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わたるさんがNHKに出演!?

10/14(金)
ここ数日仕事が忙しかったので、しばらくブログのチェックをしていなかっのだけれど、ようやくひと段落ついたので、久しぶりにRSSに目を通してみました...日本語、間違えてないかな?

したら、スナッチャーさんのブログに「★HNK「生活ほっと」・・湖月わたる&白羽ゆり出演・・見たよ~」というタイトルを発見。早速読みにいってみました。

生活ほっとモーニングというのは、NHKで毎朝やってる、いわゆる奥さん番組ですね。他局のワイドショーと比べると、なんだかとっても健全な番組という印象があるのですが。スナッチャーさんのレポートによれば、ワタさん(湖月わたる)ととなみちゃん(白羽ゆり)は、ずいぶんシッカリ出演されていたようです...あぁ。今日は私、寝坊をしたので朝8時35分の放送開始の時刻にはまだ家にいたわ...テレ朝『スーパーモーニング』なんかで楽天の三木谷社長なんて見ている場合ではなかったわ...失敗。

でも。スナッチャーさんのブログから、番組ホームページを辿っていったら、今日の放映内容が書かれていました。フェルゼン編の主要登場人物の相関図とか、過去のベルばら作品の主演スターたちの一覧とかが、きれいな画像にまとめられていて、これを見れただけでもなんだかトクした気分。

スナッチャーさんのブログによれば、植田元理事長がとなみちゃんに対して「湖月わたるの相手役になる為に生まれた」と語っていたとのこと。私も、ワタさんととなみちゃんの並びは美しいと思う。今日は植田センセイと私、意見が合っています...(苦笑)
となみちゃんのトップ就任以来、ワタさんがとなみちゃんを見つめる、かわいくてたまらないといった眼差し、となみちゃんのワタさんに頼って安心している表情、そんな二人の様子を折に触れて見るにつけ。とってもシアワセな気分に浸っているのです。となみちゃんの相手役さんがワタさんで、ほんとうに良かったと思う。となみちゃんシアワセだなって思います。

スナッチャーさんの

・・・・それにしても、ベルばら初演時は専ら「オスカル」など男役さんのカッコ良さに目が行ってしまったスナ♪ですけど、最近は、すっかり娘役さんの「健気さ」に“ほっこり”するのだ~~
という感想にも...同感です...
そういう意味では、まあちゃん(舞風りら)のロザリーにも、とっても期待してます。

ちょっと不健全な気もするけれど...

10/13(木)
期初のこの時期。PowerPointをつかってプレゼン用の資料を作る、急な頼まれ仕事が多い。ほんの一言二言の言葉から、言いたいことを推測して、データを集めて、資料をまとめる仕事。しかも、期限ギリギリに頼まれることばかり。面倒くさいお仕事を手伝ってあげて「そのうちまとめてお礼するから...」とか言われても、ほんとにお礼してもらえることなんてないし...こんなとき、オトコのコたちは嫌いだって思う...

って思いながら、夜遅く疲れて帰ってスカステをつけたら、ゆーひさん(大空祐飛)のディナーショーをやっていました。ゆーひさんのふとした瞬間の表情や物腰がオトコマエで格好良くて、包容力を感じさせて...ステキって惚れ惚れと見つめてしまいました...

現実のオトコのコたちに接しているうちに溜まってしまったストレスを、タカラヅカの男役さんで解消する...ちょっと不健全な気もするけれど...(苦笑)

新専科導入の頃

10/12(水)
たまたま、新専科導入の頃のスポニチの記事を見つけました。新専科発足と同時に、トウコちゃん(安蘭けい)の星組への異動もあったわけだけれど、その頃の劇団内外の混乱振りが伺える内容で...

組み替えを何度も経験しているスターのなかには「またですか」と思わずため息をも らしたり、詳しい説明を求めたスターもいたという。
やっぱり...突然新しいシステムになって、その中に組み込まれていくスターさんたちは、やっぱり、心中穏やかならないものがあったのだろうな...でも。
当事者の1人に話を聞いたが「どうなるかは分からないけれど、とにかくこれからも よろしくお願いします」と思いのほか明るい表情だった。
とあるのは、ちょっと救われるかも。

樹里ぴょん(樹里咲穂)、ガイチさん(初風緑)の相次ぐ退団で「新専科」と呼ばれたスターさんたちが存在しなくなってしまった今。長い宝塚歌劇の歴史のなかで「あんなことがあったね...」なんて思い出話になっていくのかしら...って思うと、なんとも感慨深いものがありました。

疲れたココロにタカラヅカ

10/10(月)
今日は予備校で補習。昼すぎから夜まで、6時間あまり。

帰宅後、花組『ザ・フラッシュ』続けて『こだわりアラカルト~プロローグ~』を見ました...見てしまいました。
明日は会社だし、帰りは予備校で遅くなるというのに。今日は早く寝たほうがいいのに。
でも、疲れているとなおさら見たくなってしまうのです。やっぱり。疲れているココロに宝塚は潤いをもたらしてくれると思います。

『ザ・フラッシュ』には、まだ下級生の頃のたーたん(香寿たつき)が、リカちゃん(紫吹淳)とともに、ナツメさん(大浦みずき)の両脇に映っていて、それがすごいかわいかった...

今日はトークの日...

10/9(日)
今日はトークの日。トウコちゃん(安蘭けい)の誕生日。いかにも天秤座らしい才気煥発なひとだなぁ...といつも思います。

だからというわけではないけれど、今日は一日中、トウコちゃんの映像ばかりをみていました。
『NOW ON STAGE』の『龍星』の座談会などは、朝と夕方と2回も見てしまいました。というのは、少し前にCS2のチューナーを交換したのだけれど、新しいチューナーが届いた日に見たい番組があったので、旧いB-CASカードを差して使っていて、それきり、今日まで新しいカードと交換しないでいたのでした。でも、そろそろ新しいカードに替えないといけないかな...と思い、B-CASとスカパーのサービスセンターに電話したら、登録するまでの間、スカイステージを受信できないというのです。仕方ないので、ディスクに録画しておいた番組を見ることにしたのだけれど、今日は『龍星』のステージインフォメーションと『NOW ON STAGE』ぐらいしか録画していなかったので、『NOW ON STAGE』ばかり見てしまっていたのでした。

座談会ではいつも、トウコちゃんは出席者に「何か失敗談ない?」って聞いているのだけれど、やっぱり今回もウメちゃん(陽月華)に「失敗は?」と振っていました。ウメちゃんは「私の日記帳の中だけに...」と答えていたけれど、その日記の中身は何かしら...ね?
でも、トウコちゃんとウメちゃんて、結構いい組み合わせなんじゃないかなって思うのだけれど...

