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秋は寂しい季節

9/4(日)
『歌劇』9月号が届きました。昨夜のうちにポストに入っていたようなのですが、気づかなくて、母が朝刊と一緒に出してきてくれました。

今月は、樹里ぴょん(樹里咲穂)のサヨナラ特集でした。
演出家や生徒たちから樹里ぴょんに送る言葉の中の木村信司センセイの言葉を読んで、この人はほんとに自分中心の人なのだな...と思わず苦笑してしまいました。公演パンフレットに掲載している文章などでも、つねづね感じていたことなのだけれど...樹里ぴょんへの思いが薄いわけではないと思うのだけれど、あまりに自分のこと中心に書いているので...苦笑してしまいました。
お隣に並んでいる藤井大介先生の言葉が、樹里ぴょんと自分をつなぐ思い出を楽しく綴っていて、なんとも心温まるものだっただけに、二人の違いがあまりに際立っていて、それも面白かったです。二人の芸風(?)の違いがこんなところにも現れているのかと思うと...

それはさておいて、樹里ぴょんのサヨナラポートレートは、樹里ぴょんが描いた等身大の自画像と手をつないでいる、とてもかわいらしいもので、製作過程の写真も載っていて。樹里ぴょんの多才ぶりが楽しく発揮されていました。とても明るくて、楽しくて、ステキな個性の持ち主の樹里ぴょん...つくづく惜しいな...

『歌劇』には、バウ公演『Burbon Street Blues』の舞台写真も掲載されていて、さららん(月船さらら)の大きな舞台写真を見て、また「どうして...」という思いが胸を駆け巡りました。
さららんも、その独特な感性を発揮して、個性的な男役さんになってほしかったのに...

今年の秋は、いつにもまして淋しい季節だな...と思わせる『歌劇』9月号なのでした。

スターの輝きに...うっとり

9/3(土)
昨夜...というか、今日の未明は、久しぶりにすごい夜更かしをしてしまいました。NHK BS-hiで星組の中国公演を放映していて、録画予約してたのだけれど、ついリアルタイムで見てしまったのでした。

サザンクロス・レビュー in China 』すごい好きなんですね...私の好きなショー作品ベスト3にカウントしたいぐらい。主演のたーたん(香寿たつき)はもちろん、さえちゃん(彩輝直)もトウコちゃん(安蘭けい)もねったん(夢輝のあ)も、みんな、とっても素敵。
「ヴェノスアイレス」の場面の黒燕尾など、ステキすぎて息苦しくて...窒息しそうなほど。

このショーの映像を始めてみたのは、一昨年のお正月のBSを叔父に録画してもらったときのことで...当時まだ我が家に「衛星放送」を受信できる設備がなかったのですね...、そのときは、たーたん以外の男役さんは眼中になかったのだけれど。いまあらためて見ると、トウコちゃんがすっごい素敵。ホレボレしてしまいました。どの場面もとってもステキ。パタゴニアの、ガイチさんの弟分?の姿も。とっても格好いい。

とはいっても、やっぱりたーたんがいちばんステキで好きなんだけど...

最近の土曜の日課は、母と夕食を食べながら『タカラヅカニュース総集編』を見ること。たまに、日曜のお昼ごはんを食べながら...ってこともあるけれど。
今週は、花組博多座公演千秋楽の模様から。これって先週も見たような気がしたのは、気のせいかしら...?

博多座花組公演は、すごい大盛り上がりで、連日、東京でもなかったような熱い熱い舞台が繰り広げられていたと、いろいろな方のブログや、SNSで話題になっていました。役替わりもあり、また、脚本や演出にも変化があって。『マラケシュ』は、宝塚、東京ときて、博多座で締めくくりみたいな形になっているとか。
タカラヅカニュースの博多座千秋楽の様子も、すごい熱い。春野さん(春野寿美礼)にとっては、プレお披露目以来の公演ということで「自分の中で変わっている部分もあるけれども、変わらない部分もあって、そういう部分があることに気づいたことがうれしい」みたいなことを語っていたけれど。劇場に詰め掛けたファンの多くは、春野さんが大きくなって戻ってきたことに、なんともいえない感慨を抱いているのではないかな。
そんなこんなの熱い千秋楽でした。あぁ...博多座という劇場は、とってもいいって聞いているのだけれど、とりわけ今年は博多座にいきたかったな...あの熱い空気を共有できなかったことを悔いる機会が、これから先、きっと少なくはなかろう...
でもほんとに。春野さんは、ひとまわり大きくなったっていうか、ひと皮むけたっていうか。大きなトップさんになったって思う。真ん中に立ってごく自然に息をしているっていうか。私の周りでも、春野さんのファンのコが増えてきているし。これからもますます大きな存在になってほしいなって思います。

同じ総集編の中で、ベルばらの製作発表の模様をやっていました。星組・雪組のトップさんと娘役トップさんと、星・月・花の役替わりのトップさん、スターさん。総勢十名あまり。記者会見のテーブルが横に長~いこと!それにしても、豪華なメンバーです。原作の池田理代子も出席していました。
記者会見後のトークは、月組、星組プラス花組の春野さん、それと雪組に分かれて行われていました。
星組のわたるさん(湖月わたる)、とうこちゃん、となみちゃん(白羽ゆり)、それに春野さんのトークは...やっぱり男役さん3人は濃い...ていうか、存在感が大きいな...って思いました。とうこちゃんと春野さんは同期だけど、わたるさんと春野さんも仲がよさそうっていうか、息が合ってる気がします。3人で、何かというと大笑いしている感じで、すごい明るくて楽しそうで、いいなって思いました。緊張しながら、一生懸命って感じで話しているとなみちゃんを、心配げに見つめるわたるさんの眼差しと、かわいくて仕方ないって感じで見つめるとうこちゃんの眼差しが印象的でした。懐の深い、大きな男役さんたちに囲まれて。となみちゃんはシアワセ。頑張ってほしいな...

続いて金曜に録画しておいた『タカラヅカニュース』も見てみました。

ベルばらCMのメイキング映像。わたるさんのフェルゼンと、コムちゃん(朝海ひかる)のオスカル、とうこちゃんのオスカル、まーちゃん(舞風りら)のロザリー。群集とか舞踏会に集まる人々は星組生でした。
見詰め合ううちにふき出してしまうとうこちゃんとコムちゃんとか。ディスプレイで確認しながら「もっとうれしそうにしてよかったのに」って、すねたようにとうこちゃんに話しかけるコムちゃんとか。なんだかかわいらしくて、楽しげ。「これが最後です」と言って撮影に向かうわたるさんもかわいい。となみちゃんのマリー・アントワネットも、おっとりしてていい感じかな。
舞踏会の撮影のシーン。ロザリー?と踊るオスカルの視線が、フェルゼンとマリー・アントワネットに釘付けになるのを、怪訝そうにオスカルを見つめ、その視線の先を追って、次第に不安げに変化する、まーちゃんの表情...

それと、春野寿美礼コンサートのポスター撮り。小さなホールで、黒燕尾を着て、いろいろな楽器を手に、さまざまなポーズをキメる春野さん。すごくうれしそうで、イキイキした表情で。瞳がキラキラして、とってもかわいい。ナチュラルなお化粧のせいもあるのかもしれないけれど。撮影に立ち会っているのか、演出しているのか、小池修一郎センセイも、ニコニコしてうれしそうで、楽しげ。とってもいい雰囲気で撮影が進んでいるのがわかります。
スターの輝きは瞳に宿るものなんだな...って。ふと、そんな思いが浮かびました。

チケット申し込みには気合が大切

9/2(金)
朝。次の宙組東京公演の電子チケットぴあのプレリザーブに申し込んでいないことに気づいて、慌ててパソコンを立ち上げました。が。秋頃からは、毎日、週末も含めて忙しくなるので、日程を選ぶのが難しくて、いろいろ悩んでしまうのだけれど、全日程が先行予約できるわけではなく。限られた日程のなかから選ばないといけないので、結構たいへんなのです。しかもS席ばかり。とりあえず、週末で1日、平日で1日申し込みをしてみました。第3希望まで入れられるのだけれど、他には適当な日程がなかったのです。

チケットの申し込みを終えて、何気なくスカイステージをつけてみたら、ちょうどタカラヅカニュースの中で『ベルばら』のCMのメイキングを映しているところでした。今週ブログやMixiで話題になっていたのは、これなのね...舞踏会のように、ドレスや貴族の格好の男役さん、娘役さんがゆらゆら踊っている中に、オスカルのコムちゃん(朝海ひかる)やフェルゼンのわたるさん(湖月わたる)、マリーアントワネットのとなみちゃん(白羽ゆり)がいる場面です。周りで踊っているのは、大真みらんちゃんや南海まりちゃんとか、星組のコたちみたい。見たのは終わりのほうだけだったので、急いで、お昼の『タカラヅカニュース』を録画予約しました。

夜。会社で残業をしていると、チケぴからメールが届きました。

お申し込みいただいておりました、[宝塚歌劇宙組「炎にくちづけを/ネオ・ヴォヤージュ」(東京)]
につきましては、抽選の結果、残念ながらチケットを
ご用意することができませんでした。
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残念ながらご用意できませんでした
---------------
「ご用意できませんでした」なんて。わざわざ重ねて言わなくてもいいのに...(涙)
けどやっぱり、締切日の朝になって慌しく申し込みをするようではダメね。それに、申し込みながらS席が当たったら困るな...いま、とんでもなく金欠なので...なんて考えながら申し込みしてるようじゃあね。ちゃんと気合を込めて申し込みをしなきゃ、当たるはずないわね...反省。

意外と楽しいレビュー記念日特番

9/1(木)
一昨年から昨年にかけてキャトルレーウ゛で売っていた手帳サイズのメモ帳が使いやすくて、花・月・星柄を何冊も購入して使っています。
がっ! 帰りの電車の中で気付いてしまったのです。私が星と信じて使っていたメモ帳のマークには、足(手?)が6コあるではないですか...ってことは、これは雪? 星なら5コだ...よくよく見れば、このマークは雪組じゃないですか!...ワタシとしたことが...

