Recent Trackbacks

« April 2006 | Main | June 2006 »

クリスマス・イブは東宝に....

5/23(火)
朝。スカステをつけたら、ちょうど雪組千秋楽で退団者が挨拶をしている場面を放映していました。挨拶をしていたのは、麻愛めぐる。

「宝塚歌劇団雪組麻愛めぐる、本日卒業いたします。誰よりも何よりも幸せな舞台人生でした」

まっすぐに前を見つめて。マチカらしい、落ち着いてシッカリした挨拶でした。

マチカ.......ほんとうにいなくなってしまうのだ........マチカ、じつはいま、退団者を演じているんじゃないの...? ハナちゃん(花総まり)のときにも思ったけれど。これは現実なのかしら.....?

小柄だけれど、どこにいてもすぐにわかった。いつもいつも頑張っていた、そんな印象がありました。90周年にNHKで宝塚特集が放映されたとき、初舞台生のロケットを指導して、頼りがいのある先輩ぶりを発揮していたっけ。「泣くなよ~」ってマチカの声が。とても印象的でした。

きっといつか。舞台の中央で、組を代表してご挨拶をする立場になるはず。トップスターとは違った意味で、組子たちを盛り立て、すばらしい舞台を作り上げる、そのために重要な人になるはず。そう思って期待してきました。

こんなに早く。緑の袴で大階段を下りる姿を見ることになるとは、思いもよりませんでした。だから、すごく残念で寂しい.......長く続けてほしかったです........

そして、最後にコムチャン(朝海ひかる)の挨拶。コムちゃん、やせたなって思いました。

元旦からずっと、オスカルとして走り続けてきたコムちゃん。 それはそれはしんどい毎日だったろう、と、思う。

制作発表で「オスカルを演じる朝海ひかる」と紹介されたときには、記者たちから「おぉ!」というどよめきがあがったという。
オスカルを演じるために生まれてきた、と紹介されたコムちゃん。
その期待を裏切らないように.......

30年の伝統をもつ作品の主役として、古くからのファンのイメージを壊さないように.....

雪組を率いる立場として。「ベルばらは必ず満員」という伝説も重荷だったろう.....

でも、連日満員の観客を迎え、多くの評論家をその美しさと独特の感性で唸らせ。

相手役アンドレが次々と変わるのもしんどかったろう。

「誰が相手でも意識しない」

ってトークやインタビューで語っていたのは、自分自身に暗示をかけていたのかもしれない。

「自分が描くオスカル像と宝塚歌劇で描かれるオスカル像にギャップを感じる」

と言っていたコムちゃん。でも、コムちゃんなりの解釈で、オスカルを自分に引き寄せていたし。説得力もあったと思う。

そう。これまでの多くのオスカル役者のように、オスカルに「なりきる」のではなく、コムちゃんはオスカルを「引き寄せせ」て、オスカルに象徴される何かを表現しようとしていたのだと思う。その姿勢は、宝塚ファンのみならず、多くの人の感動を呼んだと思う。

それらの重責を果たして。コムちゃんとしてはお利口さんな、短い舞台挨拶の中に、シミジミとした、何かを成し遂げた者だけが醸し出すことのできる、爽やかな後味を、感じていました.......がっ。

それは、退団オーラの兆しだったのでしょうか.......???

今日の午後、フジサンケイから、次いで宝塚歌劇団の公式ホームページ上で、コムちゃんの退団が発表されました。

私が、コムちゃんを見続けてきたのはトップ就任の頃からでした。本公演と、全国ツアーは必ず。
お披露目のショー作品の『Joyful!!』で、組子全員のラインダンスの列の真ん中で、ピンクのお衣装で軽やかに踊るコムちゃんは、ほんとうにほんとうに、妖精のように愛らしかった......けど、ちょっと頼りない、心もとないトップさんでもありました。

でも。3年の年月は、そんなコムちゃんをトップスターの名にふさわしい存在に成長させていました。
真ん中で輝くにふさわしい、個性と貫禄とたくましさを身につけていました。

私はコムちゃんの表現者としての可能性を信じていました。 きっといつか、心に残る何かを演じてくれると思っていました。そういう意味で、オスカルは期待に十分応えてくれていたと思うけれど。でもさらに、退団までの残り短い時間に。その表現者としての可能性が存分に発揮された、すばらしい舞台にめぐりあえることを、心から期待しています。

いまコムちゃんには、退団、おめでとう♪って言葉が、いちばん告げたいかな.....

クリスマス・イブは、私も天使を見送りに、東宝に行きます。かならず。

グラントアモーレ♪

5/19(金)
朝目覚めると、まずテレビ朝日『やじうまプラス』にチャンネルを合わせて、ニュースを聴きながらまどろむのが日課です。夢見心地の幸せなひととき........なのですが、今朝は。

一路真輝さんと内野聖陽サンが結婚!

というニュースでたたき起こされました。スポニチのスクープというので、あわてて飛び起きて、新聞を取りに行きました..........我が家は宅配でスポーツニッポンを取っているのです(苦笑)............したら。載っていました。芸能面に大きく。

「エリザベート婚」と書いてありましたが。シシィとトート閣下というか、トート閣下の先輩後輩.......ウルトラマンと帰ってきたウルトラマンみたいなもの?(笑).......の結婚というか。 いずれにしても、グラントアモーレですね。おめでたいことですね♪

一路さんはこれから1年の充電期間に入るとのこと。 内野さんは来年のNHK大河ドラマの主演だそうですから、一路さんの内助の功でますますご活躍されることをお祈りいたします♪
一路さん、内野さんをシアワセにしてあげてね.....

ところでこのニュースでいちばん驚いたのは、一路さんのプロフィール。

◆一路 真輝(いちろ・まき)1965年(昭40)1月9日、愛知県生まれ。80年、宝塚音楽学校入学。82年に宝塚歌劇団に入団、男役として雪組に所属。93年、雪組トップスターになり「風と共に去りぬ」のスカーレット・オハラなどを演じた。退団後も舞台、テレビで幅広く活躍。1メートル64、血液型B。
え?小柄なスターさんだなぁ.....とは思っていたけれど、そんなに小さかったんだ....??? どうりで。下級生の頃、娘役転向の話が持ち上がったりしてたわけですね.....

こんなに小さな体でトップを張って。退団後も東宝ミュージカルを背負って、頑張っていらしたのですね......この際せっかくだから、ゆっくり休養して、しっかり充電して。これからもいい舞台をいっぱい作っていただきたいですね.....

表現者の矜持

5/17(木)
体調を崩して会社を午前休み。メールで連絡を入れようと思ってパソコンを立ち上げたのだけれど、もとの用事を忘れてフリーライターの藤本真由さんのブログに読みふけってしまいました。トウコさん(安蘭けい)が大劇場で演じたアンドレについて触れているのです。少し長いけれど、引用します。

再演を重ねてきた演目であればあるほど、人々の抱くイメージが多少なりとも出来上がってしまっており、それゆえ演者は、そのイメージに沿った演技を見せることを求められる部分が少なからずある。ましてや相手は、宝塚の名作中の名作、王道中の王道を行く「ベルサイユのばら」である。あくまで伝統に則った演技を見せる選択肢を採ることの方がむしろ歓迎されるかもしれない中で、安蘭けいは、表現者としての立場を優先し、完成度の高い演技を披露してみせた。私は私の考えるようにアンドレを演じる。そのように演じる自分に、私は誇りを持っている――。演技が雄弁に伝えるその矜持こそ、「これが私!」の表明に他ならないのである。
あぁ。そうなのですね。星組版『ベルサイユのばら』では、トウコさんもわたるさん(湖月わたる)も、宝塚の「伝統の形」よりも一歩も二歩も踏み込んで、自分たちなりに解釈したアンドレ像、フェルゼン像を作り上げていて、それが感動を呼んでいたのだと思っていました。少なくともワタシは、その、独自の解釈による新しい『ベルばら』の形、にとても感銘を受けていましたが。

それが「表現者の矜持」なのですね........

