで出かけたので、ついでに、ブロードバンドのことも教えてもらいました。
いま、自宅ではISDNでインターネットに繋げているのだけれど、どうも最近使い勝手が悪いので...宝塚歌劇のホームページやスカイステージはとくに重くてアクセスに時間がかかるので...それは、やっぱりバンド幅のせい?と思って。
NTTのお姉さんに「ISDNでネットにつなげていて...」と言いかけたら「それは不便でしょう。今はもっと速い回線でないと...」と即座に言われてしまいました。やっぱりね...
私の家は電話局にあまり近くないので、ADSLではあんまりパフォーマンスが出ないので、光にしたほうがいいです...とのこと。やっぱりね...
いろいろ説明を聞いて、どうも「フレッツ光」がいいらしいことはわかったのだけれど、だったら、宝塚歌劇で「NTT東日本・NTT西日本協賛 フレッツシアター」公演中に申し込むのがいいなぁ...だって、公演チケットプレゼントとか、トークショーご招待とか、特典があるから...と思ったのだけれど、こないだ雪組公演『青い鳥を捜して』がフレッツシアターだったばかりだし、その前はリカちゃん(紫吹淳)のサヨナラ公演だったし...だから、次のフレッツシアターは1年後ぐらいかしら...? あと1年間遅い回線で我慢しなければ、かしら...? ちょっと悩ましいところです。

夕方からお友達のカブちゃんと待ち合わせをして、ふたりで居酒屋さんに飲みに行きました。カブちゃんは私と同じ志を持つお友達なのだけれど、この4月から大学院に通っている学生さんなのです。だから、なによりコスト重視。
カブちゃんは、この前の宙組公演に誘ったら「宝塚をナマで見たいとずっと思っていたの...(ハートマーク)」と喜んでくれて「次は樹里咲穂が見たい(ハートマーク)」というので、花組公演も誘って、チケットを渡しました。そうしておけば、どちらかが待ち合わせに遅刻しても、遅くならなかったほうは最初から見られるので...けど『マラケシュ』は幕開けの春野さん(春野寿美礼)がステキだから、私は絶対遅刻しない!キッパリ!!...『花舞う長安』なんて、3回観たのに、最初から観たのは1度きり...もしかしたら1度も最初から見ていないかも...気をつけなくちゃ。
カブちゃんは、一昨年かな?ジャニーズの『SHOCK!』...タイトル正しくないかも...で樹里さんを見て、すごくよかったらしくって、ぜひ宝塚の舞台を見たいと思ったのだそうです。「樹里さんて、歌も上手だし、踊りもキレがあってかっこいいんだよねっ!」と、ビールを飲みながら、樹里さん談義に花を咲かせてしまいました。カブちゃんは『SHOCK!』での樹里さんがどんなによかったか、私は『マラケシュ』の樹里さんがどんなにいいか。「こんな樹里さんが見たい!とおもった、そのまんまの樹里さんなのよぉ...』と。二人でこんなに熱く語りあえる話題があるって幸せ♪
「けどね、私は花組のトップさんが好きなの。今回は、幕間にはぜったい崩れおちているからね」と言うと「あぁ、あの、ポスターに出てるクサい人ね」と、カブちゃん。え?クサい?そぉお?...そうかなぁ...そうかも...(苦笑)
今日も最後には「頑張って資格を取って、全公演、宝塚大劇場までスーパーシートで観に行ける身分になろう!」と熱く誓い合う私たち...とりあえず今のところは大きな夢だ...(笑)

