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新たな気持ち♪

書きたいことは山ほどあるし、書かなければならないことも少なくないけど、なかなか考えがまとまらなくて。まとまった時間がないというよりも、いろいろなことを考えすぎてしまっていて、うまくまとめることができないというのが、今の私の状態なのではないかな、と思う。

そんな感じなので、この『すみれ三昧日記』の更新もつい滞りがち。年が明けてからまだ数えるほどしか記事を書いていない気がしています。

そんな感じで過ごしていても、月日は確実に流れて。昨日は初舞台生の口上の日程が発表になっていました。

本科生さんたちは、音楽学校での2年間の厳しいお稽古を経て、いよいよ「タカラジェンヌさん」への道を踏み出すわけですね。日程表に並ぶ名前は、今年もとっても華やか。なんだかたくさんの蝶々の羽を重ねたみたい。ここからたくさんのフェアリーたちが生まれてくるのだわ........と思うと、なんだか心が浮き立つ気がします。

みんな頑張って、ステキなスターさんになってほしいな。あぁ、なんだか一足早く春を感じる気がするわ......

同時に思うのは、あの「カマラーダ!」から、早くも1年経ったんだな....ってこと。昨年の初舞台生公演は、たかこさん(和央ようか)のサヨナラ公演でもあったのですね。そしてそれが、昨年度の。サヨナラが続いた1年の始まりになったのですね.......て思うと、なんだか感慨深い気がする。

でも、今年の初舞台は星組の新しいトップ・スター、とうこさん(安蘭けい)とあすかちゃん(遠野あすか)のお披露目公演で。それから雪、宙とお披露目が続く、その幕開けでもあるのね。

相前後して、たかこさんとおハナちゃん(花總まり)の再出発のニュースも舞い込んできたことだし。

私たちも新たな気持ちで、この初舞台生さんたちを見守り、これからの宝塚歌劇を見つめたいなと思ったりしました。

『すみれ三昧日記』に寄せる思い

星組の千秋楽から2週間がたとうとしているのだけれど。長い時間をかけて長々と、千秋楽の1日の振り返りをしてしまいました。

一言でまとめれば「切なかった」で終わってしまう1日だったのですが。でも「切なかった」の一言では済ませたくなかったのですね......

今回の星組公演千秋楽に限らず、この『すみれ三昧日記』全般にわたってのことなのですが、そのときそのときに出あったこととか、自分の心の動きみたいなものを、できる限り丁寧に書き記していきたいな、と思っているんです。

その結果、今回のようにすごい前のことを振り返って書くことになったり、あまりにタイムラグが生じてしまったため「賞味期限切れかな.....」って思って書かずに終わることになったり。そんなこともあるのだけれど。

それに、とにかく細々と、長々と書いてしまって。それでも、こんなにいっぱい書いているのに読んでくださる方がいることに、とても感謝しております......なんて。ちょっと偉そうかな。すみません。

じゃぁ、どうしてこんなに細々と書こうと思っているのかというと。
ん.....うまく説明できないのですが、宝塚歌劇の舞台を観たり、スカステや雑誌などで映像や写真を見たり、生徒さんの話を聞いたりしたときなど、いろんなことを感じたり考えたりするわけですよね。心のいろんなところが、なんていうのかな。いろんな風に振れるわけですよね。あるいは、心の中のいろんなところに小さな襞々が刻まれていく。
それを「きれい」「かわいい」「せつない」とかって簡単な言葉で表すのは、その襞々を消し去ってしまうような気がして。その心の襞々をしっかりと見つめて、大事に書き留めておきたいなって思うわけです。

書き留めておいたからといって、自分も後で読み返すとは限らないし、読みたいと思ってくださるかたがいるとも限らないし.......そもそも単に書き留めるだけなら、わざわざ人目につくところに書く必要もないじゃん、って話もあるんですけど(笑)

この『すみれ三昧日記』は、宝塚歌劇が90周年を迎えた年の初めに、こんなに宝塚歌劇にハマってしまった自分の生活を書き留めて「ばかねぇ.....」って笑い飛ばしちゃおうって思って始めて、間もなく3年が経とうとしているのですが。

最初は「こんなことをした」「あんなことがあった」っていうのを書き留めていたのだけれど。そのうちに、例えば舞台を観たりしたときに、その感動をうまく伝えられない自分に気づきました。「宝塚歌劇」の素敵さを誰かに伝えたいのに、それをうまく説明できない自分がいる......それって、自分で自分の心をきちんと受け止めていないからなのかなって思って。そのときから、自分の心の動きをできる限り書き留めていこう、って思うようになりました。

そしたら、いろんなものがしっかりと見えてくるようになりました。いろんなことをハッキリと感じることができるようになりました。自分の「好きなもの」も、なんとなくわかるようになってきた......