さて。今日はレビュー記念日。宝塚歌劇で日本初の本格レビューが、何十年かまえの今日、初演されたことを記念して、毎年ささやかなイベントが行われています。
その、レビュー記念日とタカラヅカスカイステージ開局3周年記念を絡めて、今日は特番が組まれています。上演中3つの劇場...大劇場と東宝と日生劇場...とスタジオを結ぶ生中継があるのです。でもそれは生では見れない時間帯なので、朝、留守録をしかけて家を出たのでした。

夕食を食べながら、録画した『レビュー記念日スペシャル』を母とふたりで見ました。
最初に登場したゲストは春野さん(春野寿美礼)とふうちゃん(ふづき美世)。スカイステージの開局と春野さんのトップ就任がほぼ同時期だから、春野さんもトップになって3周年。「緊張します」と言いつつも、リラックスして落ち着いた受け答えに、トップさんとしてすっかり大きく成長したんだな...と感慨。私は春野さんがトップになった前後ぐらいからしか見ていないのだけれど、下級生の頃から見ているご贔屓さんは、もっともっと感慨深いのだろうな...
そして、あさこちゃん(瀬奈じゅん)と彩乃かなみちゃんが登場して、日生劇場の『アーネスト・イン・ラブ』のフィナーレの中継がありました。あさこちゃんは、まだなんとなく線の細い印象があるけれど、どことなく甘えっ子の雰囲気があってかわいらしい。かなみちゃんは、何を話していてもとても楽しそうで、かわいい。余裕の受け答えで頭の回転も早そう。あさこちゃんを盛り立てて、いいコンビだな...って思われました。
日生劇場の中継は、樹里ぴょん(樹里咲穂)らしい、感動の初日、でした。出演者が変わって、なんとなく大人っぽくお洒落な雰囲気を感じましたが...今月中旬の観劇が楽しみです。けど、オーケストラの指揮が御崎惠さんでなかったのがショック...
続いて、星組のわたるさん(湖月わたる)、となみちゃん(白羽ゆり)、とうこちゃん(安蘭けい)が登場。3人のトークに宙組のレビュー記念日の生中継を交えて、という展開です。
わたるさんととうこちゃんの、星組のコーナーがいちばんスターの雰囲気を感じさせていたのは、なぜかしら...? やっぱり、濃いってこと??...私のひいき目?(笑)なんということのないトークなのだけれど、なんともテンションが高い...というか、緊張感が感じられました。この人たちは、つねに「宝塚のスター」という看板を背負っている自覚があるのだろうなって、思いました...もちろん、他のスターさんもそう思っていないわけではないのだろうけれど、そう思わせる度合いが、この二人は特に高い気がしました。
宙組の舞台の中継を、わたるさんは真剣な目で、とうこちゃんはうれしそうなやさしげな眼差しで見つめていたのが印象的でした。
終演後、大劇場とスタジオを結ぶトークで、ハナちゃん(花總まり)がとなみちゃんに「全国ツアーもあるし、ドレスのワッカも大きくて腰を痛めたりするので、からだに気をつけて」と話していたのが、厳しいけどやさしいお姉さんって感じで、いいなって思いました。
今日の生中継を担当した星組スカイフェアリーズの美弥るりかちゃんと成花まりんちゃんは、ふたりともかわいらしいのに、落ち着いていて、えらいなって思いました。母も「やっぱり宝塚ってすごいのね」と感心していました。

それにしても思っていた以上に楽しい特番でした。ちょっとラッキー♪

雪組チケットリベンジ

8/31(水)
今回の雪組公演は、いちばん最初に手に入ったJCB貸切公演の1回だけで、他にはまったくチケットを手配していませんでした。なにしろ今年は、年明けから3回観劇とか4回観劇が続いたので、そろそろ自粛しなくちゃな...と思ったのです。金銭的な問題もあるし。お勉強の時間もとらないといけないし。

ところが、その唯一の観劇予定の日に、体調を崩していたので、そのチケットを譲ってしまったのでした...まぁ。譲ってさしあげた小父さまがとっても喜んでくださったので、それはそれでうれしいことなのだけれど、やっぱり、私も観たい...それに。その公演は母親と観に行くつもりだったから、行きそびれた母親がとってもがっかりしているのが、なんとも切なくて...というわけで、おとといぐらいに空席情報を見てみたら、9月の土日は結構A席が残っているようなので、ちょっと安心していたのでした。

で。今日のお昼休みに、チケぴのサイトにアクセスして、雪組公演のチケットの残席を見てみたら...あら? 土日は18日の日曜日しか残っていないではないですか...ショック!
けど、幸いその日は予定も入っていないので、とりあえずA席を2枚キープしました。
で。表示された座席番号を見たら、2階中段の後方ではあるけれど、センターではないですか!びっくり。こんなに遅くに予約をかけたのに、センターなんて...ちょっとだけうれしい気分になりました。

そんなわけでひとまずチケットは入手。今度こそ健康に気をつけて、雪組リベンジなのです!

恐るべし母の眼力

8/30(火)
朝。自宅に配達されたスポニチの芸能面を開いたら「ベルばら製作発表」の記事がのっていました。昨日が製作発表だったのですね。今回は原作の池田理代子も出席していたようす。今回の作品の製作には、原作者も結構絡むと聞いているので、これまでとちょっと違ったイメージのものができるかしら...? と、ちょっと期待です。

製作発表には、雪組・星組のトップさんたちのほか、役替り公演に出演する各組のスターさんも出席していたらしく、スポニチの紙面に2cm×3cmぐらいの大きさ(小ささ?) で集合写真がのっていました。
どうも後列の真ん中はとうこちゃんのような気がしたので、母に
「これ、真ん中、安蘭けいだよね?」
と聞いてみたら、
「その隣はキリヤじゃない?」
と母...リカさんなき後、母は霧矢大夢がいちばんのお気に入りなのだけれど、なぜか「キリヤン」でなく「キリヤ」と呼ぶんですね...たしかに、そんなような気もするが...

会社で仕事の合間にネットで大きな写真を見てみたら、たしかに後列は真ん中がトウコちゃん(安蘭けい)で、その隣はきりやん。 わが母の眼力、恐るべし... と思った瞬間でした。

けど、この集合写真。ワタルさん(湖月わたる)がまさに座長といった風情で、思わず苦笑してしまいました。

宝塚歌劇のホームページを見にいくと、役替わり公演の日程が発表されていました。
スポニチの集合写真はスターさんだけだったけれど、こちらは理事長や三井住友VISAカードのお偉いさんも入っている写真でした。理事長と並ぶと、ワタルさんが小さく...ていうか、普通の女の人ぐらいの大きさに見えるのが不思議...(苦笑)
さらにこの記事には、出席したスターさん一人一人の顔写真とインタビューが載っていて、それもなかなかうれしかったです。

トウコちゃんは「3回目のベルばら」と答えているけれど、前回はベルばら2001の星組のフェルゼンだけど、その前は...?と考えてみたら、そうでした。トウコちゃんたちは、初舞台がベルばらだったのですね。カナメさん(涼風真世)とユリさん(天海祐希)の『オスカル編』(だっけ?)。赤い衛兵さんのお衣装のロケットが、とってもかわいらしかったんですね...こうして十数年の時を経て、真ん中に近い立場で同じ『ベルばら』の舞台に立つというのは、どんな感慨のあるものなのでしょうか...?

この集合写真でコムちゃん(朝海ひかる)とワタルさんが並んで写っているのを見て思ったのだけれど、コムちゃんのオスカルとワタルさんのアンドレって、ちょっと前のTCAかなんかでもやってた記憶があるけど、結構いい雰囲気なんじゃないかな... そういえば雪組の『風と共に去りぬ』ではスカーレットとアシュレで共演してたっけ...

植田先生いわく「湖月わたる演じるフェルゼンに焦点を当てる」星組版って、どんなお話になるのかな...? 雪組版でヒロインがまーちゃん(舞風りら)のロザリーなのは、ちょっと期待。でも。植田先生のことだから、娘役は出番が少ないかな...?

『ベルばら』は古い宝塚ファンの間では評判が悪くて「またぁ?」とか「なんで今更...」みたいな声が多かったのだけれど、役替わりの日程が発表になったら「いつ見に行こうか...」みたいな話が増えたような気がします。ブログとかで。
私は星組の役替わり公演は春野さん(春野寿美礼)のアンドレの日を狙おうかな。平日だし。けど、トウコちゃんの日も捨てがたいし...星組はやっぱりきりやんの日かな。年明けはまた母親と二人で大劇場に行こうかな...

でも。ワタルさんの日程は、すごいハードです。元旦から2/6までフェルゼンして、2/10から3日間アンドレした後、2/17からまたフェルゼンなんて!
トウコちゃんもアンドレやって、オスカルやって、 またアンドレ...たいへんだ...