「学習の友」への適・不適

5/1(日)
かしちゃん(貴城けい)のディナーショーのビデオをつけながらお勉強。かしちゃんの歌は、私の耳にはとても聞きやすいので、わりといいBGMになります。私は学生時代、ラジオを聴きながら勉強をしていたので、いまだに周辺に音がないと勉強に集中できません。けど、手持ちのCDはバリエーションに乏しいので、最近はビデオやDVDをかけながら勉強をしています。けど、ビデオの選択を誤ると...たとえば『王家に捧ぐ歌』なんてかけてしまうと、いきなりビデオに集中してしまって、お勉強どころではありません...てわかってるから、もちろん、勉強するときに『王家』なんてかけないに決まってるんですが...耳三分。目(=教材。もちろん、映像ではない...苦笑)七分ぐらいの割合でほどよく集中できる作品がいいんですね。そういう意味ではかしちゃんのDSは意外とよかったです。

けど、同じビデオの後半に『JURIのそれってどうなの!?』を録画したのが入っていて、それが始まったら、ほとんどビデオを見てしまって、これは失敗でした。
だって。かしちゃんとじゅりぴょん(樹里咲穂)のトークがあまりに楽しかったので...舞台や楽屋での面白い話。『青い鳥~』での悠なお輝ちゃんの「赤いマントの女」の鬘の話とか、そのなお輝ちゃんの中日劇場公演でのエピソードとか、かしちゃんはアドリブに弱い話とか...しかも、ゲストで登場したハマコさん(未来優希)とあみちゃん(愛耀子)があまりにテンションが高くて、ほんっとににぎやかで、楽しくて、目が離せなかったのでした...失敗。

「学習の友」ビデオは、しっかり吟味して、別枠でとっておく必要があります...

「ジェンダー」は意識してこなかったけれど...

4/30(土)
夕方、茶の間に降りていったら、母が「新聞に彩輝直出てるよ~」というので、早速夕刊を開いてみると、あら。ほんと。ルドルフの棺にすがるエリザベート・瀬奈ちゃん(瀬奈じゅん)に覆いかぶさるようなトート・さえちゃん(彩輝直)の写真が。朝日新聞夕刊の「文化芸能」欄の舞台評に月組『エリザベート』が取り上げられているのです。
「宝塚の文化風土では、主演男役の権威は絶対的なので、トーとは男社会の象徴として登場する」。そして、エリザベートは男社会の制度に抵抗する者である、と評論家の方は述べています。エリザベートはジェンダーを巡るドラマであって、宝塚版においても「自由のために闘う女性」が真の主役。それは宝塚に新しい時代を開くもので、ヒットの原因はそこにあった、と。
そうかなぁ...? というのがこの評論を読んだ第一の感想でした。たしかに、そういわれてみれば、エリザベートはジェンダーを巡るドラマとも読めます。けれども、それはちょっと穿ちすぎではないかしら?むしろ、ジェンダーを超えて、目に見えない「国家」や「伝統」を重視して旧い格式や習慣にとらわれる人々と、自由な精神を持つ一人の人間の存在...いってみれば「個人」とか「個性」...との闘いではないかと思います。男女に関わらず、現代の社会に生きる私たちは、大なり小なり、エリザベートと同じような闘いを続けていて、だからこそこの作品は共感を持って受け入れられたのではないかしら?と思うのです...うまく表現できていないけれど...それは「ジェンダー」だけの問題ではないし、私たちも「ジェンダー」と意識していないと思います。女性だけで演じる宝塚歌劇だから「ジェンダー」というものがクローズアップされてしまうのかしら?
それにヒットの原因には、そもそも『エリザベート』が「質の高いミュージカルである」からだと思うのです。いわゆる宝塚ファンだけではなく、一般のミュージカルを好む人たちにとっても「観たい」と思われる作品だからだと思うのです。
とはいっても「私が踊るとき」のナンバーが加わって、初演の頃から較べるとエリザベート皇后の存在感が大きくなってきているのも事実。東宝版『エリザベート』と別に「宝塚歌劇が『エリザベート』を上演することの意味」そして「私たちが宝塚版『エリザベート』を観たい理由」を、考えてみたほうがいいのかもしれない、と思いました。