だから......って、前の文章と全然つながっていないですが(笑)、自分の心の動きを細々と書き留めていく作業をこれからも続けていきたいなって思います。望むらくは、もっともっと表現力が欲しい。いろいろな思いをもっと的確に表せるようになりたい....けど、それはこうして書いていくうちに、おいおい身についていくと信じましょう(苦笑)

......な~んて。いまの『すみれ三昧日記』に対する思いも、ちょっと書き留めてみました。
いつも読んでくださっている皆様、今日初めて読んでくださった皆様。こんな私の「思い」にお付き合いくださって、ありがとうございます。
これからも、こんな思いで書き続けてまいりますが、よろしければお付き合いください。よろしくお願いします。

白の衝撃@星組千秋楽。朝

午前7時20分。

日比谷の街を吹きぬける風は、想像を絶するほど冷たい。日比谷シャンテの東京宝塚劇場側入り口の窪みに羊の群れのように肩を寄せ合う私たちにも、容赦なく突風が吹きつけていました......肩を寄せ合っているのは、風を避けるためではなく、狭いスペースに入りきれないほどの人数が集まっていたということなのですが(苦笑)

それにしても寒い。私はおもわず、家から着てきたジャケットの上から会服のスウェットを羽織りました。会服の申し込みが遅くて、ちょうどよいサイズが売り切れだったので、大きいサイズの会服を買ったのだけれど、思いがけないところでそれが役立つことになりました。

8時を回る頃、シャンテ入り口から歩道へと移動が始まりました。シャンテ前の歩道には、すでに何人かのファンが場所取りを始めていました。小さな椅子に座って毛布に包まっている人たちもいたけれど。いったいあの方たちは何時頃からここに座っていたのでしょうか?

それらの人たちの前に立ちはだかるように2列、3列と。粛々とお行儀よくファンの列が作られていきます。生徒さんの会が最前列でガードに入る。そこには一般のファンは割り込まない......いわば不文律。だから生徒さんの会が割り込んでいくことに文句を言う人はいません。この規律正しさは驚くべきことだと、常々思っています。

生徒さんの会のスタッフさんたちは、トランシーバーを手に、キビキビと動き回っています。その姿には、ただただ感心。こういう人が会社の上司だったらいいのにな.......

退団する生徒さんの会の、白い会服も、劇場前に集まり始めました。娘役さん....ふありちゃん(真白ふあり)、ひよりちゃん(湖咲ひより)の会のコたちかしら?会服の下からとても愛らしい白いスカートがのぞいているのだけれど、とても寒そう.......わたるさんの会は日比谷公園に集合して、掛け声の練習などをしているのだけれど、やっぱり寒いと。わたるさんの会のお友達からメールが届きました。

今朝のガードは、寒風からの「ガード」でもあります(苦笑)。運よく?最前列になってしまうと、思いっきり冷たい風にさらされてしまいます。時折場所換えがあり、最前列と2列目、3列目とが交代したりして。最前列になってしまうと、後ろのほうの列のぬくもりが懐かしくなります。
「瞳子ちゃんのときは夏がいいね」「そんな縁起でもないこと言わないで」なんて声が聞こえてきたりもしました。

冷たい風は止むことなく吹き付けます。いろいろなものが、風に巻き上げられていきます。誰かが飛ばしたお手紙も、あっという間に巻き上げられて高く飛んでいってしまいました....が。運よく後ろのギャラリーの中に落ちて、持ち主のもとに戻ってきました。「よかったね~」「ちょっと人には見られたくないよね~」と、思わずみんなで喜びあいました。

それにしても、雨が降らないだけよかった...と、皆で口々に話していました。雨の中のガードだったらたいへんです。事実、初日、そして前日の雨は、たいへんだったようですから。
この日は風は強かったけれど朝からとてもよいお天気で、東京宝塚劇場の壁面の高いところは、朝日に照らされて明るく輝いていました。その日に照らされた部分が、時間が過ぎるにしたがってだんだん下の階の窓に広がってきます。でも、太陽の光が地面に届くことは、最後までありませんでした。

大きなバンが劇場前に横付けされて、中から大きな柱のようなものが2本現れました。その柱は一面、白い蘭の花で覆われています。強い風の中の作業はとても手間取っていましたが、やがてその二本が劇場正面に向かい合って立てられてアーチとなりました。零れ落ちそうなほどたくさんの胡蝶蘭....実際風にあおられて零れ落ちていましたが(笑)。こんなにたくさんの胡蝶蘭を一度に見たのは初めてです。一生分の胡蝶蘭を、いま、一度に見たかもしれません......