次のステップを上る姿を...

8/29(月)
会社の売店で『おんきょうラインナップ』という小冊子をもらってきて、休憩時間にながめていたら、こんなエントリを見かけました。

ミュージカル・ヴォヤージュ
「ベルリン トゥ ブロードウェイ」
~ with Kurt Weill~
作曲:クルト・ワイル
出演:鳳蘭、土居裕子、樹里咲穂、植本潤、藤本隆宏 他
11月24日(木)~27日(日)ル・テアトル銀座

12月5日(月)~12月6日(火)梅田芸術劇場
前にチャーリーの退団後初舞台を観に行ったときに、土居裕子さんも出演されていて、それ以来土居さんが気になっていて、もう舞台を観たいな...と思っていたので、7月に梅田芸術劇場に行ったときにこの作品のチラシをもらって、とっておいたのです。
その作品に樹里ぴょんも出演するのですね...樹里さんの退団後の初仕事でしょうか?

記事には、鳳さんとあと一人。頭にサングラスを載せた女性の写真が添えられていて、最初はとくに目を留めなかったのだけれど、よく見たら、樹里ぴょんではないですか!びっくり。なんだか、お芝居のなかの都会の女性って感じ。なんていうんだろ。クールっていうのかなぁ...? なんだかすごく大人っていうのかな。大人の若い女の人って言うのかな。そんな感じ。ついこの間までのレオンとかピエロとかとはぜんぜん違う雰囲気で、ちょっとびっくりです。

でも。こうして一歩ずつ、次のステップを上り始めているのだな...と思うと、うれしいような寂しいような。複雑な気持ちになりました。
ご贔屓さんならなおのこと、フクザツな気持ちでこの写真を見つめているのでしょうね...

こんなところにさららんが...

8/24(水)
エリザベートスペシャルDVDボックスの中から、今日は宙組版を選んで見てみました。少し前からスカイステージの『こだわりアラカルト』でずんこさん(姿月あさと)が映るたびに、母が気にしているようなので、ずんこさんのサヨナラのビデオがスカイステージで『Memories of 姿月あさと』が放映されたときに母にも見せてあげたのでした。したら、それ以来、母のお気に入りの生徒さんの一人に、ずんこさんが加わったようなのです。
なので、せっかくだから、ずんこさんの『エリザベート』も観てみようか...と思ったわけなのです。

ずんこさんのトートは、ヴィジュアルはアニメっぽい気がします。お化粧のせいなのかな。切れ長っていうのか、目じりに長く引いたグレーのラインに、思わず魅せられてしまいます。そして、歌やダンスやお芝居は、すごく力強いっていうか、荒々しい気がします。
ワタシ的には一路さん(一路真輝)さんのトートは厳しくて冷たい印象。青い血の流れる冷たいトート閣下が、シシィに恋してしまった...それが過ちって感じ。そんな感じ...ってここまで書いて思ったのだけれど。フランツ・ヨーゼフが最初に執務室に登場するとき、皇太后ゾフィーが「強く、厳しく、冷静に、冷酷に」って歌うのだけれど。それって、トート閣下のイメージなのではないかなって思いました。トート閣下と皇帝フランツ・ヨーゼフとの対峙が、ここで際立ってくるのかな、なんて思ったりしました。この点について、今度しっかり考えてみよう...
だけど、ずんこさんのトートはそういうのとちょっと違う。自分の思い通りにならないことは、力ずくで屈服させてしまうような、そんな強さと荒さがある気がします。でも、どこかしら少年っぽさが残っている感じもあって...

って感じで。ずんこさんのトートに見入っていたら、ふと気づきました。市民の中にさららん(月船さらら)が...カフェのテーブルにさららんが...そういえば、さららんって、もともとは宙組だったのですものね。この頃はどのぐらいの学年だったのかしら...?
なんだかしみじみと感慨深い気持ちになりました。

ダンちゃんにはもっともっと大きくなってほしい

8/22(月)
先週末の『宝塚ニュース総集編』で星組東京公演の千秋楽の模様を見ました。
ダンちゃん(壇れい)のおしまちゃんは、やっぱり最後まで色っぽくてきれいでした。レディ・ダイスもキレイ。一昨日マミさん(真琴つばさ)のビデオを見てて、マミさんの後を一生懸命追いかけているような、かわいいらしいけどちょっと頼りなげな娘役さんだったダンちゃんが、今日はすっかり女らしくなって、大人っぽくなって。すっかり「いい女」に成長したんだな...って思いました。
ワタシがダンちゃんをいいなって、ほんとに思い始めたのは、たーたん(香寿たつき)率いる星組の中国公演の映像で『蝶・恋』の桐音(霧音?)を見たときでした。和ものだけれども、男装がすごくキレイで、きりっと凛々しくて、格好よくて。「おっ」と思ったのでした。その後『王家に捧ぐ歌』の、気の強いお姫様・アムネリス様の、役負けしない、豪華な衣装にも負けない存在感に「おおっ!」と思ったのでした。ダンちゃんは、美貌もさることながら、その覚悟のあり方っていうのかな。潔さっていうのかな...大劇場でのサヨナラパレードでは「ハンサムなダンちゃん」って言われていたけれど...そんなところが、すごく魅力なんだなって思いました。
そんなダンちゃんの器の大きさは、サヨナラショーからご挨拶まで、遺憾なく発揮されていたような気がします。ほんとに大きな娘役さんだったな...宝塚を旅立った後も、もっともっと大きくなって、大女優さんになってほしいな...って思いました。

星組千秋楽では、開演前にアクシデントがあったそうで、轟さんが最後のご挨拶の中で「皆様の温かさに触れ...」というような話をして、少し涙ぐんだように見えました。
今回の公演は、大きな地震も2回ぐらいあったし。無事に千秋楽の幕を下ろすことができて、ほんとうにほっととしたのではないかしら。張り詰めていた気持ちがふっと緩んで、涙になってしまったのかしら。でも、あんなに大きな地震があっても、事故もなく、無事に公演が続けられて、ほんとうによかったと思います。

また今日。来年上半期の公演スケジュールが発表になりました。
来年の轟さん(轟悠)の特出は月組。シェイクスピアの「ジュリアス・シーザー」を音楽劇化したものだそうだ。演出はもちろん、キムラ先生(木村信司)。またまた大作だな...ロック・オペラというのはどうだかわからないけれど、ストーリー的には、轟さんと瀬奈ちゃん(瀬奈じゅん)には、合うかも。したら、クレオパトラはかなみちゃん(彩乃かなみ)かな。これも、楽しみ...じつは瀬奈ちゃんがクレオパトラだったりして(笑)

中日劇場公演は『あかねさす紫の花』。あぁ花組なんだ...と思って、よく見たら、月組でした。そういえば昔、榛名由梨と大地真央が主演で、月組が演じてましたね。今回は大海人皇子が主役のバージョンだそうです。だから、瀬奈ちゃんは、博多座に続き大海人なわけですね。かなみん(彩乃かなみ)は、今度は額田王になるわけですね。かなみちゃんも美女(悪女?)総ナメ路線でしょうか...(笑)

ほかは、あんまりまだよくわからないんだ...でも、来年もバウ公演の東上はないらしい。それに、二番手クラスのバウ主演もないらしい。なんでかな....寂しいな....

宝塚を愛する小父様に喜んでいただけたのなら...

8/21(日)
朝。我が家に配達されたスポニチを、いつものように後ろから広げると、コムちゃん(朝海ひかる)とまーちゃん(舞風りら)のカラー写真が。いよいよ雪組公演が始まったのですね。まーちゃんのブルーのドレスがとても愛らしくて素敵です。

今日の雪組・JCB貸切公演は、5月頃からチケットを手に入れて「これで雪組はOK!」って安心していたのだけれど、ワタシの体調が戻らないので、母の知り合いの小父さまに代わりに行っていただくことにしました。

小父さまは、戦時中は宝塚の航空隊にいらしたことがあって、大劇場にも何度も足を運んだことがあったそうです。
「春日野八千代の航空兵姿が格好よくってねぇ...」
という話を何度か聞きました。昨年、90周年記念のさまざまな催しや印刷物などで見た、飛行機の翼の上に春日野八千代が立っている、あの作品のことかしら...?

その小父さまが最後に宝塚歌劇を見たのは、上月晃さんがトップだった頃で、それ以降は雑誌でしか見たことがない、ということ。少し前に「宙組が県民ホールに来た」という話をすると「宙組?そんな組ができたんですか?」とびっくりされていました。
そんな小父さまに、せっかくならば見ていただければと思って、チケットをお譲りしたのでした。今回の雪組は、お芝居の脚本は母や小父さまとほぼ同年輩の柴田侑宏先生でロマンチックな作品のようだし、お衣装も、輪っかのドレスや軍服、フロックコートなど、クラシックで素敵そうだし。ショーもいろんな場面があって楽しげだし。きっと、小父さまにも楽しんでいただけるはず...と思うし。マサツカ先生(正塚晴彦)やオギー(荻田浩一)の作品は、母たちにはワケわからないみたいだから...それに、まーちゃんのドレスの裾さばきはとっても優雅で上品だし。小父さまもきっと気に入ってくださるはず....