さえちゃんの、心配していた歌は「苦手な歌を歌いこなし」と、ほめられているわけでもないけれども、実力不足と言われているわけでもなくて、少しほっとしました。「黒とえんじの有村淳の衣装がよく似合う」とのこと。ヴィジュアル的には最高、と、もっぱらの評判だし。私の観劇予定はまだ少し先だけれど、とっても楽しみです。

夜。91年月組『ベルサイユのばら』をスカイステージで放映していました。カナメさん(涼風真世)のオスカル、ゆりさん(天海祐希)のアンドレ。どちらもとってもキレイ。漫画以上の美しさです。それに、白とピンクとブルーが中心のお衣装が、なんてやさしげで華やかできれいで、ステキなのでしょう...人がなんといおうとも、私はやっぱり、この版のベルばらが一番好きです...春野さん(春野寿美礼)やとうこちゃん(安蘭けい)の初舞台の公演でもあるしね...
けど、夕刊で「エリザベートはオスカルの後継者である」というくだりを読んだせいか、これまで意識しなかった「女の幸せは...」とか「女である私が...」「女ながらに...」といったセリフが妙に耳につきました。オスカルが女性でありながら男性同様に育てられ、男性社会で男性とともに戦う...けれども心の内側には女性らしさを抱えている...姿は、女の子にとってはある種のヒーローに映ると思うのだけれど、そのヒロイズムには「ジェンダー」の問題が潜んでいたのかと思うと...深く考えてしまうのでした。

けど、なんといわれようとも、カナメさんのオスカルが格好よくて、それは男女のワクを超えているのは事実だと思います。

タモさんの力の抜け具合

4/29(金)
スカイステージで放映していた『スナイパー』を録画しておいて、予備校から返ってきてからベッドの中で見ました。これは真矢みきのサヨナラ公演のショーなのかな?たしか。真矢みきの芸達者ぶりが遺憾なく発揮されたショーです。格好いいっていうのかなぁ...よくわからないけれど、キザとクサさはたっぷりくどいくらいで、それはとても魅力ですっていうか、目を離せない感じ。なんとなく。けど、タモさん(愛華みれ)の力の抜け具合...っていうか、ナチュラルさに、なんとなくほっとするものを感じるのも事実。私にとっては、真矢さんのアクの強さをタモさんに中和してもらっているような感じです。

大スターの恋を追っかける写真記者というパートは、とっても楽しくて好きです。真矢さんのデフォルメされた大スターぶりも、千ほさちちゃんのちょっと天然なアイドル?ぶりも楽しいけれど、写真記者のタモさんのコミカルな動きも楽しい。ほさちちゃんはほんとにキレイで、同じショーでも他の場面ではすごく格好よかったりもするのに、この場面はちょっと天然なイメージで、すごく個性的でコミカルでかわいい。

けど、この楽しい場面の次の、収容所の出てくるパートはどうも...苦悩の中でもがく真矢さんは確かに格好いいのだけれど、二人の愛が乗り越えていかなければならない大きな障害は、必ずしもこのような設定である必要はないのではないだろうか...? このショーを見るのは初めてではないけれど、いつもやはり、この場面ではイヤな後味が残ります。その前の場面が楽しいだけに、なおさら...

このショーにはパイロットの制服姿の春野さん(春野寿美礼)が出てきます。制服が似合っていて、かわいい。それにしても、突き抜けたような発声といい、満面の笑顔といい、ほんとうに明るい男役さんだなぁ...と、昔初めて春野さんを見たときに思ったのと同じように、今日も思いました。

最後のパレードで、皆が鼓笛隊の指揮者のようなバトンを持って登場するのが、シルバーのレーシングスーツのようなお衣装ともあいまって、かわいいというか、格好いいというか、私は結構好きです。このときの真矢さんの背負い羽も、円形に広がった羽の前面に、黒い不思議な形のモチーフがついているのも、格好いいと思いました。