少しずつ生徒さんたちも劇場に入り始めました。帝国ホテル側から歩いてきたとなみ(白羽ゆり)は、しばしアーチに見とれ。通り過ぎてからも何度も振り返り、いったん戻ってきてもう一度アーチを見て、それから楽屋口に消えていきました。そのようすがとってもかわいかった♪

劇場側は、退団者さんの会が前のほうに並び、それ以外の生徒さんの会はその後ろに並んでいるので、どの生徒さんも、遠くにいる自分の会に向かって大きく手を振って、楽屋口に入っていきます。

「ケロ?」「ケロさん?」の声に振り向くと、ケロさん(汐美真帆)が有楽町のほうから歩いてきて楽屋口に消えるところでした。長い髪をひっつめにして、遠めには昔と全然かわらなくて、かっこよかった。トウコさん(安蘭けい)の会では「ケロさんだ!」「やっぱりケロさんだ!」と大騒ぎになっていました。

トウコさんは、黒い短いジャケットに黒いパンツで爽やかに現れて、いつものように振り返って手を振りながら楽屋口に消えていきました。スターさんたちにとっても、今日は長い一日になるのでしょうね........トウコさんが楽屋入りした後、ほどなくして、遠野あすかちゃんも有楽町側から楽屋口に入っていきました。遠くから見てもそれとハッキリわかるほどの笑顔で、とても可愛らしかったです。

やがて、日比谷公園から続々と、白い会服の群れが到着します。私たちは劇場正面の場所をわたるさんの会の方々に譲り、ゴジラ方面に移動しました。

新たな立ち位置は、スターバックスコーヒーの斜め向かいぐらい。劇場から離れているためか、人影もまばらです。それまで大勢で立っていたのに、1列になってしまいました。「ここから先は独り立ちしなさい」と、荒野に放り出された気分です。冷たい風は、いっそう厳しく私たちに吹きつけます。幾度となく突風のように強い風が吹き抜け、そのたびごとに身体を丸くして、風が通り過ぎるまで堪えています。一度座り込むと、もう二度と立ち上がりたくなくなります(苦笑)
道路の反対側では、友人たちが、やはり同じように1列に並んで凍えていました。

「後ろの人に押されても車道に下りないように」と、伝言が回ってきましたが、さすがにこんなに離れたところにまで人があふれることはありえません(笑)

時折劇場のほうから嬌声が上がるのは、アーチを覆う胡蝶蘭が強風にあおられて飛んでいったりするからでしょうか?

時が止まっているような気がしました。静か。目の前の道路はまだ車両通行止めになっていないので、タクシーや高級外車が通り抜けていきます。私たちも口々に「さむ~い」「まだ~?」なんて話しているから、けして静かなはずではないのです。風の音もするし。でも、なんだか誰もが静かにそのときを待っている、そんな気がしました。

そうこうするうちに、退団する生徒さんたちが劇場に到着し始めました。私たちは一人ひとりを拍手で迎えます。

ふありちゃんとひよりちゃんは、二人揃って白いお洋服で、いつものようにほのぼのとした風情で歩いてきました。立ち止まって記念撮影をして、楽屋口に消えていきました。

帝国ホテル側から現れる生徒さんは、遠くてよく見えません。拍手が聞こえてきたので私たちも拍手をしていると、白いお洋服の生徒さんが見える、そんな感じでした。

みらんちゃん(大真みらん)は真っ白いコート。あの蘭の花で覆われたアーチの前で会のコたちからのメッセージを聞いているのでしょうか?

エンディ(高央りお)は、長い棒のようなものを手にして現れました。あの棒はなにかしら.....? あとでブログを読んだら、先端にトトロがついていたらしいけれど。それにしても何かしら....???