夕方、小父さまが上気した顔でお土産の歌劇せんべいを届けてくださいました。
これまでワタシが聞いたことのないぐらい、うれしそうな声で「とってもキレイでした」と、おっしゃって。
後で母が電話してみると「昔と同じ雰囲気が残っていて、とても懐かしくてうれしかったです」とおっしゃっていたとのこと。

母からは「せっかくチケットがあったのに、あなたが具合を悪くするから...」と、さんざん文句を言われてたんだけど、小父さまの喜ぶ様子を見て、母もワタシもとってもシアワセな気持ちになりました。宝塚歌劇って、やっぱり素晴らしい...!!

カリスマ・マミさんのオーラの秘密

8/20(日)
スカイステージで放映された真琴つばさのサヨナラ・メモリアル『つばさの記憶』を見ました。マミさん(真琴つばさ)の初舞台から花組を経て月組トップとなり、それから退団までの足取りを映像とマミさんの語りでつづったものです。
マミさんは、たぶん、必ずしも将来を約束されたスター予備軍という立場だったわけではないと思うのですね。それに、初めから舞台のどこにいてもわかるような華のあるタイプでもなかったように見受けられるし。映像を見る限りでは。けれど、そんなマミさんが、誰かの何かのコピーのような状態から、ひとつひとつ積み重ね、一歩ずつ一歩ずつ前へと歩み続けて、次第に自分の個性を確立し、輝きを増していく軌跡が見て取れて、とても興味深く感じました。
そこに至るまでのマミさんの努力はたいへんなものだったろうと思うのだけれど、そんなことを全然感じさせないのも、すごいなって思います。

あんなにカリスマ性を発揮したスター、マミさんの、そのスターのオーラにはそんな秘密がかくされていたんだな...と思うと、感動も新たな気持ちがします。

GRAPH700号は楽しくなつかしく...

8/17(水)
『宝塚GRAPH』が届きました。創刊700号記念の特別号でした。表紙の「GRAPH」の文字もキラキラしていてすごく特別って感じです。

巻頭の記念特集には、600号から700号までの表紙がずらっと並んで、なかなか壮観です。表紙写真は途中から篠山紀信に変わったのですね。それまでは『歌劇』っぽいアップの写真だったのが、紀信サンになってファッショナブルに変わり、さらに紀信サンの写真も、最初はなんとなく「宝塚の人」って感じの写真だったのが、だんだんナチュラルに...ていうのかな。フツーに一人ひとりのスターさんの個性を引き出した写真に変わってきたのがわかります。多くのスターさんが、GRAPHの表紙に登場するのを楽しみにしていて、写真を撮るたびに、自分でも気づかなかった新たな魅力に気づくと話しているのが、とてもよくわかります。

この表紙は、ほんとに表紙そのものが載っているので、写真だけでなくて特集のタイトルも書かれています。あぁ、あの頃はこんなことがあったっけ...なんて。とても懐かしく思い出されるタイトルもいくつか。この特集を見て、お気に入りのスターさんの若い頃が載っている号を、バックナンバーで取り寄せてみようかな...なんて思うのは、わたしだけではないはず。

あれやこれや、いろんなことが思い浮かんで、期待以上にとっても楽しい700号特集号でした。

格別な思い...『愛あればこそ』

8/16(火)
今年のお盆休みは、体調が悪く、ずっと寝込んでいたのですが、ようやく部屋で起き上がれるようになって、本を読んだりテレビを見たりしながらすごしていました。

夕刊が届いたので、テレビ欄を見てみるとNHK総合テレビの『思い出のメロディー』に「ベルばら・ビバ宝塚」と書いてあるのを見つけました。この時期現役スターさんが出るはずないし、『思い出のメロディー』だから、やっぱりこれは、OGかな...?榛名由梨とか安奈淳とか出るのかな...と思いながら、チャンネルをNHKに合わせて待っていました。
殿様キングスとか、昔の歌が続いた後。舞台上に黒燕尾と白いドレスの人たちが登場しました。ワクワク。

最前列には、センターに榛名由梨。安奈淳、汀夏子、平みち、峰さお理など。トップ経験者が黒燕尾で並び、その後ろではOGたちがダンスを踊っています。全部で何人ぐらいいるのだろう...とってもたくさん。最後に、全員の名前がテロップで出てくるのだけれど、流れるのが早くてなかなか読めなくて、漸く最後のほうで真山葉瑠だけ読み取ることができました...
榛名さんは、燕尾がとってもキマっていて格好よくて、センターに立ってとっても貫禄というか風格があって上品で、キレイ。『狸組』では、ツレちゃんさん(鳳蘭)にセンターを譲って、ちょっとお気楽っていうかちょこっと三枚目のセンに振れているけれど、キメルときは格好いい。素敵。

安奈さんと榛名さんの歌う『愛あればこそ』には、やはり、なんともいえない感慨が...
やっぱり私にとっては、この二人のベルばら...それに、鳳蘭のフェルゼン...は格別なものがあります。

でも、番組に気づいたのが遅かったので、ビデオ録画は間に合わなくてできなかったのでした。後で母親が「ビデオ録っておけばよかったね...」と、嘆くこと、嘆くこと。私も、ビデオに録画しておけば、バックで踊っていたOGたちを確認できてよかったのにな...と後悔しました。再放送はいつかな...?

驚きを隠せない...私も

8/13(土)
自分でもビックリなんだけど、さららんの退団にはかなりショックを受けています。一昨日からあまり冷静にものごとが考えられない...

『王家に捧ぐ歌』でとうこちゃんの男役姿が見れなかったとき以来の動揺かもしれない....私、こんなにさららんを愛してたんだ... 愛って失ってから気づくものなのね...あ。まだ失ってはいないか(苦笑)

一昨日の晩も夕飯を食べながら...なぜか『ESP!』を見ながら...母と
「なぜ辞めちゃうんだろうね...」
「なんかあったのかねぇ...」
「惜しいねぇ...」
と、タメイキ。

でも、その後ネットでいろんな記事や書き込みを見てみたら「女優になりたい」ということらしいことがわかりました。そうなのか...

バウの初日の挨拶のとおり「自分の中で革命を起こしちゃった」のね...
「関係者も突然のことに驚きを隠せない」ということ。私と一緒。だったら仕方ないかしら(苦笑)思いを決めたら突っ走ってしまうっていうのは、なんとなくさららんらしい気もするけど...

けど、まだ早すぎる...もっと、さららんの男役姿を、男役として成熟していく様を、宝塚の舞台の上で見たかったのに...

こんなことなら、7月は梅田芸術じゃなくて、やっぱりバウに行っておけばよかった...
最後の主演作になるなんて、思わなかったのだもの。『Burmon Streert Blues』のチラシもどっかにやってしまった...(涙)

きれいなお姉さんに舞い降りる何か

8/12(金)
テレビ東京『たけしの誰でもピカソ』で、演出の小池修一郎が取り上げられて、春野さん(春野寿美礼)とともにテレビ出演したのを、ビデオに録画もしつつ、見てみました。これぐらいの時間の番組に出てもらえると、放映しているその時間に見られるから、ありがたいな。

スポニチのテレビ欄に「松たかこ」と書いてあったので、春野さんとの共演があるかも♪と思って期待していたら、松たかこはビデオレター風のインタビューだけの出演でした。な~んだ。扱いは、トート閣下山口祐一郎サンと同じ...かな?でも、だったらスタジオ出演の春野さんの名前を書いてほしいのにな...松たかこは人寄せパンダちゃんかしら...なんて思ったりしました。

番組は、小池先生の最近のご活躍、それから宝塚歌劇団を志願して現在に至るまでの足取りが簡単に紹介され、モーツアルトのタイトルロールのダブルキャストのひとり、井上芳雄クンを発掘し抜擢したお話。など。小池センセイは、なんだか落ち着きなくて。もともとセカセカした人のような印象はあるけれど、もうちょっと落ち着いてください!ってかんじ。巨匠北野監督に会えて、舞い上がっているのかしら?

春野さんが出てくるって思ってワクワクしながら見ていたら、最初、井上クン..なんて気軽に呼んでしまって、ファンの方にはごめんなさい、かな?...が登場したので、ちょっと肩透かし。けど、私は、モーツアルトは観たことないのですが、テレビなどで断片的に見る限り、私はヨッシー派。『ミス・サイゴン』では、井上クン.の若々しいっていうのかな。初々しいって言うのかな。そんな演技とあの「声」が、とっても好きかもって思ったのでした。だから、井上クンが出てて歌が聴けたのはとってもうれしい。井上クン。素朴で、普通っぽくて、いい人だなぁ...なんとなく。

春野さんは、シルクサテンみたいな、きれいなブルーのシャツに、黒のパンツ。井上クンと並ぶと、なんだかお姉さんです。キレイなお姉さん。お笑いの人たちのトークに、フクザツな顔で笑ってたりして。でも、やっぱりスカステじゃない外のテレビに出るときは、ちゃんとわきまえてます、みたいな感じでした。
春野さんは、帽子をかぶりコートを羽織って『最後のダンス』を歌いました。普段のお化粧で、すごく楚々としたカンジで、キレイだけど至って普通のお姉さんだった春野さんが、ライトの下に立ち、マイクを持って歌い、踊り始めると、途端に雰囲気が...空気が変わり、春野さんがとっても大きく華やかに見えました。そこには確かにトート閣下がいる...やっぱり春野さんには、何かが舞い降りるんだ...てあらためて思いました。最後に帽子を投げるところなど...まっすぐ伸びた腕。肘。指先。ほんとうに、春野さんがものを投げる姿はなんて美しいのだろう...