それにしても、真矢さんは、個性的で魅力的な男役さんだっんだなぁ...今は格好よくてハンサムなお姉さまで、この頃の姿はイメージできないな...としみじみ思いました。

しかし、今日はゴールデンウィークに入ったばかりで、明日の朝を気にしないでいいから夜更かししているけれど、こんな生活は普段はできないです。お勉強とタカラヅカの両立は、時々忘れそうになるけど大きな課題です。

楽しみがいっぱい♪

4/28(木)
連休前夜。しかも月末。会社のお仕事は大忙しです。

お仕事の合間に宝塚歌劇の公式ホームページを見に行ったら、春野さんのコンサートのお知らせが載っていました。

春野寿美礼 イン・コンサート『I GOT MUSIC』

コンサートって、ステキ。しかも演出は小池修一郎先生とのこと。どんな演出になるのかしら...? あぁ。すごく楽しみ。
けど、東京の会場は、人見記念講堂とのこと。ちょっと意外な気がするけれど。けど、人見記念講堂って、わりと普通のアーティストがライブとかコンサートとかするところだから、結構本格的なコンサートだったりするのかしら...? 早速友の会の申し込みのスケジュールを手帳に書き込みました。忘れてはならない!

ホームページをもう一度見てみると「星組 シアター・ドラマシティ公演、東京特別公演『“龍星”』について」という記事がありました。とうこちゃん(安蘭けい)主演とだけ発表になりました。とうこちゃんは、やっぱり全国ツアーではオスカルを演らないのね...残念なような、けど、ほっとしたような、ちょっとフクザツな心境です......けど、ホームページに発表されたストーリーは面白そう。数奇な運命を背負って時代の流れに翻弄される、けどきっとそれに立ち向かっていく主人公はとうこちゃんにはピッタリのイメージって気がします。『楊貴妃伝』での安禄山の役は、武将ってせいもあって、少し地味目のお衣装で、周りの出演者たちが大柄な人が多かったせいもあるかもしれないけれど、ちょっと舞台上で小さく引き締まって見えてしまったので...存在感はそれなりに大きかったけれど...今回は、巌流・佐々木小次郎のように、派手めな煌びやかなお衣装で現れてほしいな...児玉明子センセイ、お願いしますよ...って感じ。
あぁけど、児玉明子センセイって聞くところによると、時代ものについては独自の解釈による不思議な世界を醸し出してくださるとのこと...今度はどうなのかしら...? 高校時代から古典や漢文が好きで漢詩やら中国軍記ものを好んでいた私としては、その辺りがあやしかったりするのは、ちょっとキツいな...『楊貴妃伝』も、ちょっとキツいところがあったしな...児島先生、くれぐれも頼みますね、って感じ。

これも、友の会の受付日をしっかり手帳に記しました。

会社の帰り際に、ここ数日に届いたメールで読んでいなかったものをチェックしていたら、チケぴのプレリザーブご案内メールのなかに、

『虹と夢と愛と』-ファンタジー・タカラヅカ-(佐賀)
[出演]鳳蘭/麻路さき/星奈優里

というのがありました。タイトルといい、出演者といい、なんて贅沢でステキそうな演しものなのでしょう...けど。佐賀? 佐賀にお住まいの方には悪いけれども、なぜ佐賀?首都圏ではやらないのでしょうか...???

今日の日記にどんなタイトルをつければいいのか...

4/27(水)
今週の月曜日、大きな鉄道事故がありました。信じられない大事故。電車が空を飛んで、マンションに飛び込んでしまいました。そして今日、その事故が私たちの心の中の夢と元気の源、宝塚からさほど遠くない場所で起きていたことを知りました。私たちの夢のふるさとを出発した電車の中で、多くの人々の生命と夢が犠牲になりました...信じられない...不幸にして生命を落とされた方々のご冥福をお祈りするとともに、この事故で夢や希望を絶たれた方々に、一日も早く新たな希望が訪れることを、心から願っております。