番組の中では、演出の児玉明子センセイの談話もありました。「安蘭さんはもう慣れていらっしゃるので...云々」と、敬語で語っていて。昨日『タカラヅカニュース総集編』で見たトウコちゃんの舞台挨拶と妙に呼応していて、なんだかおかしかった。コダマセンセイ。頑張れ!(笑)

午後。録画していた番組が終わって、スカイステージ番組受信モードに戻ったとき、ちょうどタニ(大和悠河)とキムちゃん(音月桂)の対談を放映していて。タニがすごいキレイでクールで格好いいので、ドキっとしてしまいました。いい男役さんだなぁ...って惚れ惚れしてしまいました。

夕方。母のために『TCAスペシャル2002-LOVE-』のビデオをかけてあげました。母は、いくら教えても、自分でビデオをつけることができないのです....最近漸く、ビデオがおわったらテレビに戻ることを覚えたぐらいで....
『TCAスペシャル2002-LOVE-』は、たーたん(香寿たつき)の最後のTCA。たーたんはほんとうにキレイだな....と見とれてしまいました。

やっぱり只者ではない...

10/8(土)
『タカラヅカニュース総集編』で、星組ドラマシティ公演『龍星』の初日の様子をやっていました。

『龍星』...どんなストーリーなのかな...中国の皇帝やお妃のお衣装は華やかで、舞台はなかなかキレイそうだけれど...

トウコちゃん(安蘭けい)の舞台挨拶では
「最初、台本を読んだときには、話がよくわからなくて...」
と、観客の爆笑をさらっていました。脚本・演出の児玉明子センセイの前評判を踏まえての言葉でしょうか...? けど、トウコちゃんならでは、というか、トウコちゃんの立場でなければいえない言葉だなぁ...と思いました。

でも、その後に続けて。
「何度か読むうちに、だんだんわかってきて、いい話だと思うようになってきました。皆さんも、この舞台のよさがわかるまで、何度でも足をお運びください」
と...... 上手いなぁ...うまくまとめるなぁ...と感心してしまいました。

やっぱり、安蘭けい。只者ではない...

玉三郎のお富、仁左衛門の与三郎

10/7(金)
スカパーの『歌舞伎チャンネル』で、玉三郎のお富、仁左衛門の与三郎で上演された『与話情浮名横櫛』が放映されたので、留守録しておいて、夕飯を食べながら母と二人で見ました。普段は女性が男役するのを見てるのに、今日は男性が女形を演じるのを見ています。「なんか可笑しいね...」なんて、母と笑い合ってしまいました。

この作品は今年の4月歌舞伎座で、勘三郎の襲名お披露目公演の2ヶ月目に上演されたものです。
一昨年だったかな?母を連れて歌舞伎座に観に行ったときも同じ作品を見たんですが、そのときは勘三郎が演った蝙蝠安は、このときは左團次だったようです。勘三郎は、最初の木更津の場面でちょこっと出てくるだけ。でも仁左衛門と二人、道行の場面は、客席内を練り歩いたりなどして。このときの1階席のお客さんはうらやましい...

玉三郎はすっかり円熟って感じで、お富さんは気風がよさそうで色っぽい。そして、仁左衛門はほんっとにキレイ。大店の若旦さんの、ちょっと頼りなげな風情も、切られ与三の冷たく凄みのきいたところも、どちらもやっぱり色っぽいし。キレイ。お富さんに出会って、一目ぼれして、魂が抜け出してしまったようなところなど、本当に魂が抜け出してしまったよう...なんだか透き通って浮かび上がってしまいそう。ただただ、キレイ。それ以外の形容が思い浮かびません...kohちゃん(汐風幸)のお父さんなんだよね...なんてことは、すっかり思い浮かばず。母と二人、ただただひたすら。タメイキをつきながら、テレビの画面に見入っておりました。

それにしても、玉三郎をはじめ女形の方々は、ほんとうに女性らしく作るものだなぁ...ご新造さんに従う年配の女性役の役者さんにしても。
宝塚では男役が男らしくあるためには、娘役のあり方が重要だって聞くけれど、歌舞伎の世界でもそのようなものがあるのかしら...?

何をみても...さららん...

10/6(木)
宝塚歌劇のホームページを見にいったら「宝塚友の会・「先着順方式」会員先行販売について(東京宝塚劇場 月組公演)」というお知らせがあって、中を読んでみると

「先着順方式」は予定枚数に達したため販売を終了致しました
とのこと。...ってことは、先着順方式が行われたってこと?...てことは、抽選方式で売れ残りが出たってこと...? 瀬奈ちゃんとかなみちゃんのコンビで、しかもお披露目で...?
そうなのか...意外。トップさんてキビしいな....

帰宅後、録画しておいた『ステージインフォメーション』月組大劇場公演のダイジェストを見ました。そして......やっぱり思う。

なぜだ!さららん?

なんともいえないいい雰囲気が滲み出し始めているのに。目元や衿元に色気が漂うようになったのに。個性的な男役として花開くのも、もう、時間の問題だと思っていたのに。屈折した役や知的な役がいい感じで似合うようになってきたのに。

なぜなんだ!さららん!?

その胸元をつかんで揺すぶりたいぐらいの気持ち。

さららんは宝塚の舞台への思いを全うできているのだろうか...? ワタシは夢半ばで途切れてしまったような気がして、なんとも淋しさが拭い去れないのだけれど....

トップに立つのに一番大切なもの

10/5(水)

トップに立つのに一番大切なもの

宝塚歌劇団特別顧問植田紳爾氏いわく、それは「気配り」だそうです。
(日経ビジネスアソシエ10月18日号045ページ参照)

たしかに気配りは大切だと思う。それには異論はありません。けどトップスターに気配りが「一番」大切か?と言われると首をかしげるな。「組長」に一番大切なものというのならわかるけど...