そして、再び時が止まる。残るはただ一人。
「そろそろ」「間もなく」「来るよ」「どっちから?」
そんなささやき声が広がり始めたそのとき

日比谷公園のほうから真っ白いオープンカーがやってきて、シャンテ前の角を、私たちのほうに曲がってきました。たくさんの花に飾られたそこには、白いコートを羽織ったわたるさんが、照れくさそうに笑いながら手を振っていました。

あんまり予想外の登場に、驚き、歓声を上げる私たち。

え?手を振っていいの?拍手するの?どうしたらいいかわからなくて。結局私はどうしたのかしら....??? なにがなんだかわからないまま、わたるさんの後ろ姿を見送りました。

歓声と拍手はあっという間に劇場の方へと広がり、ビルの間にこだまのように響き渡っていました。

劇場前で何が行われているのか、私たちの場所からはよく見えなくてわからないのだけれど、

「最後の航海にご一緒できてシアワセです。いってらっしゃ~い!」

とかなんとか。会の人たちの掛け声が聞こえてきました。わたるさんはその言葉に見送られて、きっと笑顔でアーチをくぐり、劇場内に消えたのだろうな.......劇団の生徒としての最後の劇場入り。わたるさんも、ファンのコたちも、どんな思いでこの瞬間を迎えたのかしら....

それにしても、オープンカーにまたがるわたるさん.....いや、いくらわたるさんでも、またがるのはムリでしょう。でも、私のイメージのなかでは、またがっていた。白馬にまたがる王子さま.....(笑)
ステキでした。いや、ホントにかっこよかったな.....あの白いオープンカーが角を曲がってきたときの衝撃は、絶対忘れられない!

.....ほどなくして流れ解散になった私たち。知り合いと顔を見合わせて、まずひとことめに発した言葉は「寒かったね~!」

感激と興奮の入り待ちを終えた私たちは、それぞれに暖を求めて、まだ人気の少ない日比谷の街に散っていったのでした。

トップスターの煌き。存在の大きさ

『宝塚舞踊会』の晩は、阪急宝塚駅前の宝塚ワシントンホテルに投宿しました.......公演時間4時間。終演8時半ちかく。宿をとっておいてよかったと、心から思いました(苦笑)

でもその日はちょうど、劇場のすぐ下の武庫川の川原で、ライトアップ・イルミネーションが開催されていて。劇場からも裏手の門から川原に出てみると、無数のろうそくの明りが川面に映って、とってもキレイでした。

で。翌日は、よく晴れたお天気の下、劇場周辺の散策を。

061021_6大劇場内プチ・ミュージアムでは、雪組の前回公演である『ベルサイユのばら~オスカル編~』のお衣装を展示していました。

このプチ・ミュージカルではいつも、大劇場で現在公演中の組の、前回の本公演のお衣装を展示していて、劇場ロビーに面した入り口もあるので、大劇場で観劇するときにはいつも幕間にここをのぞいているのです。

でも、今回は『ベルサイユのばら』ということで。軍服やらドレスやらをしっかり見たいな.....と思って、幕間にのぞくではなく、翌日に時間をとって足を運んだわけです。

舞台でキラキラと華やかなオスカル・アンドレの軍服は、果たしてどのようなものなのか....???


それは、思っていた以上に細かい細工がいっぱい施してある、とても手の込んだお衣装たちでした。

061021_2オスカルの白い軍服は、ラインの1本1本にすべてラインストーンが埋め込まれており。金モール、銀モールもふんだんにほどこされていました。胸の徽章も、たくさんのストーンが使われているし、腰にさしたサーベルの柄にも、金モールで飾りがつけられていました。

ロザリー@まーちゃん(舞風りら)がプロローグとフィナーレのパレードで着ていたピンクのドレスも、模様の一つ一つがスパンコールとラインストーンでできていて。

これらが劇場のライトに照らされて、あんなにキラキラと華やかに輝くのですね。これがまさに、トップスターの煌き、トップスターの輝き、なのですね......

061021_3オスカルの居間の調度も、オスカルやアンドレのお衣装とともに飾られていて。それも思っていた以上にきちんとした質感を持つものだったので、驚きました。舞台の上で、遠目で見るものだから、もっとハリボテ感があるものかと思っておりましたが......もちろん、本物の貴族のお屋敷で使われているものと較べれば、とんでもないとは思いますが、一般庶民のリビングにあっても全然おかしくない程度のものではありました。

061021_8アンドレやアランは役替わりで何人ものスターさんが演じたわけですが、そのお衣装の一つ一つに「誰々着用」という説明がつけられていました......ってことは、一人ひとりのスターさんのために、それぞれ別々のお衣装が用意されていたってことなのでしょうか.....??? すごいなぁ......