でもその事実を、こんなにも整理して、説得力ある文章で表現ができるなんて。しかも「表現者の矜持」という、すべてを集約する言葉を選び出すことができるなんて、すばらしいことですね........やはり、書くことを職業とされる方は違うのですね.....ひたすら感動、感服しました。

さて。水曜の晩は近頃恒例の『プリマダム』。我が家がこんなにきまって毎週、連続ドラマを見るなんて、何年かに1度のこと、とても珍しいことです。

先週は、黒木瞳扮するカナさんをはじめとするバレエ教室の生徒さんが、先生に黙って病院の慰問で踊ってしまって。公演?は失敗しちゃうし、先生の逆鱗には触れちゃうし。バレエ教室崩壊の危機?........だったのだけれど、入院患者のオンナノコのお礼の絵とお手紙で、皆の心がふたたび戻ってきて、発表会もできそうになってきて........ドラマの最終回がその発表会になるらしいのだけれど、その発表会のシーンが生放送になるので観客募集!というテロップが流れていました。応募してみようかな。当たるかな?くららちゃん(エ映美くらら)、久しぶりにナマで見たいしね。

そのくららちゃん。八百屋の若奥さんで、もとヤンキー。気の強そうな表情も、ヤンキー口調も妙にハマっていて、フクザツな気分。バレエの初心者って設定だから、レッスンしている様子もとってもお下手........でも、やっぱり妙にハマっている.....(苦笑)

「くらりん、これが素ってことないよね?」

と、思わず母親と顔を見合わせて、

「そんなこと、ない、ない!」

と、二人で慰めあう、というか、安心しあってしまいました(笑)。

くららちゃんの出演場面、徐々に増えてきているような気がします。来週も楽しみです♪

この先何度涙を流すのかな.......

5/11(木)
緑のこあらさんのブログを読んでいて思い出しました。そういえば、おハナちゃん(花總まり)はミーミルだったのですね.........シメさんが主演のあの頃は、まだナマの宝塚歌劇を観たことがなくて。伝説のミーミルも、2年前にスカイステージに加入して、それでようやく見ることができたのでした。おハナちゃん、お人形のように愛らしかった.....けど。白い花束を抱えた緑の袴姿のおハナちゃんは、映像で見ても、あの頃と変わらない愛らしさでした。そこに十数年の年月が横たわっているとは、とても思えない.........不思議な魅力の娘役さん、ていうか、女性なのですね......

宝塚歌劇をナマで、継続して見るようになってから、早3年半。初舞台生さんには4回出会い、トップさんを3人見送りました。隅っこにいた下級生さんが、新人公演で大きな役をもらうのを見たり。初めて銀橋をわたる生徒さんを、そのコのご贔屓さんとともに喜びの目で見つめたり。とくに贔屓ではなくても、長く見続けてくると、一人一人の生徒さんの成長がわかり、楽しみになる...........そんなことを何度も経験すると、ずっと見続けてきた生徒さんの最後の袴姿を見るたびに、さまざまな思い出が胸をよぎるようになって...........

この先、見つめ続けた生徒さんの「卒業」に出会うたび。緑のこあらさんのように、何度涙を流すのかな............

雪組のマチカ(麻愛めぐる)も。あと数日で卒業.......

男役さんの矜持 娘役さんの矜持

5/10(水)
昨夜は、月曜日放映の『タカラヅカニュース』でトウコさん(安蘭けい)の雪組特出千秋楽映像を見た後、続けて、昨日の『タカラヅカニュース』で放映した宙組千秋楽の模様を見てみました。

これまで何回かのトップさんのサヨナラ速報と違い、たかこさん(和央ようか)の楽屋入り・舞台映像・サヨナラショー・退団挨拶・サヨナラパレードと、フルセットの映像が放映されたので、ちょっとビックリ。やっぱり、たかこさんって特別なのね.......それとも、スカイステージも開局4年にしてようやく、速報体制が整ってきたってことなのかしら.....??? なんて。いらないところに思わず気を回してしまったり(苦笑)

たかこさんの楽屋入りは、白いブルゾン(会服?)で。いたってナチュラル。ごくフツーに歩いていらっしゃいました。違うのは、出迎えるガードのコたちが皆白い会服で。しかも人数が多い。白くてふわふわの.........何に例えたらいいのかな。淡雪?真綿?映像で見ても気が遠くなりそうな真っ白しろの世界。その真っ白い世界に、爽やかなたかこさんの風貌はよく似合うのだなぁ.......一瞬の映像でも、なんとなく幻想的な印象を受けたのだから、その場にいたら、きっともっとすごく幻想的な夢のような.....と思ったけど。実際その場にいたら、たいへんな騒ぎなんでしょうね(苦笑)

楽屋口で待ち受ける宙組の組子さんたちも、笑顔、笑顔。ハナちゃん(花總まり)も笑顔......え?おハナちゃん、あなたも退団者なんじゃないの....? そんなにうれしそうに、満面の笑顔でたかこさんをお出迎えしているけれど、今日はあなたも主役の一人なのではないの.....?

サヨナラショーは、やっぱりたかこさんらしく。ステキでした。ダイジェストだったから、もっともっとステキなシーンはたくさんあったのでしょうけれど。

たかこさん。大器晩成型のトップさんだったのですね。ファンの方には申し訳ないけれど、宙組2代目のトップさんとしては、なんとなく力不足感が否めない気がずっとしていたのでした。ワタシは。けどここ2~3年で、とっても存在感が大きくなった気がしました。ワタシがたかこさんを見直した......というか、私の中でたかこさんの評価が高くなったのは『BOXMAN』以来ですね........じつは『ファントム』も素晴らしかったのだろうな、と思うのだけれど、あのときは母親が入院していて、たった一度の観劇の機会は、ひたすらトウコさん(安蘭けい)を追っていたので、いまいち印象が薄い......惜しいことをしました(苦笑)
その後の『ホテル・ステラマリス』もよかった。ジャケットをラフに羽織ったたかこさんが、とってもステキでした。
炎にくちづけを』もよかった。たかこさん演じるマンリーコがレオノーラ@おハナちゃんを思って歌う歌には、涙がこぼれました。
たかこさんとおハナちゃんは、この二人ならではの独特の世界を作り上げていましたよね。背が高くて顔が小さくて、スタイルのよい二人。ヴィジュアルの美しさはもちろんなのだけれど。でもワタシは、都会的な無常感っていうのかな。どことなく無機質で無関心のような雰囲気のたかこさんと、心の奥に熱い情熱を秘めた女性、おハナちゃんのコンビが、とっても印象的でした。
とても優遇されている、という印象のある二人でしたけれど.........ほんとうに失礼な言い方だとは承知の上であえて言ってしまうのですが。ファンの皆様ごめんなさい.......でも、たかこさんとおハナちゃんは、きっとあまり器用な人たちではなかったのではないかな、って思いました。きっと、二人で研究して、努力して、その先に作り上げたのが、この二人ならではの美しく儚げな、あの世界だったのではないかな、と思いました。

この二人が。あの美しい世界が。宝塚大劇場の舞台の上に作り上げられた夢の世界から、夢幻の世界になってしまったのですね.......

大階段を下りたおハナちゃんは、まちおさん(北嶋麻実)から花束を受け取って.........花束を渡すのはトウコさんってうわさが流れていたけれど、まちおさんだったのですね........まちおさんに「かわいい」って声をかけられてニッコリ笑っていました。その姿は、スターのオーラを脱ぎ捨てたかのようで。愛らしく小ちゃな少女のようでした。

ご挨拶の最初に「感謝」という言葉を口にし、次いで「私がここまで頑張ってこられたのはたかこさんがいつも手を引いてくれたからです」と言う、おハナちゃん。客席からは笑い声が聞こえたけれど、それがきっとおハナちゃんの実感だったのでしょうね。雪組で若くしてトップ相手役さんに抜擢されて。宙組の発足と同時に最初の娘役トップさんに就任して。組の伝統やスタイルのない中で、ずんこさん(姿月あさと)、たかこさんとともに、宙組のイメージを作り上げるのに力を尽くしてこられたのでしょう。伝統ある宝塚歌劇の舞台の上で「現代的」「都会的」であり続けることも、たいへんな努力が要ったことでしょう。
そんなおハナちゃんを、雪組の頃からお姉さんのように支え、引き上げてきたのが、たかこさんだったのかもしれないですね........って思いました。

そのたかこさんは、黒燕尾で大階段を下りました。さすがはたかこさん!って思いました。素敵でした。

おハナちゃんは、一足先に大劇場を後にしました。
白い花束を抱え、髪にも白い花を飾った袴姿のおハナちゃん。何かまだ信じられない気持ちがしました。これは、お芝居の一コマなのではないかしら.....???