と、SNSの日記に書いてみたら、

『組子を育てる』ことへの気配り
『お客様を喜ばせる』ことへの気配り
『相手役さん』への気配り
『作品を作り上げる』ことへの気配り

は大切っていうコメントをもらいました。そっか、なるほど。そういう意味では「気配り」は大事ですね。やっぱりお金をもらって舞台を務める方々なのですから、『お客様』への気配りは忘れてもらっては困る。それは納得。
でも、それはトップスターはもちろんだけど、舞台を作るすべての人たちにとって一番大切なことですよね。

ワタシはやっぱり、トップスターといわれる人ならば。一番大切なのは「華」「輝き」「オーラ」なのだと思う。
でも、それは誰にも現れるというものではないし、努力すれば身に付くというものでもないと思う。だからこそ、スターになれる人は「ひとつまみ」なわけなのだし、だからこそ価値があるのではないかな...って思うのだけれど...違うかな?

オスカルというのは難しい役なのだな....

10/4(火)
朝。ノルさんのサヨナラビデオを予約して家を出ました。なんでもトウコちゃんが出ていると聞いたので。一瞬「なぜ?」と思ったのだけれど、よくよく考えてみたら、ノルさんのサヨナラ公演の頃は、トウコちゃんは星組の二番手さんだったものね。ちょっとややこしいです。

ノルさんのサヨナラのビデオを放映しているのを見た。たーたんでいえば『ラベンダーの風』みたいな。まみさんでいえば『つばさの記憶』みたいな。そんなビデオ。

ノルさんのサヨナラ公演は『ベルばら2001~オスカル編』だったのですね。いま星組が『ベルばら』で全国ツアーを回っているから、そんな関係で今月はノルさんなのでしょうか...?
オスカルは3人役替わり。たーたんと樹里ぴょんとワタさん。ノルさんはワタさんと組んだときが一番かわいくて女らしい気がする。動物はその防御本能から、自分よりも大きな個体には身を寄せようとする...とものの本で読んだけれど、ノルさんにとって長身のワタさんは、身を寄せたくなる存在なのでしょうか...? なんて。ちょっと失礼かな?
でも、ノルさんのオスカルには、その向こうに素のノルさんが透けてみえる...というか「ノルさんが演じている」というのがハッキリ見えてしまう気がします。でも、星組全国ツアーでいますずみんが演じているオスカルも、スカステの舞台映像を観ると「すずみんがオスカルを演じている」ように見えるし。オスカルというのは難しい役なのだな....

ちなみに「...なのだな」というのは、スカステで見たすずみんの、オスカルのセリフ。すずみんのセリフ回しも合わせて、ワタシの中ではヒットなのです。何かにつけて「...なのだな」って言ってしまいます(笑)

じつは「ダンスの人」たーたん

10/3(月)
金木犀さんのブログ『花のみちの金木犀』

「タータンについては、こうして見ると、やっぱり芝居は一番苦手とする分野だったのかも、と思うけれど^^;プロローグのダンスからして泣ける。やっぱりこの人は、ダンスの人だったんですねぇ。外に出たらほんとにそれがはっきり分かりましたけど。」
という一文を見つけました...そうなんです。
私の中で、たーたんはダンスの人。三拍子そろったスターさんで、宝塚歌劇の中ではお芝居に定評があったけれど、私の中ではダンスが1番。2番が歌。
たーたんのダンスは、やわらかい動きで、明るいシーンではほんとうに楽しく明るく、周囲にふんわりとしたシアワセ感を漂わせ。暗いシーンはとても悲しく寂しく、涙をにじませたような踊りを。黒燕尾のときには空気をキリリと引き締めるような、凛々しさを感じさせて。場面場面に応じて、まわりの空気を動かしていく、そんな感じがしていました。
でも、やっぱり大好きなのは、明るく楽しくふんわりとしたダンス。見ている私たちの心に、ほのぼのとした幸福感が沁み込んでくるような。そんなダンス。
たーたん自身、踊ることを続けたくて宝塚を志したと聞きました。退団するときに「もっとたくさん踊りたかった」ともらしたとも聞きます。
踊ることが大好きなたーたんの気持ちが、たーたんのシアワセなダンスには現れていると思います。

けど...そうですか...たーたん、卒業後の舞台には苦戦しているのですね...時間的にも経済的にもキビしいものがあるので、なかなか卒業後のたーたんの舞台を観に行くチャンスがないのだけれど......でも。たーたんは賢いし才能のある人なので、きっと、何年かしたら外の舞台にも慣れて、日本のミュージカル・シーンに欠かせない実力派の女優さんとして活躍されるのではないかしらって期待しています。その頃には、私のキビしい現実にも光が見えて、たーたんの舞台を心行くまで楽しめるように、今はガマンと努力の日々です...たーたんと一緒に、なんて僭越だけど......がんばるゾ!

キーワードは「サヨナラ」

10/2(日)
今日のタカラヅカニュース総集編はとっても盛りだくさんな内容。いっぱいいっぱいニュースがあった。日生劇場のアーネスト千秋楽に、おさコン千秋楽に、ガイチさん(初風緑)のディナーショーに、星組全国ツアーの初日。

樹里ぴょん(樹里咲穂)に、おさだくんに、ガイチさん。キーワードは「サヨナラ」...でしょうかね...

樹里ぴょんの日生の千秋楽。最後の舞台挨拶では「とくに専科になってからは、つらいことがたくさんあった」というような言葉がありました。すごく無責任なファンの目からすると、新専科っていう立場の人たちにはなんとなく悲壮感のようなものを感じ得ずには居られなかったのだけれど。でも、その中で樹里ぴょんは、専科という立場を伸び伸びとエンジョイしているように見えて、他の専科さんたちとは違うな...なんて思っていたのでした。けど、樹里ぴょんも苦労していたのだな...なのにそんな雰囲気を微塵も感じさせないで、明るく楽しく作品に取り組み、周囲を盛り立てていた樹里ぴょんって、ほんとに偉いな。立派だなって思いました。
だけど、最後にとっても明るく「こんなに幸せなタカラジェンヌはほかにいないと思います」と言っていました。その言葉が周りをとってもシアワセにするのですね。
樹里ぴょんがどれだけがんばったから、そんなシアワセな気持ちで卒業の日を迎えることができたのだろう...と思うと。その樹里ぴょんの頑張りを思うと、ただただ感動です。
樹里ぴょんには、ほんとうにおつかれさま。たくさんの素敵な舞台をありがとう。と。樹里ぴょんを抱きしめて、言葉をかけてあげたい気持ちになりました....僭越ながら、ていうか、そんなことされても迷惑だろうけど(笑)

春野さん(春野寿美礼)のコンサート。通称おさコンの千秋楽は、たいへんな盛り上がりようだったのが映像からもうかがえました。すごく盛り上がったって噂は聞いていたけれど、ほんとにほんとにすごい盛り上がりだったのですね。
明るくはじける春野さん。ご本人も言っていたけれど、春野さんの新たな一面が発揮されていたのかな。
今年。『マラケシュ』から博多座公演、コンサートを経て、春野さんはすごく変化し続けていたように見受けられます。いい意味で。その春野さんが変化する場を、共有できなかったのがすごく残念だけれど...次の公演で、変化した春野さんに出会うのを楽しみにしていましょう...でも。きっと、今年の博多座、そしてコンサートを観に行かなかったことを、これから先、ずっとずっと後悔することになるんだろうな...
コンサートの千秋楽は「おさだくん」のサヨナラ。コンサートの間、何度も話題にのぼって、スカイステージの映像にも登場した「おさだくん」に、もう会えないのが残念だな...寂しいな...