やはり事故の情報が気になるので、今週は毎晩テレビニュースを見ています。夜9時のNHKニュース、10時のNHKニュース、ニュース23...当分、宝塚のビデオはお預けです。

癒しの笑顔と歌声

4/26(火)
昨日、尼崎で大きな電車事故がありました。時間を追うにつれて、事故の大きさが明らかになり、犠牲者がますます増えていきます。電車に乗るのは誰にとっても日常の一部。そのなかでまさかこんなことが起きようとは...一刻も早く、一人でも多くの人が生きて助かってほしいと思います。

夜中、スカイステージをつけたら。ウタコさん(剣幸)のディナーショーの画像を放映していました。痛ましい事故の映像を見た後で、女らしくてやさしげなウタコさんの笑顔と柔らかな歌声に、とても癒された気がしました。

「マラケシュ」の感覚を学ぶ

4/25(月)
マラケシュの声~ある旅の後の断想』(法政大学出版局)という本を読み終えました。「マラケシュ」という地名には、あまりに馴染みがないので、少しでも舞台の背景がわかれば...と思って、最初はインターネットで検索していたのだけれど、簡単な紀行文や観光案内のような記事しかなくて。最寄り駅の本屋さんでモロッコの案内を探してみたけれど、やはり地方都市の小さな私鉄の駅の本屋では、アフリカのガイドブックなどあるわけがなく...なんとかもう少し深く知りたいと思って、Amazoneで検索して見つけた本なのです。けど、Amazoneで検索しても、書名に「マラケシュ」が含まれている本はこれしかありませんでした。情報が少ないのね...「異国」って感じ。

Amazoneで検索したのだけれど、なんとか早く手に入れたいと思って、会社の帰りに横浜駅の大きな本屋さんの検索端末で書名をいれてみたら、なんと在庫があったので、早速購入したのは先週の月曜日のことでした。あまり分厚い本ではないし、文字も多くないのだけれど、ちょっと読みづらくて、読み終わるのに1週間もかかってしまいました。

赤い城壁に囲まれた赤い町。城門近くの壁の前では市が立つ。スーク(市場)にはさまざまな雑多な品物があふれている...市とスーク(市場)は別物なのかしら...? 中庭はあるけれど道路に面した壁にはほとんど窓のない家が立ち並び、コーランの声が聞こえる。アラブ人やユダヤ人やフランス人やイギリス人や<青い人>や、いろんな人々が往来する...マラケシュの町の乾いて埃っぽくて、雑多だけれども停滞した空気...まさに「異国」の空気。この本は1954年のマラケシュの町を描いたものだけれど、『マラケシュ 紅の墓標』の舞台は19世紀。けれど、100年前も、ここには同じ空気が流れていたのではないかしら...
『マラケシュ 紅の墓標』の舞台を観て、そこに漂う雰囲気...なんと表現したらいいのだろう...まさに漂うような感覚、浮遊感が。その雰囲気は好きなのだけれど「どうもわからない...」感覚が残っていたのですが、それが、少し解消したような気がします。というか「わからない」感覚は変わらないけれど「分らなくてもいいのかも...」と納得し始めたような、そんな感じかもしれません。
筆者はイギリスからマラケシュに旅していたのだけれど、パリからマラケシュに流れついたリュドヴィーク(春野寿美礼)も、同じような視線でこの町を...この町の人々を見つめていたのかしら...? けれどむしろ、この本を読んだ後は、レオン(樹里咲穂)の気持ちに共感が持てるようになってきました。
舞台に漂っていた浮遊感は、マラケシュを旅する人の感覚なのかもしれなくて、それはマラケシュを通り過ぎる人々がその町に残していくものなのかもしれなくて、だから「マラケシュ」という言葉には単なる「エキゾチック」とか「異国情緒」というものを超えた何かがあるのかもしれない...と思いました。

...って思うと、次の東京公演で観劇するのが、ますます楽しみになってきました。

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