大劇場を後にするたかこさんを出迎えたのは、真っ白い会服の群れと、真っ白い花々に包まれたお立ち台。そこで NEVER SAY GOODBYE を歌うたかこさん。最後まで「かっこいい」たかこさんに、宝塚の男役さんの矜持のようなものを感じました。

そして、あんなに長く主演娘役を務め、多くの演出家のセンセイ方にインスピレーションを与え続け、数々の名作を作り上げたにも関わらず。最後まで出張ることなく「相手役」に徹していたおハナちゃんもまた、古きよき娘役の矜持を保ち続けた人だったのだなぁ.....と思いました。

ダイジェスト映像で切り取られた時間、切り取られた空間ではあるけれども、何かすごく大きく何かが動いているような、そんな空気を感じた、宙組千秋楽速報でした。

緑のこあらさんという方のブログに、実際にその場に立ち会ったことが書かれていました。やっぱり「宙組主演コンビの退団」は、ひとつの時代の大きな区切り、なのかな.......

プログラムの購入確率.......?(笑)

5/9(火)
我が家のCS110°チューナーでは、内臓ディスクに毎日の『タカラヅカニュース』を予約録画しています.......ていうか、我が家のCS110°チューナーはスカイステージ以外、ほとんど見ることはありません。BSに切り替えるなんてことは、お正月以来ほとんどありえないので、NHKに受信料を払うのは、なんとも理不尽な気がしないでもないが......脱線しましたね(笑)

さて。その『タカラヅカニュース』は、スカイステージのサイトで「本日のタカラヅカニュース」をチェックして、気になるものがあったときには、帰宅後就寝前のひとときに再生して楽しんだりしているのです。

昨日は雪組版『ベルサイユのばら―オスカル編』トウコちゃん(安蘭けい)特出の千秋楽の映像が放映されたというので、寝る前のひととき、ベッドにもぐりこんで『ベルばら』の世界に。プロローグの白い軍服は、ステキです。でも、やっぱり舞台で生で見るほうが何倍もステキ........なんて思っているうちに、あ~ッという間に眠りに落ちてしまいました(苦笑)

なので今朝。今日のニュースが上書きされる前に、昨日のニュースをビデオに録画。ついでに、今日は宙組千秋楽の模様を放映するはずだから、それもビデオデッキに録画予約。帰宅すれば、120分テープに『タカラヅカニュース』が2日分録画されているはずですね......楽しみ♪

夜、帰宅して。早速雪組。トウコちゃんのオスカルの千秋楽映像を見ました。
プロローグの白い軍服姿は、何度見てもやっぱりステキ。低い歌声もステキ。私はトウコさんの、ドラマ性のある歌声がすきなんだな.......って、つくづく思います。

そして、ルルーと絡む場面のアドリブは、アドリブが長くなって、寸劇になってる!
「お前のおじいちゃんにいいつけてやるぞ!おじいちゃんこわいんだぞ!」
とか。したら、カーテンが開いてオスカル・パパが現われて
「誰がこわいんだ?わしはこわいおじいちゃんか?」
と。するとアンドレが
「いいえ、やさしいおじいさまです」
とか何とかいって、下手に去っていくような.......セリフはビミョウに違うかもしれないけれど。
話には聞いていたけれど、やっぱり、映像で見ると楽しい。ナマで見れた人がうらやましいなぁ......ていうか、偽造券がでるのも納得しないではない気がします。

パレードの階段下りは、余裕。感慨深げに舞台を、客席を見渡すトウコちゃんの胸のうちは..........と思うと、私の胸もじ~ん、と。あぁ、長いベルばらの日々だったな.........
ユーモアあふれた舞台挨拶も、それを受けてのコムちゃん(朝海ひかる)の挨拶も、楽しかった。

タカラヅカニュースの映像はここまでだったのだけれど、その日の客席は、
舞台挨拶が終わって客電が点いても、「お帰りください」のアナウンスが何回か繰り返されても 拍手の嵐が鳴り止まなかったそうです。
そんな中、トウコちゃんが緞前に現れた公演プログラムを手に持って 「みんな買ってくださ~い」と宣伝をしていたのだそうです........なぜ?(笑)

という話を母親にしたところ。

「何度も観に行ってるのにプログラムは1冊しか買わないからじゃない?」と。

ギク!.....いゃいゃ、ここで母の誘導尋問に引っかかってはいけない.....東宝星版は6回観に行ったけど、母には2回しか観ていないと言っているのだから。しかも、母は1回も連れて行っていないのだから.......ばっくれておかないと...(苦笑)

けどわが家の場合も、星版は大劇場の1回は2人で1冊。購入率50%。
東宝では6回、うち2回は同伴者含め、のべ8人だけど1冊。購入率12.5%。
雪版も2回、のべ5人で1冊。購入率20%........たしかに購入率は高くない ........ていうか、そういうこと?(笑)

けど、いつもながら、母親のユニークな視点には.......(苦笑)

サヨナラの千秋楽の日に。その2.......

5/8(月)
今日は宙組『NEVER SAY GOODBYE』の千秋楽。たかこさん(和央ようか)、おハナちゃんが、大劇場にお別れをしたのですね.......ていうか、私たちが、大劇場の舞台の上たかこさん・おハナちゃんとお別れをしなければならなかったのですね.......

昨日の日記にも書いたように、この二人の作り上げたもの、残したものはとても大きいと思います。まさに、記憶に残るゴールデン・コンビですね........

さて。今夜は久しぶりに『TCAスペシャル2004「タカラヅカ90-100年への道-」』のDVDを見ました。これは母のお気に入りのDVD。ここ数ヶ月の間、私が『ベルサイユのばら』ばかり見ていたので、たまには......と思って見てみたのでした。

この年は、90周年記念ということで、各組の二番手スターさんたちが他の組に特別出演していたので、TCAスペシャルでは、お芝居には特出スターさんは出演せず、特出中の組のショーだけに出演するという、変則的な構成となっています。

ワタシはこの収録回は、日本青年館でライブ中継を見ていたのですね。隣の席のオバサン.......年かさのオネエサマが、わたるさん(湖月わたる)のメチャクチャ大ファンらしく、わたるさんが登場するたびに手を叩いて大はしゃぎするのです。「エルベ」なんだら.....タイトルを失念してしまいましたが、星組のお芝居が始まり、わたるさんが船乗り姿で登場したときのオネエサマのはしゃぎっぷりたら。椅子から転げ落ちそうになっていました。そういえば、あのオネエサマは、先日の『ACROSS』には、きっと通い詰めて涙していたにちがいないですね.....

でも、その日は7月13日で、東京はお盆の入りの日で。ワタシ、生まれて初めて、仕事以外の用事でお盆の迎え火をサボったんですよね。母親に任せて......でも。「歴史の時間」の場面とか、すごい楽しかったので、母親にも見せてあげようと思って、幕間にロビーでDVDを予約したのです。いざ、というときに定期入れに入れていた1万円札でお金を払って。
だけど、その翌日に、母親が急性心不全で倒れてしまったのですよね.......あぁ、一生に一度の親不孝の報いが、こんな形で現れるなんて.......でも。おかげさまで、無事に母親は病院から生還し、いまこうして一緒にDVDを見ているわけです。ほんとうに、神様に感謝です。母が健康で、一緒に宝塚の舞台を観、ビデオやDVDを見、『歌劇』や『グラフ』の取り合いができることに、心から感謝しなければいけません.......

それはさておき。その、TCAスペシャル2004 の最後のステージは、『未来へ』から始まる宙組さんのショー。宙組経験者の樹里ぴょん(樹里咲穂)はあまり違和感がないけれど、トウコちゃん(安蘭けい)が『ミレニアム・チャレンジャー』とか、歌いながら踊っているのは、ちょっと違和感........宙組ナンバーの中に『王家に捧ぐ歌』が混じるのも、ちょっと違和感かな....(苦笑)

で。その宙組のショーの中で、トウコちゃんとおハナちゃんが、すれ違いざまに顔を見合わせてニッコリするところが映っていて。とっても楽しげで、あぁ、同期ってやっぱりいいんだなって感じがして、感慨深く思いました。今まで何度もこのDVDを見ていたのに、今日初めて気づいたのは、やっぱり、おハナちゃんのサヨナラの日っていう、特別な思いがあったからでしょうか.....?

サヨナラの千秋楽の日に......