ガイチさん(初風緑)のディナーショー。ガイチさんて、すごいキザるし、ゴロツキみたいな役も似合うのだけれど。でも、いつもとっても品がある。どんなスタイルをしていても、何をやっていても上品さを失わない。そこにすごく好感を持っています。
妖精の振りまく光の粉のように、ガイチさんの周りに、何かが見える。うまく言葉で表現できないのだけれど。タキシードや燕尾服を着たときも、差し伸べる手の先、その指先を見つめる視線に。お辞儀をするために胸にあてた手の甲に。小さく煌く何かが見える...
「男装の麗人」て言葉は宝塚の男役さんをあらわすものとして、よく使われる表現のひとつだけれど....私はあんまり好まない言葉だけれど....ガイチさんは「麗人」って言葉が最も似合う人かもしれない...って。今日のディナーショーの映像を見て思いました。

ガイチさんも樹里ぴょんも。他にはない独特の個性を創りあげた男役さんたちだと思います。樹里ぴょんのシャープでスマートで都会的な雰囲気も。ガイチさんの柔らかで人情味のあふれた雰囲気も。最近の1,2年の舞台には、この二人がいたからこそ成り立った舞台も少なかったはず。これだけの個性と才能が、いちどきにいなくなってしまうことが、すごく残念で寂しくてなりません。

でも。そうして人が入れ替わり、変化するのも宝塚の魅力のひとつではあるのかな。
次の新たな個性が育ち、新しい魅力に満ちた舞台を創り上げてほしいなって。そんな舞台を見せ付けてほしいなって。そんな期待も感じています。

樹里ぴょんは、樹里ぴょんの魅力を外の世界でも発揮してほしいな。いっぱいいっぱい活躍してほしいな。
そして、ガイチさんは、東京公演の最後まで、客席を魅了してほしいなって思います。

わが心の「永遠のオスカル」

10/1(土)
朝日新聞土曜朝刊別刷『be』にカナメさん(涼風真世)登場
今もその凛とした佇まいに、オスカルの面影を宿している...とワタシは勝手に思っています。ワタシの中でカナメさんは、永遠のオスカルなのです。
カナメさん自身も、1990年から1991年にかけての公演当時、オスカルになりきるために、とても努力をしたそうです。「サファイアの瞳」さえも実現しようと、お化粧に工夫を凝らしたりしたらしい。
『ベルサイユのばら』の原作も、何度も何度も、オスカルが乗り移るほど読み込んだそうです。実際、カナメさんのオスカルには「オスカルの精」が舞い降りていたような気がします...ワタシは映像でしか見たことがないのだけれど...

いま「宝塚のベルばら」は様式美の世界となっているようです。舞台、演出、セリフ、それらを初演の頃から踏襲した形をなぞるように上演されていると聞きます。
実際『ベルばら』というと「出演者者たちも形を作るので必死なのではないか?と思われるフシも」あり......初演の頃は、もっと熱気があったような気がするのは、単にブームだったからというわけでもないと思います。

もっともっと、魂のこもった、血の通った『宝塚ならではのベルばら』が見てみたいなって思うのは、ワタシだけではないと思います。

星組全国ツアーに行きたい!

9/30(金)
すっかり忘れていました。
今回の星組本公演~全ツのショー作品『ソウル・オブ・シバ』は ダイスケ先生(藤井大介)の作品ではないですか...ってことは、人数半減を演出でカバーするダイスケ・マジックが観られるということではないですか...

スカイステージやらブログやらによれば、トド様(轟悠)パート「シバ」はスターさんが回り持ちで担当。
象徴的存在に昇華(って日本語正しいかな?)されているらしいし。あのダンちゃん(檀れい)の、大人の別れのラストのデュエットダンスは、ワタさん(湖月わたる)ととなみちゃん(白羽ゆり)との初々しい出会いのシーンに置き換わっているらしいし...

『ベルばら』はともかく(...失礼!) 『シバ』はぜひ観たい!市川に、行きたい....

20年ぶりの『ベルばら』原作に感動!

9/29(木)
20年ぶりぐらいに『ベルサイユのばら』を読み返しています...ていうか、文庫版を買って、改めて読み始めました。今日で3巻めまで読んだ。
私は連載第1回を、リアルタイムで読んだ記憶があります......『ベルばら』ばかりか anan 通巻第1号も、リアルタイムで読みましたが......けど、昔はあんまり良いと思わなかったのですね。『ベルばら』を。一緒に塾に通っていた友達は、すごくはまっていて。『ベルばら』を宝塚で上演するというので、彼女も宝塚歌劇に興味を持ち...という当時ではお決まりのコースで宝塚ファンになっていったのです。でも私は、最初の『ベルばら』には、あんまり興味がなかったな...フランス革命の歴史も難しかったし。何しろ、子供心にお話が難しすぎたのだと思う。市民、自由、平等...
でも、いちばん最初に登場するのはフェルゼンって、それは覚えていました(苦笑)。そのフェルゼンがビジュアル的に好きになれなかったのですね。私。それに私『週マ』派ではなく『りぼん』『週コミ』派だったし。どっちかというと「ギムナジウム」とか「ヴァンパイア」とか。そんな世界にハマっていましたし....