お笑い芸人さんの二人が、同じく『最後のダンス』を踊りをつけて歌って、オーディションの真似事をしているのを、脇のテーブルに座って見ている春野さんの、ビミョウな笑い顔が、かわいらしかったです。

さららん...どうして...?

8/11(木)
会社でお仕事中にふと、宝塚歌劇のホームページを見に行って、何気なく「月組退団者のお知らせ」というリンクを開いてみました。したら「月船さらら」の文字が...

月船さらら...さららん? さららん!? どうして!!?

あまりに意外な名前なので、びっくりというか何というか、お仕事中にもかかわらず、すごい混乱してしまいました。

さららん...私が母を初めて大劇場に連れて行ったときの『シニョール・ドン・ファン』での「あたまの弱そうな」青年役で初めて出会って、その後、日本青年館でみた『なみだ橋えがお橋』での大熱演とユニークな挨拶を見て以来。さららんの内に秘める熱さ...秘めてないか(苦笑)...と、なんともいいようのないアンバランスさに魅かれ、共鳴し、密かに応援し続けてきました。「さららん、頑張れ!」といいながら「あたし、頑張れ!」って言っているような...

昨年の、リカさん(紫吹淳)のサヨナラ公演でのお小姓役とか、『飛鳥夕映え』でのみずら髪の皇子姿とか、何より『タカラヅカ絢爛Ⅱ』の時計係りさんとか...役名を忘れちゃったけど...すごいかわいかったし。
作家さんとか演じるときの意外に知的なイメージとかも好きだったし。
『エリザベート』のエルマーでも、細かいところに革命家の意気込みのようなものを感じさせて、いいなって思っていたのに...まぁ、エルマーについては、いくつか不満な部分があったのも事実だけれど...でも、銀橋でトートと並んだところはきれいだったし。

くららちゃん(映美くらら)のサヨナラショーでは、くららちゃんをさりげなくエスコートする姿に、包み込むような温かさを感じて、これからますます「包容力のある男役さん」に成長していくのかな...と楽しみに思っていたのに...

これからもずっと応援していくつもりでいたのに....

この間のバウの千秋楽で、長い長い挨拶をしていたけれど、あのときにはもう心に決めていたのかな。だからあんなに、感極まったように見受けられたのかしら...

思えば思うほど、惜しいと思います。さららん...どうして?

さえちゃんはテレビでもキレイ♪

8/10(水)
会社の飲み会で帰りが遅かったのだけれど、留守録しておいた『クイズ・ヘキサゴン』がどうしても気になって、見てしまいました。今日はさえちゃん(彩輝直)が出演していたのです。昨夜の『旅の香り時の遊び』に続いて、2夜連続のテレビ出演です。

クイズ・ヘキサゴン』は、前にリカさん(紫吹淳)が出演した回からルールが変わって、18人の出演者が予選テストの結果にしたがって3チームに分かれ、クイズ合戦のようなものをするのです。予選の結果はさえちゃんは18人中12番。40点満点?の19点で、同点の人が3人いたらしい。
18人の中には、ミュージカル『プロデューサーズ』で共演するV6の人たちとかもいて、さえちゃんも緊張する様子もなくてすごく和んだ雰囲気を感じました。
それにしても、さえちゃんはキレイです。これからの活躍に、ますます期待です。

今度こそ。終わってしまった...

8/9(火)
前夜の焼肉のせいではないと思うけれど、通勤中のバスの中で激しい腹痛に見舞われ、最寄り駅のマクドでしばらく様子を見ていたのだけれど、治る気配がないので、いったん自宅に戻りました。1時間ほど横になって目覚めると、ちょうどスカイステージで花組博多座公演『Cocktail!』をやっていて、「すみれ色のカクテル」の、春野さん(春野寿美礼)とみどりちゃん(大鳥れい)のデュエットシーンを映していました。春野さんのトップ・プレお披露目の博多座公演。まだ初々しくて弟のような春野さんを、お姉さんのように温かく見つめ返すみどりちゃんの眼差しがとても印象的でした。

午後から会社に行き、けれど、夕方は少し早めに仕事は切り上げてしまいました。なぜなら、今日は、星組公演を観に行くのです。先週My楽だと思っていたのだけれど、その後で、お友達にたーさまがチケットを1枚譲ってくださることになったのです。

久しぶりに平日夜の部の観劇。久しぶりの上り新幹線。のぞみスーパーエキスプレスは夢の国へと続くドリームエキスプレスです。なんて...(照)

たーさまとは劇場前で待ち合わせ。会社を早めに出てしまったので、劇場にも早めに着いてしまいました。たーさまはいつものように開演5分前に到着。『すみれの花咲く頃』のチャイムを聞きながら、ふたりで4階の客席まで駆け上がっていくと、ちょうど係りのお姉さんが、客席の入り口の扉を閉めているところでした。アブナイ、アブナイ。
今日の席は2階席の前から2列め。下手ブロック。花道と銀橋を間近に見下ろせる、いい席です。

『長崎しぐれ坂』も。前回、伊佐次と卯之助の関係が、私の中でなんとなくすっきりと納得できたので、今日はいつもより穏やかな気持ちで観ました。轟さん(轟悠)とわたさん(湖月わたる)の間も、お芝居が馴染んで、こなれてきて、最初に見た頃よりも自然で受け入れやすくなっているのかもしれません。

伊佐次の兄ぃはいたずら心があって少年っぽさの抜けない、愛嬌のある兄貴分なのですね。きっと。軽々と相手の懐に飛び込んでいける奴。だから、若い者からは慕われ、年長者からはかわいがられているのでしょう

いっぽう卯之助は、不器用だけれども、じつは懐の深い、大きな男だったのですね。たぶん。何もかも、自分のなかに受け入れる。だから、伊佐次のことも、自分が追っていると見せて、かばっている。おしまちゃんのことも...堺の大店の旦那に告げ口をしたことも、伊佐次とおしまちゃんを守るために、どうしても二人を別れさせないといけないと思ってのことで、今の二人に言っても聴く耳を持たないだろうから、やむなく告げ口という形になったのですね。だけど、謝礼?をもらっちゃったのは、ちょっと計算外だったのでしょうけど。
伊佐次のことまで話すのは、なんだかひどい、男らしくないって気がしていたのだけれど。でもそれも、堺の大店の旦那の嫉妬心をあおって長崎を離れさせるための作戦と考えると納得もいきます。おしまちゃんの怒りもすべて腹の中に飲み込んで。そこまで伊佐次のことを思っていたのだな...

でも、こんな3人の関係...伊佐次と卯之助、伊佐次とおしまちゃんの深いつながりを示すエピソードのようなものが、プロローグの神田祭り以外に何も織り込まれていないような気がするのが、なんだか不満。神田祭のエピソードにしても、足の悪い卯之助を伊佐次とおしまちゃんでかばっていたっていう、それだけ。まぁ、卯之助の場合には、最後の最後に伊佐次との関係、伊佐次への思いを語っているけれども...そういう場面が織り込まれなくても、たとえば、2人だけの共通の思い出が語りあうシーンがあったりすれば、ただの幼馴染以上のつながりが感じられる。ていうか、2人だけの共通の秘密を持つことは、2人が特別な関係になるための鉄則だと思うし...現実の恋愛でもね。祭りの神輿を追いかけて「こんなことがあったよね」「あんなことをしたね」みたいな話があれば...「○○町から××町...」って言い合うだけでは物足りない。「○○さまのお屋敷!」って2人で声を合わせたからには、そこに何かがあったのだろうけれど、でも、それだけ。そこどまり。おしまちゃんに会って江戸の匂いを思い出したっていうけれど、おしまちゃんのどこに、江戸の匂いを感じたのだろう...?

伊佐次と無宿者たちの間も同じ。なにか、兄ぃとらしゃや若いもんたちとの心のつながりを表すエピソードが、多少でも誰かの口から語られていれば、受け止め方も違ったと思う。伊佐次のらしゃへの思いだけは、少し語られていたけれど。

最後の港の場面。桟橋の先に伊佐次を追い詰めた卯之助の、袂の下から用意した舟を指差す左手に、今日はじめて気づきました。今まで気づかなかった...だから、最初にこの場面を見たときに、卯之助の真意がわからなくて、伊佐次の気持ちもわからなくて、不安だったのですね。指差す伊佐次の姿は、格好よかったな...この芝居の中では、この場面のわたさんがいちばん格好いい...ていうか、ここぐらいしか格好いい場面がなかったな...トップさんなのに、ちょっと気の毒。

最後のこの場面も含めて、お芝居はやっぱり今日がいちばんよかったな。浸りきることができました。

これまで4回の観劇を通じて、プロローグのまいまい(仙堂花歩)の「ながさきながさき」って歌はよかったな。明るく伸びやかな歌声がいいな。聞くたび、いいなって思っていました。精霊流しの歌は対象的に、情念のこもった歌声。哀愁を帯びて、涙を誘う...
まいまいの歌は、女性らしい情感と豊かな表現力を感じさせて、私は好きでした。これでほんとうに最後なんだと思うと...やっぱり涙がにじみました。寂しいな。惜しいな。
でも、最後にまいまいの歌をふんだんに聴けたのはよかったな...と思う反面、お芝居も見てみたかったなって思いもちらっと...