こんなに華やかなお衣装がすぐ手の届く場所にあって。触ってみたい!っていうのは人情ですよね......って思っていたら、なんと。それぞれのお衣装に、触ってもOKの布見本が添えられていました。なんて親切なこと!でも、それだけ汚れやすくて繊細なお衣装なのですよね。


061021_4母と話していたのは、こんなに手の込んだ華やかなお衣装を作るのは、たとえ仕事とはいえ「好きじゃないとできないよね.....」ってこと。きれいな布や材料に触れているのがうれしくて。楽しくて。それが形になって、スターさんが身につけて。舞台の上でキラキラと輝くのを思い浮かべながら、ひたすら手を動かす......

宝塚歌劇の舞台を観て。「あの舞台に立ちたい!」とか「あのお衣装を着てみたい!」って思うコもいれば、「あんなお衣装を作ってみたい!」って思うコもきっといると思います。私自身、どちらかといえば「あんなお衣装を作ってみたい!」って思う子どもだったし。

このお衣装たちは、スターさんが着用していたお衣装ってこともさることながら、そういうお洋服やお針ごとが大好きなコたちの、夢のつまった作品なのだな.....って思うと、なんだかますます愛おしく感じられました。

そうして、そう思うと、宝塚歌劇の舞台って、多くの人たちの夢がたくさん詰まっている、多くの人たちの夢が作り上げた、ほんとうに文字どおり夢の世界なんだな....って思い。だからこそ、私たちはこの舞台を見て、夢の世界に誘われるのだし。その、たくさんの人の夢の力が、私たちに明日からまた生きる元気を与えてもらうことができるのだな.....って思いました。

この世界に宝塚歌劇のあることのシアワセを。今回の大劇場への旅でまた、しみじみと感じ入っておりました。


ところで、お衣装の格とは、よく言われることですが。

プチ・ミュージアムの一角の、ライブラリーのコーナーに、星組全国ツアーでのオスカルのお衣装が飾られていました。星組全国ツアー公演は『フェルゼンとマリーアントワネット編』。だからオスカルは主役じゃないのね。それに、二番手さんも帯同しなかったので、オスカルはいわば「ヒラのスターさん」(←失礼な!)が演じられたのですね。

で。オスカルの、同じ赤い軍服なのだけれど、生地の光沢やキラキラの量が全然違うのに、すごい衝撃を受けました。「トップスター」と「ヒラのスター」って。こんなに違うんだ........っていうか、トップさんって、そんなに特別な存在なんだ........

でもそんな特別な存在だからこそ、トップさんは、ファンからも憧れられるし、組子さんたちからの憧れも集めるのですよね。逆にいうと、その「憧れられる」のにふさわしい存在でなければならない.......

トップスターさん......いわば夢の世界の頂点に君臨する方。
その存在の大きさも、今回あらためて、私の心に強く印象付けられたのでした。

宝塚歌劇が『R25』に!

首都圏では、鉄道の駅なんかで『R25』っていうフリーマガジンを配布しているんですね。配布元はリクルートなんですが。

今日。『宝塚舞踊会』に行くための旅行クーポンを、母と一緒に JTB に受け取りに行ったのですが、JTB の入っているビルの入り口に、その『R25』のラックがあったのです。

ふと「阿部寛」って文字が目に入ったので、ラックから抜き取って。帰宅してからパラパラとページをめくっていたら、星組公演フィナーレの写真が目に飛び込んできました。

えぇぇっ?

熱烈な追っかけも存在する 宝塚ファンの独特な世界とは?

という記事。そのようにまとめてきましたか.....?

記事に登場する男性会社員も「一種独特な雰囲気」といいながらも

”清く 正しく 美しく”をモットーに作られた宝塚の舞台は夢と希望にあふれていて、見ると元気がもらえるんです!

と。前半部はともかく(笑)、見ると元気がもらえる、っていうのは、常日頃私たちが感じているところ。これでどれだけのR25世代が心を動かされるのかはわからないですが。宝塚歌劇が若手ビジネスマンの素養の一つになるのだったら、うれしいな。

始まりはいつも雨.......@星組東宝初日

星組東京公演初日。

お天気もあやしいし。急ぎの仕事はたまっているし。いったんこじらせた風邪はなかなか治らないし......というので。入り待ちはキッパリ諦めて、午前中は会社に行くことにして。いつもどおりの時間に目を覚ましたら......