でも。今回読んでみて、強く、激しく感動しました。オスカルが、ひとりひとりの個人の存在の価値に目覚め、特権階級である自分、女性である自分の自己のあり方に葛藤する姿に、とっても深く感情移入してしまいました。昔は何も感じなかったのは、やっぱり子供だったのでしょうね......そして、フランス革命の歴史の中から、これだけの大きなテーマを読み取り、いくつもの絡み合う物語を織り上げた、池田理代子という人の洞察力に、ただただ敬服しました。

しかし。原作を読んだ後に宝塚版『ベルばら』を振り返ってみると、この壮大なテーマの中からラブ・ストーリー的な要素だけを抜き取ったもののようで、すごくもったいないような気がしました。
いま、この時代に。オスカルが闘って勝ち取ったものを、人間への愛とか、一人ひとりの存在の尊さとか、そんなものを謳いあげるような。たとえば『王家に捧ぐ歌』のような。新しい『ベルばら』で感動してみたいな...なんて思ったりもするけど....ムリかな(苦笑)

ベルばら効果...?

9/28(水)
宝塚歌劇のホームページによると、演出家で特別顧問の植田紳爾先生が平成17年度「大阪芸術賞」というのを受賞することになったそうです。
大阪芸術賞というのは、大阪府教育委員会・大阪市教育委員会が設けた賞で、「大阪の芸術文化に貢献した者の栄誉をたたえ文化振興の機運の醸成を目的に、顕著な功績者に対して賞を贈呈」するものだそうです。

たしかに、関東に住む私たちから見ると、宝塚ってある意味。関西の芸能って気がするし、名作・迷作・名策・迷策さまざまだけれど、ある意味宝塚を代表する先生ではあるから、このような賞を受賞されるのも、ある意味納得です。
でも、90周年を迎えた昨年ではなくて今年受賞というのは、やっぱりベルばら効果でしょうか...?

雄たけびの似合うトップスター?

9/27(火)
昨日、問題集を買おうと思って本屋に寄ったのだけれど、求めていた本がなかったので、代わりにというわけではないけれど『宝塚ゼミ05年前期』を買って帰ってきました。
麻生可奈という方の、星組中日劇場公演『王家に捧ぐ歌』の劇評の中に「雄たけびの似合うトップスター」という表現があって、思わずうなずきつつ、苦笑してしまいました。
わたるさん(湖月わたる)のラダメスは、たしかに、雄雄しくたくましくて、雄たけびもよく似合っていらっしゃいました。
「雄たけびの似合う」路線を受け継ぐのは、やっぱり柚希礼音ちゃんかしらね...

夜帰宅してから、録画しておいた『ザ・フラッシュ』を見ました。なつめさん(大浦みずき)がトップの頃の作品。まさに「ダンスの花組」。オシャレでクールなダンス・シーンの連続です。
舞台の上を踊りながら、右へ、左へ、流れるように走り抜けていく男役さん、女役さん。二番手の朝香じゅんが、甘い歌声で銀橋を歩いていくのも、透き通るような美しいプリンスといった風情で、ステキ。なつめさんの隣で、笑顔で楽しそうに踊っているのも、ほんのりふんわり甘い雰囲気で、ステキ。
真矢みきも若々しい...というか、なんかやんちゃな雰囲気でかわいらしいし。
タモさん(愛華みれ)とマミさん(真琴つばさ)とたーたん(香寿たつき)が銀橋に並んでいるところも、かわいい。
なつめさんがセンターで踊っているときに、その肩越しに時折のぞく、リカちゃんの姿もかわいらしいし。
なつめさんとヤンさん(安寿ミラ)のデュエット・ダンスもステキ。ヤンさんは女役でも、シャープな色気を感じます。
でも、なんといってもなつめさんのダンスが、おおらかで華やかで、何よりとってもステキです...ワタシには、ステキ以外のボキャブラリーがないのでしょうか...(苦笑)

ふと思ったのですが、なつめさんのダンスは、どことなくたーたんに似ている...ていうか、たーたんのダンスはどことなくなつめさんに似ている。
前に何かで読むか聞くかしたたーたんの言葉の中に「下級生の頃、なつめさんがステキであこがれて、なんとかなつめさんの近くに行きたい、なつめさんと同じ光の輪の中に入りたいと思って頑張っていた」というのがあったのだけれど。そんなふうに、なつめさんに憧れて、なつめさんをおいかけて、なつめさんをお手本にがんばっていたのかな...って思いました。

皆から愛されて幸せな娘役さんだな....

9/26(月)
昨日は次の花組公演『落陽のパレルモ/Asian Winds』の集合日で、お芝居の配役も発表になりました。登場人物は、なんだかみんな長い名前の持ち主ばかり。むずかしいお話なのかなぁ...?

ワタシ的に今回の配役の注目は、研一生野々すみ花ちゃん。楚々とした清潔感ある娘役さんって印象があるので、春野さんの幼年時代というのはいいかも。楽しみです。

さて。昨夜はスカイステージ『NOW ON STAGE』星組全国ツアー公演の座談会を見ました。いま、仕事も学校も忙しいし、金銭的にも余裕がないので、この秋は全国ツアーは諦め、トウコちゃん(安蘭けい)の青年館一本に絞ったのでした。『ベルばら』だし。けど、お稽古場の模様を見ると『ベルばら』も結構おもしろそう。すずみん(涼紫央)のオスカルも、意外とキレイかもしれないって気がして。でも、すずみんのオスカルはちょっとクールすぎるかしら...?って気もするかな...どちらかといえば、しいちゃん(立樹遥)のほうが熱くてオスカル向きではって気もするけど、体格的にはやっぱり、しいちゃんのほうがアンドレになるのかな...? なんて思うと。やっぱり、全ツのチケットも手配しておけばよかったかな....

わたるさん(湖月わたる)がとなみちゃん(白羽ゆり)を見つめる眼差しのあたたかくて、愛にあふれているのも、印象的でした。わたるさんとしいちゃんも、相性がよさそう。しいちゃんは、トウコちゃんの役に入るので、歌がたいへんそうな気がしたけれど、なかなか。しいちゃんも、意外と(失礼...)歌がうまいのかしら...?って思いました。

座談会にはまやさん(未沙のえる)も出演していたのだけれど、まやさんは初演の月組ベルばらから出演されていたそうで、その初演のときのいろいろなエピソード...書割からショーちゃんさん(榛名由梨)が現れたときの歓声や、劇場を出た途端にファンにもみくちゃにされて、着ていた毛皮の毛も抜けてしまったっていう話などは、感慨深いものがありました。

わたるさんやじゅんこさん(英真なおき)はじめ、男役さんたちが皆、となみちゃんが何かを話すたびに、かわいくて仕方がないといった感じで、とろけそうな顔をしているのが、すごい印象的でした。となみちゃんは、きっとその、おっとりと愛らしい風情で、皆から愛されているのだろうな...幸せな娘役さんだな...って思いました。

意外と保守的な自分...