5/7(日)
今年のお正月だかにスカイステージで放映された月組版『エリザベート』を、ずっとチューナー内蔵のハードディスクに録画したままにしておいたのだけれど、ビデオにダビングしようかな、と思いたち。勉強もしないといけないので、音声を消して映像だけにして、ダビングをしておりました。

ふと画面に目をやると、少年ルドルフとトートが出会うシーンをやっていました。少年ルドルフ@ひろみちゃん(彩那音)を見つめるトート@さえちゃん(彩輝直)の表情がアップになって。もしかしたらこのとき、さえちゃんは、一瞬お姉ちゃんの顔になって妹の姿を見つめていたのではないかしら.....?って気がふと、しました。この映像は東京公演千秋楽のもので、さえちゃんの最後の舞台。さえちゃんとひろみちゃんの最後の共演だから.....そのとき、さえちゃんはなんだかぼんやりと、遠い何かに思いを馳せるような表情をしていました。その表情が、なんだか切なかった.....サヨナラの千秋楽。最後のその日は、やはりいつもと違う思いがこみ上げるのではないかしら.....

明日はいよいよ宙組のゴールデンコンビ、たかこさん(和央ようか)とおハナちゃん(花総まり)の大劇場サヨナラの千秋楽。早いものですね........正直いって、トップ在籍期間の長い二人に対して「いったいいつまで続けるつもりなんだろう....」と思ったことがあるのも事実です。けれども、この二人が築き上げた独特の世界は、他に追随を許さないほど、美しく完成されたものだと思います。宙組という新しい組だからこそ、二人ならではの世界が作り上げられたのかもしれないけれど。でも、ずんこさん(姿月あさと)の後を引き継いだとはいえ、ほぼゼロからここまで作り上げたことは、やはり並大抵な努力ではなしえなかったことだろうし、たいへんな功績だと思います。なにより、二人が常に新鮮な印象をファンに与え続け、新たなファンを獲得し続けてきたことは、すばらしい。

その二人の姿が宝塚の舞台から消えてしまうのは、とても寂しいな.....と思います。

朝日の夕刊にも『ベルばら』評が

5/6(土)
朝日新聞の夕刊に、雪組版『ベルサイユのばら―オスカル編』の舞台評が載っていました。 舞台評というよりも解説といった色合いが濃い内容ですが。やっぱり『ベルばら』を語るには、いろんな背景を語る必要があるのかな........まぁ、背景を知って観に行ったほうが、混乱がなくていいかもしれないですが。

宝塚歌劇で男役が、男性として生きる女性・オスカルを演じることに、なにか特別な意味があるように書かれていますが、どういうことかなぁ....「男」と「女」がフクザツに入り組んでいる、ということかしら?
で。主演のコムちゃん(朝海ひかる)は「この機微を表現して余すところがない」と。これは褒められているのでしょうね。さらに「りりしく、目が飛び切りやさしい」とも。そうですね。ロザリーなどにはやわらかい視線を投げかけていたし。お家の中でも、家族やアンドレに対する視線はとってもやさしかった気がします。

いっぽう「オスカル編」では主演娘役の扱いが難しく、影が薄いと。バッサリ(苦笑)
でもたしかに、主演のオスカルの「女性」性を強く打ち出されちゃうと、主演娘役の立場がないですよね......

アンドレのトリプルキャストについては、筆者はかしちゃん(貴城けい)、トウコちゃん(安蘭けい)を両方観ているらしく......ミズさん(水夏希)は、東宝では今日からだから、さすがにまだ観てないらしい.....「貴城は容姿がよく、安蘭は温かく声に深みがある」と、対比。まぁ、それはたしかにそのとおりで、大方誰もがそのように感じると思うのですが。でも、そうキッパリ言い切るのも、ちょっと身もフタもない......(苦笑)
「安蘭と朝海は同期で、心のきずなが強い」とも書かれていて。私たちが二人の間に感じた強い絆は、評論家さんにも伝わったのね.....と思うと、ちょっとうれしかったです。
「この3人はダンスでも客を魅了する」とある「3人」は、コムちゃんとかしちゃんとトウコちゃんの3人かしら?それとも、かしちゃん、トウコちゃん、ミズさんの3人かしら....??? どちらにしても話が通るので、読み取るのが難しい......

記事に添えている写真は、かしちゃんとコムちゃんの「今宵一夜」。かしちゃんのすっきりとした姿は美しいですね。濃く青い背景の中に二人の姿が浮かび上がって見えるのも、美しい......けど、一瞬かしちゃんがトウコちゃんに見えました。よく見れば全然違うのだけれどね。トウコちゃんとかしちゃんは、ときどき、とってもよく似て見える瞬間がある気がするのだけれど。それって私だけかしら.....?

記事の最後には「宝塚大劇場では、初夏の日差しに似た熱い血がたぎっていた」とありますが、これは東京宝塚劇場ですね。ウチの母もそうですが、年配の方は東宝のことも大劇場と呼んだりします。この筆者も年配の方なのでしょうか....?(苦笑)

ひどいことをする人がいるなぁ.....

5/5(金)
今日は雪組『ベルサイユのばら―オスカル編―』の星組・安蘭けい特出アンドレ千秋楽でした。トウコさん(安蘭けい)のアドリブも冴え渡り、舞台挨拶もトウコさんらしい楽しいもの。さらには緞帳が下りたステージに登場して、挨拶、というかトークをされた、という話を漏れ聞いて。あ~今日観劇できた人はうらやましいな......と思っていたら。

宝塚歌劇団より『ローソンチケットからのご報告について』という発表が、公式ホームページ上に掲載されました。
なんでも、ローソンチケットの台紙にコピーした偽造チケットが2枚発見されたそうで、それはインターネットに出品されていたものだったそうです。宝塚歌劇団としては、正規のルート以外で販売されているチケットについては責任を追いかねるので、気をつけてほしい、とのことです。

まぁ、そこまで責任を負いかねるっていうのはごもっともですね。でも「だったら、もっとチケットを入手しやすくして!」という声が、きっとどこかで上がっていることと思いますが(苦笑)

でも、ただでさえ、トウコさん特出のこの1週間余りの日々のチケットは、あまりに品薄だったし......品薄ってことはないか。数は同じだもののね。需要が多かったということですね(笑).......ましてや今日は千秋楽だったし。インターネットでチケットを手に入れた方は、躍り上がらんばかりの喜びだったことでしょうね。結局その方は舞台を観ることはできたのかしら....???

それにしても、ひどいことをする人がいるものですね。そういうルール違反って、やっぱりいけないと思うな~。ましてや、個人でルールに違反するだけでなくって、関係ない人を巻き込んで、それで儲けようとするなんて、絶対にいけないと思います。巻き込まれちゃった人も、ルール違反かもしれないけれど。でも、ちょっとかわいそうだな......って思います。

でも、偽造券がでるほどの人気。やっぱり『ベルばら』って。トウコさんって、すごい!って思ってしまいました。

ピュアな気持ちで舞台を観なくちゃね!

5/4(木)

雪穂さんという方のブログに、雪組版『ベルサイユのばら―オスカル編―』について書かれている中に

>今宵一夜の前の一場面については、オスカルの心情がより浮き彫りになったように思いました。

というくだりを見つけて、あぁ。たしかに。そういう見方もあるな.......と。軽い衝撃を受けました。

雪穂さんが書かれているように、出陣前夜。ロザリーに対してはゆったりと落ち着いた、凛々しいオスカルであるのに、アンドレに対しては不安な気持ち....女性としての思いの丈を生々しくぶつけている.....その対照的な姿が、オスカルの心情を際立たせていました。

でもあの場面は、とってもよく知っている、『ベルばら』といえば「今宵一夜」ってぐらい、有名な場面だったので。そこに新たな展開が付け加わったことで流れが変わったことが何より気になって、それ以上のものを感じとろうとはしていなかったのでした、ワタシ。それって、自分が思っていた以上に先入観をもって観劇をしていたってことだな.......と思い。もっとピュアな気持ちで舞台を観なくちゃね!と、反省しました。

さて。昼過ぎにふとスカイステージをつけたら、タカラヅカニュースをやっていて、わたるさん(湖月わたる)のサヨナラの一環でもあるダンス・リサイタル『Across』千秋楽の模様を放映していました。すごい、大盛り上がりの千秋楽。
わたるさんは、明るい求心力の持ち主。出演者のご挨拶の中で誰かが言っていたけれど、まさに明るい「太陽」なんだな.......って思いました。この人が、舞台の上からいなくなってしまうことがホントウにあるのだろうか......??? そんな気持ちがふと、しました。なんだか、最初からそこにいて、これからもずっとそこにいるのではないか.....???
トップさんのサヨナラに出会うのは、これが初めてではないし、私にとってわたさんはそこまで思いいれの深いトップさんというわけではないけれど。こんな気持ちがわいてくるのは初めてのことです。
「みなさんついてきてくださ~い」とわたるさんが最後に言っていたけれど。もちろん、ついていきます!あなたを最後まで見届けます、そんな気持ちが自然と湧き上がる気がしました。

幸せの余韻........