ショー『ソウル・オブ・シバ』は、オーキッド、とうこちゃん(安蘭けい)の世界に浸りきりました。
プロデュースでは凄腕だけど、恋には不器用な、オーキッド。シンプルな黒いタキシードがこんなに似合う人も、タップがこんなに上手な人も、他にはいないと思う。ナイトクラブの隅のテーブルで、レディ・ダイスの様子を伺いながら、やきもき、そわそわしている様子も、なんとも悩ましい...
『ジェラシー』...それをジェラシーと呼ぼう...熱唱する姿を間近に見下ろして。せつなさに浸りきっていました。まいまいの陰ソロも、行き場のない熱い思いが切なさを増す...やっぱりまいまいがいなくなってしまうのは惜しいな...

ダンちゃん(壇れい)にコートを着せ掛けて。大階段を上っていくダンちゃんの後ろ姿を見つめるわたさん。二人の後姿をかわるがわる見つめて...ダンちゃんとわたさんは、いい雰囲気を持つ二人だったな...としみじみ感じました。星組娘役トップとしてのダンちゃんを見つめることができて、よかったな...と思いました。いま、ダンちゃんを見つめる私たちの気持ちは、舞台の上でダンちゃんの後ろ姿を見つめているわたさんの心とシンクロしているような気がしました...僭越だけど。

そして。公演は終了しました...今度こそ、終わってしまいました...
いろんなことがあって、いろんなことを感じた公演でした。私の中で、今年の熱い夏が終わった...ような気がしているけれど、まだまだ世間の暑さは続くんだなぁ...

やっぱり「素敵」は一朝一夕には...

8/7(日)
母と昼食を食べながら、昨日スカイステージで録画した『レインボウカフェ』を見ました。今回はガイチさん(初風緑)の回タニ(大和悠河)と花瀬みずかちゃんの回。ガイチさんはとても愛らしくて。この番組は1000days劇場の『黒い瞳』の公演中に収録・放映されたものだけれど、舞台の上のイメージとまったく違っていて、当時知らないで番組を見た人はきっとすごくビックリしたんじゃないかな?と思いました。今の私たちは、今の楽しくて素敵なガイチおネエさまをスカイステージでよく知っているから、あんまり驚かないけど。でも、いろんなことに好奇心いっぱいでお話の上手ないまのガイチさんの面影は、この頃からあったのだなぁ...って。すごくよくわかりました。「素敵」は一朝一夕には出来上がらないものだ...

もう一つ印象的だったのは、タニ...ファンの方には申し訳ないのだけれど、タニちゃんて、ミズさん(水夏希)と一緒で、「タニ」って呼び捨てにしたい雰囲気があるのですね。私にとっては。「タニ」「ミズ」って。なんでかな...? なので、こう呼んでしまう。タニちゃん、それにタニちゃんファンの方には、ほんとに申し訳ないのだけれど...
で。話をもとにもどして、タニが、たぶんまだ研5ぐらいだと思うのだけれど、すごく落ち着いていて、受け答えもシッカリしていて、驚いたのでした。少し前にまりこさん(麻路さき)やズンコちゃん(姿月あさと)のインタビュー映像を見て、スケールの大きさに驚いたのだけれど、それに匹敵するぐらい。それに、トークの間中、背筋が伸びていて視線が泳がないのが、すごい!と思いました。スターの片鱗がここに...という感じがしました。

夜。宝塚アカデミアの少し古い号を見ていたら、上念省三さんのコラムにたーたん(香寿たつき)がとりあげられているのに気づきました。前も気づいていたのに、忘れてたのかな...いつもながら、上念さんのスターさんに向ける温かな眼差しに、感じ入りました。

素敵な娘役さんでした♪

8/6(土)地震後の部屋
ここ2~3ヶ月ぐらいの間にスカイステージを録画したビデオが、ラベルもつけないでテレビの周りに放置してあったので、ネームランドでラベルを作りながらビデオの整理をしました。先日の地震の後、東京宝塚劇場から帰宅したとき、部屋に散乱したビデオの数には自分でも大きな衝撃だったので、少しビデオ録画を控えようかな...と思ったのだけれど、やっぱり、気になる番組があると録画して、それはやっぱりなかなか消す気になれないので、ビデオは増える一方です。困った...

ビデオの整理をしながらスカイステージをつけると『華麗なる卒業生』の再放送をやっていて、若葉ひろみさんが出ていました。『琥珀色の雨にぬれて』の初演でシャロンをされた方です。すごく女らしくて素敵な娘役さん...って思ってたら、男役からの転向ときいてびっくり。遥くららさんといい、先日出てた鮎ゆうきさんといい、素敵な娘役さんには元男役の人が多いのかなぁ...と思って。ほんとに意外。
『ジュテーム』というショーの中の「デイジー」という場面は、宙組『シトラスの風』でハナちゃん(花總まり)が演ったし、ベルリン公演でもまっひー(紺野まひる)が演ったりしていて、かわいらしくて、私の好きなショー・ナンバー...っていうのかな?...のひとつなのだけれど、初演の若葉さんは、とってもかわいかったみたい。私の見ているテレビは14インチで小さくて、さらに右下の小さな画面に映っていたので、あんまりはっきり見えなかったのが残念だけれど。これは、ただかわいいダンスなのではなくて、怪力の女の子が恋をしてしまって、毎日デイジーを片っ端から引っこ抜いては恋占いをするので、デイジーたちが怒って仕返しに来る、という物語なのだそうです。だから、黄色いドレスのデイジーたちは、柄の大きな男役さんばっかりなのだそうです。出演する男役さんたちが「こんなにかわいい衣装は初めて~」って言いながら演じてたっていうお話は、なんだかその楽しげな情景が目に浮かぶ気がしました。
同じ『ジュテーム』の中なのかしら?「初恋」という場面は、なんだかロマンチックで素敵でした。この場面も、雪組のまーちゃん(舞風りら)か誰かで再演してほしいなって思いました。
でも、若葉ひろみさんって、『狸御殿』シリーズでは気風のいい姉御風の役柄が多い気がするのだけれど、インタビューに答えている様子もサッパリしていて、それも意外なような、やっぱりっていうような...でも、とっても素敵な女性でした。

観劇前にみておけば...

8/3(水)
会社から帰宅すると『歌劇』が届いていました。今月の表紙は春野さん(春野寿美礼)。裏表紙はVISAの広告だから、今月号は裏も表も春野さんの写真です。そういえば、裏表紙のワインの連載広告は終わったのかしら...?

夕食を食べながらスカイステージで放映された「舞台夢紀行スペシャル『長崎しぐれ坂』」を見ました。星組公演『長崎しぐれ坂』にちなんで、長崎の各地を、ワタルさん(湖月わたる)がナビゲートする旅番組です。この番組とタイアップ?でツアーが組まれていて、ツアーのメイン・イベントがハウステンボスでのわたるさんのトークショー。そのトークショーの模様が、番組のところどころに織り込まれています。
『長崎しぐれ坂』には、長崎の風物がたっぷり盛り込まれているのだけれど、長崎をよく知らないからよくわからないところがあったのですが、この番組を見て、少なくとも、唐人屋敷って何か?とか、しいちゃん(立樹遥)演じるタテオカさんの手入れのときに伊佐次たちが隠れていたのは関羽像の裏だった、とか。物語周辺の情景を知る助けになったような気がしました。観劇前に見ておけばよかったな...と、少し後悔しました。

もう少し見つめていたい...

8/2(火)
3度めの星組観劇。My楽。最近観劇が立て込んで、母が小言をいうので、今日は平日だけど、母に内緒で会社を休んで昼の部を観劇です。ついこないだ花my楽だった気がするけれど...(苦笑)

今日も少し早めに出て劇場付近でお昼を食べようと思っていたのだけれど、暑くて家を出るのが億劫で、結局ギリギリの時間になってしまったのでした。ところが、横浜駅に着いたら横須賀線の人身事故の影響で上り電車が来ません...しまった!遅刻だわ...けど、第一幕は『しぐれ坂』だし。気にしません。それより日傘をどこかに忘れないようにしなくっちゃ...

駅でのんびり電車を待っていたときに、気づいたのでした。
「そうだ!トウコちゃんの歌がある!!」

そこで慌てて電車を乗り換えて、なんとか20分程度の遅れで劇場に到着。客席の案内係のお姉さんに導かれて客席につきました。係りのお姉さんは皆、今日のように遅れて客席に入るとき、とても丁寧で親切で、ほんとにありがたいです。
今日の席はB席センターブロック。2階の最後列です。暗い中、通路の階段を上っていくと、明るい舞台がはるか後方、下の方に見えて、やっぱりすごく高い。最上段まで上り詰めると、さらに上段の立見席に結構おおぜい観客が並んでいました。びっくり。
自分の席に着くと、ちょうどプロローグが終わって館岡サンたちが登場したところ。あらためてプロローグの長さを感じました...
らしゃのとうこちゃん(安蘭けい)は、客席最上段から見てもやっぱりきれい。「なんなん長崎しぐれ坂」の歌は、切ない...とうこちゃんならではの、哀愁を帯びた歌声に、胸が締め付けられる思いがします。

けど、せっかくしんみりと切なさに浸っているところに現れる、無宿者三人衆は...ちょっと不快。そういう役なんだっていうのはわかるんだけど、でも、スターさんたちがだらしない格好で、汚い言葉を口にするのには、やっぱりすごい違和感と不快感がある。無宿者たちが、おしまちゃんのことを「伊佐次の女」のリカに言うセリフには、いつも耳を覆いたくなるぐらいイヤ~な気分になります。いくら芝居の中で男の人に扮しているとはいえ、妙齢の女性が「しゃぶりつきたいぐらいのいい女」みたいなセリフを言わされているなんて...ほんとうに悲しくなってしまいます。
無宿者たちも、じつは温かい心の通った人たちなんだっていうエピソードとか、あとで名誉挽回する?ような場面が出てくればいいのだけれど、この人たちは最後までゴロツキのまんまだし...