9/25(日)
『タカラヅカニュース総集編』で、月組公演の初日の模様を放映していました。
先週から幕を開けた、あさこちゃん(瀬奈じゅん)とかなみちゃん(彩乃かなみ)の新トップお披露目の公演。そして、さららん(月船さらら)のサヨナラの公演....
かなみちゃんは、すごくかわいくてイキイキしていて。娘役二番手格のあいちゃん(城咲あい)ともコンビネーションがいい気がします。
『JAZZYな妖精たち』には妖精たちの一団が出てくるらしいのだけれど、みっちゃん(北翔海莉)はともかく、えりさん(嘉月絵理)とかうーさん(光樹すばる)まで混じっているのは...
お芝居のストーリーは、アイルランドからともに新大陸に渡ってきた幼馴染たちが、夢を求め、夢に破れ、傷ついたりするようなお話のようです。そんななかで、あさこちゃんとかなみちゃんは、どんな愛を育むのかしら...?

さららんは、警察官の姿で現れていました。さららんの制服系は結構好きです。私。似合うのかどうかはイマイチ判然としないのだけれど...悩み傷つきながら生きる若者の姿。さららんはとっても似合うと思います...
ショーのほうでは、さららんが若手たちを従えてセンターで踊る場面があるみたい。すごくきれいになって、色気も出てきて。これからもっともっと個性を磨いて、いい男役さんに成長する姿をみていたかったのに...フクザツな思いです...

初日舞台挨拶のあさこちゃんは、わりと普通の挨拶で、私にはちょっと期待はずれに思えてしまいました。やっぱりトップお披露目公演では「羽の重みに身の引き締まる思い...」とか、新生月組にかける意気込みとか、そんなような言葉をなんとなく期待していたので...意外と保守的な自分に気づいて、思わず苦笑してしまいました。

もうひとつ。宙組公演千秋楽の模様も放映していました。こちらはガイチさんのサヨナラ。
ガイチさんの挨拶は...泣けました。穏やかな、ガイチさんの人柄がにじみ出るような、いい挨拶でした。とてもキザで、上品なガイチさん。つくづく退団が惜しまれるスターさんだと思います。さびしいな...

スカステを見るため悪戦苦闘...

9/24(土)
ワタシがスカイステージに加入したきっかけは、おととしの年末に『90周年をスカイステージで迎えよう』キャンペーンだったのでした。そのときに、優待価格(らしい)で提供してもらったチューナー epステーションの会社がなくなってしまったか何かで、保守が継続できなくなるということで、内臓ディスクなしのただのチューナーに交換か、ハードディスクとDVDレコーダーのついたチューナーに多少の差額を払ってアップグレードか、はたまたepステーションを使い続けて機器費用(3万円弱)をキャッシュバックしてもらうか、どれかを選ぶことになって、私はDVDレコーダー付きへのアップグレードを選択したのでした。

で。そのチューナーが昨日届いたのだけれど。お彼岸の中日だったので、昼間から夕方にかけて親戚が代わる代わるやってきたりして、なかなか時間がとれなくて。ようやく夜遅くになって、テレビとビデオとチューナー2台を接続する作業を始めました。
前のときは、なんだか簡単につながったな...みたいな記憶があったので、軽い気持ちで始めてしまったのだけれど、設定やらなにやらが面倒で、たいへんで...よくよく思い出してみると、前のときはチューナーを届けてもらった電気屋さんに接続してもらったのでした。どおりで記憶がないはずだわ....
でも四苦八苦して、ようやくスカイステージが見られるようになったら、夜中の2時を回っていて、放送も終わりかけていました...でも、とりあえずつなげられて、よかった。

組長・副組長の世代替わりが進んでいるのかな...

9/23(金)
宝塚歌劇の公式ホームページで、次の副組長に嘉月絵理が就任することが決まったという発表がありました。リカさん(紫吹淳)の世代が抜けて、ちづさん(美々杏里)が抜けて、いつのまにか上からえりさんが3番めの上級生になっていたのですね。順当な人事、といえますけれども。宙組も、すっしー(寿つかさ)が副組長になったし。組長・副組長の世代の若返りが始まったって感じなのでしょうか...?

えりさん。こないだのバウの『Burbon Street Blues』のさららんバージョンのご挨拶は、なんだかとっちらかっていたけれど、みっちゃん(北翔海莉)のときは少し落ち着いた感じでした。上級生だし、シブい男役も大人の女もこなせちゃうような人なのに、なのに、素顔がなんとも愛らしくて、私にとっては結構気になるスターさんです。副組長になって、責任も立場も重くなるのかな。けど、これからも長く頑張ってほしいなって思います。

轟悠という役者は...

9/22(木)
先の連休に部屋の片づけをしました。本棚の本を少し整理して、要らない本はブックオフの宅配に出すことにして。試験関係の本を本棚の上から2段に、その次の段に宝塚歌劇関係の本をまとめました。『宝塚アカデミア』も1箇所にまとめて。これで、次からはすぐに探せます(笑)

本棚の片づけをしたら、買ったのに、読んだのに、忘れていた本が、いろいろ発掘されました。その中に『宝塚悩殺武芸帖』という本があって、それを何気にぱらぱらとめくっていたら、こんな一節に出会いました。

~轟悠という役者は、本来、男にせよ女にせよ「大人」にふさわしい人ではない。大人というのは、もはや自分がスーパーマンやスーパーウーマンにはなれないことを悟って、能力の限界を受け入れ、その限界の中で最善を尽くして生きようと覚悟した人のことをいう。けれど轟は、60になっても70になっても、死の床にあってもなお旅することを夢見ている人が似合う。そのくらいエネルギー・ポテンシャルが高いのである。~

これは轟さんがトップだった頃、雪組で上演された『凱旋門』に関する文章の中にあらわれるのだけれど、これこそまさに、先の星組公演『長崎しぐれ坂』を見て、私が感じたことではないですか...けど、ワタシにはこんなに端的に表現する術はなかったけれど...

同じく『宝塚悩殺武芸帖』の中に、たーたん(香寿たつき)を評して「宝塚のソニー」というくだりも見つけました。性能がいいってことかしら? 今は不振がささやかれているソニーだけれど。ここにも、なんとなく歳月の流れを感じました...

ガイチさんの卒業

9/20(火)
明け方、春野さんの夢を見ました。
コンサートが終わって気持ちが落ち着いた...らしい春野さんに、ワタシがなにごとか話しかけている夢...コンサートに行きたくてたまらない気持ちが、こんな夢を見せているのかしら...?