5/3(水)
「やっぱり朝海ひかるはオスカルだねぇ......」

朝。茶の間に下りると、早々に母親が言います。朝っぱらから何事かと思ったら。昨日ワタシがキャトルで帰った Le Cinq を、母は早起きして眺めていたのですね(苦笑)

「けど、どうして湖月わたるが出てるの?安蘭けいじゃないの?」

いや、だからね。それは大劇場公演で、大劇場では初日から3日間はアンドレを湖月わたるがやってたわけよ。でね、東宝では今、安蘭けいがやってるわけ。

「安蘭けいはアンドレじゃないときは何をしてるの?」

安蘭けいは星組でしょ?だから今だけ雪組に特別出演してるわけ。

.......母は、何度説明しても、いまいち役替わりが理解できないようです......(苦笑)

さて。今日は一日、昨日の公演の余韻に浸り、とても幸せな一日を過ごしました.....というわけで、昨日の公演の振り返りです。

****
「舞台は生もの」とはいうけれど。

まさに舞台は生もの。今日(5/2のこと。以下同じ)の公演は5日前に見たものとは、まったく印象が異なっていました。筋書きも出演者も、何もかも同じはずなのに、こんなに違うなんて........
ここ数日、まさに「舞台は生もの」というハプニングが続いていたらしい雪組&トウコさんだけれど、今日の公演はとくにハプニングはなく。けれど、格段に舞は変化していました。何がそうさせていたのだろう.....それはよくわからないけれど。

5日前。My初日の舞台では、芝居というか作品自体にはとくに大きな感動はなく。淡々と舞台を観ていたのですね。でも今日は違いました。とくに二幕は、何度涙を流したことでしょう.....

いちばん大きく変わったのは、オスカル@コムちゃん(朝海ひかる)。とても熱かった。そして、アンドレとの関係を意識し、オスカルの内面が変化していく二幕は、とても「女の子」でした。アンドレ@トウコちゃん(安蘭けい)の前で女の子のオスカル。

毒入りワインの場面。アンドレの独白を聞き、呆然とするコムちゃんの表情は、幼い女の子の顔。もだえ苦しみながら熱く語り続けるアンドレを、泣きそうな顔で見つめるオスカル.......アンドレに抱きしめられた瞬間にもらす「アん」ってつぶやき声..........

今宵一夜。泣きそうな顔でアンドレに告白するオスカル。コムちゃんの瞳がキラキラと輝いている.......泣いてる?.......それを穏やかに受け止めるアンドレ。もう以前のように驚愕の表情を浮かべたりはしない.........以前ってなんでしょ?(笑).......アンドレに笑顔こそないけれど、その柔らかな瞳の色は......アンドレに抱きつく必死のオスカル。でも、アンドレは余裕。手馴れた雰囲気.......濡れた瞳でアンドレを見上げるオスカル。熱い歓びの表情を浮かべるアンドレ.....アンドレの腕の中で、オスカルは小さな小さな少女のようです.......そして、この場面はやはり、一幅の絵画のようです。眼福。

部下の前で、民衆の前で、立ち上がるオスカルは、熱く、力強かった。声に、言葉に力がみなぎっていた。橋の上から......なぜ?(笑).......見下ろすアンドレの満足げな、自慢げな顔。「俺のオスカルはこういう奴なのさ」そんな言葉が顔に書いてある(笑)。

「戦闘が終われば結婚式だ」
その言葉を口にするオスカルも、うなずくアンドレも、まっすぐ未来を見つめていた。信じていた。橋の上と下。二人の間に通う、熱い信頼の絆。オスカルの視線の先にいるのは、オスカルといつも肩を並べ、ともに同じものを見つめてきた、だれよりも深くオスカルを理解するアンドレ。お互いにとってかけがえのない存在......これはやはり、同期だから、同じ時間を共有してきた仲間だったから、自然とにじむ空気感なのでしょうか....???

しかしそのオスカルの目の前で、アンドレに降り注ぐ銃弾の雨......確かに雨だ。アンドレはそこでオスカルの盾になろうとしたのかしら?.......アンドレに駆け寄ろうとするオスカルに抱きついて押しとどめるベルナール@ハマコちゃん(未来優希)の「危ない!」という叫び。激しく泣き叫ぶような......「ような」というのは、このとき、アンドレしか見ていなかったので(苦笑)......オスカルの声。穏やかな顔で倒れこむアンドレの目には、ペガサスの背にまたがり大空を駆け抜けるオスカルの姿が映っていたに違いない。あるいは、光り輝く春の日に、初めて目の前に現われた凛々しい少女オスカルの姿?......

深い悲しみの中から搾り出すオスカルの決意。熱い熱いバスティーユの戦い。兵士たちよりも熱く闘う.....踊る.....ベルナール@ハマコちゃん(笑)。

敵弾に倒れ、アンドレを求めるオスカル。いまこのときに求めるものは、やはりアンドレなのだ。オスカルがつらいとき、苦しいとき、傍らでともに苦しみ、助け合ってきた、アンドレなのだ。二人は二人で一つの存在だったのだ.........でも、それに気づいた今、アンドレは既にここにいない。オスカルの、悲痛な叫び。絶望の叫び.......「バスティーユが陥ちたぞ!」の声は、オスカルには、自分を安らかに天に召す、鎮魂の響きに聞こえたに違いない.......この場面、オスカルのベルトを緩め、ブロンドの髪を整える、ロザリー@まーちゃん(舞風りら)の細かい芝居、そして「いやぁぁぁっ!」という切ない叫び声も、ツボでした。

そのロザリーも、今日は熱演でした。「乙女の祈り」。オスカルの軍服に頬を寄せ「口には出せない乙女の祈り」と。涙ぐみながら歌うロザリーの姿。初恋に別れを告げるロザリーが切なくて、思わず涙。
パリ出陣前夜。オスカルの居間に忍び込み、オスカルへの思いを訴えるロザリーの必死な姿にも、また涙......けど、この場面はちょっと蛇足。やんわりと応えるオスカルは、フトコロの深さを感じさせてステキでしたが。今宵一夜の流れを思いっきり阻害したと思います。

ラスト。オスカルを呼ぶアンドレのダミ声がツボ。白い馬車の上でオスカルを見つめるアンドレの、やさしく誇らしげな表情がステキ。アカペラで「愛それは甘く」と歌いはじめる、その歌声が、やわらかくあたたかく、深く。再び涙が溢れました。馬車に駆け寄るオスカルの、うれしくてたまらない、といった笑顔。出迎えるアンドレの笑顔.........アンドレの大きさと余裕を感じさせて、ステキ。........馬車の上に並んだ二人のシアワセそうな姿に、また、涙。馬車が舞台下手に移動し、カーテンの向こうに消えた後、薄いカーテン越しにコムちゃんとトウコちゃんが顔を見合わせて笑い合っているのが透けて見えるのも微笑ましかったです。

フィナーレ。コムちゃんとトウコちゃんのデュエットダンスは、人が目を合わせるたびにニッコリと微笑む.....どころか満面の笑顔。それが、お芝居のラストの幸せな雰囲気につながって、すごぉくいい感じでした。そんな二人を見つめて。後ろで踊る水さん(水夏希)も満面の笑顔。組子さんたちも笑顔。みんなが笑顔の幸せなフィナーレ。

コムちゃんとまーちゃんのデュエットも、ふんわり幸せな空気が漂う......コムちゃんのやわらかな笑顔、しなやかなダンスは、まさにフェアリーと呼ぶのにふさわしく......