リカって役は、おしまちゃんの次に出番の多い役だし、主人公の伊佐次に絡む役だから、スター候補の娘役さんに回してあげればいいのにな...とは思うものの、ゆずみん(万里柚美)のお芝居はとてもいいなって思います。伊佐次を信じてかばったり、嫉妬したり。揺れ動く女ごころ、みたいな感じ。情にまっすぐな人なんだっていうのがすごく伝わる。せつない...こういう役は、やっぱりゆずみんぐらいのキャリアがないと難しいのかな...

伊佐次の部屋での卯之助との今日のやり取りは、へびのおもちゃを受け取った伊佐次が、それを床に落として、足で蹴飛ばしたりしているのを、卯之助が「やめろよ。かわいそうだろ」って言う...足で蹴飛ばすのはよろしくありませんね。ものは大切にしないと(笑)
けどこのやり取りを見ているうちに、ふと、思いました。伊佐次って、なんていうか、ゆったり度量の大っきな親分て思っていたのだけれど、じつはそうではなくて、周りにちょこまかとすぐにちょっかいをいれたがる、落ち着きのない奴で。なんともかわいげのある奴で、なんだけど、喧嘩に強くて、情に厚い、そんな奴なんじゃないかな。で。むしろゆったりと度量が大きいのは卯之助なじゃないかな...と。ぼらにだまされて囲いの外に飛び出してしまうような、あぶなっかしい、らしゃ...ひらがなの名前は、書くのにすごい気を遣ってしまう...は、伊佐次にとっては若い頃の自分を見るようでかわいくて、ほうっておけないんじゃないかな。
実際、轟さん(轟悠)は、そういうかわいげのある役のほうが似合う気がするし、わたるさん(湖月わたる)は懐が深くて相手を受けるお芝居をする人だから。そのほうがこの二人の場合もすわりがいいはず。
轟さんの芝居を受けるわたるさんって思ってあらためて見ると、今日の伊佐次と卯之助は、いい雰囲気。自分の見方が変わったせいもあるけれど、最初に見た頃よりも、芝居が深くなったように思われます。

なんて、考えているうちに、強烈な睡魔が襲ってきて...らしゃが死んだ後は精霊流しまで爆睡してしまいました(赤面)...でも、私の隣の席のコのほうが、先に舟をこいでいたんです...

精霊流しの場面は、上から見おろしてみても、やっぱりキレイ。まいまい(仙堂花歩)の歌に、立ち見席から拍手があがっていました。場面の終わりは、ミエコ先生(松本悠里)がセリ下がるのでなく、精霊舟とともに下手に掃けて行ったのが意外に感じられました。

ラストシーンも、今日はこれまで以上に深くじっくりと見ました。わたるさんの懐の深さみたいなものが感じられて、いいなって思いました。ちょっとシンミリ。

『ソウル・オブ・シバ』のプロローグは、なんだか妖精のダンスのようでワクワクします。ここは、たーたん(香寿たつき)のダンスで見てみたかったな...って、ふと、思いました。もちろん、わたるさんが悪いというわけではないんだけど、ふっとそんな気がしました。

裏町の、靴磨きのレイクたちのダンスの場面はにぎやかで楽しくて大好き。ここは、トウコちゃんのタップが一番見ごたえがあるのだけれど。ウメちゃんのダンスにも目が引きつけられてしまいます。最初に見たときは、衣装もタンクトップに短パンと大胆だし。ウメちゃんみたいだけど、そうかな...?という感じだったけど、やっぱりそうでした。ウメちゃんのスケールの大きなダンスは好きです。私。それに、すずみん(涼紫央)のタップも気になるし、浮浪者風のお衣装の2人も気になる...ここはどこを見ていいかわからなくなってしまいます...けど、やっぱりトウコちゃんを見ているのだけれどね。シンプルな黒いタキシードに白いドレスシャツという格好は、トウコちゃんがいちばん似合っていて華やかで素敵だと思います。

レイクがダンススクールに入ることになって、舞台下手でクツを履き替えて、つなぎのお衣装を脱ぐところは、ほんとに汗だくなのを、5人の女神たちもアタフタしながら手伝っているように見えるところがかわいかったです。ワタさんもかわいかったけど。

ダンス・スクールで、わたるさんととなみちゃんのバックで歌うまいまいの、二人を見つめるやさしい表情と、夢見るような歌声がとても素敵です。『しぐれ坂』の中の、花魁とか精霊流しとかの歌もいいけれども、私はここの場面の歌がいちばん好きかな。

もう一つ、どこを見ていいかわからなくなってしまうのは、ナイトクラブのシーン。ここは、隅のテーブルにいて細かい芝居をしているトウコちゃんも気になるけど、ダイスのパトロンらしきしいちゃん(立樹遥)も気になる。けど、黒タキシードの男役さんたち、一人一人もやっぱり気になる。一人一人が思い思いにキザってるところは、すごくまとまりがないけど、なんだかパワーを感じて、星組らしい雰囲気だなって思います。すごく好き
それに、中央の年増女性...な~んて言葉、女性の私が言ってはいけないと思うのだけれど...グループのテーブルも、すごい気になるし。あ~ほんとにどうしよう...って感じです。

『嫉妬』のシーンは、見るたびに、聞くたびに、いいと思う。なんとも切ない。それに、トウコちゃんの帽子とコート姿がステキ。今回の公演では、この場面のほかに白いコートも来ているけれど、コート姿はどちらも素敵。小柄な人にはコートのようにボリュームのあるお衣装は不利なんだと思うけど、コートさばき...なんて言葉、あるかしら?...が鮮やかなので、全然小ささを感じさせません。着こなしもキマっています。素敵!

フィナーレの。わたるさんとダンちゃん(壇れい)のデュエットダンスは、大人の雰囲気でとってもステキ。落ち着いた色のお衣装もいいし...コートは大人の哀愁の象徴かな...けど、このダンスも、たーたんで見てみたいなって思ってしまったりして。わたるさん、ごめんなさい...
最後に、わたるさんがダンちゃんにコートを着せかけて、肩をそっと押し出す仕草に...ダンちゃん、これでサヨナラなんだってことが思い出されました。わたるさんに肩を押されて、ダンちゃんも夢の向こう側に行ってしまうのだ...と思うと、涙がこぼれました。

私にとって『ソウル・オブ・シバ』の魅力はオーキッドの魅力。どの場面もあっという間に終わってしまって、なんだか食い足りない気分。タップも、ダンちゃんとのダンスも、銀橋でわたるさんとダンちゃんと3人で歌って踊るところも、どこもみんな短すぎる気がしちゃいます。
オーキッドをもう少し見つめていたい...たとえもれなく『しぐれ坂』がついてくるとしても...

明日はMy楽

8/1(月)
今日は少し早い夏休みをとって、朝から予備校で講義を受けました。

帰りにチケぴに寄って明日の午後の星組チケットを受け取りました。これはB席。最初なかなかチケットが手に入らないので、とりあえず1枚だけ購入しておいたものでした。観劇を通じて知り合った方々のおかげでチケットを手に入れることができたので、結局明日の観劇が3回めということになります。人のつながりって大事だな。お友達ってありがたいな。大切にしなくちゃなってつくづく思います。

とはいうものの、先の花組公演は何度見ても何度見てもまた見たいと思ったのだけれど、今度の星組公演は、ワタシ的にはどうも...でも、ショーはもう一度見たいんだな...ささやかな悩みかな...

真ん中で輝くということ

7/31(日)
我が家が檀家になっているお寺の先代の住職が少し前に急に亡くなり、若住職が後を継いでから初めての...我が家にとって...法事がありました。これまで脇で住職のサポートをしていた若住職が、中心になって法事のお経をあげることに。これって、何かに似ている...?

脇でサポートをしていた頃の若住職はシッカリお勤めをしていて「これならいつ跡を継いでも安心だね」なんて、母とも話していたのだけれど、いざ中心の立場になってみると、なんとも心許なくて、不安。同じようにシッカリお勤めをしているのだけれども「やっぱり場数の問題かしらね...」と、帰り道々母と話をしていました。

真ん中に立つってことは、自分ですべて責任を引き受けなければならないし、自分に自信も持たないといけない。皆からの注目に気合負けしないぐらい、気持ちが強くなければならないし。そう思うと、中心である人とそのちょっと脇の人の間には、すごく大きな違いがあると思う。でも、中心になる人は、その違い...段差を乗り越えていかなければならないのだな...

タカラヅカでも、二番手さんの頃は大きく見えて輝いていたのに、トップさんになった途端になんだか小さく見えてしまう人って少なくないと思うのだけれど、それはやっぱり、その段差がとっても大きくて、最初はその段差がなかなか越えられないからなのかな...と、思います。でも、トップになる人たちは皆、その段差を乗り越えて、さらに大きく輝いていくのですね。

トップスターになるような人は、やっぱりその段差を乗り越えていけるだけの大きさを持っているからこそ、その立場になれるのかしら?
それとも、その立場になることが、その大きさを育てるのかしら?
でも、いずれにしても、やっぱり真ん中に立つということは、たいへんなことで、だからこそ輝きも大きいのだな...と思いました。

...法事だというのに、こんなことを考えていた私って...いつかバチがあたるかも...