朝、出かける支度をしている最中にふと、スカイステージをつけてみたら、ちょうどガイチさんが緑の袴をはいて大階段を下りてくるところが映っていました。
ガイチさんの緑の袴姿...キレイでした。もうその日が来たのか...と、なんともいえない感慨を覚えました。ガイチさんの袴姿はさっぱりと爽やかで、大人の女性のゆとりのようなものを感じさせました。実力派で物知りで、姉御肌と見受けられるガイチさんの卒業は寂しいのだけれど。でも、ガイチさんの袴姿の爽やかで落ち着いたたたずまいを見て、すごく自然に卒業を見送る気持ちになりました。

あの感激を思い出し....

9/19(月)
今日は敬老の日、らしい。なんだかピンときません...

宝塚GRAPHが届きました。今月は春野さん(春野寿美礼)が載っています。シールは、700号記念のせいか、いつもの倍の量がついています。けど、少し前の表紙の写真だったりして、ちょっと拍子抜け。でも、トウコちゃんとダンちゃんが表紙だったときの写真が載っているのは、ちょっとうれしい。
けど、春野さんのピンナップのシールがステキ。憂いを帯びて少しうつむき加減の表情が...ステキだわ...今月も2冊...3冊買いかしら。1冊は今年の手帳にシールを貼るため。1冊は来年の手帳にシールを貼るため。もう1冊は保管のため...

スカイステージ『こだわりアラカルト』のテーマは、今月と来月は2ヶ月続けて「銀橋」だそうです。思ったとおり『王家に捧ぐ歌』の中の場面も出てきます。ラストの、ラダメスが地下牢に押し込められて、その前に地下牢に忍び込んでいたアイーダに出会うシーン。『こだわりアラカルト』的にはすごい長いと思うのだけれど、たぶんノーカットで...あれだけ見たのに「たぶん」と言ってしまう自分がナサケナイが...放映されています。感激。この場面だけ見ていても、中日劇場の感動が蘇ってきます...でも、ワタシ的には、同じく銀橋の場面ならば、『月の満ちる頃』のほうが好きっていうか、心に残っているかな。その場面の映像を見ていなくても、思い出すだけでドキドキしてきてしまいます。
やっぱり、銀橋は大階段と並んで宝塚歌劇のシンボルのひとつ。名場面はたっくさんあるのだろうから...まだ今月分の放映が始まったばかりだけれど、早くも来月ぶんの放映が楽しみです。

宝塚を満喫♪...雪組公演観劇...

9/18(日)
いまこの時期は、日比谷ではなく三軒茶屋にいたい私なのだけれど...今日、足を運びたいのは、東京宝塚劇場ではなく人見記念講堂なのだけれど....でも。8月に私が病気になってしまって『霧のミラノ』に行きそびれてしまい、病気が治ったら連れて行ってあげるからね、って母に約束をして。チケットが取れたのが今日だったのですね...間が悪い...

とはいうものの『霧のミラノ』はお衣装が華やかで素敵なので、楽しみにしていた作品には違いないので。母と二人、猛暑の日比谷をいそいそと劇場に向かうのでした。

幕が開くと、舞踏会の場面。舞台から花道までいっぱいににひろがる色とりどりの輪っかのドレスにフロックコート、軍服。とても華やかで、まさに幼い頃から思っていた「宝塚」のイメージそのもの......専科の汝鳥怜さんも踊っていたのは、ちょっと意外で驚いたけど......そして白いお衣装のコムちゃん(朝海ひかる)とまーちゃん(舞風りら)の白いドレスは、際立って素敵。まーちゃんのドレスさばきの鮮やかさに、まず目を魅かれました。まーちゃんのドレスの裾のあしらいは、ほんとうにきれいで見事です。
この舞踏会は、今は占領されて司令部となっている貴族の館の、過ぎし日、華やかなりし頃の情景なのかしら...?
舞踏会のシーンのほかにも、酒場の男たち・女たち、ひなげしの丘の娘たち。みんなそれぞれに素敵なお衣装。こういう、話の本筋とは直接あまり関係のない情景描写のような場面も美しいのは、なんだか宝塚らしいなって気がします。こういうところって、演出家さんの腕の見せ所なんだろうし、下級生の活躍の場でもあるのだろうし。だから、こういう場面がちゃんと用意されているのも、いいことなんだろうな...

ストーリー的にもわかりやすくて、宝塚らしいお話でした。
革命のヒーローと、闘う令嬢の恋。まーちゃんは、家を守り家族を案じるけなげな令嬢。思い悩んだあまりに思わぬ勇気が湧き上がるっていう、そんな雰囲気がいいなって思いました。古きよき女らしさっていうのかな。こういうものは残されるべきだし、学ぶべきかもって思いました。
それから、男と男の友情。コムちゃんとミズさん(水夏希)の、長く離れていても心の奥底で通じ合う何かがあるっていう感じがとても自然。男役さんどうしのこういう関係は、あまり考えこまなくても、すぐにイマジネーションがわくっていうか、感情移入できます。それが、こんなに美しい男役さん同士なら、なおさら、気分よく見ることができます。
そして、敵同士の間に生まれるシンパシー......でも、これがいちばんわかりにくかったかな...かしちゃん(貴城けい)演じるハプスブルグの係累につながる少佐の、人物の設定がそもそも分りづらかったな...格好よかったけど。かしちゃんも、この人間像を作り上げるのには苦労したのではないかしら...? かしちゃんが演じているにしては、訴えかけてくるものがあまり感じられなかった気がします。荒くれた将校たちの上にたつエリート貴族の苦悩。情感。だからこそ、ミラノの元貴族たちには同情や共感があって、まーちゃんやコムちゃんには特別な思いが生まれたのだろう......と、思ったのだけれど、そんな伏線が、どうも薄い...

かしちゃんのコムちゃんへの、片思いともいえるような一方的な思いが、悲劇的な結末を招いたことになるのかしら....? その伏線の弱さが、結末の突き放されたような感覚を生んだのかしら...?