パレードも、皆、笑顔。トウコちゃんも今日は余裕の階段下り。歌がないから寂しい、という声も多く聞こえていますが、私は、これはこれですごく好き。落ち着いてゆったりと客席を、組子さんたちを見渡しながら、スポットを浴びて大階段を下りるトウコちゃん。 最後に大階段を下りるコムちゃんを笑顔で迎える組子さんたち......ほんとうに幸せな空気の漂うフィナーレでした。

シアワセの余韻.....マリー・アントワネット生誕250周年記念の、2006年の『ベルばら』が、いつか思い出のひとこまになったとき。
きっとワタシは、いまのこの幸せなキモチとともに4ヵ月間、9回の舞台を思い起こすのだと思います。それほど。今日の舞台は感動的で、幸せでした。

[オマケ]
「アンシャン・レジーム(旧体制)はいままさに崩れ去らんとしている!」
ハマコちゃんの演説が、妙にハマるのはなぜかしら......?(笑)

「往年の乙女」たちと「未来の乙女」と

5/2(火)
今日は、お友達のエリコさんと、小学校1年生の娘さんモモちゃんとともに雪組『ベルサイユのばら―オスカル編―』の観劇です。

2月にエリコさんと花組を観劇したときに「娘がね、お姫様が好きなのよ~。それでね、今度ベルばらがあるじゃない?でね。ローソンにチラシが置いてあるのよ~。そのチラシを何度ももらってきては眺めてるのよ~」と言っていたので。今回友の会で3枚チケットが取れたので、声をかけてみたら「行くわ!」と即答をもらい。でも、モモちゃんは小学校に入学したばかり。「学校はいいの?」と聞いたら「学校なら休ませるから!」なんて言っていたのだけれど。でもやはり、学校には出席させるみたい。そりゃぁそうよね(苦笑)。開演20分前に、劇場前で待ち合わせをしました。

ちなみにエリコさんは『ベルサイユのばら』の原作の大ファン。昨日メールをしたら「原作を読み返して予習しました。バッチリです!」と。ん.....かえって心配かも(笑)

私は今日は休暇をいただけたので、入り待ちから行くぞ!と気合がこもっていたのですが、午前中はたいへんな雷雨。こういう日こそスターさんをお出迎えして激励してあげたいところだけれど、とある試験を12日後に控えている私......マジか?(苦笑)......いま風邪を引くわけにもいかないので、入り待ちは断念。雨が落ち着くのを待って、家を出ることにしました。

Photo

行きがけに宝塚アンに立ち寄ると、前々からほしかった『ベルサイユのばら2001―オスカル編―』の公演プログラムがあったので、早速購入。ラッキーでした。
なぜこれがほしかったのかというと、1月に大劇場のホールで展示販売していたリトグラフがとても気に入って。聞くとこの公演のために池田理代子センセイが特別に書き下ろしたというイラスト(画像参照)である、ということだったので。ぜひこのプログラムがほしかったのです。

さて。初めて会ったモモちゃんは、ピンクのワンピースにブルーのヘアバンドをつけて。劇場入り口のガラス扉の陰にママとともに、緊張気味に立っていました。
こんなに小さい女の子とお話しするなんて滅多にないことなので、何を見ても話してもカワイイ。もう、オネエサン(オバサン?...笑)は、開演前だというのに蕩けてトロトロです(苦笑)

「マリー・アントワネット出る?」と聞くモモちゃん。
「ごめんね。今日はマリー・アントワネットは出ないの。ロザリーは出てくるけど」と私。逆に
「モモちゃんは誰が好き?」と聞き返すと
「ロザリー。かわいいもの♪」と。いいお子さんです.....(苦笑)

劇場内に入ると、早く、早く、と待ちきれない様子。けれどその前に。1階ロビーのひざ掛けやオペラグラスを貸してくれるカウンターで、お子様向けのクッションを借ります。これは、座席の上に丁度はまる大きさで、高さが5センチぐらいの真四角のウレタンクッション。小さなお子さんの頭が座高の高い大人たちに埋もれないように、ちゃんと舞台が見られるように用意されているもののようです。

ロビー正面にはめ込まれているポスターと同じ絵柄の写真に「あ。ロザリー♪」と駆け寄るモモちゃん。せっかくなので、写真の前で記念撮影をします(笑)。

今日もロビーには「往年の乙女たち」がいっぱいです(苦笑)。しかもなんだか人が多い。「客層が違う?」
と問うエリコさんに
「違う。明らかに」
と、キッパリ答える私(笑)。

今日の私たちの席は、1階S席最後列。すぐ後ろは通路です。だから、少しぐらいお行儀が悪くても平気かな~って。ちょっと安心します.......ホントかな?(笑)

お隣は、私の母よりかは少し若そうな、けどやっぱり「往年の乙女」たち?といった風情のオバサマ2人連れ。
「ベルばらは最初の時から見ているのよ~」と。「安奈(淳)さんも、榛名(由梨)さんも、松(あきら)さんも見たわ~」「昔はこんなにキレイじゃなくてね。客席は3階まであったのよ~」「昔はこんなにお客さんいっぱいじゃなくってね。学校の帰りにふらっと寄っても、チケットが買えて見られたのよ~」「大地真央さんのなんかも見にきたわね~」と。後から後から昔話が.....
「どちらがご贔屓ですか?」と聞くと、ひとりの「乙女」は
「いっぱいいるけど、この組では緒月遠麻ね」とのこと。「あ~きたろうですね。今回は衛兵隊ですね。栄養失調になっちゃう(笑)」というと「そうそう。きたろうちゃん。新公はいい役がついていたわね。見にきたけど」と。
もうひとりの「乙女」は「私はもう、ちひろさん一筋なの♪」と。「一樹千尋さん、お歌お上手だし、お声もいいですものね」というと「そうなの、そうなの。もう、若い頃からなのよ~♪」と。いずれも筋金入りです.......(苦笑)

エリコさんは、花道に立てられたバラのパネルを見て「いつもあんなのあったっけ?」と。「ううん、ベルばら仕様なの(笑)」と答えると「豪華ねぇ~」と。期待に満ちた眼差し。

緞帳が上がりピンクのカーテンが現われると、エリコさん母子の興奮はクライマックスに達します。いよいよ小公子とバラの少年・少女たちが現われると「わぁ」っと。キラキラの瞳でママを振り返るモモちゃん。オバちゃんは、もう、そんなあなたにトロトロですわ.....(笑)

モモちゃんは、ドレス姿の娘役さんが登場すると、目を輝かせてオペラグラスを手にします。時折ママを振り向いては、何かを話しかけています。興奮すると椅子から下りて立ってしまうのだけれど、でも、まだあまり背が高くないので、通路に立っても大人の座高と同じぐらいの高さのようです(笑)

衛兵隊に転属となったオスカルとアランが対決する場面では、小声で「頑張れオスカル、頑張れオスカル」と。一生懸命オスカルを応援しています。

一幕ラスト。ペガサスが登場すると、モモちゃんの興奮は最高潮に達しました。ペガサスに乗ったオスカルが舞台中央に戻ると、金色の紙吹雪が舞台に舞い下りました。それを見たモモちゃんは歓声をあげました。

幕間に「どこがよかった?」と聞くと「ペガサス!」と答えるモモちゃん。「乗りたい?」と聞くと「乗りたい!」と。

エリコさんは「ロザリー、小間使いだったね.....」とビミョウな表情。やはりそこに突っ込みをいれますか.....(苦笑)

二幕は少しお話が難しかったのかな? 神妙な顔で舞台に見入るモモちゃん。最後に白い馬車が登場して、ようやく笑顔がもどってきました。ほっ!(笑)

フィナーレはきれいな場面の連続。キラキラと目を輝かせながら、お母さんに何かを話しかけたり、拍子をとったりしていたようです。

そんなモモちゃんを、反対隣の「往年の乙女」たちも、とっても気になる様子。緞帳が下りるや否や「どう?きれいだった?」と話しかけていました(笑)

今日は全体に小さい子どもが少なかったようで、ロビーに出てもモモちゃんは「往年の乙女」たちのアイドル。皆口々に「どうだった?」「きれいだった?」「あの舞台に立ちたい?」などとモモちゃんに話しかけてきます(笑)

お家では4つ違いのお兄ちゃんが一人でお留守番をしていたのだそうです。なので、終演後はまっすぐ帰宅です。モモちゃんは、キャトルでママに買ってもらったコンパクトミラーを手に、ニコニコ笑顔で日比谷の駅に消えていきました。

オネエサン(オバサン!笑)も、今日は「未来の乙女」モモちゃんと一緒で、とっても楽しく観劇ができました♪モモちゃんも、将来、宝塚歌劇を大好きになってくれるといいな.......

とっ散らかってしまいました.....(苦笑)

5/2(火)
今日は、お友達のエリコさんとエリコさんの小学校1年生の娘さんとともに、雪組版『ベルサイユのばら』の観劇です。
でも、その前に、前回の観劇の振り返りを.......