3代続くタカラジェンヌのDNA

7/30(土)
「目に星 歯に星 眉間にシワ」というのは真琴つばさの言葉。男役の美学。
スカイステージで春野さん(春野寿美礼)のディナーショー『Es』を見ていて、ふと、思い出しました。アップになった春野さんの眉間にうっすらと浮かぶタテジワ...春野さんの美しさと清々しさ?に、目を奪われて思わず目を奪われてしまいました。
このディナーショーは、春野さんのお披露目の『エリザベート』の大劇場公演と東京公演の間に行われたもの。ちょうどクリスマスの頃だったようです。『エリザベート』は私が初めて宝塚大劇場に足を踏み入れて、初めてナマの宝塚歌劇を...ナマの春野さんを見た、思い出の公演です。画面に映る春野さんの姿を見ていると、そのときの衝撃と感激が蘇る気がします。
春野さんが花組トップになった2002年は、春野さんにとっては激動の年。MCで春野さんは「私にとって忘れられない1年になりました」と振り返っていたけれど、私にとっても2002年は忘れられない年でした...

その後、少し前に録画しておいた『舞台に懸ける』の瀧川末子の回を見ました。瀧川末子さんはお祖母様・お母様と続くタカラジェンヌの3代目。母・娘と2代続くジェンヌさんは結構いるのだけれど、3代続くのは瀧川さんだけ。宝塚の生徒の芸名は、肉親に限って、同じ芸名を使うことを許されているらしいのだけれど、瀧川さんはお祖母様、お母様と字も同じ。まったく同じ芸名です。最初、瀧川さんの芸名をみたときは、今どきクラシックな芸名の人だなあ...と思ったものでした。名前に子がつく芸名なんて、とっさには思い浮かばないし...そもそも私が最初に瀧川さんに注目したのは『なみだ橋えがお橋』という日本物の舞台だったので、なおさらその、なんというか古典的な名前が気になったのでした。けど、お祖母様から受け継いだ芸名って知って、納得する一方、とても驚きました。3代目とは...
インタビューの中で、瀧川さんが宝塚を志すにあたって、お母様は賛成されたそうです。「つらいこともあったけれど、いいこともたくさんあったから...」と。自分の生きてきた道を、誇りを持って自分の娘に薦めることができるなんて、素敵なことだな...
音楽学校に入学し、すみれ売りで初めて緑の袴を身につけたとき...その緑の袴を音楽学校の制服にと決めたのは、瀧川さんのお祖母さまたちだったそうです...はじめて宝塚の一員になれた気がして感激したということ。
けど、その頃お母様はすでに病床にいらして、瀧川さんは緑の袴姿のまま新幹線に乗ってお母様の病室へ駆けつけたのだそうです。「緑の袴姿を見せられたのは親孝行だったかと...」と語るのを聞いて、衝撃を受けました...適切な表現ではないかもしれないけれど、ほかに適当な言葉が浮かばないので...こんな、映画のような、小説のようなことが、現実にあるなんて...
『なみだ橋~』以来、瀧川さんの舞台を見ると、舞台に対する熱意とか愛情とかいったものを感じる気がして、好感を持って見てきました。こないだの梅田芸術劇場でも、同じように思いました。
その、舞台への熱意とか愛情の基盤には、脈々と連なる宝塚歌劇の伝統もさることながら、3代続くタカラジェンヌのDNAがあるのかしら...と、思いました。

やっぱり黒燕尾は宝塚の醍醐味

7/29(金)
今日のスカイステージのアンコールアワーは『こだわりアラカルト~黒燕尾(1)』。
以前『黒燕尾(2)』が、やはりアンコールアワーで放映されて、それは録画しておいて今も時々見ています。(2)ということは(1)があるはずで、それもぜひ見てみたいな...と思っていたら、今日放映されたので、留守録しておいて、帰宅してから早速見てみました。

『こだわりアラカルト』は毎月ひとつのテーマについて、視聴者からのリクエストのあるシーンをつないで作られている番組だけれど、『黒燕尾(1)』は、その第1回の放送分なのでした。やはり宝塚といえば黒燕尾、というのがここにもあらわれているわけですね。
『こだわりアラカルト』は今は1時間番組なのだけれど、最初の頃は30分番組だったのですね。前にスカイステージのHPで、リクエストが手紙やFAXやメールでたくさん寄せられる、というその「膨大な量」の写真を見たことがあるけれど、その「膨大な量」のリクエストに応えるためには、30分ではとても足りない、というわけなのですね。きっと。

さて。『黒燕尾(1)』。胸を躍らせながらビデオデッキのスタートボタンを押すと...なんと最初に出てきたのは星組! たーたん(香寿たつき)!! 心の準備がなかったので、すごい驚いてしまいました。けど、感激。大階段の真ん中で、すずみん(涼紫央)やゆうくん(真飛聖)を従えて...素敵♪

マミさん(真琴つばさ)やみきちゃん(真矢みき)、なつめさん(大浦みずき)などなど。黒燕尾でキメたスターさんが次々と登場して、ただただタメイキ...でした。黒燕尾の着こなしやキメのポーズはそれぞれ皆、ビミョウに違うのだけれど、素敵なことはおんなじ。

やっぱり。黒燕尾は宝塚の醍醐味...宝塚は黒燕尾に始まって黒燕尾に終る...って。何度見てもそう思ってしまいます。

わかってくれよぉ...

7/28(火)
会社の帰りにお友達のカブちゃんと待ち合わせをしました。カブちゃんに次の週末の星組チケットを譲ることになっていたので、チケット受け渡しのついでに、つばめグリルで1時間だけ、1杯だけビールを飲んで、おしゃべり。

カブちゃんは、今年の初めの宙組公演のときに、私が一緒に観劇する相手がなくて声をかけたときに初めてタカラヅカに触れて以来...ていうか、その前から興味はあったらしいけれど...宝塚歌劇に興味シンシンといった感じなのです。

前に樹里ぴょん(樹里咲穂)が外部出演した『SHOCK』を観てからずっと樹里ぴょんに興味があったというので、花組も一緒に観に行ったのだけれど。それ以来、ほぼ一月ぶりぐらいに会ったのでした。

カブちゃんは、インターネットで宝塚歌劇のページをたくさん読んでいるみたいで、いろんなスターさんのいろんな話題をかき集めてきていました。
「○○ってどんな人?」「○○って、××なんでしょ?」って感じ。
でも、なんだかいわゆるゴシップ系の話題が多くて、スターさんの顔とか出演している舞台とか作品とかを全然知らないので、ちょっと困ったものだな...と思いました。
私としては、できる限りお芝居やダンスや歌の話で「こんな役をやってて、こんなイメージのコだよ」とかって話をするのだけれど、カブちゃんはどうしても劇場外の話になってしまって...

宝塚歌劇って、女性だけの劇団で、音楽学校の卒業生だけで構成されていて、上下のけじめが厳しくて、しかもフツーの人にはあまり情報が流れてこない...っていうので、なんか特殊なイメージを持ってしまう人が多いのは事実だと思うの。それに、トップスターといわれる人たちは、元・星組トップスターのたーたん(香寿たつき)いわく「ひとつまみ」の人々で、そこに上り詰めるまではやっぱりたいへんな努力と気苦労があると思う。人間関係も難しいと思う...けど、それは一般の会社でも似たようなものとは思うけど...そして、ファンは皆、それぞれに熱い思いを抱いているし。だから、いろんなうわさが次々と出ては消え、出ては消え、するのも、ある程度いたしかたないと思う...消えないうわさもあるけど(苦笑)
で。今はブログとかでいろんな話題やうわさにアクセスできたりもするのだけれど、公式の情報っていうのかな。そういうものには意外とアクセスしづらかったりもするし。
それに、なんていうか下世話なうわさ話のほうが好きな人も少なからず存在するのも事実。

だけど、やっぱり。ちゃんと舞台を見て、作品を見て、スターさんの活躍を見て、そこから話を始めてほしいなって思うんです。○○ちゃんはどの子で、何組で、どんな作品に出て、どうだったかっていうのを全然知らないうちに、○○ちゃんのうわさ話ばっかり詳しくなっちゃって、っていうのは。本末転倒でよろしくないと思う。

カブちゃんが話してくれたいろんな話題に「そんなことないよ。今度○組の舞台を観てみて」とか「会社と同じでいろんなことがあるからね」とか。「肩書きとかネームバリューじゃなくて、舞台の姿を見て、自分の目で判断してね」って話していたのだけれど...わかってくれよ、カブちゃん!

むずかしい問題

7/27(水)
日記に書こうか書くまいか、すごく悩んだのだけれど、今年の今日の私にとってやっぱり大きな関心事っていうか話題だったので、書くことにしました。

参考書を買いに本屋に行ったら『宝塚おっかけマップ』の新しい版が棚に並んでいました。
内容の真偽はともかく、他人のプライバシーを無断で掲載したものを出版して利益を上げるのって、よくないことなんじゃないかな...と思いました。

でも。ファンにはすごい興味のある情報なのも事実だと思うし、そういう人たちが買ってしまうから、改訂版が出てしまうのかな。やっぱり需要があるから供給されるのだし...こういう問題って、どう考えたらいいのかな。難しいな...って思いました。

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