事前に読んだ劇評の中には、あえて悲劇的な結末にすることはないのではないか、といった声が少なくありませんでした。その結末を控えて、私は、ここまでのストーリーの流れに不自然さはないし、この後二人に悲劇が訪れて終わることになっても。悲恋で終える結末になったとしても、悪くはないんじゃないかな...と思っていました。
ところがその後の展開は、私の想像をはるかに超えていました。なんてかなしく、衝撃的な終わり方だったのでしょう...幕が下りた後も、ただただ呆然としてしまって、心が空っぽになってしまったような気持ち。その虚しさに、しばらく動くことができませんでした。
この突き放したような演出は、あまりに衝撃で、虚しかった。絵的にも。本舞台のセンターと下手、それに下手花道に、こむちゃん、まーちゃん、かしちゃんが離れ離れにいるのも、なんだかバランスが悪くて寒々とした感覚がありました。
たとえ現実の世界で死によって分かたれた二人であったとしても、夢の世界で結ばれる。夢の世界でシアワセに終わるのが、宝塚なのだと思うのだけれど...これでは、私たちの思いは昇華することなく、突き放されたまま終ってしまう...冷酷な終わり方だ...この結末が、観客の心に重い何かを残したことがオリジナリティと呼ばれるとしたら、宝塚にはオリジナリティはいらないって気がします。

できることなら。花咲き誇るひなげしの丘で、恋人たちが再会し、結婚を誓いあう...そこに響く一発の銃声。倒れこむコムちゃんにすがりつくまーちゃん。そこに現れるかしちゃん。そしてかしちゃんの独白...裏切られた思い、自らの心の葛藤。そこには、単なる私怨を超えて、何かの答えがあるような...やがて本舞台に、プロローグと同じ白い衣装で現れる二人が、愛のダンスを踊る...そんな終わり方がよかったな...って思いました。
そんな虚しい思いを抱えたまま、幕間を過ごしたのですが、ショー『ワンダーランド』は楽しかった。難しいことは考えなくてよくて、お衣装もかわいいのが多くて、後で心がすっきり軽くなるようなショーでした。よかった。

まーちゃんはショーでも、どの衣装も素敵に着こなしていて、とっても素敵でした。まーちゃんて、本当にショーの舞台に映えるひとだなぁ...と心から感心しました。
私は中でも、トレジャー・ハンターのベージュの冒険隊のお衣装と、インディアンのお衣装が気に入ってしまいました。
インディアンの場面は、まーちゃんのダンスも、地声の歌も素敵。私はまーちゃんの地声で歌う歌声は、すごい好きです。
この場面。ヒロインのまーちゃんに対峙する逆ヒロインっていうのかな。もう一人のヒロインのいずるんも素敵。こんなに明確に対比する役のできるいづるんは、結構期待かも。もっともっとワルくてキレイなヒロインになってほしいな...

コムちゃんは、ワイルドのお衣装っていうか、ラフなお衣装で魅力が増す人だなぁ...というのも、いつも思うことです。フィナーレの、ワイルドな燕尾姿もいいな。コムちゃんらしい。

でも、今回のショーでは、かしちゃんの持ち場が減ったような気がして、ちょっと寂しい。ミズさんの目立つ場面のほうが多いような気がして。ミズさんに水をあけられちゃったかなぁ...

白鯨の場面では、ハマコちゃん(未来優希)のダンスの上手さに目を引かれて。それに、かわいい....したら、ハマコちゃんと対称の位置で踊っている小柄な子に気づきました。やっぱりダンスが上手で、かわいい。愛くるしくてどうも気になるけど、誰?...って思って、オペラグラスでよく見てみたら、マチカ(麻愛めぐる)だったのでした。どこが?というのはうまく説明できないのだけれど、どうにも気になってしまって、目が離せないのでした。こういう感じを「萌え」って言うのかしら...?

お芝居からずっと、振り返ってみると、ハマコちゃんとあみちゃん(愛耀子)の二人は、サブストーリーのスターとヒロインという役割が定着してきたみたい。今回も、ヒロインのまーちゃんのお兄さんで名家の跡取りなのに、カジノに入りびたっちゃっている、人がいいけどちょっと頼りないオトコがハマコちゃんで、そのハマコちゃんが入れ揚げているカジノの女性があみちゃん。ちょっと頭の足りなそうなカップルなんだけど、二人の息もあってて、いいコンビネーションだなって思いました。

天勢いづるは、お芝居でもショーでも多用されていて、すごい期待されているのだな...と思いました。お芝居ではボリュームのあるドレスを扱いかねてバタバタしているようなところもあったけれど。キレイだし、歌も上手いし、大人びて陰のある雰囲気もいいし。ミズさんともバランスがよくて。やっぱり将来どこかの組を背負う娘役さんになっていくのかな...

ミズさんは、ぐっと品が良くなって、存在感が増した気がします。今回、すごい格好いいと思いました。もともと、包容力があっていい味を出す人だなって思っていたけれど、さらにその味わいも増して。今回は男も惚れるいい男ってイメージがありました....実際、私は男性じゃないから「男が惚れる」って感じはよくわからないんだけど...

それに対して、かしちゃんは今回いまいち影が薄い気がしました。役柄のせいかしら...? なんとなく、迷いがあって集中力を欠いているような、そんな印象がありました。本来集中力があって迫力がある人だって思っていたので、どうしたのかな...って。ちょっと心配してしまいます。

若手の男役さんの中では、緒月遠麻が格好よかった。スタイルが良くて、軍服が似合っていました。凰稀かなめはキレイなのだけれど、かなめちゃんの理想の男役像と私の好みはちょっと違うみたい。ナチュラルなときはいいのだけれど、舞台の上で作り上げた役の上での姿は、私の思いとどうも合わない...残念だな...音月桂は、ますます骨太。でも、なんだか軽やかさが減ってモッサリした感じになってきたのが、ちょっと気になります。まだ重厚感を醸し出すには早すぎるし、鈍重になってしまってもいけないし。反面女の子っぽさが抜けないようなところもあるし...もっと若々しくキビキビした男役さんになってほしいな...

スカイフェアリーズで活躍していた子は、すっごいキレイで華がある。これからにすっごい期待。頑張れ!って感じ。

晴華みどりは、新人公演でもまーちゃんの役をやっていて、将来期待のヒロインって感じなのだけれど、気が強いお嬢様がすごく似合っていて、私のイメージする雪組の娘役にはピッタリって感じ。雪組の娘役さんは層が厚そうだけど、こちらも頑張れ!って感じでした。

それにしても、今回の雪組公演は、たとえお芝居の結末が満足なものでなくても、ショーはもしかしたら平凡な作品なのかもしれないけれど、でも、華やかなお衣装とダンスが印象的で、ワタシ的には「宝塚を満喫した!」っていう、満足感の残る公演でした。

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