****
開演前の客席の熱気。ざわめき。これは『ベルサイユのばら』に独特なことの一つだと思います。ここまでの熱気を感じさせる公演は、他の演目ではあまりないのではないでしょうか?

そんな熱気の中、ピンクのカーテンが飛び、小公子&ばらの少年・少女たちが登場。スターさんが登場したわけではないのに拍手が沸き起こるのも、『ベルばら』ならではででしょう(笑)。小公子、センターはコマちゃん(沙央くらま)です。両脇は、大湖せしるちゃん、連城まことちゃん、かな?美形です♪

「ごらんなさい ごらんなさい」のナンバーは「めぐり~きてみたび~」のバージョン。これってツレさま(鳳蘭)のフェルゼン編でミネちゃん(峰さお理)が歌っていたナンバーですよね.......小公子って、昔はスターの登竜門っていわれていたそうですが。今回、星組も雪組も、小公子は新公オスカルだ。今でもやっぱり登竜門なのでしょうか.....???

な~んて。ワタクシの観劇の記憶はたいてい、最初は詳細なのに後半になるにしたがっていい加減になっていくのは、最初はまだ冷静に見ているから、という理由なのです。それを今回ハッキリ自覚しました。

なぜなら今回。ワタクシはほぼまったくといっていいほど基礎知識なく、観劇に臨んだのでした。だから、次の瞬間。舞台中央に迫上がる影を見たときには、あまりの衝撃に崩れ落ちる......どころではないな。もう、とっちらかってしまいました。ちょうど、会社の廊下で両手いっぱいに会議資料を抱えているときに憧れの先輩に不意に出会い、思わず取り落として書類をそこらじゅうに撒き散らしちゃったような.......なんなんだ、この例えは(笑)......な、わけで。そこから後はすっかりとっ散らかった状態で観劇しているのでした.....(苦笑)

セリ上がる白い軍服はアンドレ。このとき、なんとなくセリ上がるのはかしちゃん(貴城けい)、みたいな先入観があったのですね。なぜかしら....? 雪組公演だからかな?(笑).......まず目に入ったのは端整にまとめた黒髪を縛る黒いおリボンでした。ん?あの肩の線は?あの肩から腕にかけての線は?つーか、あの小柄なフォルムは?.........トウコさん(安蘭けい)!!......衝撃でした。

トウコさん、紺の襟のついた白い軍服がとってもお似合いでステキ。おリボンでまとめた黒髪もステキ。雪組的に、やや切れ長に。サッパリめに仕上げたお化粧もステキ。

続いて、白い軍服にマントの男役陣が登場します。雪組男子.......男子?まぁ、男子だ(笑).....はすっきりと美しく、とても爽やかです。

雪組の男役さんたちを従えてのダンスは、トウコさんの魅力を存分に発揮しています。このような"型"をキメるダンスは、ほんとうに美しいですね......雪組の男役さんの真ん中で踊るトウコさん。5年間余りの星組生活を経て雪組に戻ってきたのですね.....って感じ。まぁまさしくそのとおりなんですが(笑)。私はその頃の舞台は映像でしか知らないけれど、懐かしくもあり、フクザツでもあり.........

パレードで上手にコムちゃん、下手にトウコちゃんが、銀橋から一段下りて立つ姿もステキ......だったのですが、前の席の人の頭がちょっとジャマ。その頭を避けるように身体をひねり、覗き込むようにしてオペラを構えているワタシの姿は、かなり怪しかったと思います(笑)

ジャルジェ家の立木の陰から現われたアンドレ。オスカルに向かってニヤリ、っと笑うワイルドな笑顔に、ドキドキです。黒髪に青いシャツもステキ。似合う。数週間前までのオスカルとはうって変わった低い声も、ほんとうにステキ。こんなワイルドなトウコさんは久しぶり。ワタクシは長い間、こんなトウコさんに出会いたかったのです........ワタクシは崩れ落ちたきり、もう立ち直れません(笑)

次に登場するのはジャルジェ家の居間。ルルーに「赤くなってる~」ってからかわれたときの顎を抑えて「え゛っ!」ってリアクション。「まて!ルル~~~っ!」って追いかけるときの巻き舌。いかにもさすがはトウコさんです(笑)

愛の肖像。銀橋でオスカルへの思いを語るアンドレ。オスカルへの愛が体中に満ち溢れている。私は「噂のペガちゃん」が登場しても、しばらくはひたすらアンドレを見つめていたので.......トウコちゃんが下手花道にセリ下がるまで.......ペガちゃん登場の衝撃は後からジワジワ効いてきました。けど、ペガサスにまたがるコムちゃんのうれしそうな笑顔が印象的でした。

二幕は小公子は登場せず、衛兵隊の練習から始まります。
衛兵たちの後ろから登場するアンドレ、オスカルは。格好いいなぁ......けど、アンドレが見えない目を押さえる仕草はちょっとわざとらしっぽいかも(笑)

ジェローデルの結婚話を聞いたときのリアクション。そこから、トウコさんの世界が始まります。オスカルへのかなわぬ愛に苦悩するアンドレ。『心のひとオスカル』は切なく、痛い......

やがて舞台は毒入りワインの場面に至ります。ワインのデキャンタを手にオスカルの居間を訪ねるアンドレ。グラスを入れたキャビネットに向かう途中、ソファにぶつかる細かい芝居が。もちろん他のアンドレも同じなのだろうけれど、小芝居がとってもトウコさんらしいです。けど。この場面、一人無闇に熱いアンドレっていう雰囲気。一人で盛り上がって、勝手に動揺し、オスカルを置き去りにして立ち去っていく。嵐が吹き抜けたような展開.......でも、そんなアンドレ@トウコさんはステキ。ステキだから、いいです(笑)

今宵一夜。オスカル@コムちゃんと、アンドレ@トウコちゃんのこの場面は、1月に宝塚ホテルのロビーで舞台写真を見て以来、ぜひ一度ナマで見たいと思っていたのですが、思っていたとおり、美しい場面でした。そして、今日のアンドレはとってもアダルトで、手馴れた様子。なんて色気のあるアンドレなのでしょう........撃沈(苦笑)

パリ市内。橋の上。一人橋佇む姿がかわいらしかったです。単に無表情なのかしら?なんとも図りかねる表情.......けどアンドレ。そこで一人で何してるんだ?下の騒ぎに無関心でいいのか?.......って一瞬思ったけど、このときアンドレには下の様子が見えていなくて、何が起こっているか分らないのですね。きっと。

アンドレの最期も、一段とパワーアップしていました。ほんとうに撃たれているみたい。背中からも撃たれるし。トウコさんはほんとうに死ぬのがお上手な方です........

ラスト。バスティーユの戦いに斃れたオスカルを呼ぶアンドレの声。白い馬車の上でオスカルを見つめる、キラキラとした瞳。明るい笑顔。あぁ.......すべてが終わったのだな、と思う.......

フィナーレはピンクの洪水から始まります。かしちゃん、水さん(水夏希)はじめ、スターさんが『ベルバラ』ナンバーを歌い継いで。華やかなショーの始まりです。フレンチカンカン風のお衣装を着たロケットもかわいい♪

やがて。大階段に現われるトウコちゃんとコムちゃん。クールな表情がステキ......けど、トウコちゃん本人よりもお衣装のほうが目立つような....(苦笑) トウコちゃんも、動くたびにゴテゴテのお衣装が邪魔そうに見えて.....まぁそれも、萌、なのですが(笑) けど、そのお衣装を。銀橋を渡り終えて舞台下手で脱ぐ後姿にはちょっとドキっ.......
ダンスの間、コムちゃんと目を合わせるたびにニッコリ笑顔になるところは、やっぱり同期なのだな、仲がいいのだなって思うと、微笑ましく思いました.....けど、トウコちゃんはニッコリするのに、コムちゃんはおすましだったりするときもあって。なんだかこの二人らしいなぁ.....と思って。これも微笑ましく思われます。

コムちゃんとまーちゃんのデュエットは、ほんわかとやわらかく、シアワセな雰囲気が漂っていて、いつもながらステキです。まさにフェアリー。どちらも。

パレードでも、トウコちゃんは他のトップさんと同じ扱いのようです。まーちゃんの後に、照明の落ちた大階段を、スポットを浴びながら一人で下りてきました。でも、なんだか決まり悪そう(笑)「あ、どうも」って感じで照れたように雪組の組子さんたちを見わたすところが、なんともトウコちゃんらしくて、愛らしいです。

最期に大階段を下りるのは、もちろんコムちゃん。そのコムちゃんをワクワクした瞳で見上げているトウコちゃん。コムちゃんがセンターに歩く後姿を満面の笑顔で見つめるトウコちゃん.......あぁ、きっとトウコちゃんは、コムちゃんとこうして共演していることが、ほんとうにうれしくてたならないのだなぁって思って、なんていいコなんだろうって思うと、愛しくて抱きしめたい気持ちになってしまいました。

トウコちゃんのアンドレは、男クサくてワイルドで、オスカルへの愛に満ちていました。ホントウにホントウにステキでした.........あぁぁ.......っ!