窓をたたく激しい雨の音。風の音.........マジですか....???

私の勤め先のビルの前は、普段から激しいビル風が吹くのですが。今朝も突風のような強い風にあおられて、傘が壊れてしまいました.....(泣)

昼過ぎからお天気が回復することを祈りつつ、お仕事に励みましたが、あいにくと雨脚は強くなるばかり。もうこれは仕方ない、と思い定めて。壊れて小さくなった傘を持ち、上りの新幹線に乗るべく、会社を出ました。

東京駅で新しい傘を買い、お友達がバイトしているお店で昼食を取り。ほんの一駅だけどタクシーに乗っちゃお~って思ってタクシー乗り場に行ったら。長い長い長蛇の列.......当然ね(苦笑)

なので。地下鉄丸の内線で銀座に行き、そこから地下道を通って日比谷シャンテ裏の山手線高架下で地上に出ました。

東京宝塚劇場の前に行くと、ファンクラブの受付を待つコたちが雨の中、長い列を作っていました。受付は劇場内なのだけれど、全員は屋根の下に入りきれないから.......たいへんだ.....

劇場に入る前に、日比谷シャンテ地下のキャトルレーヴでわたるさん(湖月わたる)のサヨナラショーの舞台写真をチェック。ラダメス@わたるさんとアイーダ@トウコさん(安蘭けい)のショットが2種類.......せつないな.........

キャトルのレジも長蛇の列。でも、舞台写真2枚とポストカード2枚、それにブックマーク1枚を手に、おとなしく列の後ろにつきました。ついでに公演プログラムも......ポイントになるので(笑)

日比谷シャンテの入り口から劇場まで、ほんの20メートルほどの距離を歩くだけで、びっしょり雨に濡れました。
劇場入り口の2枚のガラス扉の間は、ファンクラブの受付と、机を出さない下級生の会のコたちでごった返していましたが。劇場内も、たくさんの人でにぎわっていました。
ロビーでは、小林公一理事長と音楽学校長の小林公平氏、それに劇場支配人の小川甲子さんがお客様を出迎えていました。さすがは初日ですね.....

そういえば私が初めてわたるさんを生で見た、お披露目の全国ツアー横浜公演は、土砂降りの雨の中、神奈川県民ホールにタクシーで乗りつけたような覚えがあります。今日と同じように、パンプスの中まで水浸しになって、悲しかったっけ.....

この夏、梅田芸術劇場に『コパカバーナ』を観にいったときも、私が梅田に到着するのを待ちかねたように雨が降り出したっけ......

そして今日はとんでもない雨降り。思えば始まりはいつも雨。同じ誕生日のわたるさんとは、雨でつながる不思議なご縁があるのかも.......なんて。しみじみと感慨にひたりながら、劇場の窓をたたく雨を眺めていました。

終演後も雨脚は落ちることはなく。劇場1階ロビーは、待ち合わせや雨の様子を伺う人たちで大混雑でした。
その混雑の中、そこかしこで白いビニールの合羽を取り出す人たちがいる.......見ると合羽の背に「Wataru Kozuki」の文字が。これが噂のわたるさんの会特製の雨合羽なのね....

日比谷シャンテ前では、その白い雨合羽を着た人たちの一群が、整然と列を作ってわたるさんを待っていました。
こんなお天気の中でも、ひと目スターさんに会いたいっていうファンの気持ち。ファンの思いって。ほんとにすごいんだな......って驚きました。私は私のご贔屓さんに対して、そこまで強い気持ちをもてるだろうか........

その後わたるさんのファンの方から聞いた話では、結局出待ちは中止になったそうです。そうよね.......

やっぱ健康って大事よね.....実感。

今週は月曜日からずっと風邪を押して仕事に出かけていました。期末だから具合が悪くても休むわけにはいかないのです。

こんなに具合の悪いときは、どうしても仕事にミスが出がちなので、具合が悪いなりに緊張して頑張っていたつもりだったのだけれど......

幸い仕事にはミスはなかったつもりだけれど。やってしまいました!

雪組東京公演の友の会の抽選申し込みをすっかり忘れていたのです。気づいたのは昨日。金曜になってから。
あわてて『チケット先行販売のお知らせ』を見て.....あぁぁぁっ!って感じ(苦笑)
コムちゃん(朝海ひかる)のサヨナラだから、倍率はきっと高いから、申し込んでも当たるかどうかはわからないのだけれどもね。でも、申し込むだけは申し込まなくっちゃね.....あ~あ....

