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空の青さも木々の緑も.....@星組『さくら』東宝初日入り

2007年5月18日午前6時。

前日までの大荒れの空模様がうそのように、すっきり晴れ渡った空。何かが始まるのにふさわしい、さわやかな朝です。

まだ人気の少ないバス通り。始発のバスを待ちながら、これから始まる感激に満ちた一日に思いを馳せていました.......胸のトキメキをおさえながら。

空の青さも 木々の緑も...

心に触れる何もかも。何に接しても涙がこぼれそうになります。


午前7時半。日比谷。

昨秋の『愛するには短すぎる』の千秋楽の朝から半年あまり。朝早い都心の町並みは、あの朝と同じように、これから始まる出来事を待ち、息を潜めているかのようです。

私が劇場前に到着した頃には、数名のギャラリーと80名ほどの黒い会服の一団が、既に集合していました。劇場前では、何かの撮影?........どうも『プレステージ』という映画のプロモーションの撮影をしているらしい、という話です。外人さんがものめずらしげに、こちらを見ています。撮影の合間にこちらにカメラを向けてみたり、生徒さんの入りの時間までには終るのかしら.....???

舗道には次第にサラリーマンやOLの姿が目に付くようになってきますが。このあたりにお勤めの方々には珍しくない光景なのでしょうね。皆、当たり前のような顔をして、ファンの集団に目をやることもなく、黙々と歩き去っていきます。

日比谷シャンテ前に集まるトウコさん(安蘭けい)の会の、黒い会服の数、それにギャラリーの数は、私が到着した頃の倍以上に膨れ上がっていました。同じく黒い会服姿のスタッフに先導されて、シャンテ側の舗道にトウコさんの会のコたちが広がり始めます。他の生徒さんの会のコたちは、片づけを始めた撮影隊の向こうで、姿がよく見えません。

「あそこから見えるのかしら.....??」

心配する声が、ギャラリーから上がっていましたが。そんな中、三々五々、生徒さんたちの楽屋入りが始まりました。
下級生の娘役さんたちが数人ずつ固まって歩いてくる様は、とても愛らしくて。小鳥のさえずりが聞こえてきそう......って言ってて、自分で照れちゃう(笑).....眠いのか、緊張してるのか、はたまたカッコをつけているのか、不機嫌そうな難しい顔をして楽屋入りする下級生の男役さんも、微笑ましい。すずみん(涼紫央)さんは、今日も朝早くからサワヤカな笑顔。組長(英真なおき)も、満面の笑顔で楽屋口を入っていきました。

あすかちゃん(遠野あすか)がゆったりした白いコートを着て、笑顔で登場したときは「キレイ」「カワイイ」と、ギャラリーからもトウコさんの会からも、歓声が上がりました。
みんな笑顔。どことなく華やかで、浮き立つ気分。やっぱり初日の入りは格別の雰囲気があるんだな......と思いながら。ちょっと遠くの舗道を見ていたので、目の前をシルバーのスポーツ・タイプの車が通り過ぎたのに気づきませんでした。

「来た!」

というギャラリーの声に振り向くと、トウコさんがファンに手を振りながら、少しうつむき加減で、こちらに歩いてくるところでした。キレイ!

少し歩いて立ち止まり、黒い手提げに入ったファンからのお手紙を、代表のコから受け取って、また手を振りながら歩き始める。大勢のファンの視線を浴びながら。穏やかに、けどどこか緊張感の漂う微かな笑みを、頬の辺りにたたえて。

何度めかに立ち止まった場所は、私のいるところから、さほど離れていないところでした。代表のコからの呼びかけに声になるかならないかの微かな声で「ありがと」と言っているのが聞こえました.......聞こえた気がしただけなのかもしれない.......(苦笑)

やがて、ファンの列の端の、最後の手提げ袋を受け取ると、道路を渡り。振り向いて手を振りながら楽屋のドアに消えてきました.........残り香。余韻。

すごく華奢で、腕も脚も肩も細い。こんなに愛らしい人が、あのドアの向こうで、あんなにかっこいい男性に化けてしまうのだもの........あのドアには、何か魔法が潜んでいるのだわ......