途中、すごい飛ばしましたが。
かしちゃんのジェローデル。「この愛を受け取ってください」かな?例のセリフ。やっぱり、こういう白馬の王子様系の役にかけては、あなたの右に出る方はいません。その瞬間、やっぱり蕩け落ちそうになりました♪

水さんのアランも、いい雰囲気。格好いい。妹思いのいい兄ちゃんて感じも、よく現われてていい。素?....けど、今回ディアンヌの死の場面がなかったから、オスカルとの心の交流がなくて、残念ですね。あの場面、コムちゃんと水さんで見たかったな......

ロザリー@まーちゃん(舞風りら)。オスカル編の娘役トップさんは、なんか損な役回りですね.....けど、ドレス姿は本当にステキ。コムちゃんとのダンスも、愛情とシアワセに満ちていて、本当にステキ.......なんか別の表現が思い浮かばないものかしらね、ワタシは(笑)

ジェローデル@ハマコちゃん。ん......ビミョウ。上手いです。ハマコちゃんはお芝居は上手いけど、ちょっとキャラが。どうなんだろう......(苦笑) ワタシ、雪組だったらジェローデルはえりたん(壮一帆)あたりにやってもらいたかったな......えりたんが役替わり要員だから致し方ないけど。ハマコちゃんには、ナガ組長がやってた上官あたりを.....ごめんなさい(笑)

マチカ.......マチカ、ごめん。大好きなマチカ。ワタシが初めて「萌え」感を知った男役さん、マチカ。サヨナラなのに。最後なのに......ごめん、マチカ。ハッキリいって今回、あなたは私の視界に入ってこなかった......けど、プロローグの白い軍服のダンスは、とってもマチカらしく、格好よかった。オスカルの影は......谷センセイの心遣いはうれしかったけど、笑えた。ほんとにごめん、マチカ。マチカの姿がこの舞台から消えてしまうと思うと、とっても寂しいです.....(涙)

........さて。公演も終わり、『ベルばら』の世界に興奮気味の「乙女」たちでしたが、1階のロビーに劇場支配人・小川甲子さんの姿を見つけて、さらに興奮。私がコインロッカーにコートを取りに行っているあいだに、小川さんを取り巻いてなにやら一生懸命話しかけている。かと思えば、写真を撮りたいと言い出す。仕方がないので、携帯で写真を撮らせていただきました..........ほんとうに申し訳ないです。けど、ありがとうございました........(汗)

またも揺れ動くオトメごころ.......

5/1(月)
早いもので、今日から5月。ステージカレンダーの写真もたかこさん(和央ようか)に変わりました。昨秋の『炎にくちづけを』の写真です。『炎にくちづけを』でたかこさんの歌った歌は、メロディーが美しくて、とってもステキでした。机の前の壁にかけたカレンダーを見上げていると、あのときの感動が蘇ります。

次の東京公演で、たかこさんともお別れなのですね.......

さて。昨夜は『ベルサイユのばら2001~オスカル編』大劇場千秋楽を放映していました。星組の前々トップ、ノルさんこと稔幸サンのサヨナラの作品ですね。この公演は変則で、東京が先で宝塚が後だったので、この映像の舞台が、正真正銘ノルさんのサヨナラだったのですね。でも、大劇場でサヨナラというのは、ある意味冥利なのではないかしら....? な~んて。素人考えかもしれないですね(苦笑)

フィナーレのパレードで、大階段の中央で。大階段に並んだ下級生さんたちや舞台に並んだ組子さんたちを一人一人見渡すノルサンの、やさしく穏やかな表情が、胸に迫りました。あぁ、トップさんというのは、こんなにも愛しげに組子さんたちを見つめるものなのだな.....それが包容力というものかしら......

な~んていうと、いかにも熱心にテレビを見ていたように思われマシが、じつはいろんな用事をすませながら......『ベルばら』用語では「始末して」って言うかしら?(笑).......テレビだけはつけていたので、ほとんど音声だけ聞いている状態だったのですが。

いま現在。リアルタイムでトウドレ=アンドレ@トウコちゃん(安蘭けい)に夢中のワタクシですが。やっぱりタードレ=アンドレ@たーたん(香寿たつき)もステキ。そのやわらかで包みこむようなタードレの声を聞いていると、やっぱり耳と心が蕩けそうになってきます......

情熱的なトウドレに対して、穏やかなタードレ。
心に秘めた熱いものが一気にあふれ出したようなトウドレに対して、高ぶる感情に堪えきれずただ一度、思いを吐露してしまったかのようなタードレ。 どちらもステキ......

タードレとトウドレの間で揺れ動くワタシ。心は千々に乱れて、定まることはありません.....(苦笑)

永遠の夢の世界への階段

4/30(日)
今日の『タカラヅカニュース総集編』では、花組の『Apartman Cinema』の千秋楽の模様を放映していました。
千秋楽。春野さん(春野寿美礼)、はじけていました。はじけるのが、最近の春野さんのキャラなのかしら?客席も、そんな春野さんの姿を心待ちにしているのね。

ゆうくん(真飛聖)は、アドリブが苦手なのかな?アドリブで飛ばす春野さんに「千秋楽なんだから、お前も何か返せよ」って言われてたけど。がんばれ、まとぶ!(笑)

また、この作品には専科の千賀てる子さんが出演されていたのですね。落ち着いた大人の女性っていう雰囲気が魅力的でした。

桜乃彩音ちゃんと春野さんの新しいトップコンビはいい雰囲気ですね。終演後挨拶で隣に並んでいる姿は、とてもバランスがいいと思いました。彩音ちゃんは、少しの間にすっかり落ち着きと余裕を身につけたみたい。ゆったりと穏やかな、包み込むような微笑が印象的でした。春野さんが若々しいというか、少年っぽさが抜けない男役さんだと思うので、彩音ちゃんのようなやさしい相手役さんはいいのではないかしら。この先、この二人がどれだけの作品を生み出していくのか。そのひとつひとつの作品が、とても楽しみに思われます。

また、わたるさん(湖月わたる)のサヨナラ・リサイタル『Across』初日の模様も放映されていました。わたるさんの時計は、確実に時を刻んでいるのですね........

ダイジェストなので、はっきりとはわからないけれど、J-POPを中心に構成されたショーなのですね。実際にドラマシティに観にいったファンのコたちに聞くところによると、どの場面を見ても涙があふれるほど、わたるさんが魅力的なのだそうです。さすがはサヨナラの演出家・荻田センセイ(荻田浩一)ですね.....たーたん(香寿たつき)やケロちゃん(汐美真帆)のサヨナラの作品は荻田センセイの手がけたものだったけれど、それぞれの生徒さんの魅力を最大限に引き出して、私たちファンの心に思い出をシッカリ刻み付けていましたっけ。同じように、今回のリサイタルでは、わたるさんの姿をファンの心にはっきりと焼き付けているのでしょうね........みなみちゃん(南海まり)、ウメ(陽月華)など、娘役さんとデュエットする場面がいくつかあったけれど、みなみちゃんはふんわりと広がったスカートのワンピース、ウメはフラメンコを踊るような情熱的なドレス、と。それぞれの娘役さんの持ち味に会う、それぞれの個性が生きるお衣装とダンスを見せていました。そういう気配りも、いいな。

放映された短いシーンの中に『壊れかけのRadio』の歌がありました。この歌をわたるさんが歌うのをライブで聴いていたら、きっと切なくて涙が出てしまうだろうな.......ファンのコたちが涙が止まらないというのも、わかるな......

最期の白いお衣装もステキでした。こうしてわたるさんも、永遠の夢の世界への階段を上り始めているのだな.........そんな気がしました。

« April 2006 | Main | June 2006 »