2週間後の一般販売に再び頑張ってみるか。はたまたVISA貸切に「当たれ!」って念じるか......お友達のチエちゃんが、コムちゃんファンだってこと、とうとう認めたみたいだから(笑)、なんとしてもチケットを取って観にいかないとね。

さて。昨日は、体調が悪いのをおして、10/20 の舞踊会の日の飛行機と宿をとるため、JTBに寄りました。ほんとうは宝塚ホテルに泊まりたかったのだけれど、さすがに、サヨナラ公演中の金曜日はダメね。満室でした。なので、宝塚ワシントンホテルを予約。
飛行奇異は、舞踊会の前に雪組の11時公演を観るつもりなので、朝すごい早い便を予約。幸い特定便割引がとれたので、これはちょこっとラッキーかな....

家に帰って母に「宝塚ホテルダメだった....」って言ったのだけれど、母は「温泉があるところね....」と、喜んでいたので、ま。いっか(苦笑)

そんなわけで、今日も体調が悪く。朝からずっと寝たり起きたりで過ごしていました。
昼過ぎにベッドでうとうとし始めて。気づいたら午後3時近く。ハッと思って、NHKをつけたら、国体開会式で天皇陛下のお言葉の最中でした。

今日は、兵庫県の「のじぎく国体」開会式で、かしちゃん(貴城けい)以下宙組生が出演するというので、見る気満々だったんですけど........ビデオ予約もすっかり忘れていました.....失敗。ションボリ。

夕方から医者に行って。点滴を受けながらNHKニュースを見ていたら、ちょうど国体開会式の模様をやっていたけれど、セレモニーの様子はまったく映りませんでした。がっかり。

神戸新聞によれば「宝塚歌劇団宙(そら)組も加わったミュージカル仕立ての歌や踊りが繰り広げられた。」とのこと。どんなだったのでしょう.....

あぁ...せっかく全国放送だったのにな.....週明けのタカラヅカニュースまでお預けね.....体調が悪いときって、ほんとにダメね。

やっぱ健康って大事よね.....って痛感した1週間でした。

チケット確保に大事なものは「思い」と「気合」

今日は、花組全国ツアー『うたかたの恋/エンター・ザ・レビュー』神奈川公演のJCBカード先行販売の発売日だったのでした。でも、カード会社先行だし。先行を利用するには会員登録が必要だし......って甘く見て、受付開始の15分後ぐらいにサイトにアクセスしてみたのでした。

したら、すでに販売終了となっていて......気合不足でした........

やっぱり「行けるかどうかわからないしね.....」「行けないときには誰かに譲るから、少しでもいい席のほうがいいな....」なんて考えていると、チケットは取れないものですね。「どうしても行きたい!」っていう強い思いがなくっちゃ。

......な~んてつらつら思っていた矢先、お友達のチーちゃから
「(朝海ひかるさんの)最後だから、どうしても見たいと思って。はじめてみぃちゃんの手を煩わせないでチケットが取れたの~♪」
ってメールが。あぁ、やっぱり大事なものは思いと気合よね......っておもって読み進めていたら
「なのに、その日は家族旅行と重なっていたの。ショック!」
って.........(苦笑)

「隠れコムちゃんファン......最近は隠してないかな(笑).......のチーちゃんのために、なんとしてもチケット確保するから、期待しててね!」
って返事を送ったけど。

そうよね。大事なものは「思い」と「気合」。雪組チケット、がんばるぞー!!

ちなみに今日8月26日は、アンドレの誕生日だそうです。アンドレ、おとめ座なのね......キメ細やかな愛情は、おとめ座の男性ならではのもの?でも、アンドレの誕生日ってどこに書いてあったんでしょう?もういちど『ベルばら』原作を読み返さなくては(笑)

ジンクスは大切にしなくちゃね....