「きれい~」「かわいぃ~」「細~い!」

口々に感嘆、賞賛の言葉をささやきがら、沸き起こった静かな興奮の渦が。朝の舗道に広がり、やがて散っていきました。

........たまたま通りかかった2、3人のサラリーマン風の男性が、ガード解散の女性の波に巻き込まれて。ちょっとかわいそうだったけど、可笑しかった(苦笑)

「理想の女性上司」

今年も産業能率大学から「新入社員の理想の上司」アンケートの結果が発表になり、「理想の女性上司」部門2位に常連の黒木瞳さん、3位に真矢みきさん、5位に天海祐希さんと、元タカラジェンヌが3人もランク・インしました。

ワタシ的には、ショーコさん(黒木瞳)、ユリさん(天海祐希)は、ドラマや漫画に出てきそうな、いわゆる絵に描いたような、いかにもの女性上司のイメージを感じるのだけど。

みきちゃん(真矢みき)は、同世代の等身大のワーキングウーマンって雰囲気で。リアリティがあって。オフィスで働く「上司世代」の私には、シンパシーを感じやすい存在ですね。

こういう調査にランク・インするというのは、それだけ露出が多くて注目度が高いってことだから、順位に関わらず、うれしいことですね。

それに、現実問題として。タカラジェンヌさんは宝塚歌劇というチームプレーの中で鍛えられているはずだから。組織の中でもしっかりやっていけそうな人が少なくないんじゃないのかな........なんて気がしますが。

いろんな分野で活躍中の元・タカラジェンヌさんたち。これからもますます頑張ってくださいね♪

にゃるちゃんが退団!

成花まりんちゃん。にゃるちゃん。

集合日の今日、歌劇団から退団が発表されていました。今回の星組公演は、だれも退団しないと思っていたので、ただもう、びっくり。ムラは初舞台生がいたから。ムラでの階段下りは遠慮していたのかしら....???

にゃるちゃん。

89期生の入団のときかな?星組配属のときかな?
「同期でいちばん若い私たち。中卒パワーで頑張ります!」
みたいな抱負を元気いっぱい語っていましたよね.....

そのときの、すごく若々しくて愛らしいイメージが印象的でした。

巌流』でトウコさん(安蘭けい)演じる佐々木小次郎の少年時代を演じていたけれど。小柄な娘役さんって思っていたのに。鋭い眼光で、フクザツな出自を持つ物を言わない少年がぴったりハマっていたのが、印象的でした。あのときから応援しはじめていたのかな.....

龍星』でも、トウコさんの少年時代を演じていた。やっぱりフクザツな出自を持つ少年。そういう役が似合うのかな......

スカイ・フェアリーズの活躍も印象的でした。ハキハキ、シャキシャキと、仕切っていたイメージがある。星組韓国公演のレポートも、頑張っていたっけね....

ヘイズ・コード』では、アメリカのドラマとか映画に必ず出てきそうな、個性的な女の子の役で、可愛らしかった....ていうか、おもしろかった。

そうそう、マリー・アントワネットの子ども時代も忘れてはいけないね。ピンクのドレスにうずもれそうで、可愛かった....

私が初めて生で見た初舞台生。89期生たち。新人公演のヒロインを演じて話題になっているコたちもいれば、すでに卒業したコたちもいる。星組では89期生の卒業は、3人目かな?違うかな?

入団から4年。音楽学校に入学してからは6年。それぞれが、それぞれの道を見出して、新しい夢に向かって歩み始める年頃なのかもしれないですね。寂しいけれど、応援してあげなくては、と、思います。

「応援している」っていいながら。そういえば、今回の公演ではにゃるちゃんはどこにいたんだ?トウコさんをおいかけるのに夢中で、にゃるのことはぜんぜん眼中になかったかも、私(苦笑)

東宝では、にゃるちゃんのこともしっかり追いかけて、その愛らしい姿を瞳に焼き付けておかなくては、と思いました。決心!

今日は宙組も同じく集合日で、3名の生徒さんの退団が発表されていました。退団の発表があるたびに、卒業するその日まで、それぞれがそれぞれに輝いて、ステキな思い出を舞台の上に、私たちの瞳に、そして生徒さん自信の胸に、刻みつけてほしいなと思います。

緑の袴で大階段を下りる生徒さんも、集合日に静かに卒業されていく生徒さんも、それぞれに.........

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