今年の『宝塚舞踊会』には、春日野八千代先生が出演されるということなので、この秋は母を連れて宝塚観劇に行こうかと思っています。

昨年は、舞踊会には出演されなかったのですね。たしか。90周年の行事を終えた後、体調を崩されたとお聞きして心配していたのですが。今年は出演されると聞いて、ほっとしました。

母は女学生時代......戦争が終わるか終わらないかの頃から、春日野八千代さんの大ファンだったのですね。何しろ、戦後進駐軍に接収されてアーニーパイル劇場といわれていた東京宝塚劇場が返還された、その第1回の記念すべき公演を見に行った、というのが、母の宝塚ファンとしての自慢の体験なのです。

春日野八千代がね、きれいだったのよ~....
という話を、これまで何度、聞かされたことでしょう。事実、ワタシも『源氏物語』や『南の哀愁』などの作品に出演された春日野八千代先生の写真をみるにつけ、上品できれいな男役さんだな......って思っていました。

でもそれくらいの時代からのスターさんだから、もう、かなりのお年。ウチの母も、来年喜寿を迎えるぐらいだから、結構な年。春日野先生も、失礼ではあるけれど、いつ舞台に立てなくなっても不思議はないお年に差し掛かっているし、母もいつ倒れてもおかしくない年....ていうか、すでに一昨年に一度倒れているし(苦笑).....なので、せめて母が元気で春日野先生が舞台に立っているうちは、可能な限り春日野先生の舞台を見せに、母をムラに連れて行きたいと思うのです。

で。昨日(8/22)と一昨日(8/22)の2日間、舞踊会のチケットの宝塚友の会先行発売抽選方式の受付日だったのですね。なので、昨日の夕方、いつものように会社の食堂から携帯で電話申し込みをしました。

じつはその舞踊会のチケット先行販売ですが。数年前申し込んだときは、ひとり2枚ぐらいまでOKだったような気がしたのですが、今年はひとり1公演1枚まで、という制限がつけられてるのです。ショック!
舞踊会のチケットってそんなに人気があるかしら....? なんていっては失礼かしら....(苦笑)

でもサイアク、母のぶん1枚だけでもチケットがあれば、自分は立ち見でもいいし、どこかで時間をつぶしててもいいしな.....と思って、ひとまずS席を1枚だけ申し込みました。

今日はほかに、花組全国ツアーの神奈川県民ホールでの公演の申し込みもあったので、ついでにそれも2枚×2公演で申し込んでみました。自分が行くならA席で、3階席でもなんでもよいのだけれど、今回自自分はいけるかどうかわからないので、そうだとしたら、お友達に譲るにしてもサバくにしても、S席のほうがよいので、今回は2公演ともS席で申し込みました。当たるかな.....?

で。先週申し込みをした星組東京公演『愛するには短すぎる』の抽選結果を聞くために,
続けて電話を.......じつは私、抽選結果を電話で問合せすると外れる、というジンクスがあるのですね。でも、この公演はなんとしてもチケットを手に入れたいので、もし当たっていなければ、一般発売日の店頭にかけよう!と思っているので。しかも、当たったとして、チケットが自宅に届くのは、案内によればチケットの一般発売日の翌日なので.....なんて間が悪いのでしょう。ていうか、一般発売前の発券はしないのでしょうか....? なので、やむなく電話問合せをしたのですが......

全敗でした.......「残念ながらお申し込みのチケットをご用意できませんでした。ほかの公演の.....」というメッセージを4回も続けて聞いてしまいました(涙)

こんなことなら、キッパリと覚悟をきめて、チケットが送られてくるのを待つことにすればよかった......あ~すごい後悔です......

やっぱり、ジンクスは大切にしたほうがいいですね。早実の齋藤クンの青いタオルではないですが......(苦笑)

より深く、強い思い

昨日からテレビも新聞も、甲子園の夏の大会の歴史に残る決勝再試合を戦い抜いた早稲田実業高校と駒大苫小牧高校の話題でもちきりです。両校の激闘と、試合後の涙と笑顔には、感動しました。


夢への距離は紙一重
気まぐれな女神なんてどこにもいない
より深く思い、より強く念じた者だけに、
勝利の女神は微笑むもの

真剣に思い、念じるからこそ
そこにドラマが生まれ、感動をもたらす....


それはタカラヅカの舞台にも通ずるものなのかもしれないな......舞台や作品にかける、深い思い。広い舞台や大勢の観客の視線に負けない強い気持ち。

強い思いのある人には、劇場の空気を自分のもとに引き寄せる力があるのだと思います。劇場の空気が動くのを感じたとき、私の目はその動きの中心にいるスターさんに引き付けられています。そして、感動する。

折りしも東京宝塚劇場では、月組公演が終わって、花組『ファントム』までの準備期間。私たちから見れば、しばしのお休みの期間です。

やがて次の公演が始まると、次の感動を求めて、また何度も劇場に足を運んでしまうのですよね.....(苦笑)

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